ホーヴァ国中央に位置している巨大な森林。鬱蒼と茂る草のにおいの奥に動物園が存在している。ヘルヤ大陸国家中で最も発展が遅れているが、この地を昔から統治している二竜族の威厳は絶対的であり、ホーヴァの政治的要職に携わっている者もほとんどが二竜族である。 人と別種族のあいのこである亜人達が多く生活しており、たいていの種族に対して寛容的。 動物園園長(国王)であるアルゼンティノは穏健派として有名であり、周辺国家との融和政策を強いている。（その一例として、国内全ての古跡を開放したり、外国人向けに大きな仕事場を用意したりしている）
寒冷地にも強い米、麦を主食として、木の実や猪肉でタンパク源を補給している。 シンプルな味付けが特徴であり、素焼きにしたり、塩をまいて煮るだけの料理が数多い。これは、昔から自然を重視するホーヴァの気風では、みだりに味をつけないことが美徳とされていたからである。ただし、最近では周辺国家の料理に感化され、特に若者は濃い味付けや凝った調理をする者も少なくない。
