竜(Cell)


概要

イーシス大陸における、竜に関連する種族の総称。
種によって外見が変わるが、
  • 他の種族に比べ、遥かに長命。
  • 竜鱗を保有する。
  • それぞれに対応したブレスを吐ける。
などといった共通点がある。

体格別、種族別に様々な呼称が存在する。
それぞれを呼ぶ際は「○型○竜(種)」と呼ぶ。

体格区分

天型

巨大な体格、翼を持ち、4つの足で立つことができる体格の竜の呼称。
成体になると、最小でも8m、最大だと100m超の大きさにもなりうる。
総合的な能力が高く、中でも知力が最も発達し、人語を話し、変身能力を保有するものもいる。

走型

発達した足をもち、背中には翼がない地上活動に特化した竜。
成体になると最小で1.2m、最大で50m近くの大きさになりうる。
脚力を筆頭とし、全身の筋肉が発達しており、走行速度や格闘戦に優れる。

飛型

ワイバーンとも呼ばれる。
しっかりとした足に、前足の変わりに大きく発達した翼をもつ竜。
成体になると最小で1.5m、最大で30m近くの大きさになりうる。
体長以上に翼が巨大で、空中での能力に長けており、竜騎士の相棒となりやすい。
また、中には天型のように人語を話したり、変身能力を保有するものもいる。

人型

全体として竜の形を残しながら、ヒトの様に二足歩行する竜。
成体となると最小で1.3m、最大で3m近くの大きさになりうる。
指は4本、まれに五本指。翼も持つものと持たないものが入る。
共通して人語を理解し、ヒト以上の知識を有することが多い。

種族区分

赤竜種

火属性を主とする竜。赤の鱗を有する。
攻撃性が高くて強暴だが、一度信頼関係を築けば裏切るようなことは殆どない。

青竜種

水属性を主とする竜。淡い青の鱗を有する。
水中活動が得意で、水中でも空中と同じように高速遊泳が可能。また、水中での呼吸も可能。
走型青竜のみ特殊で、水辺での活動に特化するために前足後ろ足両方ともヒレの様になっている。

緑竜種

風属性を主とする竜。深緑の鱗を有する。
風に乗る能力に長けていて、乱気流の中でも飛行し続ける事が可能。
また、飛行能力も高く、空中を縦横無尽に飛びまわれる。

紫竜種

雷属性を主とする竜。紫の鱗を有する。
超高空での活動が得意で、そこから急降下しても耐えうる体の構造をしている。
雲の中を飛び回ることで雷を巻き起こせるとされている。

藍竜種

氷属性を主とする竜。藍の鱗を有する。
他の生物が活動できないような超低温の環境でも活動が可能。
青竜ほどではないが、水中でも長時間活動が出来る。

黄竜種

地属性を主とする竜。黄から茶の鱗を有する。
全ての竜の中でもっともタフで、巨大になりやすい。
走型ならば全ての竜の中で最も高い能力を持つが、他の型だと飛行能力が低く、動きが遅い。
また、地中への潜行も可能。

白竜種

光属性を主とする竜。純白の鱗を有する。
知性が高く最高移動速度では抜きん出ているが、タフさに少々欠け、全体数がかなり少ない。
しかし同種同士での繋がりが強く、群れで襲い来ることもありうる。

黒竜種

闇属性を主とする竜。漆黒の鱗を有する。
移動速度は低いものの、全ての能力値が高く、相棒とすれば最高となる。
しかし繁殖能力が低く、一度に産む数が少ないため、白竜に次いで数が少ない。

金竜種

様々な属性を持つ竜。金の鱗を有する。
他の竜全てのルーツといわれていて、その能力は非常に高い。
ただし出現条件が特殊で、別々の種の竜、或いは竜と他の種族の合いの仔が出来た際、稀に産まれることがある。
個体数はその条件から最も少ない。
特に固有の種別はなく、様々な種が金色に変化する。


種別名

ウォーヘッド

区分:飛型赤竜
飛竜の中でトップクラスの格闘能力を持ち、脚力や尾、顎の力は高ランク。
まるで甲冑を纏っているかのように頭部や脚部、翼を覆う甲殻が分厚くなっている。
炎属性のブレスを吐くことが出来、その勢いもかなり強力。
総じて気性が荒い傾向があるが、一度手懐ければ忠誠を尽くす。

バハルガナフ

区分:天型青竜
水中深くに住まう深海のように深い青の体を持つ竜。
成長しきった状態の大きさはトップクラス。
額から鋭い一本の角を生やし、指の間には泳ぐための膜を持つ。
チャージの後に放たれる水のブレスは非常に強烈で、水中からでも天まで届くほどの威力を持つ。

ディープウェイブ

区分:飛型青竜
水中でも上空でも活動できるよう適応した竜。
体つきは全体的に鋭く、極力抵抗を無くすような体つきになっている。
中でも水中での移動速度はトップクラスで、水を裂くように超高速で遊泳する。

ヌーセアーノ

区分:天型緑竜
巨大で薄い翼を持った竜。
全体的に平たく、大きな体を持つ。
成長するにつれ風を操り、雲を操る力を持っていく。
翼は薄いながらも強固で、動きはゆっくりながらも羽ばたくたびに強烈な風を巻き起こす。
ブレスは強烈で、通過した地点の物を尽くなぎ払う。
現在、100mを越す巨大な固体が確認されており、巨大な雲の中に身を隠し聖域中の空をゆったりと飛び回っているとされている。

ヴィヴラスト

区分:飛型緑竜
飛竜の中では比較的小型の部類に入る。
飛行中の安定性に優れ小回りもよく効く。
体格の立派な人物は少々厳しいかもしれないが、騎乗するには初心者向けともいえる。
放つ風のブレスは勢いが強く、大木も根元から吹き飛ばせるほど。

プルバラク

区分:飛型紫竜
全身の甲殻が鋭く、刺々しい竜。
翼の関節部には鋭い棘を持ち、ブレスの他にもその棘から放電することも出来る。
一度飛行すれば大気と擦れて体表からパチパチと音が鳴り、徐々に帯電していく。
帯電すればするほどその身体能力は上昇していき、自発的に周囲から集束することもある。

シレンラール

区分:走型藍竜
四肢が発達し、獣じみた見た目の竜。
甲殻は分厚く、雪の中でも突き進むためか、やや平たく鋭い体つきをしている。
顎の力は強靭で、凍りついた獲物も問題なく噛み砕く。
聴力にも優れ、視界を覆い隠すような吹雪の中でも精確に獲物を追い詰める。

クライファン

区分:走型黄竜

走竜の中では最小の体格を持つ四足歩行の竜。
生まれたての大きさは子犬くらいで、成長しても1.3m前後にとどまる。
小さいとはいえ竜であり、その力は見た目以上の物を持つ。
すばしっこさもぴか一で、急な壁も駆け上れるほど。
その代わりなのか、体格的な問題なのか、ブレスを吐くことが出来ない。

シエルディア

区分:天型白竜
全ての竜の中で唯一2対の翼を持つ。
空を舞う姿は美しく優雅。その身を覆う鱗や甲殻は一級の芸術品にも並ぶほどの綺麗さ。
それを求めて一時期乱獲に合い、その数を大きく減らしたが、近年徐々に数が増加してきている。
優雅な飛ぶ姿ながらも、その最高速度は見た目に似合わず全天型竜中最速を誇る。

ラグナロック

区分:天型黒竜
古代史にも名を残す、最強と呼ばれる竜。
巨大な翼に長大な尾。禍々しく重厚な、漆黒の甲殻や鱗に包まれている。
強烈な闇属性のブレスを吐き、耳を劈く咆哮をあげれば空より無数の雷を呼び寄せる。
その強力さと比例するかのように生殖能力が低く、個体数が非常に少ない。
最盛期でも数十等しか確認されておらず、現在では指折り数える程度しか存在していない。

その他

他の作者様方の設定とは異なります。
随時追加中
最終更新:2012年03月28日 21:41