ウルカヌス


概要

上記の四つの国家の中央あたりに位置する小国家。
谷の間に存在しているので、天然の要害に囲まれている。
気候は比較的寒冷で、雨があまり降らない。
年間の平均最高気温は16℃前後。四季を通しても温度変化が少ない。


飛竜が住む地になっていて危険性は高い。
ただ、非常に良質な鉱物に富み、上記四国家の騒乱の中心となった。
三世紀ほど前に義賊「ディースト」の統治下に。
今から百数十年前にネプトゥヌスとは停戦協定を結び、アウロラマウォルスとも数十年前の三国大戦の際に停戦協定を結んだ。
とはいえ、アウロラマウォルスとは未だに睨み合っているような状況下にある。
武具の生産技術、鉱石の採掘量は大陸内で随一。
中でも魔術鉱石と銃の技術を組み合わせて作られた小型兵器「破砲」の破壊力は他国の侵攻の脅威になっている。

地名

ヴィントブルグ

ウルカヌスの最大にして中心の都市。
谷に作られた街で、中央を谷川が分断し、その間を吊り橋が渡っている。
建築様式は様々だが、鉄骨などの金属が用いられ、その強度は非常に高い。
大陸最高峰の武具加工技術を保有し、各国から純粋にその技術を学ぶ人物が集まっている。
元々は学んだら帰るつもりだったのが、居心地が良くて殆どの技術者が居座っている。
奥まったところには坑道への入り口が存在し、良質の金属や鉱石が採掘されている。

スパティウム

イーシス大陸最大のの生息地。
ヴィントブルグを流れる川の下流に存在する。
川に森林、荒野に山岳といった様々な環境が存在している。
開けた場所にはドラゴンテイマーを生業とする者たちが小さな集落を形成している。


シラナワの里

ヴィントブルグから南西に少し離れた集落。
何故か日本様式の建築や文化を持っている。
周囲には防備をしていないものの、何故か魔獣に襲われることなく生活している。
来る者は拒まず、去る者は追わずという空気があり、その為か住民に種族の統一性はなく、様々な種族が混在している。
独特の技術が脈々と伝わっており、中でも刀鍛冶の技術は群を抜いている。



ウルカヌス出身のキャラ


由来

ローマ神話の火と鍛冶の神、ウゥルカーヌスより
最終更新:2013年02月06日 00:06