キャラック・ファミリー


「お兄様は堕落しまし」
「オイやめろバカ」
「それなりにジェネレーションギャップの起こるネタは通じにくいわ」
「ええそんな」

概要

リード・キャラックの家族。
上から妹、父、母(、妹)。
長らく家族の事実関係が不詳だったが、ついに全貌が明らかになり始めている模様。
父はギャンブラーとして姿や戸籍を合法・違法問わず変え負け分を取り立てようとする追っ手を撒くような男であり
母はトレジャーハンターとして発掘作業、探索挑戦する道半ばで呪いを受け3mの大男の姿に変えられたという、いかにも人に歴史ありと判明した。
どうやら家庭環境は恵まれたモノではなかったようで、その重荷は殆どが両親不在時の年長である兄に圧し掛かったようだ。

母のカズエ・キャラックは3mほどの白髪の眼鏡をかけた黒人男性の姿をしており
父のクワイアー・キャラックはバーコード脂ギッシュメタボ中年の姿をしており
妹のマドカ・キャラックは茶髪のデコ出しロングヘアーに三白眼の少女という姿。

両親とも「自分のせいで苦労をかけた」とは思っているものの、責任を取る方法を探し
父は「小さい頃世話してやれなかった金を積む」とギャンブルに興じ続け、母は「見た事も無いような財宝を持って帰る」とトレジャーハントに興じ続けている。
歪んだ性格には理由が有るとは良く言ったものであるかもしれない。
世の中「親は立派」というばかりではないのだと思われる。

妹であるマドカ・キャラックは比較的まともな性格に育っており、不可思議。
妹が見るべきものとした背中は、「自分を育ててくれた兄」のものであり、そこ以外を反面教師として育ったからかもしれない。
自分が辛うじて一人で立てるようになった今、力を手に入れ使命感を失(ったように妹には見える)い「屑」と兄が呼ばれるようになった事を、マドカは深く悲しんでいる。

家族語録

「お兄様は堕落しまし」
オイやめろバカと止められた為にアンドロイドにはならずに済んでいる。
堕落仕切った兄に対する断腸の言葉でもある。

「私をこんなにしたのは…お兄様ですもの」
見慣れた肉親が露骨にセクシーさを披露すれば相手からのお咎めを逃れ、同時に精神的ダメージを与える事も可能。

「責任とって頂けますか…?」
本人がセクシーさを発揮しようとしても、兄が感じるのは吐き気だけである。

「私は無敵です」
精神攻撃の成功は妹にとってはとても喜ばしい。

「オイやめろバカ」
家族が間違った事をした時、大黒柱である(かもしれない)父はちゃんとそれを正してやらねばならない。
しかし、その大黒柱が間違う時も有るのである。

「養育料百億万円」
家を出て行く時に真顔で3、4時間足にしがみつかれながらこんな事を言われれば戻りたくもなくなってしまう。

「それなりにジェネレーションギャップの起こるネタは通じにくいわ」
一方が責めている時は一方が助けてやらねば潰れてしまうので、適度な注意が必要である。

「ごめんね、お母さんが3mのモーガン・フリーマンみたいでごめんね」
それはもう帰りたくない一念でいっぱいになっても仕方が無い。

余談

まともな方に整理。
クズがクズになった理由を探したら現在の形に。
どうしてこうなった!
最終更新:2015年05月29日 07:04