クルシ


「ウルサイ、バカぁ!!!…いいカンキョーでいいココロ育てやがっておこちゃまがぁ……分かったよーなクチ聞くなぁ…うえぇぇ…」

概要

賊団で斥候役を務めていた女性。
首までの金髪を持ち、動き易く露出度の高い格好をしている。
自らの平凡な素質、分を理解しながらも自らが「超人」と目す才能有る種族達への憧れを持ち続けていた。
どこからかレットの使ったものと似た『銅鏡』を手に入れ、ウデムシの特質を持つ怪人「エンプティップ」へと変身する。

変身後の姿は茶褐色の甲殻に包まれ、長大な鎌型、鋸刃状の刺が並んだ腕を武器にする。
胸部や腹部から生えた無数の足を用い、残像が浮き出るほどの高速移動をする事も可能。

能力・技

「真空波」
鋭い両腕を振り抜き、相手を切り裂く真空斬撃波を打ち出す。
地面を走る衝撃波として打ち出す事も可能。

「多脚高速移動」
胸部~腹部にかけて生えた無数の脚を使った高速移動。
残像の見えるようなスピードで小回りの利く高速機動を行える。

アイテム

「銅鏡?」
銅鏡と少し似た茶褐色で波打った楕円状の物品。
中央部には焦茶色の水晶体が取り付けられている。
クルシが意識を集中し、「変身」のワードを呟いた事で起動。
空中に光で形作られた「無」「鞭」の文字を放出し、文字と共にクルシと合体。
彼女の姿をウデムシに良く似た異形の人型へと変化させる。
レットの物とは違い、変身解除後は変身態が受けたダメージを使用者に伝える事が無い。
ダメージによる変身解除の後、粉となり崩れ去る点は同様。

登場


2013年7月8日平原討伐なりチャ
既に戦闘の始まった平原に登場。
遠方で変身し、ユカリスと刃を交えた後、彼女を庇って前に立ったロッジュと交戦する。
高硬度の甲殻と素早い挙動でロッジュを翻弄するものの、格闘戦が素人である事を見切られ、不用意な攻勢で止めを刺し損ねる。
高速挙動からの周囲の回転による分身殺法でロッジュの首を削ごうとするも、『獅子飛跳』(ジャンピング・レオ)による跳躍回避から
上空よりの『燃咆』(ブラスティング・レオ)のコンビネーションを食らい、変身態を焼き尽くされて敗北。
『銅鏡』が体から排出された元の身体は無傷だったが、異常な疲労に苛まされていた。
銅鏡を失った事とロッジュの指摘により、落胆し泣きながら捕縛され然るべき所へ突き出された。

由来

たまたま名前を目にしていた2008年のメキシコのサッカー映画「ルドandクルシ」から。
は分かり易い由来ながら、こちらは「苦しい」からというワケではない。
最終更新:2013年07月08日 19:56