チャグリン


概要

分類 魔獣・棘鼠系
主な生息地 緑豊かな山野
知能 動物並
属性
危険度 D+
備考 破裂する毒針を持つ

魔獣の一種。
黄色い針を無数に生やしたハリネズミのような外見で体躯は子犬ほどにもなる。

主に緑豊かな山野に生息する。
雑食性で木の実やキノコから動物まで幅広く食べる。
毒に対して強い抵抗力を持ち、むしろ有毒な植物や動物を好んで食べる。
これは背中の針に毒を溜めるためで毒がないと不安とストレスが溜まり易い。

夜行性で落ち葉や草を集めて寝床を作り、そこを拠点に生活する。
群れは作らず単独で生活し、繁殖期を除けば同種とは関わらない。

背中の針は空洞になっており、中には毒液が詰まっている。
この毒液は食事によって摂取した毒物を集めたもの。
針は自分の意志で抜け落ちさせることが可能で、抜け落ちて暫くすると破裂して内部の毒液を撒き散らす仕組みになっている。
また、抜けた針は時間と共に自然に生えてくる。
自然界では目立つ黄色い体色は自分が危険だと知らせる警告色。

臆病で戦闘は好まず、外敵に襲われると逃走を試みるがこの際に自分の毒針を落としながら逃走し迎撃を図る。
このため不用意にチャグリンを追う外敵は手痛いしっぺ返しを食らうことになる。
ただし戦闘能力そのものはあまり高くなく、破裂する毒針にさえ注意すれば手強い相手ではない。


技・魔法


毒針爆弾
時間経過で破裂する毒針を設置する。

経歴


2012年11月12日一般傭兵討伐なりチャ
街道に生息する魔物として登場。
ドナヒュー貴緒らと交戦するがあっさり倒された。

由来


「チャグリン(Chaglin)」…ロマ族に伝わる悪霊で「キャグリーノ」「ハルギン」とも呼ばれる。黄色い大きな針鼠の姿をしており、後を追うと災いに見舞われるとされる。


最終更新:2014年04月24日 22:33