獲猿 - 森の聖域WIKI

獲猿(カクエン)

概要

分類	妖鬼・妖猿系
主な生息地	緑豊かな山野
知能	動物並
属性	無
危険度	D++
備考	人肉が好物

妖鬼の一種。
焦げ茶色の体毛を持つ巨大な猿のような外見をしており、成体は体長2mにもなる巨体。

主に緑豊かな山野に生息する。
完全な肉食性で鹿や猪などの哺乳類を主に食べるが一番の好物は人肉という人食い猿。
獲物は仲間の下に持ち帰り、分け合って食べる習性を持ち、これが名前の由来になっている。

決まった巣や縄張りは持たず、毎日山の中を移動して生活する。
基本的には樹上で暮らし、狩りなど必要な場合は地上に降りて行動する。
これは脅威となる外敵から隠れ、逃れるため。
また、人間を確保するために人里や街道付近など人の寄りつく場所の近くで活動することが多い。

群れで行動する習性をもつが多くの場合、一つの群れにつき子供を含めても4～8匹程度しかいない。
これは人肉という入手の難しい獲物をより多く、より効率的に摂取するため群れの大規模化を避けているため。
ライオンなどと同様に子供はある程度成長すると生まれ育った群れから追い出されて旅立ち、その途中で同じように群れを追い出された同種と新たな群れを作る。

身体能力が高く、特に腕の力が発達しており、巨体でありながら身軽で木登りも得意。
性質も凶暴で人肉を好み、積極的に人間を襲うという危険な存在。

技・魔法

特になし。

経歴

2012年11月12日一般傭兵討伐なりチャ
街道に生息する魔物としてガーゴイルと共に登場。
貴緒を襲うも林鐘、ヴィンギッシュらの攻撃で倒された。

2014年3月31日積荷警護
街道に生息する魔物としてケンジと共に登場。
ブライグと交戦するがスティーリィ・ファッションの直撃の受けて石化し戦闘不能になった。

由来

「獲猿(カクエン)」…中国の伝承に登場する猿の怪物。身長七尺にもなる巨体で雄しかおらず、人間の女性を攫って子供を産ませる。子供が産まれると人里に帰されるがその子供を育てないと女性は死んでしまうという。

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