コンラッド
「あのーそれは昨日アントラスの街でえぇ、いや違いましたね自宅で見つけた鉱…いや魔道具でございまして効果は」
概要
『連休』の神
ダルーインの眷属であり副官の男。ほどほどにおやすみ教右座。
中肉中背、長い青色の髪で眼を隠した人間の青年のような姿をした生き物で、実際人間なのかそうでない何らかが受肉した姿なのかは不明。
フード付きの赤いローブと黒い皮の手袋、革靴、黒いインナーで首から頭部以外をすっぽりと包んでいて露出がかなり少ない。
眼は見えないが、顔つきは中の上程度で、パーツは良いがあまり整っていない。
前髪を上げたりして目を見てみると、不安と混乱のためか常に眼球が縦横無尽にぐりぐりと動いており、こわい。
いつも混乱しており、言葉が不自由でもないのに言動がたどたどしく、この男から正しく情報を受け取ろうとすると常人の2~3倍は会話に時間を割かれてしまう。
おどおどしている理由は、自らへの自信の無さから来る心労と視線恐怖症。
ダルーインがなぜこんな男を副官にしているのかというと、「お目付け役のような態度をとらず、あれこれ指図されずムダな仕事をしなくていいから」という勝手のため。
戦闘の際は、どこで手に入れたのか過去に何が有るのか胸部に「ムートゲヒルン」なる補助脳を埋め込んでおり、混乱する頭とは別に、首から下は驚異的な戦闘力を持つ。
補助脳は胸に取り付けられた半円状の水槽内部で保持液の中を漂っており、クラゲのようにぶよぶよした有機体ながら水色に光り輝いており、けっこうきれい。
その際に使用する武器は「タンツェンパンツァー」と呼ばれる変形剣。
普段は凄まじい長さを持ちながら自在に宙を駆け得る蛇腹剣としての機能を持ち、持ち主(コンラッドと補助脳両方)の意思によって鎧や斧、槍など自在に姿を変える。
本人の発言では「この武器は生きている」らしく、動作自在の故と思われる。
技
「バロンブラット」
大きな球状に組み合わさった「>」形の刃を、周囲に破裂させるように飛ばす。
球状段階では自分の身をすっぽり覆い隠しており、敵の軽い攻撃から身を守る盾として機能する。
「ブリットシュラーク」
蛇腹剣の刃を空中に飛ばし、一見ランダムな位置に降らせる技。
致命傷を負わせる位置に降る刃が当たるよう、標的を追い込むように降り注ぐ。
「ネームリヒプルファー」
針球のように乱雑に組み合わさった蛇腹剣の一部を投射し、敵の眼前で爆裂するように飛散させる。
「ドルックペンデル」
蛇腹剣をモーニングスター状に組み合わせて放つ打撃。
「ルスツングリマー」
全身に蛇腹剣の刃を纏い、触れた敵を切り刻む鎧として使用する。
「シャッテンムッシェル」
「ブリットシュラーク」にて飛ばし、地面に食い込んだ刃を更に地中深く食い込ませ隠し、敵が忘れた頃に地中から飛び出させ攻撃する。
「ウンターガング・ヴィントホーゼ」
凄まじい長さを持つ蛇腹剣の刃全てを、自分の周囲を囲む竜巻のように動かし、広範囲に切り裂く。
おっかなびっくり語録
「あのーそれは昨日アントラスの街でえぇ、いや違いましたね自宅で見つけた鉱…いや魔道具でございまして効果は」
ダルーインに
ミッションロケ地で回収したアイテムについて説明報告を求められた際のおどおど。
おどおどの中必死に説明しようとしているが、昨日見たアニメや3年前の失敗など、取り止めと関係のない事柄が飛び交う不安定な思考のせいでうまくいかない。
「あ、おみっ、かどっ、はまっ、あどわっ」
普段より更に調子の悪い時の返事。
この状態のコンラッドから情報を受け取ろうとする行為がもはや間違いなので、スルーして他の人員に聞くべし。
「わたくしには、お休みを、くれなくてもよろしいです、ダルーインさま」
休むと不安になり、「働かなくては」という考えに頭が支配されるタイプ。
8時間以上働いていたくて仕方がないが、当然ダルーインともう片腕である左座には許されない。
「翻訳辞書は、こちらにっ」
共用語をうまく操れないダルーインがもたもたしている時に、ダルーイン専用の「連休族→共用語翻訳辞書」なるものを渡す時のセリフ。
非常にあせあせと懐から取り出す。
名前の由来
「こんらん」と似た語感の英語圏人名から。
キャラのモデルは映画「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」の登場人物「頑馬(がんま)博士」。
最終更新:2014年05月07日 23:01