ダルーイン - 森の聖域WIKI

ダルーイン

「わたしと　たたかうのか　こうかい　するぞ　ほねの　かみ　ぐはははは！！」

概要

『連休』の神である存在。「ほどほどにおやすみ教」教祖。
過去にジェイソンを二度ほど負かし、それ以来ジェイソンが対戦を避け続けて来た神の一人。
紺色の炎の中に、怒ったような赤い目と笑った黒色の口を持つ不定形の存在。
戦力は神威の形の一つである「怠気(だるっけ)」という神通力を自らの体から分ける炎として操り、相手を激しく燃やすように破壊しながら思考を鈍くし活力を奪う技。
そして何より他の神や組織の長を恐れさせるのは、「負かした相手をランダムに2～5日間連休させる」という能力。
彼に負かされた相手は除き難い「気だるさ」に支配され、何のやる気も無くし、よしんばそれに抗え出社しようとしても突然のテレポートにさらされ住居を出る事が出来ない。
家に仕事を持ち込みそのまま従事しようとすると、気だるさが最初期の何倍にも膨れ上がり、最終的には眠ってしまう。
その状態で「仕事なんか出来るか」や「もういいので諦めます」などと思って遊びほうけようとすると、気だるいどころか遊ぶ為の活力が無限に沸く。
たったそれだけの効果であるものの、毎日の経営を勤めなければならない組織の長にとっては業務工程の致命的な破壊や遅延、失敗を齎すものとして恐れられる。
なお、言葉がたどたどしいのは単なる共用語の勉強不足のせいである。

性格は自慢好きで他人を負かすのが大好き、全体的に子供っぽくていたずらも大好き。
馬車馬のように働いている人間を休ませてやりたくなるクセを持っており、大事な時期をがんばる人間にもその気が起きる困った性格。
妖怪『ヒマムシ』の友人を数多く持っており、よく一緒に飲みに行く。
のっぺりしたクリーム色の生き物と紺色の顔付き炎が屋台や居酒屋で飲む姿はちょっとシュール。

技や魔法など

「だるっけスナイピズム」
「やらなければ」という使命感に支配され、肩を張り過ぎ疲れを隠す者の心の奥底に潜む「やすみたい」という意識を、針のように細めた炎で狙撃する。
これに当たると、四角四面杓子定規でクソ真面目な性格のモノでも瞬く間にせんべいぶとんをかぶりお休みする。

「ぐうたらファンタジア」
色とりどりの涙粒型に燃える火の玉を周囲にいくつも召喚し、フォークダンスでも躍らせるかのように操る。
直撃してもダメージは無いが、この踊りを見るだけで眠気を誘われ、体の力が抜けていく。

「ルインオブすかぴー」
対象に炎の体で直接抱き付き、半ば絶望に似た「職務への諦観」を一時的に植え付け、強制的に休ませる。

「ぐらぐらハードワーカー」
相手を焼くだけではなく周囲の温度を最適に調節する事も出来る自らの炎で環境を改善し、ぽかぽか陽気で近くに居る全ての働き者のやる気を削ぐ。

「ほがらかタイアード・喉自慢編」
ダルーイン最大の必殺技。
やわらかく心地よい歌声で生き物もそうでない者もすべての毒気を抜きやる気を奪い去る。

タイアード語録

「わたしと　たたかうのか　こうかい　するぞ　ほねの　かみ　ぐはははは！！」
始めて挑んだジェイソンに言い放った自信満々の言葉。
死亡フラグになる事はなく、勢いどおりにジェイソンを負かしランダム中最大日数の5日間ジェイソンの精力的活動を奪った。

「ひとは　あくせく　はたらきすぎる！　そんなこと　ばかり　しても　いいことは　ない」
彼(？)なりのポリシーらしいが、大事な時期を頑張るひとが居ることも意識してほしい。

「やすんで　いいひを　ふやせだと？　そんなことは　できない　だって　れんきゅうは　くにがきめてるものだもん」
彼が与えてくれる休みは無断欠勤であり、そんな都合のいい能力ではないのも怖いところ。

「ここで　おわるか　それとも　まだ　つづけるか　どちらかえらべ　ふははははっははは　ふぅ」
二度目の対戦を挑んだジェイソンを打ち負かした後のセリフ。
「ふぅ」は対自分用に武装してきたジェイソンとの戦いに少し疲れたあかし。

「でも　やすみも　つづきすぎると　しょうじき　つぎのしごとが　だるいよね」
11日間の連休を手に入れ、ぐったりのったり休んでいた時八日目の感想。
いろんな遊びの予定を立てていたが、かなりの長さに万策尽きてしまったようだ。

「わたしから　おまえに　ごーるでんうぃーくの　ぷれぜんとだ」
負かした敵に与えるランダム休日数が5日間と確信した時の決めゼリフ。
決めゼリフとしてかっこいいと思っているのかよく使いたがり、休日数が5じゃなくてもごり押しする。
「休日数5じゃないッスよ」と突っ込むと明らかに機嫌が悪くなるので、部下は誰もその事に触れない。

名前の由来

気だるそうな名前ということで、プレイステーション2用アクションゲーム「アーマードコア・ネクサス」に登場する人型兵器アーマード・コアの一機よりほぼまる拝借。
元ネタの方はダとルの間に中黒があり、「ダ・ルーイン」。