ウェルサビッツェレイ・N


「最狭の中に全てを飲み込まれ、狂い潰れるがいい」

概要

『狭い部屋』の神である存在。「ウェルサビッツ・プライヴェイト・ガードナー社」社長。Nの部分は「ナロウ」。
「二畳敷かれた和室」という、とても奇妙な姿をした精霊。彼との対話はその部屋周辺もしくは内部で可能。
内部の設置物は日によって違っており、ジャンル用途を問わないいろんなグッズが確認されている。
あらゆる「せまい部屋」に宿る事が可能だが、そのような方法を取らなければ自由に移動出来ない。
しかし、何者を問わない、その場の誰かが対象の部屋を「狭い」と感じる事で、それは「狭い部屋」と化し、寄生可能となる。

性格は高圧的な喋り方のとおり、意地っ張りな方。
しかし悪人ではなく、素直になれないだけでどちらかというと善良。
お金も普通に大好きなものの、世界平和を願う心は人並み。
下記する「ヒーロー派遣会社」のような仕事も、自分に出来る試みのひとつである。

能力は「あらゆる部屋を狭くする」こと。
空間の圧縮度は自在で、中に居る物質や生物をそのまま押し潰す事も可能。
しかし部屋の強度などを改変するような効果は無く、迫る壁を高い腕力や兵器で破壊する事は可能。
圧縮プレス攻撃の威力は部屋の強度に依存する。
彼の現界する際にエネルギーを得る為の祭壇は他の神と同じように「自分自身」であり、「せまい二畳の和室」である。
この和室のみ彼の現在のパワーにより強度が変化し、縮小しても内部のものは同じように縮み、破壊されない。
ただし、彼の意思によって破壊するものを選ぶ事は可能で、敵性体を圧殺する事は可能。
なお、祭壇である普段の部屋以外に宿っている場合、その部屋を破壊されても別の部屋か元の部屋に宿り直すだけで彼から宗教戦争の参加権を奪い元の世界に帰す事は不可能。

宗教戦争としては華やかさや規模は無いがそこそこ地味に勝ち進んでおり、人気と利権の更なる獲得、混迷する世界情勢改善のため「民間ヒーロー会社」なるものを設立。
それが上記される「ウェルサビッツ・プライヴェイト・ガードナー社」である。
社、等と呼ばれているが、特に報酬は一部を除き受け取らない為に、実際は非営利団体のようなモノである。
人員は随時募集中。
現在のメインヒーローはかけだしヒーローである「ディペンゼスト」が一人存在するのみ。

技や魔法など

「狭甚圧殺牢(タイドクランプ)」
「狭い部屋」のサイズを自在に変更する技。
対象を圧殺する攻撃として使用可能。

「移神憑依(デントランスファー)」
狭い部屋から狭い部屋へ移動する為の神通力。
ただ移動するだけの上に不自由だが、かなりの強大な力でなければ移動を妨害する事は出来ない。

「安屋探索(プライスカッター)」
住み難さや職場への近さを度外視し、ただ家賃の安さだけを検索条件に「せまい部屋」を探す能力。
あんまり役に立たない。

心がせまいことはないかもしれない語録

「最狭の中に全てを飲み込まれ、狂い潰れるがいい」
狭甚圧殺牢(タイドクランプ)時の決め台詞。
合金製シェルターに取り付いた際に言い放てば勝利確定の快感を味わえるかもしれない。

「世界平和と両立するのだ!!」
ヒーロー派遣を「どうせ人気取りなんだろぉ~うぅ~んあぁ~?」と知り合いに言われての台詞。
下記に続く。

「ウィンウィンの関係になって、何が悪い!!」
開き直りのせいで悪人に見られ易いが、実際やっている事はそんな悪いことではないとの主張。

名前の由来

Narrow…狭い、細いを意味する英語から。
ウェルサビッツェレイ…特になし。仰々しい名前をてきとうに考えた結果。
最終更新:2014年06月12日 01:25