概要
◆闇黒四天王
闇黒魔界における先代闇黒大魔王であるルフェクティジャークの推薦により、
あらたなる幹部の位置に立たされた4人の集団である。
各々が2人の幹部を従え、さらにその幹部から各々の魔軍を動かす。
【獄炎のザーンゴッグ】
─誰よりも力強い自分は、誰よりも正しく優れていると、驕りを抱いた若者が居た。
彼の振るう力は岩をもたやすく砕き、山をも動かすとまで言われていた。
人々はその力を敬い、そして心に恐れを抱いていた。
その力はどこに振るわれるのか、解ったものでは無いと。
そのせいか若者はどこか孤独を感じていた。
しかし生来の呑気が幸いとなり、誇りを掲げ、胸を張り、何があろうと若者は我が物顔で振る舞っていた。
時に大いなる力で人々を騒がせ、時に人々に迷惑をかけた若者は、清濁含め評されて居たという。
あるとき、彼は膂力を持って悪しき魔物を捻じ伏せた。
人々は口々に彼を讃え、感謝の言葉を口にした。
その言葉を受ける毎に、若者は徐々に義心を抱きつつあった。
力を持つべき者の責任を成長とともに学んだ若者は、やがて勇者と呼ばれるまでに至る。
数々の名声を欲しいがままにしていた勇者は、ある時一人の巨人と相対することとなる。
その巨人は誰よりも力強い事を謳い、まるでかつての自分を見ているかのように─
【魔土のレイゼイェン】
─かつて、さらわれた姫を救い、大海原を渡り、様々な怪物を討伐したという伝説の勇者がおりました。
勇者は多くの名声を得て、永久の平和を求め日々戦っていました。
しかし、勇者も人の子。
少しずつ歳をとり、力を落とし、弱っていくものです。
青年と言うには些か年かさすぎるほどになるころ、戦いの爪痕により勇者は弱々しくなりつつありました。
しかしその強い志は絶えることなく、人々に救いを与えるために尽力し続けていました。
ある日立ち寄った村で、彼は噂話を耳にしました。
死の国から現れた冷たき魔人が、墓を荒らし屍を自らの兵とし、人々を脅かしているのだと。
久方ぶりに身を震わせるほどの妖しさと恐ろしさを感じ取った勇者は、人々の為に立ち上がり─
【酔水のヨウェイン】
【死風のディエルンパ】
関連
最終更新:2017年01月05日 01:39