1: 名前
ハシム

2: 年齢
45歳

3: 性別
男性

4: 種族
人間

5: 外見
黒に近い深緑色の髪を後ろに流したオールバック型の髪の毛。しかしいくらか前髪が残っているのでオールなバックではない。
頭には刺々しい光を模した太陽のようなマークの付いた鉢金を装備している。
四角い顔は男らしく掘りの深くて鼻の高いフケ顔。50歳くらいに見られてしまう。
カマボコヒゲも完備しており、手入れが行き届いて本人のちょっとした誇りである。
金色の肩パットの付いた紺色のシャツを着込んでおり、筋肉でピチピチ。
シャツの前面はボタン式で、真珠のように輝く綺麗なボタンが並んでいる。
ノースリーブなので筋肉を蓄えた太い腕は丸出しで、両腕に前腕部を有る程度覆う黄土色のリストバンドをしている。
硬そうなズボンはリストバンドと同じ黄土色をしている。
革のブーツは黒色。前面に紐を通して大きく開いた部分を締めるタイプ。

身長:183cm 体重:97kg

6: 性格
「殺人拳の伝承者」と言われると、些か威圧や恐怖が足りないのではないかと疑われる男。
人を育てる上での厳しさも必要以上には無く、相手の意思を尊重するという、遮二無二伝承者探しするには向かないタイプ。
使命感に悩まされる性格で、「やらなければ」という思いを一身に背負って他人をあまり頼らない。
悪を憎み平和を愛する心は強く、現在のような世相に自分の力を少しでも生かせればと考えている。
人に物事を強制する事が滅多に出来ず、実は気弱なのではないかと言われる。
しかし悪人への情け容赦の無さを発揮する事は可能で、救いようの無い悪人をその拳にて斃す事は可能。

7: 過去
何やら色々あって殺人拳の伝承者となった男。
次代の伝承者を探して四苦八苦していたが、美しい嫁との間に子を設ける。
この子を伝承者にして、代々続いた修羅の殺人拳を、人を守る為の守護の拳へと変えようなどと夢見ていた。
しかし、子供は美しい妻にどんどん似て男の娘化が進行。
拳の修練を嫌がり、どんどん家事を覚えて美しく、女の子らしくなっていく息子にがっしり頭を抱えて悩む。
過去に色々あったので拳の道を強制したくもなく、妻もその方針には難色を示したので、もうやっぱしょうがないので部外者を伝承者として育てる事に。
伝承者候補を探す為に方々回って頑張っているらしい。

8: 職業
拳法道場の先生&世直しの義兵
(傭兵ではなく、金を取らずに動く。道場では殺人拳の極意や奥義を教えず、単に体を鍛える程度のモノを教えている)

9: 口調

「私の名はハシム。姓無き地域の者なので、その辺りは名乗れぬのだ」

「どうかな?お主、我が拳の伝承者となってみぬか?」

「我が拳は殺人拳。戦場で生き抜き、最後の勝者となる為の自らしか活かさぬ拳…」

「獄とは地獄。生(しょう)とはそのまま生(せい)。身を砕き千切り焼く獄の中で生き抜き、敵たる豪を破り勝者となる為の拳。それが獄生破豪拳」

「ってあれ、ダメ?やっぱり…」

「我が拳は………こう、あの…使い様によっては、大切な人を守り世の中を清めるのに最適な…強い拳法!ホントだよ?」

「…若者向けに、ぼんやりと、フランクにつかみを説明してみたが…これでは巧くないか」

「おお、受けてくれるか!ならばこの契約書にサインして…この規約をよく読んで欲しい」

「厳しい修行は勿論、次代の伝承者探しも任せる事になる。己の半生をこの拳に注がねばならぬぞ」

「って説明したら「やっぱいいわ」って言われた…」

「しかし殺人拳の伝承など…利点を説明しようとすれば「強くなれる」「戦う力がつく」という単純なもの…」

「その他には犯罪を誘発するような怪しい誘い文句しか浮かばぬ…だが、時の王を守護した殺人拳と言えど無法の世に与する賊徒の拳となってよいワケがない…」

「私は…勧誘が下手だ!!くそっ!!」

「重要なのは自らの立場を正しく覚える事。過ぎた謙虚は反感を買い、自分より下の者に対する侮蔑となる」

「強制はしない。この拳は修羅の物。外道にさえ外れねば動機は自らの目標や目的でも良い。受けてくれるならばそれ以上の喜びは無い」

10: 一人称、二人称
一人称:私
二人称:お前、~~(呼び捨て)、~~殿、貴方、貴女と相手によって様々。

11: 好きなもの
ステーキ系のガッツリ食べられる肉料理
野菜サラダ
毎日の運動
人の身体に良い奥義や極意の開発

12: 嫌いなもの
強さに執着し修羅を突き進む視界の狭い者
ジャンクフード(どうも健康に悪いというイメージから苦手)

13: 好きな人
家族

14: パートナー
今のところいない

15: 属性

16: 苦手な属性
とくになし

17: 戦闘スタイル
殺人拳「獄生破豪拳(ごくしょうはごうけん)」を使った徒手空拳。
呼吸法や闘気(オーラ)の使用によって近距離は勿論の事中遠距離戦や防御まで行う。
流派は強烈な打撃より鋭利な突きを得意とするが、殺人を好まないハシムは致命傷に繋がり易い斬撃より、威力を調節し易い打撃を良く使う。
最大の武器は毒に慣れ、毒を宿したその手による毒効であり、尋常の見た目の拳から数多の生物を死滅させる毒手を放つ。

18: 精神力
辛い修行に耐えてきただけあってか高い。
が、打ちのめされる事は無くても細かい悩みは尽きない。

19: 戦闘熟練度
★★★★☆

20: 技や魔法
「刺鋭拳(しえいけん)」
基本の術法の一つ。
掠らせるような鋭い拳撃によって、相手の肉体を切り裂く。
使用者の力量にもよるが、ハシムの拳ならば薄い鉄板程度両断する事が可能。

「纏魔瘡鋭拳(てんまそうえいけん)」
下記の「獄殺魔穣拳」を開放した状態の刺鋭拳。
相手の体内に直接毒手を触れる事により、毒の効き目素早く相手を葬る。
何気無い拳撃の一つ一つが致命傷という、毒手の精髄の一つ。

「隙壁把(げきへきは)」
基本の術法の一つ。
投げナイフや手裏剣などの飛び道具を、指の間を使う事で、受け止めた箇所を傷つける事無く受け止める。
そのまま相手に豪速を以て投げ返すものを「返尖撃(へんせんげき)」と言う。

「脚至墜葬(きゃくしついそう)」
地を這うような低いスライディング攻撃から、倒れてきた相手の胸を手刀によって突く。
背面に倒れる相手には、体勢を変えて跳ね飛んでからの拳を打ち込む。

「撃影衝斬(げきえいしょうざん)」
素早く相手の脇を擦り抜けながら、擦れ違いざまに敵を両断する。
居合いの思想を取り入れた拳であり、全く違う型から素早くこの型に移動する事で、相手の意表を突く。

「幻羽踏翔(げんうとうしょう)」
突き出した相手の拳の上に乗るような恐るべき軽功法。
これによって思わぬ場所への移動を可能とする。

「転廻杳脚(てんかいようきゃく)」
相手の攻撃を身体を翻しながら避けると同時に、トラースキックのように姿勢を低くして相手の後頭部へ繰り出す蹴撃。
太股を相手にぶつける技であり、足裏で蹴るのではない。
攻撃の性質上、根本的に打ち所が悪いので相手の命を気にする場合は使わない方が吉。

「縮道拡速(しゅくどうかくそく)」
地面を抉れるほど強く蹴る事を繰り返し、凄まじいスピードで動く。
一瞬姿がブレるほどの速度となるので、屋内で使うと後で修理代を払わなければならないのは確実。

「隠膿血渡(いんどうけっと)」
自らの血の中に毒を混ぜ、敵の打撃の及んだ際に致命の返り血として浴びせる。
返り血を浴びた敵は毒によって衰滅する。

「降滝雨弾(こうろううだん)」
敵の頭上に跳躍し、雨のような連続踏み付けを見舞う技。
衝撃によって受けた手や身体以外に、相手を支える足にもダメージを与える。

「壊破倒砕弾(かいはとうさいだん)」
闘気によって足場を破壊し、自分諸共相手を階下に落とす技。
空中にて身動きの取れない相手を、闘気の射出の勢いで繰り出した拳撃で打ち砕く。

「双鋏獲爪止(そうきょうかくそうし)」
相手の一撃を受け止めると同時に、武器であれ拳であれ脚であれ破壊する技。
どんな体勢からでも、足でも手でも繰り出す事が出来る。
手であれば突きや握撃、足であれば挟撃による圧壊などを繰り出す。

「飛燕幽走舞(ひえんゆうそうぶ)」
前方に高く跳躍し、相手の背後を取る技。
空中での身の捻りによって敵の攻撃を紙一重で回避する事も可能。

「誘訝這潜象(ゆうがはいせんしょう)」
闘気を周囲に撒き、それを自らの形に練り上げる事でまるで分身しているかのように相手に錯覚させる。
生命エネルギーを人のように錯覚させているだけであり、視覚で視る者にも、気配を読む者にも同じように効果が有る。
しかし本体の気の量が一番多い事に変わりは無いので、気を感じる事の出来る相手には無用の技。

「障流制巴掌(しょうりゅうせいはしょう)」
敵から繰り出される連続的な攻撃を変幻自在の流れるような掌による壁で受け止める。
その場から一歩も動かずに繰り出す事が特徴。

「気光追閃報(きこうついせんほう)」
闘気を身体から溢れさせ、オーラを発生させながらその作用で目から光を発する。
相手を威圧するだけの技で、直接攻撃力の無いこけおどし。
ついでに力を入れて筋肉を盛り上がらせるのも吉。

「周天爍壮陣(しゅうてんしゃくそうじん)」
その場に仁王立ちになり、左掌に右手を打ち付ける事で、周囲の地面から闘気の柱を噴出させる。
自分を囲んだ多数の敵に対して使う。

「發掃瘴飛沫(はっそうしょうひまつ)」
気合を入れる事で素手の指先から発する、毒液の飛沫。
部位を問わず相手の肌に直接触れるだけで体内に浸透し、死を促す。

「侵通裂過拳(しんつうれっかけん)」
下記の「鋼幕戦呼法」によって硬化した指で、敵の防御ごと貫く技。
鋼鉄の塊にも指型の深い穴を開けるほどの威力。

「直鄭損重拳(じきていそんじゅうけん)」
相手の拳に「鋼幕戦呼法」を以て硬化した剛拳を打ち込み、破壊する技。
真正面からの迎撃に向いている。

「鬩逓燦戈(げきていさんか)」
無数の闘気弾を片手から飛ばす技。
一つ一つの威力は大したものではないが、目眩ましや無数の飛び道具の撃墜には優れている。
闘気の消費を激しくし、攻撃力を高めたものを「玉琉珠(ぎょくりゅうしゅ)」と呼ぶ。

「斥刀排手(せきとうはいしゅ)」
高速で襲来する刃物に対する為の技。
接近する相手に向かって退かず、逆にこちらも高速を以て接近する事で相手のタイミングをずらし、柄を持つ手を受け止める。
そのまま闘気の注入によって相手を末端から全身破壊する拳を「闘拳把(とうけんぱ)」と呼ぶ。
直突きや肘打ちによってダメージを与えるものを「石起弾(しゃっきだん)」。

「浸注霧蒸撒(しんちゅうむじょうさつ)」
掌より流れ出す毒気を霧として、相手に気付かれぬ内に散布する危険な技。
味方を巻き込まない為には術者の呼吸法、闘気の流しによる操作が必要。
相手が湿潤に気付いた時には既に遅く、毒を体内に吸っている。

「闃静穿裡澹(げきせいせんりたん)」
拳撃と共に闘気を敵の体内に送り込み、内側から破壊する拳。
破壊する層の深度は使用者の意思で変えられ、殺傷力を調節出来る。

「連関戎撃破(れんかんじゅうげきは)」
接近戦でこちらを囲む相手を迎え撃つ際の技。
片足を伸ばして一回転し、自分の周囲の地面に円を描く。
一回転の際に敵の配置、計測時点での能力を全て記憶、目算し機械よろしく冷徹の拳で対応する。
その姿は場合によって様々であり、蹴り、手刀、肘打ち、直拳と回避を混ぜながら入り乱れる。
状況によっては相手の武器を弾いて別の相手に当てるといった攻撃も繰り出す。

「連環月輪破(れんかんげつりんは)」
こちらを囲む相手への先制攻撃に使う技。
相手の輪から逃れるように高く跳躍し、周囲を囲む敵一人一人に闘気の塊を正確に撃つ。

「彗点迸勢弾(すいてんほうせいだん)」
跳躍すると同時に鋼幕戦呼法によって身体を硬化させ、更に闘気を全身に纏い蹴りを繰り出す。
隙は多いが強烈な技で、動きの鈍い大きな目標に有効。


上記の他にも様々な技を使えるらしい。

21: 特殊能力・特殊技能
「毒無効」
あらゆる毒を軽減、無効化する毒に慣れた肉体。
生物、鉱物、魔術的な効果を選ばない。

「獄殺魔穣拳(ごくさつまじょうけん)」
決められた多数の毒を調合した薬液に長期間漬け、死を免れる為の最低限の解毒によって、激痛と共に得た毒手。
普段は特殊な呼吸法によって毒を抑制しており、その上から更に丈夫な専用の手袋で抑えている。
毒の効果は毒を出す際の呼吸によって「体内で調合」する事が可能であり、効果は違う。

『痛悶責(つうもんせき)』
「獄殺魔穣拳」によって繰り出される毒の種類の一つ。
相手にのた打ち回るほどの激痛を齎し、やがて死に至らせる。
見せしめの意味が強い、余計な敵を減らし道を空かす為の技。

『睡迎(すいげい)』
毒の種類の一つ。
相手を眠るように意識を失わせ、死へ誘う。

『盲寡泌(もうかひ)』
毒の種類の一つ。
相手の意識を朦朧とさせ、正常な判断を奪う。
命を奪う力はそれほど無く、情報を聞き出す際などに使う。
後遺症も無い。

「衝勁転動波(しょうけいてんどうは)」
修行によって養った体内の「気」を、体外に打ち出して武器とする法。
眩い光を放ちながら破壊効果をもって相手にぶつかる。
破壊効果は選ぶ事が出来、熱光線となって相手に飛ぶ「灼血(しゃっけつ)」、粉々に打ち砕く「厳刃(げんば)」が存在する。
闘気の色は個人によって様々であり、ハシムの場合は薄明な緑色。

「鋼幕戦呼法(こうばくせんこほう)」
特殊な呼吸法によって、銃弾を跳ね返す程に肉体の強度を上げる。
体外・体内問わず全身の細胞の一つまで使用者の生体機能を妨げる事無く硬化させる。
硬化の副産物として拳撃も普段より更に上の剛拳となる。
代償として動きが鈍くなり、素早い対応は出来なくなる。

「男の料理と見せかけて実は結構繊細なモノを作れる」
外見に似合わない料理スキルは女の子のハートを揺さぶっちゃうかもしれないゾ!

「サバイバル知識」
草や虫、茸などの種類に詳しい。
火も起こせるし寝るのに安全な場所とかも見つけ易い。
水が安全な水かどうかも判断出来るしetcetc…

「調合知識」
解毒剤や滋養強壮、栄養補給などいろんな薬を調合する為の知識。
毒薬も作れる、というかそちらの方が専門。

22: 必殺技

「白光風迅拳(びゃっこうふうじんけん)」
迫る拳が白く光る風と見えるほどの速さで無数の拳を打ち出す技。
着弾点は繰り出す毎に違い、相手の全身に渡る。
鋼鉄をも打ち砕く拳を雨の様に敵に叩き付けるその威力は強力無比。

「迫烈闘覇(はくれつとうは)」
前方に突き出した両掌から、凄絶な闘気を打ち出して全てを破壊する拳。
まともに受けた者は塵一つ残さず肉体を滅される。
「気」と体力の消費も多いが、威力は凄まじく、着弾点に大きな爆発を引き起こす。
本人曰く「歴代伝承者が人ではなく戦車か何かと闘おうとして生み出したものではないか?」とのこと。

「抱身闘軌壇(ほうしんとうきだん)」
相手の身体を両腕で抱き、潰れんばかりの腕力を持って固定し、闘気の奔流を流し込む。
全身を以て全身へ流し込む闘気の量は凄まじく、確実に相手の身体を破壊する。

「地繋合身滅(ちけいごうしんめつ)」
闘気によって地面と自らに一本の経路を作り、大地と合一する奥義。
その瞬間使用者の体重は大地を背負ったようなものとなり、突き出した拳は如何なる巨体も跳ね返す。
体力の消費は大きいが、大地と合一した「合拳」の威力は凄まじい。

「無経悟殺(むぎょうごさつ)」
殺気の一切を廃した拳。
闘気の溢れた状態からこれへと移行する事で、相手は使用者の姿をまるで消えたように見失う。
毒手を成功させる為に編み出された、獄生破豪拳の初期から鍛錬された必殺の拳。
もちろん毒手を使わない「単なる気配消し」に使用する事も可能。

上記の他にも色々あるらしい。

23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]

体力:A+
魔力:E
腕力:A+
知力:B
素早さ:A+
命中:A

24: 武器やアイテム
「獄毒塞清弁(ごくどくさいせいべん)」
ハシムの手に纏う黒い手袋。
拳骨の部分に丸い金色の金具が付いている。
体内に秘められた毒気を抑える為のもので、呼吸法と合わせて獄殺魔穣拳の毒を抑えている。

25: その他
世紀末伝承者育成伝説ハシムの拳
最終更新:2015年10月29日 16:37