ラミネイルズ

広く宇宙を股にかけて活動する小規模の傭兵団。
滞在していた星での仕事量が少なくなり、新天地を求めて聖域にやって来た。
7人の様々な星出身の男女によって構成されている。

撃刃星 ムスペルヘイムのハグン


「………………………………」

ラミネイルズのリーダー。男性。
ムスペルヘイム出身の悪魔が宇宙に進出し、自らを鍛え変質させ帰って来た姿。
種族は不明だが、元の種族と分かられないほどに姿が変わっているらしい。
寡黙な性格で、必要以上の事は喋らない事が多くその性格は詳らかにならない。
分かっているのは団一の実力を持っていると言う事のみ。
黒くツヤのあるアーマーのような身体をしており、目は赤色に光り頭部からは四本の放射状の角と額からの曲がった一本の角が生えている。
身体にも頭部と同じようなツヤのある黒い鎧を纏っており、背中からはマントのような鰭状の物質が広がっている。
手に持つ紫色の刀身の剣「パージブル」は浄化・聖属性に強く、それらを切り裂く事に長けた邪悪な剣。

撃砲星 ファイアノンのジガンゲイト


「足が痺れた」

グリート星系ファイアノン星出身の傭兵。男性。
ファイアノン星人の特徴通りの巨大な体を持っており、その体躯は10m程度。
薄紫を貴重にして赤をアクセントとしたパワードアーマー「マストラクシオン」にその身を包んでおり、背中に背負った巨大なダブルキャノン「ハルドプルメイジ」を獲物にする。
どうやらファイアノン星人の中でも特に大きな体を持つようで、座ると足が痺れ易いらしい。
寡黙な性格というよりはあまり物を考えない性格のようで、あまり心に言葉を置かない為に口数自体が少ないらしい。
ラミネイルズの壁役であり、防御力と全身の火器による支援力は高い。

撃鎌星 トラインのレンティ


「レンティちゃんってぇ、ム~ドメ~カ~じゃん~?あれ?違うのぉ~?」

スカイザ星系トライン星出身の傭兵。女性。
ヒトのような姿だが、黄色い複眼と頭の触覚を持ち、昆虫系の特徴が体の各部に存在する。
蜂のような黄色と黒の縞々模様を体の各所に持つが、それがアーマーによる装飾なのか彼女自前のものなのかは明らかではない。
享楽的な性格で、自分の事を勝手に団のムードメーカーだと思っているが、団員には煙たがられる事が多い。
チームの撹乱役であり、スピードを生かした両手の鎌による戦法を得意とする。
トライン星人は興奮すると短時間のうちに変態し、より昆虫に近い容姿に変貌する。

撃惑星 パープレックスのゾーン6


「ボス…ごしじをください」

コウス星系パープレックス星出身の傭兵。無性別。
しかしパープレックス星人そのものではなく、パープレックス星人が生み出したアンドロイド。
ヒトの少年のような姿をしており、白いセミロングヘアと紫色の目、首と手首にふさふさのついた白と緑の縞々の服が特徴。
物静かで気の弱い性格をしており、人の指示無しには動けない。
兵器としての能力により他を魅了する機能を有しており、能力発動中はその姿を目にするだけで選んだ相手を魅了状態に引き込む。
相手の精神力次第の能力であり、並みの精神力の者なら油断していれば短時間で自らの傀儡とする事が出来る。

撃弾星 コンセルトのメグレズ


「私の演奏を邪魔するんじゃないよ!!」

プライ星系コンセルト星出身の傭兵。女性。
紫色のロングヘア、赤色の肌と六本の腕を持つ。細く美しい外見に反して性格は激情的。
マゼンタ一色の目に半円状の集音器官を頭部に持ち、音を捉えて理解する能力に優れるコンセルト星人の機能を発揮する。
隊の警戒、情報収集役ではあるが戦闘時には音を自在に操る音楽兵器「ロアルライレ」を操り広範囲に被害を齎す。
自身もコンセルト星人に備わった能力によって音関連の攻撃には絶大な防御力を誇るが、その分物理的防御に劣る。

撃牙星 ローボのテンスウ


「腹が…腹が減るなあ………腹がよぉ………」

ウォルベス星系ローボ星の出身の傭兵。男性。
鱗のようにも見える硬質の体毛に覆われた灰色の身体が特徴。
鋭い牙と爪を持ち、スピードとパワーによって次々と敵を引き裂く本能に任せた戦いが得意。
何時も腹を空かしており、戦闘力は高いがその分燃費も悪く活動エネルギーを次から次へと摂取しなければならない。
ローボ星人はテンスウに限らず悪食で、何でも食べて殆どのものを栄養にしてしまう驚異的な胃袋を持つ。

撃槍星 フォルセのカヴァームド


「強者にのみ我が手足は付いて行く。我々を軍門に下したくば膝を付かせてみよ!」

ストラッグ星系フォルセ出身の傭兵。男性。
深い緑の鎧兜のような姿を特徴としており、鋭く横に長い、斜め上に伸びた明るい緑色に光る目が特徴。
口部分は暗い灰色をしており、まるでマスクパーツのようであり、開くと鋭い牙が露出する。
フォルセ星人はこのような容姿をしているせいで、他星人からは「まるで機械兵のようだ」と言われてしまう。
兜のような深緑の頭部は天空に向かって尖っており、長い。これが長く丈夫であるほどフォルセ星人の地位は高くなるらしい。
カヴァームドの頭部は恐ろしく硬いが長さはそれほどでもなく、地位は中堅。
武人気質で、正々堂々とした勝負を好み、それ以外には漬物の開発以外それほど興味が無い。
戦闘時には高い水準の膂力と防御力、テクニックを生かし、正面からの槍術で闘う。
彼の持つ槍「アーティップランジ」は彼の意思で自由に飛翔し、槍自身が強力な筋力を持つ生体兵器。
カヴァームドを乗せて空を自在に飛ぶ事も出来るが、誰でも乗れるワケではなく、槍相応に足場が細いのでバランス感覚に優れていなければならない。

余談

名前の頭にある異名は、戦争で活躍した惑星で贈られたもの。
コメンド星系パディウム星にて。

追記予定あり。
ハグンの出身地に設定を貸してくれたソロモンさんに感謝!
最終更新:2016年06月04日 20:31