1: 名前
ジェンク・スパナ
2: 年齢
18歳
3: 性別
男性
4: 種族
人間?
5: 外見
茶髪のショートヘアに、鼻の頭に小さな傷の有るやんちゃそうな顔。
瞳は茶色で、東洋人系の血の入った顔立ち。
落ち着きの無い表情のせいか若いその年より更に下に見られてしまう。
普段から黒い忍者装束を纏っており、
某ヴィジランテの正体だと間違えられた過去が有る。
身長:178cm 体重:69kg
6: 性格
落ち着きが無く、調子に乗り易く、落ち込み易い。
テンションの上がり下がりが激しい極端マン。
自分の運命に嘆きまくりで基本的にグチ吐き男。
可愛い女の子や綺麗なお姉さんに弱く、操られ易いバカ。
しかしムサくてかつ人相の悪い者は嫌いなのか、それらには信じられないほど操られない。
むしろ最初から疑ってかかる失礼なヤツ。
「俺はしんどい」アピールを結構する男であり、人に褒めてもらいたいらしい。
グチグチ文句は言うが正義感は人以上の物を持っており、やる時ゃやる性格。
7: 過去
ニンジャ・ジツドージョー師範の孫として生まれる。
祖父に素質を認められてニンジャ・ジツを幼い頃からみっちり鍛えられ、うんざりする。
そのせいでクラスメートからは祖父もろとも「へんなやつ」扱いを受けてまともな友達も居ない。
それでもグチ吐きながらも比較的明るく育ったのは家庭環境が良かったかららしい。
18歳の時(というか数日前)、祖父の身体に急変が訪れる。
病床の祖父を心配して家族皆で傍に付いていたら、危篤の祖父の口から衝撃の事実が語られた。
祖父:
1.「お前は太古から続く伝説の忍者家系、ホウオウ家の血筋の最後の生き残りなのじゃ」
2.「ホウオウ家の宿命は、世の悪を砕き闇を掃い影として太平を取り戻す事」
3.「ワシ、実はお前の爺さんじゃないんじゃ。先代ホウオウ家当主、カンジ・ホウオウの教育役でな。わしの本名はゴードン・スパナじゃなくてコドウ・カギロイ」
4.「我が血筋を狙う敵対忍者の血筋、モロウ家にホウオウ家を急襲され、先代は末裔となるお前を逃がす為に屋敷にて散った」
5.「その時ワシがお前を連れ出し、遠縁であるスパナ家に逃げ込んで匿ってもらったんじゃよ」
6.「だから、お前の父さんと母さん、妹も実は本当の血縁ではない」
7.「でもその事を恨むでないぞ。お前達は本当の家族のように仲が良かった。家族かどうかなんて所詮は仲が良いかどうかじゃ。だからお前達は本当の家族じゃろう」
8.「混乱するかもしれんが、今こそ世の混迷極まる時。此処までわしがお前を…いや貴方を鍛えて来たのは、この時の為」
9.「どうか世の悪を砕き闇を掃い、太平の世を取り戻す為に戦って下され。そして、長く続くモロウ家との宿命に終止符を…」
10.「あ、最後にお前の爺さんとして言うけど、わしの道場はお前にやるから。管理よろしくな。あとエロ本の隠し場所がベッドの下なのはまずいぞ。すぐバレる」
11.「それとお前、血が繋がってないからって妹と結婚しようとか考えんなよ。確かに可愛く育ったけど。きっとロクな事にならんし」
12.「え?危篤のくせに何でこれだけ長々と語ってぷっつり死なねーかって?これな、カギロイ家の忍術に伝わる「ユイゴン・ジツ」なんじゃよ。言い終わるまで死なん」
13.「えーっとあと他に言い残す事有ったかな…あそうだ、ホウオウ家の遺産とかはねーから期待すんなよ。モロウ家の襲撃で全部焼け落ちてしまったわい」
14.「あとねーあとねー…あーもうめんどくさい!わしはもう他に思い当たらんし、何か気になる事あったら後は自分で探せ。そんじゃあな」
15.「うっ!じゃ、わし天国で待っとるから!同じところに来れるように善行積めよ!(がくっ)」
ジェンク:
1.「(ポカーン)」
2.「え?ウソだろ爺さん!!何考えてんだよ!!遺言くらいもうちょっとまともな事言えよ!!」
3.「しょうがねーなもう…まあいいや、幸せそうに逝ったし…なあ母ちゃん、父ちゃん、ユディス?」
4.「え、何その顔?皆?」
5.「(その後、皆から話を聞いたらどうも爺さんの話は本当らしかった。妹は混乱しないように俺より先に事実を聞かされてたんだとか)」
6.「(あのくそじじい、遺言書まできっちり残してやがる。俺に話したのとほとんど同じような内容を。じゃあ自分で言うなよ!遺言書くらい読むからさ!)」
7.「(こうして俺は、よくわからん宿命とやらの為に世の中を救うアレをアレする事になった。何で?)」
8.「(まあいいや、モテよう。俺はルックスはわりとイケてる方だし、皆を救うヒーローになってモテて、可愛いお嫁さんをもらおう)」
9.「(まずはそれが当座の目標かな!)」
というわけで、ジェンク・スパナ(本名リュウジ・ホウオウ)の冒険の旅は始まったのである。
ぶっちゃけ遺言なんか知らねーと言いたかったが、勇者を送り出す家族の目を裏切る事は出来なかったのである。
めっちゃ真剣な顔で見送られたし。
8: 職業
さすらいのニンジャヒーロー(給料は出ない)
9: 口調
「俺の名はジェンク・スパナ!!えーと…八百屋の息子だ!!とりあえずお前ら、俺に倒されろ!!」
「へっへっへー、俺はお前らあらくれものに容赦なんかしないもんね!!」
「食らえ伝説の忍術、カイテン・ジツ!!!」
「これ本当に伝説の忍術なのか!?もうちょっとカッコの良いの無いのか!?」
「分からず屋!ホントは誰も疲れる命のやり取りなんかしたくねーってのが分からねーのか!!」
「戦いの後には必ず誰かが居なくなる…それは悲しい事なのよ って、偉い人も言ってたよね?え、違う?」
「俺は皆が笑ってて、俺がハーレム出来てたらそれで良いんだよ!!他に高望みしねーって!!」
「やってられねぇ~給料も出ねぇ~女の子にもモテねぇ~」
「あっ、こら!笑うな!!ニンジャはカッコいいモンなんだぞ!!ヘンタイでやってるんじゃねーやい!!」
「最初に一つ言っておく!!俺のエロ本の隠し場所はベッドの下じゃない!!」
「爺さん、あんたの遺言、役に立ったぜ…エロ本はこれから使ってない布団のシーツの中に隠すよ」
10: 一人称、二人称
一人称:俺
二人称:お前、あんた、~~(呼び捨て)、~~さん(年上)
11: 好きなもの
ドーナツ
輪投げの輪
チャクラム
何故か輪っか状のモノが好き。
関係有るのかどうかは知らないが、ホウオウ家の家紋はわっか状。
12: 嫌いなもの
十字手裏剣
十字架
レティクル
何故か十字型のモノが嫌い。
関係有るのかどうかは知らないが、モロウ家の家紋は十字状。
13: 好きな人
落ち着きのある頭の良い女の子
(に、告白して来た経験が何度か有るが皆実際に落ち着きのある頭の良い女子だったので落ち着きの無いアヤシイ・ドージョーの孫は収入面と性格面から結婚を前提としたお付き合いは敬遠された)
14: パートナー
今のところいない
15: 属性
炎
16: 苦手な属性
水
17: 戦闘スタイル
忍術を使ったスピード頼りの戦法。徒手空拳が多く、刃物をあまり使わない。
しかし妙に正面戦闘に優れた忍術が多く、隠密に向いていない。
本当に忍術なのかどうかは疑わしいようなものが多いが、本人の身体能力だけに任せて術さえ使わなければ隠密行動も可能。
基本的に硬い敵との戦闘は向いておらず、それに相対すると「関節を狙う」「同じ所を何度も攻撃する」くらいしか能が無くなってしまう。
素質と訓練は十分ではあるが、まだまだ戦闘経験も無いので、熟練した相手には手玉に取られる事も。
18: 精神力
すぐにグチグチ文句を言うが、その態度を何処ででも保っていられる。
低い状態で硬い、と言うよくわからない精神の持ち主。
19: 戦闘熟練度
★☆☆☆☆
20: 技や魔法
「カベテンジョーアルキ・ジツ」
重力に逆らって壁や天井を走る謎のジツ。
本人曰く「爺さんに教えられた通りにやったら何か出来るようになった」。
「カイテン・ジツ」
ものすごいスピードで回転して敵の飛び道具を弾いたりそのまま体当たりしたりするジツ。
ジェンク一番の得意ジツであり、回転するとだいたいの危機は脱せる、とは彼と爺さんの弁。
移動スピードも上がるが、視界は悪いのであまり長く発動したり移動したりすると酔う。オエー。
「モノナゲ・ジツ」
百発八十中くらいの精度のモノ投げジツ。
けっこう当たるが百中にはまだ鍛錬が足りない。
「アテミ・ジツ」
敵を気絶させる事に長けた打撃。
体内で特殊な気を練って流し込むジツ…と祖父に説明されたが、本当かどうかは怪しい。
しかし効果は実際にあるらしく、敵のどこを殴っても同じくらいのそこそこの気絶効果が有る。
敵の防御力が低いほど成功し易く、硬い敵には通じ難い。
「ロボアテミ・ジツ」
頭やアンテナなど大事そうな部分を思いきりぶん殴って機能を停止させる。
ジェンクが編み出したジツである。
ただ殴っているだけとも言う。
「タタミガエシ・ジツ」
床や地面やそれそのものタタミなどを裏返して壁にするジツ。
不思議なことに特殊なロック等が無い限りどんな地面でも剥がせてしまうが、地面じゃないと剥がせない。
壁とか天井になるとジツの発動さえ起こらない謎のジツ。
場所によって壁の強度が変わるので、綿の上等でやってもあんまり役に立たない。
「カゲブンシン・ジツ」
自分を増やして相手を欺くジツ。
ジェンクは四人まで自分を増やす事が出来る。
見破る点は「におい」や「動作音」がしない事。
もっと修行すればにおいや動作音すら付けられ、人数も増やせるらしい。
分身による打撃などは通用しないので、攻撃力には期待出来ない。
「ガチリン・ジツ」
相手に囲まれた時に、チャクラムを正確に相手に投げるジツ。
包囲網を脱出する時に使う。
現在のジェンクは四体の敵までに正確に投擲する事が出来る。
それ以上になると対象が増える度に精度が落ちて来る。
「クサカゲ・ジツ」
足の指でチャクラムを投げて、地面スレスレを飛ばすジツ。
結構気付かれにくい。
「ヤマカゲ・ジツ」
犬を操ってシノビ・ドッグとして武器を持たせたり薬を持たせたりして戦力にするジツ。
ジェンクは犬が苦手なので、このジツがヘタクソ。
「ムシブエ・ジツ」
特殊な口笛によって虫を操るジツ。
現在のジェンクは「前に飛べ」だの「此処に集まれ」だの簡単な命令だけ出せる。
「シュトウ・ジツ」
手を刀として扱うジツ。
刃物のような鋭さを発揮する事が可能。
その辺の家庭で扱われる包丁とかそういう刃物と同じような切れ味であり、刀とかには負ける。
切れ味は有るものの、所詮使ってるもんは手なので刃物と克ち合うと危ない。
「トオシ・ジツ」
敵の体内に衝撃波を通すニンジャの伝統的なジツ。
相当集中してやらないと出せないので、動きの遅い相手に有効。
普通の相手には五分、素早い相手にはムリ。
「テッポウオ・ジツ」
口に含んだ液体をものすごい勢いで吐き出すきちゃないジツ。
飛び道具が無い時に水筒内の水など使って使うジツであり、実際強力。
人の肌に撃てば赤く腫れ、目などに撃てば失明の危険性も有る。
祖父とのケンカの時にこれの吐き合い(きちゃない)をよくやっていたので、ジェンクの得意ジツの一つ。
「ミダレウチ・ジツ」
次々に刃物を乱れ撃つジツ。
命中力は落ちるが、範囲制圧に優れる。
「ヤグラクズシ」
相手に肩車させるように乗り、足で相手の首を挟んだまま倒れる勢いで相手を引き倒すワザ。
簡単に言えばフランケンシュタイナー。
「カマキリ・ブレード」
空中に飛び出して一回転し、その勢いで両足の踵を相手の肩にぶつけるワザ。
威力はジェンクのムーブの中では大きめ。
21: 特殊能力・特殊技能
「ホウオウ・ジツ」
ホウオウ家の血筋に伝わる力。
炎を自力で生み出し、更に爆発させる事が出来る。
修行すればするほど威力を増すらしいが、その修行方法が分からない。
「カヤク・ジツ」
火薬を精製する知識。
そこそこの知識と実力は有るが、炎や爆発を自力で生み出せるジェンクにはあまり必要が無い。
「カギアケ・ジツ」
鉄の鉤で鍵を開けるジツ。
物理的ハッキングであり電子ロックなどには役立たず。
「ヤクソ・ジツ」
色んな草を混ぜ合わせて毒や薬を作り出す知識。
そこそこの品質のものを生み出せる。
当然材料が無ければ出来ない。
「ボエンキョ・ジツ」
ピンホール効果で握った拳の僅かな穴から遠くを見るジツ。
手が有れば出来るので、実際便利。
「ドクシン・ジツ」
唇の動きを読んで、声の聞こえない距離や声量の相手から言葉を読み取るジツ。
ジェンクのそれはまだ修行不足で、トンチンカンな内容を伝えたりする事も有る。
「ユイゴン・ジツ」
祖父の残した遺言書にやり方が書いてあったジツ。
まだ試した事は無いが、遺言を言い終わるまで死なないらしい。
22: 必殺技
「ゲキハ・ジツ」
ホウオウ家に伝わる最強のジツ…の、未完成形。
身体に炎を纏って、片手を突き出して突進する。
炎には爆発力を秘めており、飛び道具を防いだり接敵時の衝撃力を高めたりする。
解りやすく言えば「爆発で敵を吹っ飛ばすジツ」である。
ジェンクのジツはまだまだ発展途上であり、「強力な掌底」くらい。
「ファイアカイテン・ジツ」
ゲキハ・ジツの炎を纏ってのカイテン・ジツ。
当たれば爆発が次々に起こるカイテン・ジツであり実際強力。
難点は視界が悪くなって遠くの相手に直進するには難しいジツである事。
気配で相手の位置を正確に計れるほど、ジェンクはまだ達人ではないのだ。
その欠点を補う為に、ジェンクはコレを近距離で相手を掴んで繰り出す。
ジェンク曰く「格ゲー有るだろ?投げ系の必殺技だよん」。
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:B++
魔力:E(重力を無視したり炎を操ったり地面を軽々剥がしたりするのはどうやっているのかはかなり謎)
腕力:B+
知力:B
素早さ:B++
命中:B
24: 武器やアイテム
「チャクラム」
普通の十字手裏剣が嫌いで輪っかが好きなジェンクが使う飛び道具。別名戦輪・飛輪・円月輪。
小型・中型・大型と様々なサイズのものを持っている。
しかしジェンクが人を殺す事を嫌うので、基本的には小石で代用されてあまり出番が無い。
「小石」
ジェンクがよく投げるもの。
チャクラムよりこちらの方が飛び道具として出番が多い。
何時も手ごろなサイズのものを幾つか持っている。
「クサリカタビラ」
刃物を通さない事を目的として作られた鎖を縫いこんだ服。
若干重いが、そこは訓練によって鍛えた身体で何とかしている。
突き攻撃に弱い。
「キカツ・ガン」
お腹空いた時に食べる栄養保存食。
掌サイズの茶色い玉で、マズいけど力は沸いて来る。
体力は回復するがテンションは微妙に下がる。
「スイカツ・ガン」
喉渇いた時に食べる水分保存食。
掌サイズの黒い玉で、マズいけど喉の渇きは癒える。
こんなマズいもんを食わなくてもいいように、普段はちゃんと水筒の水を飲む。
「水筒」
水の詰まった筒。
ステンレス製なので、投擲武器にもなる。
ぶっちゃけ当たれば小石やチャクラムよりも強力な場合がある。
「ケータイ」
を、実は持っていない。
古風な祖父の教えのせいで持たせてもらえなかった。
25: その他
ニンジャー、ゴー!!!!!
最終更新:2016年06月19日 17:31