ミチフレンズ
「あー、そーやんなー。わかるわかる」
「何がよ」
「えーとな…いろいろ」
概要
ミチのともだち。
色々いるが、今回は学友の特に仲の良い5人を筆頭に紹介する。
谷村 万里生
たにむらまりお。14歳。同じ2—Cの男子生徒。愛称はタニー。
レンズの分厚い、光が白く反射して目が見えないような四角い銀フレームの眼鏡をかけている。
眉毛はいつもツリ眉で、険しい表情をしているように見えるが、本人は至ってふつう、怒っていない。
しかし至って普通の性格というには少し鈍感で冷徹なところがあり、何事があっても基本的に動じない。
つっけんどんな態度に見えるが、基本的に人付き合いは良いのか、人を称賛しない、褒めないだけで賛成はするし話せば何かしら相談に乗ってくれる。
人の頼みをムチャでなければあまり断らない為、よく頼られる。
図書委員で、ミチとは同委員会。二人で図書室仕事をしている時がよく見られる。
何時も学生服の白シャツと黒ズボンを着ており、普段の生活でもそれしか着ていないので、よく「他に着る服が無いのでは?」と言われる。
真相は「着やすいから学校用とは別にもう一着個人的に買った」との事。
高いのに自分で買ったらしい。
基本的に常識人だが、このように一部分が変人偏屈。
リアリー・サイド
詳細は
リアリーの記事にて。愛称はりっちゃん。
ミチと居る間は基本的にはっちゃけており、図々しい物言いをする。
彼女に合わせて関西弁を喋るが、発音がおかしくたどたどしいので、文字に書くときっと全部ひらがな。
ミチからエロい目で見られている事を知っているが、本人がそんなにイヤな事をしてくるワケではないし、ヘタレなので気にしない。
蘇木コーデリア
そぎこーでりあ。
2-C…というより、嘉良中学校一のお嬢様。愛称はこーちゃん。
蘇木家はかなりの資産家らしく、何やら大きな会社をやっているらしい。
ミチに対して恋愛感情を抱いており、基本的に心優しい天真爛漫なお嬢様ではあるが、彼女の事となると強引で開けっ広げ。
綺麗なブロンドをロングにしており、青いリボンを頭の両サイドに付けている。
いつもニコニコ笑顔のため、あまり彼女の青い瞳をじっくりと見た者は居ない。
金銭感覚が緩く、人に金の貸し借りやおねだりなどを試みられるとすぐにOKを出してしまい、その度にタニーか福原に止められている。
福原 悠衣
ふくはらゆうい。ゆいではない。愛称はフクちゃん。両側お団子頭の茶髪。
どデブ!というほどでもないが、ミチより更にお腹回りの体格がいい女子。
タニーに負けないくらい分厚いレンズとツリ眉で、こちらは顔の印象通り物言いがキツく、少し過激な面が有る。
気に入らないものはどこまでも気に入らないタイプで、怒りっぽいが友達は大切にするタイプ。
こんな性格ではあるが、どちらかというとツッコまれるタイプで、ツッコミはあまり担当しない。
よく「クキー」とか「がるるる」とか言う。
箱竪 咲男
はこだてさきお。愛称ドハ。
ミチからは「ドハやん」とかたまーのたまに「サッキー」とか呼ばれる。
男子にしては少し長い黒髪をしており、黒目がでかい。まだ声変りが来てない。
口がいつも「w」のような形をしているが、どこかの神降ろしとは違い特に笑顔ではない。
学生服じゃない時の普段の服装は、黒色の動き易いものを好む。
いつも何かを警戒しているような顔で、必ずコメカミあたりに「U」こんな汗が出ている。
愛称の「ドハ」ははこだてさきおという名前に全くかすりもしていないが、これは彼の驚き声からの愛称。
何かダメージを受けたり驚かされたりすると決まって「どはー!!」とか「どは!?」とか叫ぶせい。
やる事なす事少しビクビクしているくらいで普通なのだが、何故か騒ぎが起きると何時の間にか精神的・肉体的ともにダメージを受けてしまう謎の不幸体質を持っている。
その過去からの経験のせいか、何時も周りを気にしてビクビクしているが、どちらかというと気は強めで、ツッコミ体質。
カンサイ出身ではないのか、喋りは共通弁っぽい。
ちなみに、お年頃なのでシルバーアクセとかにちょっとだけ手を出している。
十字剣のアクセを買ったが、恥ずかしいのでカバンにこっそり忍ばせているだけで付けてない。
それ以外
仲良し六人組以外の、普通に仲の良い部類の学友。
商 商
あきないしょう。あだ名は名前がダブルで商なのでダブショー、更に縮めて最近はダブと呼ばれる。
短く丸っこい、若干髪の長い野球少年のような黒髪の男子。
醤油顔で、黒目が小さく冬でも半袖半ズボンを好むバカな男子の典型例。
何時もよく喋り、好奇心と思春期男子特有のそういう欲望が旺盛。
こんな名前だが商人家系だったのは3代前、曾祖父の代までで、父親は普通の会社員。
ダブルで商になったのは、親曰く「覚え易くて面白そうだと思ったから」。
共働きの多くなってきた現代に珍しく、母は専業主婦で食べていけているある程度裕福な家庭。
一人っ子で兄姉弟妹は居らず、そういったものに憧れている。
特に「義理の姉」とかそういう響きに弱く、姉というものを何かの影響で何か勘違いしている。
リアリーやコーデリアに憧れているが、話しかけて近しくなる勇気は無く、「天上人はその輝きを目に映すだけでええんや」と嘯く。
女子にモテようと色々な趣味や習い事を始めてみては、すぐに大変だなんだ面白くないだなんだと諦める飽き性な為、たまに名前を縮めた呼び名とかけて「アキショー」と呼ばれる事もある。
片思いトリオ
ミチに片思いするトリオ。
コミュ力高いと意外とモテる。
檀 士英(だん しえい)
あだ名は男子A。
ミチに片思いしている男子。
ミチがおっさん根性で女の子好きの罪深い女の子である事は知らない。
もっさいぼっちゃん刈りの頭とビン底眼鏡のせいでださい。
全てを取っ払うとイケメンと言う事も無く、普通の顔。
でも普通は普通なりに頑張りたいらしい。
思い付きにキャラ付けされただけなので、こんな状態と解説になった事をとても残念に思っている。
尾藤 功(びとう いさお)
あだ名は「B」。
顔が誰かにそっくりと言われる。
14歳離れしたおっさん顔で悩んでいるが、やっぱりミチの事が好き。
志位 和子(しい かずこ)
ミチに恋する陸上娘。あだ名は「C」。
自分の事を変態だと思っているので、ミチに思いを打ち明けられない。
俺っ子。
もちもの
「スペアメガネ」
タニーとフクちゃんの持ち物。
そこのところはきっちりしている。
「カードと多数の現金」
こーちゃんの持ち物。マネーパワー。
「鉄板」
ドハのカバンの中に敷かれている。
肉体的ダメージを受ける時の盾に使われる。
技
「合気道」
高校生までならひねれる。
タニーの技。
ガリ勉のように見えるが、脱ぐと凄いらしい。
「SP召喚」
こーちゃんの技。権力こそパワー。
「フクパン」
フクちゃんの技。
中2女子にしては強烈。
男子とのケンカでの必勝法。
「ドハガード」
鉄板。
ともだち語録
「なんかて…なんや?」
タニーの言葉。
髪形を変えたミチが「なんか言うことあらへん?」と聞いてきた時のもの。
彼はデリカシーが無い。
「私のことくんかくんかした仲じゃない」
こーちゃんの言葉。
ミチに対して「何を今さら恥ずかしがるの」と使った言葉だが、真実である。
修学旅行、誘ったら夜這いしてきたミチに色々させたらしい。
「アタシの中の正義パワーが許さんのじゃ」
男子とのケンカでのフクパン一発KOの後のセリフ。
先生に「お前も謝れ」と言われた時のセリフなので、あまりカッコよくはない。
「オレは信じねーぞ!どうせ何かしてるうちになんやかや分からん間で結局オレが痛い目に遭うんだ!!」
ドハやん悲しみの叫び。
こういう事を言っているから実際の事態も引き寄せられるのかもしれない。
余談
なかよし6人組。
最終更新:2018年01月10日 01:16