時間と空間の魔力を用いて、対象を異なる世界へと瞬時に移動させる、時空転移陣。 サイファリア・イルフィリア十三神竜のうち、時を司る神竜『クロノス』の名を借りて、付けられている。 大概は、陣だけでなく、それを陣を制御する『制御版』とセットで置かれている為、「時空転移装置」とも呼ばれる事がある。
習得には高度な時の魔法技術が必要であり、尚且つ開くには膨大な時の魔力と、それを制御するための道具が必要とされる。 彼の名が付けられた、十三神剣の一つ『クロノスソード』には、この門を開く為に作られたとも言われている。
・十三神剣 サイファリア・イルフィリア十三神竜の精神が、一体の神竜につき一振り宿っているといわれている魔法剣。 それぞれの剣に宿る神竜達が認めたもののみにしか、その剣を自在に操ることが出来ず、認められていないものが握ろうとすると、 それは巷に聞く、呪われた剣よりも遥かに恐ろしい魔剣に変わる。
なお、クロノスゲートを開く際には、時を司る『クロノス』の精神が宿る『クロノスゲート』と、膨大な量の時属性の魔力が必要となる。
因みに、クロムが持つ『サラマンダーブレード』もこの十三神剣の一振りであり、炎を司る『サラマンダー』の精神が宿る剣である。