イライラ解消への三段階の方法
【イライラの原因】
イライラの原因は、たくさんあるように思えますが、 実は、まとめると共通する1つだという事がわかります。
それは、思い通りにいかないという事です。
- 何かが上手くいかない。 ・何かに間に合わない。 ・誰かが、自分の希望通りに行動しない。 ・他人が自分の常識外の事をする、または言う。
「こうしたい」「こうであってほしい」 という思いと反する事が起きる事によって、 イライラは発生します。
小さな事から、大きな事まで。
「「求める気持ち」「期待する気持ち」が イライラを呼び寄せているという事ですか? じゃあ、何も求めず、何も期待しなければ、 イライラしなくなるんですね?」
確かに、その通りです。 しかし、悟りを開いたお坊さんでもない限り、 それは無理でしょう。
そして、人間だれしもが、 それぞれの常識や欲がありますし、 それぞれを噛み合わせる事もできません。
「では、イライラする事があっても、 しょうがないものだと、気にしないように すればいいんですね?」
それができれば、一番いいと思います。
しかし、それができるのは、 「もともと気にしない性格の人」だけです。
あなたが今、気にしない性格でないのなら、 「気にしないようにする」という方法は、 あきらめる事をおススメします。
イライラを直すのに、 性格や考え方を変えるというのは、 非常に困難です。
- 物事は受け取り方で決まる。 ・人に期待しなければいい。 ・人は十人十色。違っていて当たり前。 ・何があっても「ありがとう」と言おう!
私は今まで、こういった事を本で学び、 何度も自分に言い聞かせてきました。
しかし、自分の性格というのは、 そんな簡単には変えられません。
更に、最近知った事ですが、
人は「気にしない」ように意識すると、 余計に気にしてしまうらしいのです。
つまり私が以前していた 「イライラしないようにする努力」は 逆効果だったという事です。
あなたがもし、 性格や考え方を変える事で イライラを減らそうとしているなら、
無意味どころか、逆効果ですので、 今すぐやめましょう。
そして、これからご紹介する方法を やってみて下さい。
今までよりもずっと、 効果を実感できると思います。
それでは、これより具体的なお話に 入っていきましょう!
【イライラの元から離れる】
イライラの対策は、3つの方法があります。
大切なものからご紹介するので、 1、2、3の順番でやるようにして下さい。
1で全て解決できるなら1だけ、 ダメなものは2、そして3。
この順番で、進めて下さい。
では、まず1番目の方法です。
それは、イライラの元から離れる
という方法です。
一瞬、あっけにとられたかもしれません。 しかし、大真面目ですので、 話を聞いて下さいね。
イライラ対策のキモは、 「イライラする状況をいかに作らないか」
という事にあります。
もしかしたらあなたは、今まで 「イライラした時にどうするか?」 という方法を探していませんでしたか?
それも大事ですが、もっと大事な事は、 「まず、イライラしない状況を作らない事」 です。
そして、その一番の方法が、 「イライラの元から離れる」という事なんです。
例えば、私はタバコを吸いませんので、 歩きタバコをしている人を見ると イライラします。
その人が吸った煙が、 私の方に向かってくる時は、 ものすごく不快ですし、
副流煙の方が、 肺ガンのリスクが高いので、 迷惑極まりないです。
なのに、私が通勤で使う道には 歩きタバコをする人が結構いるんです。
特に、帰りの時には、とにかくたくさんいて、 毎日帰り道がストレスでいっぱいになります。
この時、 「まあ、歩きタバコしている人なんて 珍しくないよ。色んな人がいるし、 気にしなければいいじゃないか。」
と言い聞かせていたのが、 今までの私でした。
しかし、言い聞かせたところで イライラは静まりませんし、 それどころか、膨らんでいってしまいます。
そこで私は、 通勤で使う道を変える事にしました。 すると、歩きタバコをする人に 遭遇しなくなったのです。
これで、あっさり解決しました。
確かに、道を変えた事で、 2、3分長く歩く事になりました。 しかし、歩きタバコのストレスを考えたら、 多少、歩く距離が長くなるのなんて どうでもいい事でした。
ここでのポイントは、
- 私の性格や考え方は変わっていない。 ・歩きタバコをする人は、減っていない。
という事です。
今回のケースでは、
- 物事の受け取り方を変えた方がいいんだろうか? ・なぜ、歩きタバコをする人が減らないのか?
なんて事に気が向きがちですが、
どちらも考えるだけ無駄です。 そんな簡単にはいきません。
ですから、 とっととあきらめてイライラの元から離れる。 これが一番イライラの対処としては、 ベストと言えるでしょう。
今あなたが、日常抱えているイライラで、 少なくとも 1 つぐらいは、離れる事で 解決できるものがあるはずです。
- イライラする道、店、道具など。 ・イライラさせる人 ・イライラする習慣
意外と、離れる事ができるのに、 離れる事無くイライラしているなんて事があるんです。
「これは離れれば、解決しちゃうんじゃないか?」
という目で、まずは日常のイライラを 振り返ってみて下さい。
また、
イライラしている人が多い場所からも 離れるようにしましょう。
満員電車とか、街中などですね・・・。
イライラは感染するものなので、 「自分の近くにイライラしている人がいない」 というのも、大事なポイントです。
この点を踏まえて、私は通勤で乗る電車の 時間帯や車両を決めています。
少し早起きをする事になったり、 改札から遠い車両に乗る事もありますが、 イライラしている人だらけの満員電車に 乗るよりは、はるかにいいです。
大事な事ですので、繰り返しますが、 1 番目の方法で、できるだけイライラの元を 排除して下さい。
それでも残ってしまったら、 次の方法に進むようにしましょう。
【心の余裕】
さて、1番目の方法で イライラの元をできるだけ排除したと思いますが、 それでも完全に排除できたわけではないと思います。
そこで2番目の方法です。
それは、心の余裕を「能動的に」作るという方法です。
振り返ってみて頂きたいのですが、 同じ出来事が起きたとして、 自分の状態によって、イライラしたりしなかったり という事はありませんか?
「急いでいる」「体調が悪い」時などは、 ちょっとした事でもイライラするものです。
ところが、「時間に余裕がある」「体調が良い」 時には、ちょっとした事なら気にならなかったりします。
そこで、2番目の方法としては、 イライラしづらい状態を意識して作る という事をします。
ここでは、「時間の余裕」「心の余裕」を 作る事を重点に置きます。
そこで、おススメしたいのが、
「減らす」「やめる」作業です。
現代社会では、 スピードや効率、結果を求めらる場面が多いです。 仕事でいえば、納期やノルマに追われるなんて しょちゅうですよね。
更に日常生活でも、ついつい、 効率を考えて、たくさんの事をしようと思いがちです。
しかし、冷静に考えてみて頂きたいのですが、
実は、やらなくても何の問題も無い事が 日常生活にはたくさんあります。
1つ1つは、あまり影響しなくても やる事を詰め込み過ぎると、 知らず知らずのうちに心に余裕が無くなって、 イライラしやすい状態になってしまうんです。
ですから、ここで思い切って 仕事やプライベートで「やらなければいけない」 と思っている事に、次の質問を投げかけてみて下さい。
「本当にそれは、やらないといけない事なの?」
少しでも「必要無い」と思ったものは、 どんどんやめていきましょう。
例えば、 毎日一生懸命スマホで Facebook や Twitter 見てるのとか、 本当に必要なんでしょうか?
必要どころか、スマホを見過ぎると、 目と首にダメージが蓄積します。
目と首の不調は、医学的にも、 精神上よくないと言われていますから、 むしろ良くない事です。
それから、駅や歩道で、 何の意味もなく急いでいる時ありませんか?
会社に遅刻するわけでもないのに。 誰かを待たせているわけでもないのに。
人を押しのけてまで、 前に進もうとする人もいますよね。
本当に急ぐ必要があるんでしょうか? 冷静に振り返ると、理由が無いのに 急いでいる時もあるはずです。
例えば、 目的地に5分10分早く着く程度のメリットなら、 さっさとやめた方がいいですね。
むしろ、知らず知らずのうちに イライラしやすい体質になっているという デメリットの方が大きいですから。
多くの医者が、 ストレスは万病の元と言います。
その事からしても、 目的地に5分10分早く着く事なんて、 なんのメリットにもなりません。
こんな感じで、 1日のスケジュール・行動を振り返って、 必要ない物は「減らす」「やめる」 これを試してみて下さい。
そして、
常に「能動的に」、 スケジュールや行動に空白の状態を作るように して下さい。
本当に必要なもの以外を すべて取り除いて生活してみたところ、 私は、格段に心が軽くなりました。
今まで、たいして重要じゃない事で、 無駄に余裕の無い生活をして 心の余裕を無くしてしまっていた事を知った時、 何だかバカバカしくなってしまいました。
是非、あなたにも「減らす」「やめる」事によって、 心の余裕を作って頂きたいです。
更に、この方法は、 疲れが減り体調がよくなるので、 よりイライラしにくくなるという 効果もありますよ。
【脳をダマす】
理想は、1番目、2番目の方法で、 すべてのイライラから解放される事ですが、 どうやっても離れられないイライラって、 ありますよね?
特に人間関係に関しては、 離れる事もできないし、 自分の状態に関係なく、 付き合わないといけない人もいるので大変ですよね。
さて、 ここでやっと、「イライラした時の対処法」に 入っていきます。
ただ繰り返しますが、 あくまで1番目2番目の方法でできるだけ イライラを減らしてから、3番目に移って下さいね。
まずはできるだけイライラの数を減らす。 そして、余ったイライラに対処していく。 これが有効な方法だからです。
いきなり、 降りかかってくる全てのイライラを どうにかしようとすると、 どうにもならなくなります。
ヤンキー漫画を読んでいると、 10人が飛びかかってきた時に、 脇道に逃げて、
追いかけてきた1人か2人に絞って 相手にする方法を良く見かけますが、 そんなイメージです。 (実際には体験したことが無いので、 あくまでイメージです・・・。)
前置きが長くなりましたが、 3番目の方法をお伝えします。
それは体を使って脳をダマすという方法です。
最初にお話しした通り、 考え方や意識を変える事は非常に困難な事です。
ですが、体に意識を向ける事で、 脳をダマす事ができます。
脳をダマす方法は、2つです。
1つは、リラックスしている時と同じ動作をするという事です。
イライラしている時と、リラックスしている時は、 自分の動作が違いますよね。
呼吸が深かったり、浅かったり、 歩くのが遅かったり、早かったり、 姿勢が良かったり、猫背だったり、 上を向いていたり、下を向いていたり、 笑顔だったり、しかめ面だったり、
などなど・・・。
自分がリラックスしている時の 行動の特徴を覚えておく、または記録しておいて、 イライラした時に、リラックスしている時の 動作に変えてみるんです。
そうする事で、 脳が「今リラックスしている」と、 ダマされます。
これはスイッチのように すぐに変わるわけではありませんが、 ジワジワとイライラが消えていくので、 一度、試して頂きたいです。
2つ目は、紙に書くという方法です。
これは、ある心理学者の先生が おっしゃっていた事ですが、 イライラした事を何度も何度も 紙に書くと、脳がだんだん飽きてくるらしいのです。
そして、最終的には、 書いている内容に執着が無くなるんです。
これはただ書くだけという簡単な方法ですので、 実践しやすいと思いますよ。
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最終更新:2015年06月22日 17:47