第1章:グレインフリーフードってなぁに?
グレインフリーとは、英語表記すると「Grain Free」 Grain は、【穀物】という意味です。 日本語では、穀物不使用フードという意味になります。 通常、【穀物】とは、イネ科の種子
を指しています。 米・小麦・大麦・ライ麦・ハトムギ・トウモロコシ・蕎麦・裸麦・アワ・ ヒエ・キビなどです。
グレインフリーフードは、小麦やトウモロコシなどの穀物を使用していな い為、犬の消化・吸収を助けてくれます。 又、食物アレルギーの大きな原因となる穀物を使用しないので、 穀
物ア レルギーを持っている場合は勿論、そうでない犬にも、アレルギー予防 フードとしておすすめです。 犬は、肉食に近い雑食動物で、 本来は肉食であり小麦やトウモロコシな どの
穀物を主食としていません。
そのため、消化しにくく、食べ過ぎると肥満の原因にもなると言われて います。
日本では、まだまだグレインフリーフードが浸透していませんが、 フード の裏に表記がありますので、購入する際に確かめてみると良いでしょう。 含まれている成分順に、表記されて
います。 できるだけ、成分が省略されずに表記されている商品や、お店の保管状 態が良い商品を選ぶなどしましょう。 犬にとって、何が必要で、何が必要ではないのかを目安にフード
を選ぶ ことをおすすめします。
第2章:犬と人間の消化・吸収の違い
犬は、肉食動物でたんぱく質を主に必要とします。 その為、たんぱく質の消化吸収能力にたけており、たんぱく質を分解す る消化酵素をたくさんもっています。 反対に、炭水化物など
を分解することは苦手だと言われています。 グレインフリーは消化・吸収に優れていると言われるのはその為です。 又、腸の長さも人間よりも極端に短く、たんぱく質を吸収する為の
作りに なっています。 胃も大きく、一度にたくさん食べて数日間絶食しても可能な作りです。 犬は口から食べたものを細かく噛み砕いたり、すり潰したりしません。 ある程度の大き
さに噛み砕き、そのまま飲み込みます。 胃では、強い胃酸が分泌され、食べた物を溶かします。 小麦やトウモロコシの穀物は、胃酸で溶けにくく腸でも栄養がしっかりと 吸収できない
ことがあります。 人間と動物では消化吸収の違いがありますので、もっとも適した食事 を与えて、消化・吸収を助けてあげることが望ましいと言えます。
第3章:食事と消化酵素の関係
食べた物は、消化される際に消化酵素を必要とします。 消化酵素は、栄養を吸収しやすい状態に食べ物を分解する為に必要な 酵素です。 犬は、本来肉食であり、炭水化物などの消化が
苦手と言われています。 又、色々な添加物や防腐剤が入っているフードも消化吸収の妨げになり ます。 消化・吸収する為には、より多くの消化酵素を必要とします。 消化の良い状態
で食べ物を与えてあげることは、消化酵素の節約にも なります。 消化酵素が少ない状態では、栄養の吸収がきちんとできないばかりか、 胃腸の病気にもかかりやすくなるのです。 又
、きちんと消化されない食べ物が原因で、老廃物が溜まりやすい体に なってしまうのです。 グレインフリーフードは、犬の消化・吸収を助け、健康な体を維持するサ ポートをしてくれ
ます。
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第4章:グレインフリーと食物アレルギーの関係
近年では、人間と同じように犬の食物アレルギーが増加傾向にありま す。 理由は様々ですが、アレルゲンとなる食べ物には牛肉・乳製品・小麦・トウ モロコシなどがあげられます。
アレルギーは、元々持っているアレルゲン(アレルギーの原因物質) が体 の許容範囲を超えた時に発症します。 外耳炎や、皮膚のかゆみなどが考えられます。 犬のアレルギーは、主
に皮膚に現れると言われますが、 下痢や嘔吐な どの症状がおこる場合もあります。 体調や皮膚の状態とも大きく関係していると言われています。 穀物アレルギーは、人間にも多く見
られるアレルゲンです。 グレインフリーフードは、穀物を使用しない食事を与えることで アレル ゲンを排除するという考えから生まれたフードです。 必要な炭水化物は、小麦やトウ
モロコシなどの穀物以外から摂取します。 かぼちゃやさつまいもといった身近な食べ物から補うことが可能です。 元々持っているアレルゲンの許容範囲を越えなければ、食物アレルギ
ー の発症も抑えることができます。 グレインフリーフードは、食物アレルギーを改善するだけではなく、 食物 アレルギーを予防する効果も期待できると言えます。
第5章:グレインフリーフードと手作り食
グレインフリーのフードは、お家で手作りすることが可能です。 安心・安全な食材を飼い主自身が選び、調理することで、 より安心して 愛犬の食事を管理することができます。
特別な食材ではなく、野菜・豆類・お肉など私達の食事と同じ物で、簡単 に作ることができます。 食事日記などメモをつけていれば、万が一アレルギー症状がでた場合、 どの食べ物に
反応したのかも判別しやくなります。 市販のフードと違い、加工の過程もしっかりと確認できます。 添加物などの表記の基準がまだまだ曖昧な市販のフードに比べると、 とても安心で
す。
市販のグレインフリーフードもありますので、手作り食と併せて取り入れ てみることも良いでしょう。
水分を多く含む手作り食と、消化の良いグレインフリーフードは、 食物ア レルギー予防・アレルギー症状の改善・老廃物を溜めない健康な体を維 持することができる、愛情いっぱいの
食事だと言えます。
又、手作り食にするメリットとしてあげられることは、 同じ食材ばかりを 使用しない、バランスのとれたご飯作りが可能ということです。 市販のフードも、同じものばかりを選んで食
べさせていると、 食物アレ ルギーを発症するリスクが高まります。 色々な食材を使用する、フードローテーションが大変重要なポイントな のです。 旬の食材には、栄養もたっぷり。
色の濃い緑黄色野菜をアレンジで加えるなどすれば、 愛犬の丈夫な体 作りと健康維持が可能です。
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最終更新:2015年06月22日 18:13