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アロニアベリーのダイエット効果

あなたは、アロニアをご存じですか? アロニアとはベリーの一種で、目の健康をサポートするアントシアニンを 豊富に含んでいます。

また、β-クリプトキサンチンも豊富に含んでおり、発ガン性物質から体を 守ってくれるといわれています。

最近では、アロニアに含まれるカロテノイドに脂肪の分解を促進させる 働きがあることが発見され、女性の間でダイエットに効くと話題になって いる果実です。


第1章 「アロニア」て何?
○アロニアとは アロニアとは、バラ科の落葉低木でブルーベリーやラズベリーと同じベリーの 一種です。

やや湿り気のある土を好み、耐寒性・耐暑性ともに強く丈夫で育てやすい植物 です。 花の構造がナナカマドに似ていることから、 ロシアでは 「黒い実のナナカマド」 と呼ばれていま

す。 また、日本では「チョークベリー」「ブラックチョークベリー」 「チョコベリー」、また、カマツカに似ているので「セイヨウカマツカ」など 様々な名称があります。

アロニアは直径 5~10 ㎜程の小さな赤い実をつけ、その実は熟すと黒くなり ます。

6 月頃に小さな白色またはピンク色の花を咲かせ、秋に実をつけます。 寒くなってくると葉は紅く色づき、冬には落葉してしまいます。

アロニアの果実は果皮が硬く、酸味や渋みが強いため、生食には向いていま せん。


そのため古くからジャムやジュース、果実酒などに加工され食べられてきま した。

アロニアに含まれる成分は、熱や凍結に強く加工しても壊れにくいという 特性を持つため幅広く活用でき、日本でもケーキやアイスクリーム、ジャム、 サプリメントとして販売されて

います。

○アロニアの歴史 アロニアは、北アメリカからヨーロッパに移り、19 世紀の初期にロシアに 入ったといわれています。 寒さに強く、-30℃まで耐えることができる品種もあるため北

アメリカや ロシアを中心に栽培されていました。

1976 年にロシアから北海道に種子が輸入されたことがきっかけで、日本での 栽培が始まりました。

農作物として栽培することにいち早く取り組んだのは、北海道の南西部に 位置する豪雪地帯である大滝村(現在は伊達市に編入)でした。

現在、日本では北海道(旭川市・富良野市・千歳市・江別市・北見市)を 中心に東北地方でも地域農業を活性化させる一貫としてアロニアが栽培され ています。


本州では、岩手県と長野県でしか栽培されていません。

○アロニアに含まれる成分 アロニアに含まれる成分の特徴は、アントシアニンの含有量の多さです。 アロニアは紫色の色素であるアントシアニンを非常に多く含んでいるため、 皮だけ

ではなく果実まで鮮やかな紫色をしています。

アロニアの果実の非常に強い渋みも、このアントシアニンによるものです。 チョークベリーという英名の由来は「喉が締め付けられる(ほど渋い味の) ベリー」であるという説がある

ほど、アロニアには強い渋みがあります。

また、アロニアには緑黄色野菜のみに多いと思われがちなカロテノイドも 含まれています。

特に多く含まれているカロテノイドは「β-クリプトキサンチン」 「β-カロテン」の 2 種類です。

β-クリプトキサンチンは柑橘類に多く含まれている成分で、アロニアには 柑橘類の約 2 分の 1 のβ-クリプトキサンチンが含まれています。

β-クリプトキサンチンは、アントシアニンと同じく活性酸素を除去する 抗酸化力が強いため、ガンの予防に効果があることがわかっています。


β-カロテンは、にんじんやトマトに多く含まれている成分で、アロニアには トマトの約 1.4 倍のβ-カロテンが含まれており、このβ-カロテンも 抗ガン効果があるとして注目されて

いる成分です。

アロニアには、抗ガン効果のある 2 つの成分が豊富に含まれているため、 近年その効果に対する研究が進められ、注目を集めています。

この 2 つの成分は抗酸化力も高く、多くの病気に対する効果があるとされて おり、健康を保つためには欠かせない成分です。

他にも、アロニアは食物繊維を豊富に含んでいるため、食物繊維が不足し がちな現代人に適した果実です。



第2章 アロニアの効果とは?

アロニアには、目の健康を維持するポリフェノールの一種であるアントシア ニンや、生活習慣病予防に効果的といわれるβ-クリプトキサンチン・ β-カロテンや食物繊維が豊富に含ま

れており、以下のような働きが期待でき ます。

○視機能を改善する効果 アロニアはポリフェノールの一種「アントシアニン」を、非常に多く含んで います。 パソコンや携帯電話を毎日使用している現代人の目には、絶えず目に活性

酸素 を発生させる青い光が入ってきています。 また、紫外線が目に入ることによっても活性酸素が発生し目にダメージを 与えます。

このダメージが積み重なっていくと、慢性的な眼精疲労や白内障・緑内障・ 黄斑変性症などの病気の原因になってしまうのです。 アロニアに多く含まれるアントシアニンは活性酸素を

除去する作用に優れて います。

特に目の網膜における、この作用がよく知られています。


まず、ものを見るときには、目に入ってきた映像を目の網膜(カメラにおける フイルムのようなところ)に映し出します。 この網膜にはロドプシンというたんぱく質が存在し、このロ

ドプシンが分解 されることにより発生する電気信号が脳に伝わり、「目が見える」と感じます。 この分解されたロドプシンは再合成され、再び分解され…を繰り返すのですが、 疲れや加

齢により、このロドプシンの再合成能力は低下していきます。

アントシアニンは、このロドプシンの再合成を助けるため、年齢や目の疲れ からくるショボつきやかすみ、ぼやけを予防、改善するといわれています。

○生活習慣病の予防・改善効果 抗酸化力の高いアントシアニンのパワーで、血液がドロドロになることを防ぎ ます。 アントシアニンには、ビタミン P に似た働きがあります。 血液中

の成分である血小板の凝固を抑制してくれるので、血液をサラサラに してくれます。 その結果、血管の保護・強化、循環機能の改善が期待できます。 また、アロニアに含まれている注

目すべき栄養素「β-クリプトキサンチン」 「β-カロテン」も生活習慣病予防に働きかけます。

β-クリプトキサンチンは、毎日摂取することで血液中の濃度を濃くすること ができます。


β-クリプトキサンチンが血液中に多くあると、高血糖が原因で起こる肝機能 障害を予防したり、動脈硬化の予防にも効果があるという調査結果の報告が あります。

β-カロテンは悪玉(LDL)コレステロールの増加を予防します。 β-カロテンを摂ることによって動脈硬化・心筋梗塞などを防ぐことができ ます。

その他にも、免疫力を上げ、喉や鼻の粘膜を丈夫にすることにより、風邪など の病気を予防することができます。

アントシアニン・β-クリプトキサンチン・β-カロテンの 3 つの栄養素の働き により、高脂血症・糖尿病・高血圧などの生活習慣病が予防・改善できるとい われており、様々な研究が

行われています。

また、食物繊維も生活習慣病を予防するための重要な栄養素のひとつです。

○老化を防ぐ効果 老化を防ぐ成分として、活性酸素を抑えてくれる働きを持つポリフェノールが よく知られています。 日常生活で避けることのできない紫外線やストレス、排気ガス、

喫煙などが 原因で、人間の体には活性酸素が多く存在します。


この活性酸素が体のさびつき、いわゆる老化や体の不調を引き起こす原因と なっているのです。

アントシアニンは、活性酸素を除去する力が非常に強いため、アンチエイジン グに効果的といわれています。

また、アロニアに含まれているビタミン C は、肌のハリや弾力を保つために 必要なコラーゲンの生成を促進する働きがあります。

アントシアニンやビタミン C がたくさん含まれているアロニアは、アンチエイ ジング効果・美肌効果があるといえます。

また、β-カロテンは体内でビタミン A に変化し、目の網膜や口、鼻などの粘 膜・肌・髪・爪などの健康を保ちます。 その他にも、β-カロテンはシミやそばかすの予防にも効果がある

といわれて います。

○腸内環境を整える効果 アロニアは種子も果皮も一緒に食べられる果実です。 そのため、アロニアの果実を食べることにより、食物繊維を豊富に摂ることが できます。 アロニアには

バナナの約 6 倍もの食物繊維が含まれています。


食物繊維を摂ることにより、摂った栄養素を吸収する臓器である小腸での糖や コレステロールの吸収を抑えることができます。

また、腸内で発生する有害物質の生成を抑えるため、腸内環境の改善にも有効 です。 さらに、整腸作用・便秘解消にも効果的なので、大腸ガンの予防にも効果があ ります。

○ダイエット効果 最近の研究で、アロニアが脂肪の分解を促進する働きがあることが発見され ました。 また、血液中の中性脂肪や悪玉(LDL)コレステロールを減少させるため、 体重

の増加や脂肪の蓄積を抑えるといった効果があります。

アロニアに含まれる成分であるカロテノイドには、脂肪の代謝を促進する作用 があり、ダイエットに効果的であるとしてアロニア抽出エキスが配合された サプリメントやドリンクが女

性の間で人気を高めています。


第3章 アロニアはこんな方におすすめです

○目の疲れが気になる方 ○生活習慣病を予防したい方 ○いつまでも若々しくいたい方 ○便秘でお悩みの方 ○風邪をひきやすい方 ○スリムな体型を目指したい方。


アロニアは非常に強い色素を有しているので、果実や粉末を利用することで 色合い豊かな商品を作ることができます。 果実は冷凍すると渋味・苦味が穏やかになることから、その後に

砂糖や蜂蜜、 ヨーグルトなどと組み合わせると、生のような食べづらさを感じなくなります。 これからのダイエット食品として、積極的に利用される可能性が高い食品と言 えますね。

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最終更新:2015年06月22日 18:19