くそっ、誰も信用できない
みんなして俺を殺そうとしている
あの野郎だって優しそうな顔して自分のクラスメイトを
何のためらいもなく殺してきた
だから俺はそいつを殺ったんだ
そして気が付けば真っ黒な空間にいてなんか金髪の女が現れた
ちっ、これもあいつの仕業かよ
なんか殺しあえとか言ってたけど、俺は騙されねぇぞ
どうせ怪物ばっか出して俺を殺すに決まってる
そこまでして俺を殺したいのかよ
そこまで言うならと俺はその女の首を絞めようとして……
気がつくとヘリポートにいた
俺は周りを見ながらゆっくり歩く
余りにひらけ過ぎている
怪物はどこからか俺を見ていて舌なめずりをしていると言うのか
ふと学生服を着た女が目に入る
彼女は一種の美しさをもっている黒くて長い髪をたなびかせながら
戸惑っている辺りを見渡している
心臓が高鳴った
あの女……
あの金髪の女とは違うが……
あの女は……あの女は……
人間?
近づこうとしてふと足をとめる
もしかしたら戸惑っているふりをして
俺を油断させようとする怪物もいる可能性が……
いや、可能性ではない
確実に紛れ込んでいる
あの女はそういう怪物に違いない
くそっ、危うくだまされるところだった
でもいずれあいつは俺に気が付く
その時すぐ襲いかかるかもしれないし、
油断させたところで一気に襲いかかるかもしれん
そうなったら俺に勝ち目は万に一つもない
幸いなことにあいつはまだ俺に気が付いてない
しかし、逃げたところで勘付かれてしまう
得てして怪物は逃げる者には敏感なものだ
ならば………油断している今のうちに……
俺は一気に距離を詰め、肩に手をかけそいつを押し倒す
足音に気付いたあいつが俺を見る頃には既に手を首にかけていた
驚いた顔で動けなくなっているあいつの首にかけた手に力を込める
込める
痕が付くくらいに力を込める
込める……込める……
青筋が付くくらいに力を込める
あいつの美しい顔はどんどん恐怖へと崩れていき
それと共に生気を失っていく
やがて震えていた唇は動かなくなっていた
はぁ……はぁ……怪物は………くたばったか
まだ心臓が高鳴っている
何とか鼓動を落ち着かせようとして……
……空腹を感じる
ん?あの怪物の近くに
なんとなくだが俺はそれを開ける
なんか機械とかナイフとか……
いくらかの食料や水が入っていた
…
……
………
いや、待て
これは罠ではないのか
きっとこれには毒が含まれてるに違いない
でもこのまま食うものがなければ
力も出ねぇし、いずれ野垂れ死にだ
俺はいったいどうすりゃいいんだよ
ん?いや、待て……
目の前に立派な『食料』があるではないか
さっきまで動いてたんだし毒なんて持ってるはずがない
念には念を入れそのナイフを服で拭った後、
俺はそいつの体にナイフを突き立て肉を割く
手始めに腕、太股の肉を割く
臍の中心にナイフを立て、
一気に引き裂く
複雑にうねり絡み合う小腸、
小腸と対称的に絡み合うことなく真っ直ぐな大腸、
肝臓、胃、膵臓
そして生きる者の核となる心臓と
何度も何度もナイフを突き立て切り分けていく
俺は死にたくない
……だから怪物を殺さなきゃいけない
俺は死にたくない
……だから力を出さないといけない
俺は死にたくない
……だから腹を満たさなきゃいけない
俺は死にたくない
……だから食べ物がなきゃいけない
俺は死にたくない
……だから食べ物を集めなければいけない
俺は死にたくない
……だから
………だから
肉を切り分けなければいけない
そして切り分けた『食料』をそのバッグに放りこみ
影を伝いながら俺はヘリポートを後にした
【鈴木月絵@Gu-L 死亡】
【一日目/朝/F-3 ヘリポート】
【神林亜深@カノウセイ】
[状態]狂人、極度の疑心暗鬼、思考力低下
[装備] アーミーナイフ@現実
[所持品]鈴木月絵のデイバッグ(基本支給品)、切り分けた人肉
[思考・行動]
基本:誰も信じるもんか!
1:殺れる前に殺る
2:俺が狂ってる?そんなわけ無いだろ!
[備考]
※疑心暗鬼END(誠死亡)からの参戦です
※殺し合いの
ルールを把握していません
※参加者全員が自分を殺しに来る怪物だと思い込んでいます
※地図や名簿は確認していません、というより確認する発想には至りません
※切り分けた人肉の量は後続の書き手にお任せします
※神林亜深のデイバッグ(基本支給品 ランダム支給品(1~3))がヘリポートに落ちています
| START |
鈴木月絵 |
GAME OVER |
| START |
神林亜深 |
[[]] |
最終更新:2014年03月01日 20:13