プロローグ
夏───。太陽がギラギラと光り、蝉が喚きちらす季節。
ここは海に浮かぶ島。海は澄んでおり、森は綺麗な緑一色。
森の中、麦わら帽子を被った少年がいた。
「今日こそ、ギコギコカブトを捕まえるんだ…」
少年はそう言うと周りを見回し、木に虫がいないかと確認する。
「ここはいないかな…」
少年はつまらなそうに言うと、森の奥に進んだ。
一歩踏み出したそのとき───
「ぎゃあああああああああああああああああああああっ!」
少年の絶叫が甲高く響いた…。
第一話「目指すは南」
ここはFRMAギルド。ってか軍設定の小説懐かしい。
今日も平和で、何もすることが無いのであった。
ミョー「暇なら洗濯干すの手伝ってくださいよ」
フレイ「めんどくさいからヤダ」
ミョー「はぁ…さいですか」
ミョーはベランダに出て洗濯物を干し始めた。
ゴーズ「こんなに天気いいんだからさ、どっか旅行しようぜ」
フレイ「旅行…?そりゃいいかも!」
ミョー「ダメですよ!また危険地帯だったらどうするんですか!」
フレイ「分かってるよ、俺だって平和な日々を過ごしたいんだ。安全なところにするよ」
ミョー「…何かあったら責任取るのは先生ですからねー」
フレイ「何処にしようかー」
ミョー「話聞けや!」
そしてフレイ、ミョー、ゴーズの三人で会議を始めた!
フレイが案を言うたびに、ゴーズがすばやく指摘をする!
ゴーズが案を言うたびに、フレイはすばやく指摘をする!
ミョーは「勝手にしてろ…」と話題に入らなかった!KY!
フレイ「じゃあ点呼取ります」八分で終わった!
フレイ「南国の島、二票。ってこれだけかよwじゃ決定ー!」
ゴーズ「うぇーい!」
ミョー「わぁーい」(棒読み)
第二話「転がり込んだ幸運」
南の島に旅行すると決めてから、先生(フレイ)はすぐに隊員を呼び出した。(地声・ミョー)
フレイ「というわけで南国行くぞー!」皆「うぇーい!」
(計画もしていないというのに…平和ボケしてるよ)
そう思いながら冷蔵庫からショートケーキを出してフォークで食い始めた。
(うめぇ~クロノスが作ったケーキうめぇ~)
そう思っていたら、一番重要なことを思い出した。
ミョー「ちょっと待ってくださいよ!費用どうするんですか!」
何故費用のことを心配するのか。軍には金がいつでもあるものである。
だが、今のFRMAには金がまったくないのであった…
~回想モード~ (期間・一週間前)
一週間前のFRMAでは賭け事が流行っていた。
須賀「競馬行ってくる!」フレイ「パチンコ行ってくる!」ゴーズ「麻雀行ってくる!」
と、隊員がこんな様子だった。
パンダ「貧乏はこれだから困る。僕はラスベガスに行ってポーカーでもして稼ぐさ」
いたのか外道。
だが賭け事は毎回惨敗。日に日に賭け事を続けていくうちに
マネーがすっかり無くなってしまったのだった。
もちろん賭け事をしていた輩は罰を受けてもらった。
脱走した奴もいたのだが…チッ
そして今に至るワケである。
~回想モード終了
フレイ「だから~金のことは言うなっていっただろ~心の傷に響くんだよ」
ミョー「誰のせいでこうなったと思ってるんですか…それにこれじゃ南の島なんて行けません!」
須賀「いいじゃん、夢ぐらい見せてくれたって~」
ミョー「ダメです!現実を見てください!」
フレイ「あ、そのケーキちょうだい」ミョー「自分で取ってこい!」
ガチャッ 瀧滝「ただいまー」
クロノス「おかえりー、何買ってきたんだ?」
瀧「マンガー」グサッ 瀧「ギャァースッ!」
ミョー「貴重な金で何買ってんだぁぁぁぁぁぁッ!」
瀧「痛いよ!フォーク刺すなよ!なんなんだよぉぉぉぉぉぉぉ!ほらッ、これ貰ってきたんだ!」
瀧滝はチケットのようなものを出した。
フレイ「どれどれ…?「南の島サマワ島チケット」…交通費用無料、ホテル代無料、島でやること
全部無料…?」
全員「えっ!」ミョー「のえぇぇぇぇ?」
フレイ「人数…団体でも一人でも何人でも…嘘ぉっ!」
白雷「これなら南の島に行けるじゃん!」
フレイ「うお───っ!でかした瀧滝!みんなさっさと出かける用意しろー!」
ミョー「ちょ、ちょっと待ってください!これいくらなんでも怪しいですよ!」
ゴーズ「俺もそう思う…止めたほうがいいんじゃないか…?」
フレイ「いちいちうるさいなーほれCDやるから行こうぜー」
ミョー「よーし俺も用意するかぁー」ゴーズ「またCDで釣られてるー!」
ゴーズ「それでお前はいいのかよーミョォー」
ミョー「いいですかゴーズ…このミョルノ・ミョバァーナには『夢』がある!」
ゴーズ「そんなジョジョ五部主人公みたいに言われても…つうか何の夢だよ!」
第三話「G君目覚まし」
南の島サマワ島に行く日…すなわち今日がやってきた。(地声・ミョー)
持っていくものを確認し、リビングに行くと二人しかいなかった。
その二人は先生と明治。
(ちょっと来るの早かったかな…) 腕時計を見ると朝の六時。
フレイ「ぃょぅ、ミョー!ずいぶん早く来たなぁ!」
明治「ちゃんと熟睡できたのかー?」
ミョー「ああ、うん。夜九時半には寝たから」
三人で話を交わすこと三時間。
もう朝の九時になってもまだリビングには人が三人のまま。
フレイ「おかしいな…七時半にはリビング来いってあれほど言ったのに…おいミョー、皆呼んで来い」
ミョー「はーい…G君召喚!」カッ
G君「まだ眠いよ~」ミョー「いいから皆の様子見てきてくれよ、アメちゃんあげるからさ」
G君「先にアメちょうだい」ミョー「先払いってか…?ほら」
ミョーはアメを投げそのアメをG君は見事キャッチした。(口で)
G君「ンッンー♪」ガリポリ(アメ食う音) アメシスト「さっきからアメアメうっせーよ!」(天の声)
G君「ふぅー、まずはこの部屋ー」ガラリ
部屋にいたのはクロノスと白雷。二人は…
G君「寝てるしー!…他の部屋はどうかな…」
G君は他の部屋もくまなく確認したが全員熟睡してたのである。
ミョー『G君!どうだった?』テレパシー(笑)中
G『みんな寝てたー』ミ『…予想通りだ…』G『もう戻っていい?』ミ『まだ。皆を叩き起こして!』
G『はぁーい』
G君の一刺し指に藍色の光が集まる。
G「えいっ」 掛け声と共に隊員みんなに光の柱が襲い掛かった。
全「ギャァース!」
G「ボクの中技『ダーク・ホーリー』だよーん。さっさと起きないと置いてかれるよーん」
フレイ「で?結局なんだった?」
ミョー「寝過ごしてたみたいです」
明治「あいつら…」
G君「そろそろ戻らしてくれよー」ミョー「あぁ…うん。逝ってよし!」
~~解説~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
召喚した鬼や使い魔を元の場所に戻したいときに、「逝ってよし!」と一言言うと
戻すことができます。制服モ○ラーのパクリではありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ボワン。とG君はけむりのように消えた。
二分くらい待つと、隊員殆どがリビングに駆け込んできた。
全「遅れましたッー!」
明治「うおー」
フレイ「…サマワから帰ってきたら夕食抜きな!」
全「えぇー?!」
ミョー「ドンマイ」
フレイ「ほら早くいくぞ!玄関まで走れ!」
全「うおおおおおおおおお!」
第四話「やっとこさ出発」
歩く──。ただそれだけのことだが─。
フレイ「あっづうううううううううううううううう!」
ミョー「歩くだけでHPが消耗する…」
この真夏日。日光&温度で外はすごい暑かったのだ。
ゴーズ「これじゃ地下鉄に着くまで溶けるぞ…」
瀧滝「大変だね。俺水属性だからあんま暑くないし。いわば人間クーラー」
クロノス「でっていうー」
高温のなかやっと地下鉄の前に着いた。
フレイ「階段降りるぞ野郎共ー」
階段を駆け下りるカタカタという音が響く。
ミョー「中は涼しいな…」ゴーズ「快適ぃ~」
フレイ「改札のとこが見えてきたぞ、俺がなんとかする」
フレイは駅員に近づいてチケットを見せ
フレイ「この紋所が目に入らぬかぁ!」
ゴーズ「いやあんた何やってんだ!」
少ししてフレイが戻ってきた。
フレイ「このチケット偽物じゃないみたいだ!ほら皆行くぞー」
駅員の前の通路に走り出る皆。気のせいかな駅員の顔がすぐれなかったが。
────────
全員下に降りて電車が来るのを待っていた。
ミョー「まだ来ないな」瀧滝「いや、見えてきたぞ」
レイム「おっと手がすべった」ドンッ レイジ「ギャァ─ス!」
レイジは線路に落ちそうになったが脅威のバランス感覚で命を取り留めた。
レイジ「何するんだレイムゥ!死ぬとこだったぞ!」レイム「チッ」レイジ「今舌打ちしたよね!?」
フレイ「五月蝿いぞお前ら。公共の場所では静かにしろ」
ミョー(さっきまで「この紋所が(ry」って大声で言ってた人は誰だよ…)
フレイ「なんか言ったか?」ミョー「いいえ」
レイム「そうだぞレイジ静かにしろよ」レイジ「レイムのせいだろうが!」
フレイ「電車のドアが開いたぞ、皆乗れ!」
全員必死でドアに駆け込む。
フレイ「これで全員乗ったな!ドアが閉まるぞー」
明治「え?俺まだ乗ってな…」ぷしゅーん(ドアが閉まる音)明治「何ィ──!?」
明治「ならば屋根に乗ってくれるッ!明治ジャンプッ!」
ガシッ 明治「ハハハハハッ!この明治にはこんなこと簡単なのだァ──!」
電車が出発し凄い速さで進む。
明治「フンッ!こんなスピードではこの私は振り払えんぞッ!貧弱ゥ!貧弱ゥ!」
さっきから五月蝿いですよ明治様
続く
第五話「今にも落ちそうなこの空の中で」
電車から降り、ぃょぅ空港についたFRMA皆。
飛行機代はもちろん紋所で回避。
そして今、彼らは飛行機の中に居た。
『アテンションプリーズ。機内では静かにお過ごし下さい』
スチュワーデスの声が響く。
フレイ「ウノッ!」
ゴーズ「もうウノかよ…青6」
フレイ「黄6!はい上がりー」
ゴーズ「負けたぁぁぁぁぁぁ!」
ミョー「声のボリューム下げて!」
クロノス「そういや明治は?」
白雷「さぁ…」
瀧滝「ゴブッファッ!」
須賀「水噴出すなよ!どうかしたか?!」
瀧滝「窓見ろ…」
窓の向こう側には飛行機の羽(?)に引っ付いていたからである。
明治「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA☆」
須賀「何やってんだアイツ…」
白雷「さぁ……」
─────────
フレイ「うぉっ、もう朝か」
出発した昼から夜になり機内で寝て朝がきた。
ミョー「先生寝相悪すぎです…三回も蹴られましたよ」
フレイ「どんまーい」ミョー(ワザとだ絶対)
ゴーズ「飛行機の椅子寝心地悪ぅ…」
フレイ「そろそろサマワに着く時間じゃないか?」
白雷「あっ!外見てみろ!綺麗だぞ」
窓の外には溜息が出るほど美しい海が見えた。
瀧滝「海が見えるってことは…そろそろ着陸か!」
─────────
飛行機が着陸しFRMA軍団はサマワの小さい街にあるホテルを目指した。
フレイ「俺達が泊まるホテルはサマワギコンドホテルってホテルだ」
ミョー「そのホテルってあれのことですか?」
フレイ「ああ。小さい街にしては豪華なホテルらしい」
ゴーズ「走ってすぐ着きそうだな…ほんとに小さい街だな」
ホテルに着き紋所を見せてエレベーターに乗る。
ミョー「ちょっと狭いんだけど…」
ゴーズ「団体なんだから仕方ないだろ」
須賀「四泊五日このホテルに泊まるのか…七階で」
ピーン!七階に着いたらしい。
エレベーターのドアが開いて流れ出るように俺らは出た。
フレイ「一部屋4人だ。いつものギルドの寮の通りのメンバーな」
全員「了解!」
701号室…ゴーズ、ミョー、瀧滝、明治
702号室…クロノス、白雷、クロウ、須賀
703号室…ゼロス、
レイドック、グレイド、
アメシスト
704号室…
サファイア、雛日
705号室…フレイ、
マグナム、レイム、レイジ
第六話「俺は昔、オセロはド○ノして遊ぶものだと思っていた」
701号室
ゴーズ「休憩時間が入ったけどやることなくね?」
ミョー「ウノがあるけど?」
ゴーズ「負けるからヤダ」
瀧滝「負けること前提かよww」
明治「俺は人間を止めるぞミョミョーッ!」
ミョー「勝手に止めてろ」
702号室
クロノス「もぐもぐもぐもぐ」
クロウ「おい、菓子持ち込みすぎだろ、300円以内だぞ」
クロノス「バレなきゃいいんだよー」
白雷「俺にもちょうだい」ボキッ 白雷「ギャァ──スッ!」クロノス「誰が食っていいと言った…」
クロウ「……そういや須賀がいないな?」
703号室
ゼロス「窓の景色綺麗だね…早く海で泳ぎたいなぁ」
レイド「そうだな~」
グレイド「アメ、ベッドどっちがいい?」
アメ「こっちは肌触りがいいな…でもこっちも同じ位いい…どっちにすればいいんだぁー!」
グレイド「そんなに悩まなくても…」須賀「俺右のベッドがいいな」グレイド「そうか、って
なんでIRUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUU!」
須賀「ここは女子部屋のとなりだろ…?壁に耳をすませば声が聞けるだろ…?」
ゼロス「ただそれだけのためにかよ!つか帰れ変態ィ!」須賀「お、しゃべってる」ゼロス「聞くなァ!」
704号室
雛日「うちの男子って殆どヘタレよねー、使えないしぃー」
サファ「はぁ…そうかもしれませんね」
雛日「サファイア~さっきからそれしか言ってないじゃない…ホントは迷惑なんでしょ、あいつら」
サファ「…でも、軍医ですし…頼られてしまう立場なんですよ、きっと」
雛日「…あたし、知ってるのよ。怪我とかそういうのだけじゃないんでしょ、頼られてる理由」
サファ「………」
雛日「正直に話してみて。誰にもバラさないから」
サファ「金を貸してといわれたことがありますね…」
雛日「マジで?それからどうしたの?」
サファ「注射器で脅して帰ってもらいました」
雛日「………そう……ハッ、気配!?」ゴンッ(壁にパンチ)ビキビキビキビキ…ガラララララ…(崩れた音)
須賀「ありゃ?壁が…」雛日「………みな殺しだ…」グレアメゼロレイド「いや俺ら何もしてないしぃ!」
雛日「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
全「グエアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ──!」
雛日「……やれやれだわ」
705号室
オラオラオラオラオラ…
マグナム「隣が騒がしいな」
フレイ「バカやってんじゃないの?それより次マグナム引く番」
マグナム「どれ…お、ダブリ。俺上がり」
レイム「チッ…ほら次レイジ引け」
レイジ「うぇーい、どれど…(ヤバ…ババじゃん…)」レイム(ニヤリ)
レイジ「はい!引いて兄ちゃん!」フレイ「どれ…ダブリだ。次レイム引け」
レイム「はい、ダブリだ。上がり」レイジ「負けた…」
マグ「ババ抜きも飽きたな…」フレイ「じゃ次オセロやろうぜ」
レイジ「次は絶対に負けないからなッ!」レイム「そーかせいぜい頑張れ」
フレイたちがオセロに飽きコマでドミノをやり続けている時に休憩時間が終了した。
マグナムによってドミノは破壊された。\(^o^)/
フレイ「さてと…そろそろ泳ぐか…ふひひひwwマグナム、あいつらを例の海に連れてってやりな」
マグナム「おう、分かった」
フレイ「俺は先にいって準備しとくからwwふひひひひww」
レイム(何たくらんでるんだか…)
第七話「イタズラ心」
マグナムにそろそろ泳ぐぜと言われて今俺らは海に向かってます。
ゴーズ「やっと泳げるのかー!wktk」
ミョー「泳げない俺はどうすればorz」
マグ(そうだ…フレイに何企んでるんだか電話で聞こう…)
ピッポッパッ とぉるるるるるるるるるん…
ガチャ マグ「おいフレイ何やって…」
フレイ「ザケてんじゃあねーぞッ!!なんでこんな時電話してくんだああああああッ!
バレちまってもいいのかぁ──ッ!あぁん!?」
マグ「ごめん…」
ブチッ! ツーツーツー…
マグ(ホント何やってんだよ…)
─────────
マグ「海が見えてきたぞー」
須賀「綺麗な青色だなぁー!」
砂浜には沢山の観光客が…
クロノス「あれ?人が全然いないけど…」
クロウ「反対側の海に行ってるんじゃねーの?」
白雷「それよりフレイさん何処?」
瀧滝「それより泳ごうぜ。ここ暑すぎる…」
ゴーズ「そうだな!」
海に駆けていく皆…
ミョー「あーあ、行っちゃった」
サファ「泳がないんですか?」ミョー「いや俺泳げないし…」
ズボッ
ミョー「何今の音!?」
ゴーズ「謀ったな~」マグ「このことだったのか…」レイム「あんのゲス兄貴…」
サファ「…なんか大変そうですね」
海に駆けてった全員が巨大落とし穴にはまってたからである。
フレイ「アハハハハハッ!バッカじゃねーの?このド低能共!」
ミョー「もしかして先生が造った罠?」
フレイ「もっちろーん♪お前はかかんなかったのか、つまらん」
明治「この明治がこんな罠にかかるかぁ──!」
瀧滝「そんなことより俺らを助けて~」
30分後
アメ「うげぇ~砂まみれ」
ゼロス「やっと脱出できたよ…」
雛日「うわー海の温度ちょうどいーじゃん」
須賀「うっひょーい!水着着てる雛日ぃー!」
雛日「オラァッ!」須賀「ぐへっ!」
フレイ「さて泳ぐぞお前ら!」全「うぃぇーい!」
第八話「ネンポリオの忠告」
太陽の暑さから逃れんばかりに泳ぐ皆。その運動神経をよこせ。(地声・ミョー)
と思いながら俺は二個目のみかんに手を出した。
するとゴーズが海からあがってきた。
ミョー「のぇ?もう泳がないのか?」
ゴーズ「休憩だよ。お前もせっかくの休日なんだし、泳げよ」
ミョー「無理無理」
ゴーズ「海で泳いだ経験無いんだろ?リアルで」
ミョー「俺は海無し県生まれでね。どうも海ってのは慣れない」
ゴーズ「あっそ。お前もつまんなくなったな─」ミョー「うっさい」
ゴーズ「ところでフレイさん、いつもより違う感じしないか?」
ミョー「?……特に何も」ゴーズ「このニブチン」ミョー「氏ね」
ゴーズ「なんか…いつもの嫌がらせが控えめっていうか…落とし穴は控えめな方だよな」
ミョー「まぁ確かに…それがどうした?」
ゴーズ「これから起こることを感じ取ってるんじゃないか?」ミョー「…のぇ?」
ゴーズ「まーたこの前みたいな大惨事があるかもしれないっつー話」
ミョー「…のえぇぇぇ──!?」
ゴーズ「もしもそうなったら、そんときゃぁ俺一人でなんとかなるかもしんないけど、
加勢して助けてくれよ。ミョー君」
ミョー「………分かってるよ」
ゴーズ「ありがとよ。そんじゃ俺もうひと泳ぎしてくる」
ミョー「行ってらっさい」
ゴーズは駆け足で海に戻っていった。
ミョー「大惨事、か…。もうこりごりだよ…はぁ」
三個目のみかんに手を伸ばした瞬間、海の方が騒がしくなった。
ゴーズ「ギャァ──────ス!サメェェェェェェッ!」
海の方を見るとゴーズだけサメに追われている。
ゴーズ「ミョォ──!ミョォ──!さっき助けてくれるって約束したよなぁッ──!!」
ミョー「あぁ、したな。スマン、ありゃウソだった」
ゴーズ「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」
───────────
瀧滝「こっちの砂浜に客がいないのはサメがいるからなんだってさ」
ゴーズ「今 更 遅 い わ ッ ! !」
明治「まぁ被害が少なくて良かったじゃn」
ミョー「明治もう壊れてないのか?」
明治「何のこと?そういやこの頃記憶が飛ぶんだよね」
ミョー(……人間じゃなくなってるときのことは忘れてるみたいだ…)
サメが出没したことによりバカンスは一旦終了となった。
先生はサメが居ても泳ぎたかったらしいけどね…マグナム氏に説得されて納得したみたいだ。
ゴーズはあちこち噛まれて流血した。
今はサファイアに治療してもらっているワケだ。
サファ「血はなんとか止まりましたけど、噛み跡が残りますね…」
ゴーズ「いいよいいよ。早く雛ちゃんのとこ言ってやりな」
サファ「あ、はい。そうさせてもらいます」
サファイアは一礼するとドアを開けて帰っていった。
瀧滝「礼儀正しいな…サファちゃん。流石紅一点だね」
ミョー「雛日がいるじゃんよ」
瀧滝「あんなおっかないのメスじゃねーよ」
ゴーズ「お前な…」
雛日「話は全て聞かせてもらったわ!覚悟しなさい瀧滝!」
瀧滝「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAASUッ!!」
───雛倫によるオラオララッシュ中─── ネタ知らん奴はカエレ!…ゴメンナサイ読者様
瀧滝「ぐぇ…もう…だめぽ…」
雛日「そんじゃさいなら」
ゴーズ「お…おう」
ミョー「おっかねー」
?「コワいお姉ちゃんだね…」
ゴーズ「うぉっ?!」
聞き覚えの無い声が聞こえ、ふと後ろを向く。
そこにはいつのまにか麦わら帽子をかぶった少年がいた。
明治「さっきからいたんだぞ。気づかなかったのか」
?「気付いたほうがすごいんだけどね」
ミョー「何者なんだキミはッ!」
ゴーズ「そうだそうだ!」
?「…僕は元々ここに住んでいるワケじゃない。というか、侵入してるワケだ」
ゴーズ「ダメじゃん」ミョー「ってかどうやって入ったんだよ」
?「外のホテルの壁を登って…」
ゴーズ「なんじゃそれぇ──!」ミョー「ってかいつ登ったんだよ!」
?「昨日の夜から登り始めて…」
ゴーズ「マジかよ…」
?「僕の名前はネンポリオ。お兄ちゃん達に忠告しに来たんだ」
ミョー「忠告?」
ネン「早くこのホテルから出るんだ!この先危ないことが起こる…」
ゴーズ「危ない…こと…?」
第九話「謎の黒幕と生き血を得た糸」
ネン「そうだよ、ここで大変なことが起こる!だから逃…」
明治「ネン君、僕たちがそれぐらいで逃げると思ってるのかい?」
ネン「どういうこと…?もしかして信じてない?」
瀧滝「いんや、そうじゃないよ」
ゴーズ「だって俺達、危険なことはもう慣れてるしな」
ミョー「このことを先生に伝えても「せっかくのバカンス!」って言って聞かないさ」
ネン「ホントにそれでいいの…?」
瀧滝「あぁ、大丈夫…ってお前はッ!」明治「?」ミョー「?」ゴーズ「?」
瀧滝「確か俺にチケットをくれた男の子じゃないか!」
ミョー「何ィ─────ッ!?」
ゴーズ「それじゃあ俺達がここに来るように仕向けたのはネンなのかッ?!」
ネン「ごめんね、でも僕は脅されてそこの青いお兄ちゃんにチケットを渡すように言われたんだ」
瀧滝「脅されて…?」
ネン「詳しくは知らないから言えないけど、このホテルの責任者…いわば社長さんが、つい最近
森の中で僕にピストルを向けながら言ったんだ」
───お前には仕事をやってもらう…このチケットをFRMAの憎い奴らに渡してこいッ!
拒否するなら、お前の家族を狙うがな…───
ネン「…ってね。何故僕に頼んだのかは察しがついた。自分がFRMAと接触してるのであれば
チケットを渡せない…かと言って自分の部下に渡してもらうと思っても、怪しがられるかもしてない…」
ミョー「ってことは、もしかしてその黒幕社長さん、俺達と一度会ってるってことか…」
ネン「僕に母さんと父さんはいない。親戚の人と暮らしてる…肉親じゃないせいか、どうも好きに
なれなかった。でも今まで僕を育ててきた親戚の人の命が狙われるなら、こうするしかなかった…」
ゴーズ「ネンに悪気はねぇよ。こうするしかなかったんだろ?それにさっき言った通り…」
ミョー「俺達は危険なことに慣れてる、だからな」
───────
そのあと俺らはネンポリオと話をした。
何故自分がその黒幕社長の身分を知っていたのか…その理由は自分でベラベラしゃべってたらしい。
何故ネンポリオが黒幕社長の野望を知っていたのか…その理由は自分で(ry
どうやらアホらしい。
で、今はもう日が暮れて夕食だ。時刻は丁度19:00時
ミョー「ということで…先生、ネン君がそう言ったんですよ。注意してくださいね」
フレイ「分かってるよ…俺結構前から気付いてたし」
ミョーは寿司を、フレイはゴーズとマグナムとすき焼きを食っていた。
ここはギコンドホテルのレストラン。というか何故日本出身の料理があるのかは内緒。
ゴーズ「誰なんだろうな、その黒幕社長」
マグ「もしかして、この飯に毒が入ってたり…するかも」
ゴーズ「コワいこと言うなよッ!」
そう紛らわしてゴーズが鍋に箸を入れた。
フレイ「俺の肉に近寄るなぁ────ッ!!!」
ゴーズ「あんた10枚以上食っとるだろがぁ───ッ!」
イッツ仲間割れ。ガチ殴り合い。
サファ「食事中は静かにして下さいッ!他のお客さんが見てますッ!」
─────────
701号室
ゴーズ「いてて…本気で殴りやがって」
ミョー「お前だって目が本気だったぞ…」
ネン「…………え?」
瀧滝「どうした、ネン?」
ネン「いや…なんでもないよ、お兄ちゃん」
───この殺気…一体何処から…?───
702号室
クロノス「さて、そろそろ風呂入る時間だな」
クロウ「…須賀…お前よからぬこと考えてるだろ」
須賀「何でぇ~?」
クロウ「例えば覗きとか覗きとか覗きとか」
須賀「まっさか~♪…う、痛ッ!」
クロノス「!どうかしたか?」
白雷「頬が…血出てるぞ」
クロウ「何処で怪我した?」
須賀「ここらへんで…居たら…裂けた…」
白雷「!なんかこの空中、光ってないか?」
確かに窓からそこにある椅子にかけて、線のようなものが電灯に反射して光る。
その真ん中あたりは、線が赤くなっていた。
須賀「これ…糸だ…この赤いのは…俺の血…?」
クロウ「この紙を使って触れてみよう」
線のようなものに紙を上からゆっくり下げたら、ぴりぴりという音とともに紙が破れた。
クロノス「この糸危なっかしいぞ。誰だ!こんなのくくり付けた奴は!」
白雷「俺らではないと思う。この糸、角度を変えて見るとまったく見えない。付けた本人が
怪我する可能性がある」
クロウ「じゃあ最初から付いていたのか?俺この部屋に初めてきたとき、はしゃいで歩き周ったんだ。
そんとき俺は怪我しなかった」
須賀「ならどうして…もしかして誰かが」
クロノス「この話は止めよう。……もうすぐ風呂の時間だ」
クロノスはそう言うとハサミを持って糸を端から端のところを切りゴミ箱に捨てた。
そして全員廊下に出て、大浴場の方へと向かった。
誰も気付かなかった。702号室の窓から、誰かが見ていたことに。
第十話「冷たい思い出と暗闇に消ゆ」
702号室の皆が浴場に着いたときには殆どのFRMA員が湯につかっていた。
フレイ「遅いぞー!須賀達!」
須賀「ごめんごめん、ちょっと用事があってね…」
ゴーズ「…?ほっぺた切れてるぞ」
須賀「なんでもねぇよ、男の勲章だ」
フレイ「…ふぅん。ところでミョー。お前んとこのネンポリオって奴は?」
ミョー「来てませんよ。なんか気になることがあるらしいから部屋にこもってます」
フレイ「なんだ、つまらん」ミョー「何がだよ」
瀧滝「ふえぇぇぇぇ~ん~」ゴーズ「瀧がのぼせたぁ──ッ!」
──────
須賀「さてと…ここはホテルだから女湯と男湯の間の壁が高くのぼりにくい」
クロノス「何言ってんだお前」
須賀「もちろん覗きに決まってんだろ!白雷!ホントに二人は今この壁の向こうに居るんだな!?」
白雷「うん、入っていくのさっき見たし」
須賀「ぃぇぁ!じゃ登りまーす」
レイド(なんで壁を覗かないように設定できないんだろ…)
雛日「ごくらくぅ~♪」
サファ「疲れが癒されますぅ~」
雛日「毎日あいつらの相手で疲れがたまってるから余計癒されるわね」
サファ「えへへ…そうかもしれませんね」
雛日「ん…?気配!」
須賀「見ーえた!お二人さん、様になってますなぁ~」
サファ「キャ─────────ッ!」
雛日「まだ懲りないかこのゲスッ!石鹸まっしぐらアタックッ!」
須賀「ぐぇあっ!あべしひでぶっ!」
サファ「いや────ッ!氷術其壱ッ!氷礫!」
須賀「ばぼぼっ!がうぁひゃえおっ!」
サファ「氷術其弐!冷氷槍!」
須賀「うぇうぇうぇうぇごりんぼきんっ!」
サファ「氷術其陸!注射器噴出冷気!」
須賀「ギャァ────スッ!」
──────
702号室 20:30(皆さーん!まだホテルに来て一日目ですからねぇ─ッ!)
クロウ「で?」
須賀「で?、じゃね───ッ!あやうくサファイアに半殺しにされる…いや、されてたんだぞ!」
白雷「お前が悪いんだろ…」
─回想モード──────
サファ「注射器噴出れいきぃぃぃぃぃぃッ!」
須賀「ギャ──(ry」
ゴーズ「須賀ぁぁぁぁぁぁぁ!」レイム「予想通り」レイジ「おいおい」
フレイ「ガキガキに凍ってるな、よし、燃やせばなんとかなる」
ミョー「火力の加減を知らない先生には無理ですッ!とりあえず浴場から出ましょう!」
入り口を出るとそこには
サファ「あああああごめんなさい!ついカッとなって…治療しますから!」
雛日「サファイア…恐ろしい子…!」
────回想モード終了─
クロウ「まぁ治療してくれたんだしいいじゃないか」
クロノス「それより早く寝た方がいいぞ~カンペキに治ったわけでもあるまい」
須賀「うう…グレてやる!」
────────────
705号室
フレイ「さて部屋の電気を落とし布団にもぐりこんだ!では修学旅行恒例の…」
フレイ「秘密の会話ぁ───ッ!お題は好きな女の子。」
マグナム「いきなり何なんだお前は」
レイジ「FRMAで女子は二人だけじゃないか」
フレイ「レイムは…チィに一目ぼれしたよな。どっかの小説で」
レイム「う…うう…うわぁあああああ───────ッ!!」
レイジ「何ごと───?」マグナム「過去のトラウマが蘇ったか!」
───嫌いなところ?全部に決まってんでしょ───
↑過去のトラウマ ※記憶力のいい人が覚えているネタです。
レイム「嘘だッ!この俺がぁ──ッ!この口先の魔術師と呼ばれた俺がぁ──ッ!」
レイジ「K1かお前はぁッ!」
────────────
月は満月の前──その形を空で魅せていた。
銀の光を受けて、影が二つ。
?「例の少年が裏切った。我らの出番も近い…」
?「ヴァン…失敗はゆるされないぞ」
ヴァン「それはこっちのセリフだ、ファン」
ファン「アンタの武器「鉄糸」を部屋に一本張ったのがバレたのだろ。頬に傷一つだけなんて…
ホント使えない」
ヴァン「お前こそ701号室の部屋を覗いただけで殆ど行動に移さなかっただろ!殺気丸出しで
例の少年に感づかれたんだろ?何やってんだよバーカ」
ファン「ハァ?!アンタ今度こそ投げナイフでコロス!」
ヴァン「静かにしろ!街の人間に気付かれたらどうする!?」
ファン「私の声はそんなに大きくないぃぃぃぃぃッ!」
ヴァン「とりあえずあの少年は一日中起きてるつもりらしい。仕事は明日にまわそう」
ファン「コワいんでしょ、どうせ」ヴァン「うるさい」
ファン「…別にいいけど。失敗するなよ」ヴァン(お前こそな、この単細胞)
ファン「テメーなんか言っただろ!」ヴァン「言ってねぇ─よッ!」
第十一話「ネンポリオのターン!」
701号室──04:54分
ネン「侵入者無し…か」
麦わら帽子を脱ぎ、ハンカチで汗を拭く。
ネン「暑いな…」
窓の方を見る。月はもう殆ど上の方に動いてしまって見えない。
視線を静かな寝息をたてる4人に向ける。今日一日色々あったせいか、いびきをたてる者もいる。
ネン「お兄ちゃん達…幸せそうな寝顔だ…」
少し悲しげな表情をし、そしてすぐに無表情に戻す。
(僕がお兄ちゃん達をここに連れてきてしまったのだ…危ないことが起きないように見張なきゃね)
壁に背もたれ、ずりずりと落ちるように座った。
隣りには2リットル水が入るペットボトルが置いてあった。
瀧滝が見張ってるあいだ熱中症にならないようにと、ぬるくならない不思議な水を入れてくれたのだ。
キャップを開けて、ネンポリオは飲んだ。
そして見張りを続けた。
────────────
朝が来た。このホテルに来て初めての朝。
ネン「おはよう。早かったね。ゴーズお兄ちゃん」
ゴーズ「あ…ネンか、おはよう。お前眠くないのか」
ネン「大丈夫。お兄ちゃん達が夕食や浴場に行ってるときに寝といたから」
ゴーズ「いやそれでも足りないだろ」
ネン「侵入者とかは来なかったよ」
ゴーズ「そうか…お前が感じた殺気は何だったんだろうな」
ネン「さぁ……ん?」
ネンが黙りこくる。
ゴーズ「どうし…」ネン「静かに」
何も音はしない。
ネンが天井のすみを指差す。黒い点のようなものが見えた。ゴーズはそれが何かを一瞬で理解した。
ゴーズ「ハッ!貴様ッ、見ているなッ!」
そのままグーで黒点をぱんち。がらがら。壁が崩れました。すごい威力ですね。
崩れてきた瓦礫とともに、小型のカメラのようなものが一部メコメコになって現れた。
ネン「きっとこれで監視されていたんだ。僕がお兄ちゃん達に真相を教えたときも見られていたはず」
ゴーズ「盗撮って…犯罪じゃねーか…なんて奴!」
ネン「…今日は気をつけたほうがいい。襲われる可能性が高いよ」
ゴーズ「…そうかもな。でもくよくよばっかしてられねーし、コイツら起こすか」
ネン「………」
ゴーズはどこからかメガホンを持ってきて口の前に出し
ゴーズ「皆さぁ──んッ!!起きる時間ですよ──ッ!」
布団からうめき声が聞こえてきました。「もっと寝させてくれぇ~」なんて声もあります。
ゴーズ「ダメだッ!!目覚めの神が許したとしてもこのゴーズ朝寝坊は許さんッッ!!」
布団から叫び声か聞こえてきました。「いっそ殺してくれ」なんて声もあります。
ゴーズ「ああああああああああああああああああああああああああああッッッッ!」
これは荒らしというものですね。布団から血が出てきました。てかどんだけ五月蝿いんだ。
──────────
ゼロス「で、ここ何処?」
フレイ「サマワ島唯一の森だッ!広いッ!広いぞ──ッ!」
アメ「なんでこんな森に?」
マグ「虫取りだってさ」
ゴーズ「はむしッ!羽虫がいるよ──ッ!!いやあああああああああああああああ!」
ここはサマワ島のひとつだけある森。とくに名前は無い。
今日は思い出作りのためFRMA員ここに集まったワケだ。
グレイド「見知らぬ少年が…もしかしてネン君?」
瀧滝「ああ。今日はついてきたんだ。何故か」
ネン(ここ…アイツに脅された場所だ…)
ネンポリオが黙っていると、
瀧滝「なにだんまりしてんだよーネン」
ネン「あ…なんでもない」
レイド「ん…?あっ、アレはッ!」
レイジ「どうしたよ?」
レイド「伝説のカブト虫ギコギコカブトッ!滅多に人の前に姿を現さない幻のカブトムシッ!
10年に一匹程度しか獲れないといわれているッ!」
レイム「名前ダサッ!でも高く売れるかもな…ニヤリ」
ネン「あ…ギコギコカブト…」
フレイ「獲れッ!獲れ───ッ!」
ゴーズ「ギャア────ッ!羽虫ィィィィィィィィィィィィッ!」
ぶーん。 (^ω^)ノ呼んだお? (゚Д゚F)だが断る (^ω^)あんまりだ──ッ!
それは羽虫が飛ぶ音。ギコギコカブトがはばたく音。
全「ぽかーん…」ゴーズ「ざまーみやがれ羽虫ぃ!」
フレイ「ゴーズ君…」ゴーズ「何ですか?そんなコワい顔して…」
フレイ「地獄に落ちろ…いや落とす…ッ!」
ゴーズ「ギャア────スッ!」
─────────
フレイ「あーあ、最悪…」
ゴーズ「モウ…ヒン死…ガフッ」
ネン「………」
明治「………?」(どうかしたのか?だんまりだな)
─────────
昼を超え、夜がきて、深夜…
須賀「また変なところに呼び出しかよ…もう二時近いぜ」
フレイ「お前は分かってないッ!やっぱりイベントといえば肝試しッ!」
白雷「オバケコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ」
ミョー「落ち着けよ」ビシッ! 斜め45度の角度で…打つべし…打つべし…
肝試しは外に出て行き、昼いった森へいく。その森の中どこかにおやつ置いてきたから取って
帰ってこーい、というわけだ。
マグ「いつのまに菓子なんて置いたんだよ…」
ミョー「これ難易度高くありません?森は広いんですよ…せめてどこら辺かを」
フレイ「ほらさっさといけいけー」
ミョー「聞けよ」
─────────
護衛チーム…間違えました701チーム。
ミョー「ホントに菓子なんてあるんかなー」
瀧滝「あぁ腹減ってきた…」
明治「なんかあそこに人影いなくね?」
ゴーズ「ハッ!驚かすなよ…びびるって」
ネン(なにか嫌な予感が…)
─────────
ファン「来た…」
ヴァン「ここに来るってことは本当だったんだな」
ファン「まさに飛んで火にいる夏の虫、だな」
ヴァン「お前の能力にはピッタリなことわざだろーさ。さ、行くぞ」
ファン「うん」
第十二話「風と炎」
暗殺チーム…お前間違えすぎだろ調子のんなあべしひでぶ 705チーム。
フレイ「ふひひww俺お菓子置いた場所覚えてるからここが一番のりだなww」
マグ「なんで覚えてるのに参加してんだよ…」
フレイ「いーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん!」
マグ「うるさい」
レイム「………痛ッ!」レイジ「どうかした…腕から血が出てるぞッ!」
──暗殺に来ました~。死んでね♪──
フレイ「銀の糸…敵が近くにいるなッ!」
レイジ「ギャ────ッス!」マグ「レイジィ──ッ!」
レイジの背中に攻撃された。爪あとのように細い傷が5本。
レイジ「う…もう無理ぽ」マグ「傷が深い…戦闘は無理だ!」
フレイ「マグナム、レイジをまかせた。レイムと俺でカタをつける」
レイム「めんど…何処のどいつだよ、攻撃したのは。傷が浅いにしても腕痛ぇよ」
──そのまま死んじゃったほうが楽だよ──
声が聞こえる。
フレイ「見知らぬ誰かさんよぉ。それは無理な注文だな!」
?「…しかたないな、普通の戦闘のほうが楽か」
人が闇の中から現れた。白い仮面をかぶっていて黒い装束姿。手には指輪のようなものが
はめられており、そこからくくられた糸が光って見えた。
レイム「あんた?うちのレイジに手出したの。別にいいけど」
ヴァン「冥土の土産に名前をしんぜよう。俺の名前はヴァン。風を司る四聖族の王子だ」
フレイ「四聖族…?どこかで聞いたことが…」
ヴァン「やっぱり聞き覚えがある程度か…まぁいいや。とりあえず殺せと言われてるんで、ね」
レイム「殺し屋か。そう簡単に俺らは死なないからな」
ヴァン「じゃ、始めようか。血祭りをね…」
─────────
701チーム。
瀧滝「あのさ、気付いてないと思った?追いはぎさん」
?「ッ!」
ミョー「図星かな。とりあえず、姿を現してくれるかな」
?「……」
明治「おーい」
ファン「うぅ…バレちゃったよヴァン…」
木から人が降りてきた。黒い仮面に黒い装束姿。腰には短剣をさし手には投げナイフ。
ファン「ぃょす!口の軽い少年よ!」
ネン「あのときの殺気はあなただったんですね」ミョー「知り合い?」ネン「違います彼がフレンドリーなだけです」
ファン「俺さぁ、暗殺頼まれてここに来たんだよね…」
ゴーズ「暗殺のわりにはお前目立ちたがりだろ。B☆かよ」
ファン「殺るのめんどいからここで自殺してけれよー」
ミョー「だが断る」ファン「即答──ッ!?」ゴーズ「当たり前だろ」
ファン「じゃ…死んでもらうよ!」
ファンが投げナイフを投げる。
ゴーズ「うわわわわわわわ」
ミョー「こんなナイフ簡単によけ…」
ボッ ナイフが炎をまとった。
明治「なんで──ッ!」
避けたナイフが木に刺さり、燃え移る。
瀧滝「炎属性か…運が悪かったな、俺は水タイプだ。水遁の術!」
シュウウウウウ… 炎が消える。
ファン「うわぁ…お兄さん水系?めんどいな…じゃこの短剣「赤魔術」でサックリいっちゃうよ」
※決してブ男のスタンドではありません。本当。信じて。
ファン が 瀧滝 に おそいかかる!
瀧滝「早ッ!くっ!」
ファン「ギリギリで避けたねー。でもこれからもそううまくいくかな?」
瀧滝「案外てごわいな…そう簡単にはいかなそうだ」
ミョー「俺ら忘れんなッ!5対1じゃ不利だけどんなこといってる場合じゃねー!」
ファン「人の戦闘に手出すなッ!投げナイフッ!」
ミョー「ふわわわわわわわわ!瀧滝と戦闘中でもなお俺らにナイフを投げるなんて…」
ゴーズ「行動がすばやすぎるぞ…ごめん、瀧滝一人でがんばれ」
瀧滝「冗談は止めろ!こっちはクナイで剣受け止めてんだぞ!」
ネン「不安になってきた…」
─────────
フレイ「思い出した…四聖族のことを…」
レイム「なんだって?」
ヴァン「……」
フレイ「何年か前…四聖族は、滅ぼされたんだ…」
後編に続く…
最終更新:2009年01月24日 17:45