FRMA軍、休憩時間
ミョー「あー疲れた疲れた。」
アクア「こういう仕事後の一杯ってウマいんだよなぁ」
ゴーズ「お前未成年じゃあ…」
アクア「?俺がいってるのはオレンジジュースのことだぞ?」
ゴーズ(ビックリした…酒のことかと思ったぜ)
ミョー「さーて、仕事後のガリレオオリジナルサウンドトラックでも聴くか」
A&G(名前ナゲエエエエエエ!)
フレイ「おーい、みんな!お知らせだぁぁぁ!」
一同「どうしたんですか?」
フレイ「雪山に逝くぞ!さっさと準備しろ!」
ミョー「ハァ?なんのことやらサパーリ…」
フレイ「説明しよう!」
この頃敵も襲ってこないしFRMAでやることは
仕事と修行だけになっている…
そんな日々が毎日毎日続くのを見て俺は
暇になってきたんだよ…
だ・か・ら!スキーをやりに雪山に逝くんだよ!
Have understood?
ミョー「先生、とうとつ過ぎでその文の8割理解できませんでした」
アクア「同感。」
フレイ「じゃ、あとは任せた」
ゴーズ「え、ちょw」
バタン!(ドアの閉まる音)
ミョー「ここまでの話を整理しようか」
アクア「つまり雪山逝ってスキーするだけだろ?整理終わりー」
ゴーズ「ま、そんな感じだな」
ミョー「まぁ、いつものハードな仕事よりマシじゃないか?」
アクア「だといいけどな…」
何故か雪山に逝くことになったミョー達。
これからどうなるのか?
ミョー「え~と、スキー板と…あとは…」
アクア「ってか本当に行くのかよ!」
ミョー「あたぼうよ!」(解釈・当たり前だよ!)
ゴーズ「ふぅ…用意ってめんどくさいな」
ミョー「あの白いゲレンデ…舞い降る雪…そして純白の
雪の上を滑る俺…ブリザードブリザード~♪
包め~世界を~♪尾根も~谷間も~♪白く~煙らせ~♪」
(作・松任谷由美 歌名 BLZZARD)
アクア「で、どこの雪山に逝くんですか?」
フレイ「内緒~」
ゴーズ「えぇ~、教えてくれたっていいじゃないですか」
フレイ「お楽しみにしておけ」
ミョー「嫌な予感がする…」
……………
………
…
・
フレイ「よし、お前ら!準備はOKか?忘れ物は無いよな」
一同「大丈夫です!」
フレイ「じゃバスに乗るぞ!」
ミョー「軍がバスに乗ってる光景って想像できるだろうか…」
アクア「ま、バスでいいじゃないか。そんなに乗り物とか
嫌いじゃないし」
ゴーズ「なんか緊張と好奇心が混ざり合った感じだな」
ミョー「スキーなんてなかなか行かないもんなぁ」
フレイ「みんな乗ったか?じゃあ逝くぞ!」
一同「はい!」
?「え~、このバスを運転しているのは
マグナムさんだよぉ~、
そしてこのバスのバスガイドは…」
フレイ「雛日、バスガイドは必要無いんだが…」
雛日「まぁまぁそんな硬いこといわないでさぁ、思い出作りの
為なんだから。ま、そういうことでこのバスのバスガイドは雛日だよ!」
~数分後~
アクア「ふぁあああ…バスに乗ってる間って暇だよな」
ゴーズ「窓の景色見るしか暇つぶしないもんな…」
ミョー「………」
アクア「ミョー、何黙って…何!探偵ガリレオの本を読んでいる!」
ゴーズ「必要のないものは持ってきちゃいけないんじゃ?」
ミョー「うぁぁ…ナトリウムがぁ~、火柱がぁ~、海がぁ~」
ゴーズ「聞いてねぇし…ま、いいか…」
アクア(ん…?何か忘れてるような…気のせいかな)
スーガ「うえ~ぐえ~おえ~…」
黒雷「スーガがぁぁぁぁぁぁ!酔ったぁぁぁぁ!」
フレイ「酔ったぐらいでそんなに騒ぐな!外の景色見てろや!」
アクア「あっちはそんなに暇そうじゃないな…」
ゴーズ「車酔いか。あれって結構辛いらしいな」
ミョー「うあぁぁ~、頭がぁ~、レーザーがぁ~、インスタントコーヒーがぁ~」
アクア(最後のは関係無いんじゃ…)
~一時間後~
雛日「さて、着きましたよぉ」
アクア「うわ、窓の外は一面まっ白な世界だな」
ゴーズ「なんか楽しみだな」
ミョー「でもなんか怪しげな感じが…」
アクア「気のせいだろ。心配してちゃ何も始まらないぜ!」
ミョー「そ、そうだよね」(でも何なんだこの違和感…)
フレイ「さぁーて、滑るぞ!お前らスキー位一回経験は
あるだろ?勝手に滑っててればいいさ」
ミョー「そんな無責任な…」
フレイ「あばよ!」
そういうとフレイはさっそうと雪の上を滑っていった。
アクア「俺達も逝こうぜ。身体がウズウズしてきた」
ゴーズ「待った!スキー板を左右反対に履いてるぞ!」
アクア「あ、本当だ…」
ミョー「じゃ俺ら先に逝ってるから」
アクア「ちょっと待て!まだ履き替えてない…」
さっそく滑ることになったミョー達。
だけど誰もがこのあと大事件が起こるなんて思いもしなかった…
アクア「うわ~、やっぱ外は寒いよなぁ~」
ゴーズ「ぐえばあああああwwまつ毛が凍ったぁあぁぁぁぁw」
ミョー「十分寒すぎるじゃねぇか…危険だな」
アクア「さぁ滑るぞ!3、2、1!」
その瞬間、アクアの身体が前につんのめった。
アクア「UGYAAAAAAAAAAAAwwww」
ゴーズ「見事に頭から落下したな」
ミョー「前の体倒しすぎ。危険な格好だぞ、さっきの」
ゴーズ「次は俺が滑るぞ」
アクア「ハァハァ…エラい目にあった」
ミョー「あれ、アクア、腕が変な方向に曲がってるぞ」
アクア「AGYAAAAAAAAAAAwwww」
ゴーズ「じゃ逝くぞ。アン、ドゥ、トロワ!」
ミョー(バレエかよ…)
ゴーズ「アハハハハハ!快適~♪」
ミョー「お、滑るのウマいな。ノエエ」
ゴーズ「ハッ!」
アクア「おお!跳んだ!」
シャッ(着地する音)
アクア「お前スキーウマいなぁ」
ゴーズ「これしき簡単だぜ」
ミョー「次は俺な。ア○ロ!逝きまーす!」
アクア(始祖ガン○ムかよ…)
ミョー「うわああああああww揺れてるぅぅぅぅぅぅぅぅぅw」
ゴーズ「おい!ミョー!転べ!そのままじゃ危険だ!」
アクア「あ、コウ様がいる」
ミョー「ぬぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃ!」
ゴーズ「な…ミョーのスキー上手さ度が上がってゆく!
2000…5000…100000…500000だとぉ!」
アクア(ドラゴ○ボ○ルのスカウター並だぁぁぁぁ!)
ゴーズ「10000000…なっ…エラーだ!」
ボンっ!(おなじみスカウター破裂音です)
ミョー「アヒャヒャヒャヒャヒャ!」
アクア「アヒャ化してやがる…大分危険だな」
滑り終わったミョーがものすごいスピードで上に
登ってきた…というより這い上がってきた。
ミョー「アヒャヒャヒャ!ゴーズ、テメー嘘ツキヤガッタナ!
オレノ「コウサマセンサー」ガ、反応シナカッタZE!殺ッテヤル~」
ゴーズ「コウ様いるって嘘言ったのアクアなのにぃぃぃ~w」
ミョー「モンドウムヨウ!」
ゴーズ「ぐえばあああああくぁwせdrftgyふじこlp;@:」
アクア「哀れゴーズ。骨は拾っとくぜ」
ゴーズ「はかったなシャア!…くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
アクア「ふぅ…スキーって結構ハードだな…足が痛い」
ゴーズ「何弱音吐いてんだよ…ハァ…
これからだろ…盛り上がるのは…ハァ…」
アクア「お前すげぇ疲れてるじゃねぇか…ん?ミョー、どうした」
ミョー「……………感じる…」
ゴーズ「何がだ?」
ミョー「ん、いや、なんでもない」
アクア「そうか、ならいいけど」
ミョー(やはりこの雪山からは何かの気配を感じる…
とても嫌な気配が…)
ゴーズ「ミョー!何ボーっとしてんだよ!昼食の時間だぞ!」
ミョー「あ、ごめん…今行く…」
アクア「だからって雪の上で食事しなくても…」
フレイ「文 句 あ る の か ?」
アクア「いえ、ないです、すみませんでした」
ゴーズ「しょうがないだろ。家も何も無い雪山で
スキーってどんだけなんだよ」
ミョー「………」
アクア「ミョー、そのサーモン食わないのか?
食べないなら俺が貰うぞ~?いいのかな~」
ミョー「ん…別にいいよ…」
アクア「え…」(こんなのいつものミョーじゃNEEEEEEE)
ゴーズ「ミョー、ハッキリいったらどうだ?」
ミョー「何が…?」
ゴーズ「さっきから反応がトロいし好物のサーモンを
アクアによこすとは前代未聞だ!」
アクア「同感。」
ミョー「嫌な予感がするんだ」
A&G「嫌な予感?」
ミョー「この雪山から感じるんだよ…嫌な気配が」
アクア「気配…?」
フレイ「気付いたか?その気配に」
ゴーズ「フレイs!何か知っているのですか?」
フレイ「この雪山について詳しく言っておかなかったな」
アクア「確かにそうだ。今の機会にハッキリさせてくださいよ。
この怪しい雪山について」
フレイ「まだダメだ…「コト」が起こるまで…な」
アクア「「コト」って…何かの事件でも起こるみたいな言い方…」
フレイ「ごちそうさん。俺は先行ってるぜ」
ゴーズ「フレイs!ちょっと待って…」
ゴーズが呼び止めたときにはもう遅かった。
すぐにスキー板を足にはめ、ストックを握るとフレイは
滑っていった…
ゴーズ「フレイs…絶対何かを知ってるな」
アクア「滑るのは止めとくか?」
ミョー「いや、続けよう」
ゴーズ「でも何が起こるかわからないんだぞ!?」
ミョー「先生が教えてくれないのならば自分で探し出すのみさ。
俺は分からないままでいるのは気分が悪い。コワいなら
逃げ出せば?」
アクア「誰が逃げるだぁ~www!その喧嘩買った!」
ゴーズ「そんなに怒らなくても…」
ミョー「喧嘩売ってたワケじゃないけど…まぁいいさ。
挑んでやるよ」
アクア「ハッハッハ!上等だ!」
ミョー「その名言、耳によぉく刻んでおくよ」
ゴーズ「もう勝手にしろ…」
アクア「さて!リフトに乗るぞ!」
ゴーズ「ヤル気満々だな。リフト券無くさないようにな~」
ミョー「高いところなら好きだぜ、リフトリフト♪」
そしてミョー達はリフトに乗り込んだ。
アクア「ちょっとコワいな…寒いし」
ゴーズ「大丈夫だ。死ぬことは無い…はず」
ミョー「うは~!いい見晴らしだなぁ!やっぱリフトは
こうじゃなくきゃ!」
アクア「ミョー!はしゃぎすぎだ!リフトが揺れる!」
ゴーズ「なんか前のリフトが騒がしいな」
スーガ「アハハハハハハ…目の前にお鼻畑が…ハハハハ…」
黒雷「スーガ落ち着け!そっちの鼻じゃ気持ち悪い花畑になるぞ!
顔が緑色になってきてるぅぅぅぅ!」
スーガ「アハハハハハハハ…高いところ…高いところ…」
アクア「恐怖症か。そういう人多いもんな」
ゴーズ「口から泡吹いてるぞ。大丈夫なのか?」
ミョー「大丈夫じゃないだろ常識的に考えて」
スーガ「見ろ!人がゴミのようだ!」
黒雷「狂ってるwマジで狂ってるよw」
ミョー「ほっとこう…どうせ面白い動画にもならないさ」
アクア「お前酷いヤツだな…ま、どうせ俺達には何もできないけど」
ゴーズ「そろそろ着くぞ。降りる準備をしとけ」
ミョー「結構高いとこまで上がったな。下がよく見渡せる」
アクア「さっそく滑るぜ!」
ゴーズ「おう!」
シャーー!(雪を滑る音)
アクア「同じ間違いなんかしないぜ!
スキーなんか慣れれば簡単なんだよ!」
ゴーズ「そんなこと言って…後でコケたら笑い者間違い無しだな」
アクア「んなことNEEEEEEEEE!」
ボコッ!
ミョー「雪から何か出てきた!避けろ!」
アクア「え?イキナリそんなことできねぇよ…うわあああああああ!」
ザシュッ
雪が真っ赤に染まった。
ミョー「アクアァァァァァァァァァァァァ!」
ミョー「アクアァァァァァァァァァァァァ!」
ゴーズ「嘘…だろ…?」
アクア「うぁああぁあ…?何があった…んら…?」
ミョー「喋るな動くな!余計ひどくなるぞ!今容態を見に行く!」
ゴーズ「おいミョー!ここは坂の上…」
ミョー「あ」
案の定二人はバランスをくずしそのまま滑っていった。
ミョー「うわああああああああ!」
アクア「ぐぎゃあああああああ!」
ゴーズ「あんのバカ…!なっ!?」
ゴーズの上空で黒い影が舞う。その影がフッと消えた瞬間---
ゴーズ「ぐあああぁぁぁぁ…!」
ゴーズの体が赤い液体を流しながら空中を舞った。
そして坂の上に落ちるとそのまま滑り落ちていった。
ゴーズ「何…を…ガハァ…!」
三人は滑り滑った際、やっと平らな地面に落ちた。
ミョー「ハァ…ハァ…二人とも大丈夫か…!?」
アクア「………痛い…苦しい…ハァ…」
ゴーズ「何が…起こった…んだ…?」
ミョー「重体だな…ここには家もないし…
そうだ、
サファイアのところにいけば…」
サファイア「お二人さんともかなりの重体ですね。
二、三日は安定していれば回復が望めますね。
体の中までには傷が届いてないので5本ぐらい
針を縫えばなんとかなります」
ミョー「そうか…良かった…」
サファイア「でもなんでこんなことに…?」
ミョー「それがよく分からないんだ。黒い影が急にアクアと
ゴーズに切り掛かった。ソレぐらいしか目撃していない」
サファイア「そうですか…でもミョーsは無傷なのですね。
良かった…」
ミョー「そんなことないさ。まぐれだまぐれ」
ミョー(さっきから感じていた嫌な気配はもしやあの黒い影が…?)
ミョー「俺、また上のほうにいってくる。敵を確認してくる…」
サファイア「でもそれじゃミョーsまで怪我を…」
ミョー「俺はFRMA軍参謀だ。そんな簡単に殺られたりしないさ…多分」
サファイア「そうですか…ではお気をつけて…」
ミョー(一体どこのドイツだ…俺の友人を傷つけやがって…)
ミョー「トランス!」
ミョーは黒い翼を広げると雪山の頂上まで飛んでいった…
ミョー「嫌な気配が充満している…やはり何かいるのか…ん?」
ミョーはあるものを見た。ゴリラとチンパンジーの中間な
感じの図体のデカイ生き物が黒雷と戦っているのだ。
あの生き物には見覚えがあった。アクアとゴーズをきり付けたヤツに
違いない。
ミョー「黒雷!加勢するぜ!」
黒雷「いいところにきたな…ちょうどピンチだったんだ」
ミョー「そうか…コイツは一体なんなんだ?」
黒雷「わからねぇ…急に俺を切りつけようとしやがった…
あの鋭い爪でね…そちらさんも誰か切られたか?」
ミョー「アクアとゴーズがやられた。今サファイアに診てもらってる」
黒雷「なら安心だ。さっさとコイツを片付けてしまおうか」
ミョー「槍落としぃ!」
黒雷「暗黒大魔導第一奥義 魔導大火炎!」
?「ウガァァァアァァ!」
ミョー「よし、効いてるぞ!」
?「ゴアアアアア!」
ミョー「急に暴れ始めた!避けるぞ!」
黒雷「くっ…ヤバい…やられるかも…」
ミョー「俺につかまれ!」
黒雷「お、おう!」
ガシ!(つかむ音)
ミョーは空を飛んだ。
ミョー「アイツは飛べないはずだ。そこでずっと喚いてな!」
?「ウホォ!ウホホホホホォ!」
黒雷「なんて無様な姿なんだ!アッカンベー!アハハハハハ!」
ミョー「あまり挑発しないほうが…」
?「ウホォォォォ!」
ゴリラチンパンジーは地面に手をついた。
その瞬間地面から氷の柱が生えてきた。
ミョー「うぐわぁぁぁ!こっちに来る…っ!」
黒雷「なんとかなんないのかぁ~?!」
ミョー「くう…雨降らし!雷落とし!血雨落とし!酸性雨!
ガラスの破片落としぃ~!」
ザザー!ゴロゴロゴロ… ポタポタ… ザザザザザー! キラキラ…
色んなものが空から落ち降ってきた。
ミョー「バリア!」
色んなものがゴリラチンパンジーに降ってくる。
?「ウホ…ウギャアアアアアアアアアアア!」
ミョー「よし、撃退完了」
黒雷「はぁ…一時はどうなるかと思ったよ」
ミョー「でも休んでる場合じゃ無いみたいだ」
黒雷「え?」
黒雷「ミョー、休んでる場合じゃないって…?」
ミョー「あっちを見て」
黒雷の目の前に、沢山の大きい鳥のようなものと、
その鳥達で一番でかい鳥に黒いフードを着た人物が乗っていた。
黒雷「な…何者だ…!」
?「………」
ミョー「何奴だ?正体を現せ」
?「アイスマウンテンを倒すなんて…かなりの力を持っているのね」
ミョー「アイスマウンテン…?さっきのゴリラみたいなヤツのことか」
黒雷「アイツなら大したことなかったぞ!」
?「フン…まぁいいわ。アイスマウンテンは力持ちなだけで
知能がまったく無いから戦いのやり方もヘタクソだものね…」
ミョー「それよりさっきの質問に答えてもらおうか。君は何者だい?」
?「…まぁ、どうせ正体が知られてもあなた達を消すもの。
冥土の土産に正体を明かしてあげてもいいわね…」
黒雷「俺達が簡単にお前に負けるわけないだろうが!」
?「偉そうな口を利くのね。強いのは口先だけでしょ?」
黒雷「なんだとぉ~…」
ミョー「ま、まぁ落ち着け。」
バサッ…
人物がコートをひるがえしその姿を現した。
?「これで…どう…?」
黒雷「ちょっとカワイイな…って俺何考えてんだ…」
ミョー「…お前…なんで…」
黒雷「し…知り合いか…?」
?「あなた…どこかで見た感じがした…でも思い出した…あなた…」
黒雷「え?ええええ?」
ミョー「チィ!」チィ「ミョー…」
チィ「フフ…こんな場所で会うなんて…」
ミョー「お前…何故…」
ーこれは6ヶ月前ぐらいの話になるー
ー俺がまだFRMA軍に入ってなかった頃のことー
チビミョー「ウウ…ココハドコ…?」
俺はどこかしらを彷徨っていた。
チビチィ「ダイジョウブ…?ヨカッタラアタシト、一緒ニ旅シナイ?」
そう、ここで俺を旅に誘ってくれたのが、チィだった。
ほんの少しだけだったが、チィと一緒にそこらへんを
歩いていただけだった。これを旅というのもどうかと思うが、
小さかった俺達には十分満足できた。
そこである人に出会った…それが
FRMA軍長、フレイsこと先生だったのだ。
フレイ「お前ら、俺の軍に入らないか?」
俺達はそう言われ、少し迷ったが、入ると決断した。
そして入隊して、俺は「太陽の戦士」という名を貰った。
(チィのは憶えてない)
しかし、チィは入隊したその日に行方不明になった。
俺は必死になって探したが、見つかりはしなかった…
……………
………
…
・
ミョー「まさかこんなところで会うとはな」
チィ「偶然も…いいところね…クスクス」
ミョー「もしかして俺達に襲ってきたあのアイスマウンテンって…」
チィ「私が支配している…生き物達…彼方達に姿…見られたくなかった…」
ミョー「それで俺達を襲ったのか…なんてヤツだ」
チィ「私は…あなたと兄弟のような…ものだったけれど…
でもね…もう昔のことよ…クスクス」
ミョー「くっ…」
チィ「じゃあ、正体がバレたのだから…消えてもらうね…
フリザバード…殺りなさい」
フリザ×20「キィ!」
ミョー「ぐ…うわああああああ!」
黒雷「もう何がなんだかぁぁぁ…」
ミョー(万事休すか…俺はもう…死ぬのか…)
?「お…こ…と……た……よ!」
ミョー(え…?誰…?)
キィン!
フリザ×20「グエエエエエエ!」
ミョーと黒雷の目の前には───
FRMA軍の軍長───
フレイ「おい!こんな鳥共位倒せないのかよ!」
黒雷「フレイs!?助けにきてくれたんですか!」
フレイ「お前らがやられそうだったから来てやったんだ!」
チィ「人…増えた…でも…どうせ殺るもの…フリザバード…」
フリザ×10「クェクェ!」
フレイ「フン!こんなもの!火炎球!」
チィ「あ…フリザバード…炎技…弱点…大変…」
フリザ×10「キィイイイイイイイイ!」
フレイ「ハッハッハ!口程にも無い鳥だなぁ!
もう終わりか?」
チィ「………まぁ…別にいいもの…他にも手段はあるわ…
では皆様…さようなら…」
チィは黒いコートで体を包み込みそして煙のように消えた。
ミョー「嫌な気配はこれだったのか…そういえば先生、
そろそろ教えてくれないでしょうか。この雪山のことを。」
フレイ「ここまで事態が進むといっておかなきゃダメだよなぁ…
いいだろう、教えてやるぜ」
黒雷(俺だけ話の内容読めてねぇ…取り残されていくぜ…)
フレイ「この雪山の名前は「ビーストブリザードマウンテン」。
魔物が住んでいるといわれている雪山だ。」
ミョー「それの魔物がさっきのアイスマウンテンとフリザバードですか…
でもなんでここが危険だと分かっていて何故ここにスキーしに来たんですか!」
フレイ「特訓になると思ってな」
黒雷「それだけのことで…」
フレイ「それに俺達が怪我をするのは毎回のことだろ?
あのアイスマウンテンに負わされた怪我ぐらいヘッチャラだろうな、FRMA軍なんだし」
ミョー「でも!誰かが重傷を負い二度と帰らぬ人となったら…」
フレイ「俺が蘇生するから大丈夫だ」
黒雷「…まぁそれもそうですね」
ミョー「極寒の雪山での修行ですか…少し気合が入りましたよ…」
フレイ「ミョー、本当は戦うのは嫌だろ?気合なんか沸くはずがない」
ミョー「でも…みんなが被害を受けると…」
フレイ「ま、あんな再会の仕方したらショックは受けただろう」
ミョー「……………チィ…」
黒雷「ミョー…戦いたくないなら俺が代わりにやるぞ…?
どっちにしろみんな戦うんだし」
ミョー「いや、大丈夫だ。もう俺とアイツは無関係なのだからな…」
黒雷「そうか…」(強がり言いやがって…バカだな…)
フレイ「じゃあ、行こうじゃないか。戦場へ!」
黒雷「寒い…寒い寒い寒い寒い寒い寒いサムイ…」
フレイ「どうした黒雷!これしきの寒さなど水道水並みだぁ!」
黒雷「フレイsは非常識な人間ですからこれぐらいなんとも…
いえ、なんでもないです」
フレイ「………ま、いいか。さっさと進むぞ」
黒雷「それよりミョーは平気なのか…ん?」
ミョー「だからボクがわかんな~い♪泣きたくって楽しくって~♪」
黒雷「ノンビリとアイポットを聴いてやがる…やっぱあの人の歌を聴いてるんだろうな…」
フレイ「ん!?前に人影発生!」
黒雷「なんだ!敵か?!」
グレイド「よくこんな非常事態でフレイs達はノンビリしてますね」
フレイ「なんだ、人影はグレイドだったのか。おや?」
グレイドの周りには血祭りに上げられた数匹の
アイスマウンテンが倒れていた。
フレイ「こいつら全部お前がやったのか」
グレイド「急に襲ってきたのでね。戦闘するなら一言かけるのが
礼儀というものです。無礼者なヤツらを排除したまでですよ。
それにこんな凶暴なヤツを見逃して他の軍員が倒されると困るんでね」
フレイ「流石グレイド。仕事が早いな」
グレイド「恐れ入ります」
黒雷「あれ…?あの白いのは…?大勢いるぞ」
グレイド「シロクマ、でしょうか。それにしては
いかにも凶暴そうなシロクマですね」
フレイ「あのシロクマもここに住む魔物だろう。さっさと
カタをつけるか」
グレイド「俺も加勢しますよ…数秒で血祭りに上げてやります」
黒雷「おうよ!俺達のチカラ見せてやるぜ!」
ミョー「鯉のチカラ、ここにある~♪」
黒雷「ミョー!歌詞間違えてるぞ!そこは「恋」だろうが!
それとあとお前も戦うんだからな!」
ミョー「分かったよ…さっさとコイツラを片付けて歌を聴く時間を増やすぜ!」
そして他の軍員達は…
クロノス「ハァ…ハァ…こいつら倒しても倒してもキリがねぇ…」
烈空「まったくだ…なんなんだこのゴリラ共」
アメシスト「なぁに…俺達なら大丈夫だ…さぁこいゴリラ共!」
アイスマウンテン×50「ウホオオオオオオオオ!」
マグナム「この鳥達うぜぇな…バサバサ五月蝿い羽音立てやがって」
レイム「俺達なら多分大丈夫だよ」(兄貴を盾にして戦えば…もっと楽だったのに)
スーガ「鳥達め!俺をナメるなよ!この世話好きなオッ…ゲホゲホ、
この武神スーガがなぁ!」
フリザ×50「キィイィィィィィイイイイィィ!」
そしてこの戦いを煽る者…
チィ「フフ…そうやって…被害が大きくなればもっと血を流すのに…
もっと戦って…自分達を傷つけなさい…クスクス」
クロノスチーム マグナムチーム フレイチーム
- クロノス ・マグナム ・フレイ
- 烈空 ・レイム ・ミョー
- アメシスト ・スーガ ・黒雷
・グレイド
FRMA軍は散り散りになりそれぞれの敵と戦い始めた…
今、戦いの火蓋は落とされた…!
続きは後編で!
最終更新:2008年07月05日 20:21