Ingram M10(イングラムM10)
| 製造国 |
アメリカ合衆国 |
| 設計年 |
1964年 |
| 設計・製造 |
ゴードン・B・イングラム |
| 口径 |
9mmx19 |
| 45口径 |
| 銃身長 |
146mm |
| 重量 |
2850g |
| 銃口初速 |
366 m/s |
| 発射速度 |
1280発/m |
特徴
構造はオープン・ボルトで、単純なブローバックで作動する。四角形をしたブロック状のL型ボルトが、角形の断面をもつ機関部に組み込まれており、多くの部品はスチール板をプレス加工して成形されているなど、非常に生産性に優れている。また、構造が単純な事もあり、非常に頑丈な仕上がりとなっている。レシーバーの左側面に安全装置と回転式セレクター・スイッチを兼用して装備しており、セミオートとフルオートの切り替えが可能となっている。サプレッサーを装着することを前提としているため、銃口にはネジが切られている。しかし、フルオート射撃では連射速度が32連装弾倉をわずか1.5秒ほどで撃ちつくしてしまうほど速く、熟練した者でなければ非常に扱いづらいと思われる。
最終更新:2009年07月25日 22:03