SCORPION(スコーピオン)
| 製造国 |
チェコスロバギア |
| 設計年 |
1961年 |
| 設計・製造 |
チェスカー・ズブロヨフカ社 |
| 口径 |
多分9mm |
| 32口径 |
| 銃身長 |
112mm |
| 重量 |
1280g |
| 銃口初速 |
317m/s |
| 発射速度 |
750~850発/m |
特徴
本体上方に半円を描くよう伸ばして使用する独特のフォールディング・ストックを持つこの銃は、その様が「尾を掲げる蠍の姿」に似ている事から“SCORPION(蠍)”と呼ばれ、今だ世界各地で根強い支持を受けている。
チェスカー・ズブロヨフカ社は、その銃器開発に定評があり、本銃も小型
サブマシンガンゆえのアイデア満載の銃になっている。先に述べたストックの折り畳み方もその一例である。他に、このストックを折り畳む際、フロントサイトカバーをストック固定具と兼用する機能や、マガジンの固定が他の銃に例を見ないほど堅固であり、そのおかげでマガジン自体がフォアグリップ(前部固定補助グリップ)の役目を果たすようになっていること、さらには小型サブマシンガンながら安全装置を兼ねたレバーによってボルトの後退速度を調整し、その発射速度を変更できるという驚異的なメカニズムを持つことが挙げられる
最終更新:2009年07月19日 20:13