「人生相談があるの」
両親御自慢の妹様がそんな事を言ってきたのはほんの小さなキッカケからだった。
まぁ色々あって三回目の「人生相談」に応じている時の事だ。
じゃー
シャワーからお湯が出ている音が聞こえる、
ラブホテルという施設の性質を鑑みれば当たり前の音だが。一緒にいるのが、恋人ならば、そりゃ当たり前な話だと俺も思うが……
湯を浴びてるのは妹だ、
妹なんだよ、
「キモイ、何妹のキャミソールの匂い嗅いでるの」
俺が妹の服をドライヤーで乾かしているときに浴場から出てきた妹の声が聞こえた。
「んなわけあるか!乾かしてたんだよ」振り返らず声だけ返す……タオル一枚なのがわかっているから、何せ妹の服はここにあるからな!
「はっどうだか、何しろ、あんたはシスコンだもんね」
それはお前がーーと振り返って言おうとした俺の背中に圧力が柔らかさと共にのしかかってきた。
「わかってるわよ、あんたはシスコンじゃないって……でも私がブラコンだってこと、……知ってた?」
妹の生暖かい吐息が耳にかかる。
ぎゅっと抱きしめる腕に力がこもる。
「止めろよ、そんな言葉に今更引っかかるかよ」
馬鹿らしい、妹が俺を好きなわけが無いだろうが。
ちゅっ
妹は俺を押し倒して更にのしかかった。妹の舌がなぜか俺の口の中に入っている……甘い。じゃなくって、押し返そうとした俺の手は逆にとらわれた。動けない、だんだんと俺は……
くちゅくちゅ、音を立てて妹の舌が俺の口を犯す。
ーー何でだ、何でこんな事態になってるんだ、駄目だ、何にも考えられない。
プハッ
三十秒だろうか三分だろうか、はたまた三十分だろうか……時間の感覚が酷く曖昧だが、俺は妹に押し倒されて接吻をしていた、ラブホテルで、妹とキスをしていた。
真っ赤な顔で潤んだ目を俺に至近距離で向けている妹、いつもの態度はどこへやら。
互いに無言、くそっ何いっていいかわからねえよ、だってあの完璧超人の妹様だぜ?何で俺なんかとキスしてんだよ。
「……どうよ」
「あ?」
「……巧かった?」「知らねえよ……初めてだからな」
妹の表情が刹那明るく輝き、再度俺を押し倒して、……動きを封じるのがうまいなこいつ、親父様に警察の制圧術でも習ったのか?
避けようがなく、……避ける気がなく、妹の女の子の柔らかい体と唇が俺に迫る。
「あっ……堅い」
妹の可愛い口から声が漏れた、その手が俺のある部分に当たったからだ。
「……硬い、これって」
妹の手が俺の局部に当たっている。
「勃起だよ!」
不覚!妹相手に立っちまうとは……
妹がニヤリと笑う。「へーこれが勃起って言うんだ。……興奮してるの、お兄ちゃん?」
満面の笑みで妹が下になってる俺を見上げるなんて器用な真似をしてくれる。
ドキッと不覚にも胸が高鳴る。その表情は卑怯だろ!
「ねぇ……見せてよ」
「はぁ?何言ってんだよ!」
「見せてよ!見たいのよ、お兄ちゃんのあそこが、見たいの!」
自分が何を言っているのかわかっているのか?
「私の全部を見といて…拒否するなんてありえないよね?」妹は再度笑いながらその手を俺の局部に這わせる。
くそっ……もう何がなんだかわからねえ……何で俺はこんなところで妹と何をやってるんだ!
微笑みを浮かべながら、妹は再度唇を俺に絡ませる、キス魔だな。
甘い、甘い?不自然に甘いぞ、この味はチョコレート?
妹の体を優しく力を込めずにつかみあくまで優しく上下を逆にする。
何を期待しているのか、可愛らしく目を瞑ったままの妹、この野郎、女だがこの野郎、そんな顔されたら間違いをおかしちゃうじゃねえか。手は妹の裸を押さえたまま顔をバスルームの方に向ける。
……あった、体を起こして、妹が食べたであろうそのパッケージを拾い上げる。我が自慢の妹さんは何を食べたのやら、なるほど、ウィスキーボンボン、か。
「ねぇどうしたの?……見せてよ」
切ない雰囲気を醸し出している声と共に柔らかい感触が再度背中にのしかかる。この野郎道理で態度がおかしいと思ったぜ。
しかしこんなもので此処まで酔っぱらっちまうのはまだまだ子供……むにゅ
こども…むにゅむにゅ
こ……むにゅむにゅむにゅ
「お兄ちゃん、見せて」
妹の手が再度俺の局部に伸びる。
「私の体好きにしていいから」むにゅむにゅ
酔っぱらっているとはいえ、エロげーのやりすぎた!
そんな思考も言葉も発する時間もなく、妹は力任せに俺を無理矢理ダブルベッドに押し込んだ。
白くて細い、女の子の手が器用に俺の服に伸びて、剥がす。
まずは、上着シャツそして、ズボン、器用にベルトを外し、ずりおろす妹。
なすがままの俺、妹の胸についている、慎ましいが、柔らかいそれを何度となく押し付けられたときに俺の頭はどうにかなってしまったらしい。
靴下をはいたままというなんというかマニアックなシチュエーションに追い込まれ、俺はラブホテルのダブルベッドの上でいつの間にか妹と裸で向き合っていた。
俺の息子は元気にパンツでテントを張っている。
ごくり……どちらが飲み込んだ唾の音なのだろうか、わからないが、妹の手がパンツにかかる。
「駄目だ、桐乃」
がしっと俺の手が妹の手をつかみあげる、駄目だ。俺達は兄弟なんだぜ?
妹が泣きそうな声を出す、「……あの女なら、いいの?」
麻奈美か、想像したこともねえや。
ズルッと何も答えない俺を無視して妹はパンツをずりおろした。さっきよりも確実に力がこもっていた。
「今、見たいの私が見たいの!」
涙を浮かべながら妹は俺のパンツをかなたへ放り投げた。
俺の息子は元気にたっている、いや、説明している場合じゃねえ!
がしっ
局部を押さえようとした俺の両腕をがっちりとホールドする妹、護身術なのか?使い方が間違ってるぞ、的確すぎて抵抗できん!
妹の視線が下に行き俺の息子を暴く。
腕は腕で足は足で押さえつけている妹は俺より体重が軽いのにもかかわらず、完全に俺の自由を奪っている、その視線から逃れるすべは、無い。下を向けば妹の二つの山が目に入り、更に下を向けば少しだけ毛が生えている妹の……って何を見ているんだ俺は!
むくむくと更に元気になる俺の息子、妹の視線が熱い。
更に混乱する思考、妹の視線を痛いほど感じる。見るな!
「大きい、の?」
知るか。
「……舐めていい?」
「馬鹿かお前は!」その言葉は見過ごせない、駄目だろJK!「何よ、いいじゃない兄弟何だから!」「この馬鹿!さっさと酔いを冷ませ!」
がっちりとホールドされてる状態で言い争うもんじゃないな、
れろっ
避けようがない、妹の唇が再度俺の唇を塞ぎ、二つの山とその下の茂みが俺の体に接せられる。むにゅむにゅっと柔らかい。あーもうどうすりゃいいんだ!
「酔ってないもん」
酔っ払いは絶対そう言うな。ちょっとだけ離れた唇と唇の間にかかる唾液のブリッチ……酷く淫靡だ。
「だったら離れろ悪ふざけはいい加減にしろ!」
むにゅ
妹の柔らかい体が俺の局部を包み込む。
それは、反則……だ、頭が真っ白になっちまう。
「やだ、絶対に離れない」
意固地になった妹は止められない、なんせあの親父すらも納得させてしまった経歴の持ち主だから。
「はぁ……わかった……わかったから」
仕方なしに、妹を抱きしめる、下手に動かれて暴発したら目もあてられんからな。
「えへへ、じゃぁ……しようよ」
「それは駄目だ、足を動かすな!」
しかし、妹は止まらない、やわらかい感触が息子を絶え間なく攻め立てる。
妹なんだ、これは妹なんだという鉄の意志が無ければすでに果てていただろう。
暖かい、人肌プラス、酔いも混ざっているのだろう、ただ、暖かい。
「私が魅力的じゃないから……いやなの?」
何をおっしゃるウサギさん。
イエスともノーとも言えない、妹が身じろぎするたびに息子に快感が走る、これは……スマタってやつなのか。
妹相手に出せるかよ!
そりゃ妹のノートパソコンでさんざんエロを検索したけど、それは若気の至りってことで許してくれ。
とろっと、暖かい液体が、俺の下半身を濡らす。
……愛液、か。
「するわよ、これから入れ……」
駄目に決まってんだろうが!
言葉では妹は止まらない、どうするどうする、体をさらに下げようとした妹を今度は俺ががっちりと抱きしめる。
セックスは駄目だろうが!
「あっ……」
再度、妹の生暖かい吐息が俺の耳をくすぐる、むにゅむにゅっとしたむちむちとした感触が俺の胸に広がり、俺の腕にも広がる。
女ってのは……どうしてこんなに柔らかいんだろうな……、頭の中身を真っ白にしながら、妹を動かさないためにひたすらきつく、きつく抱きしめる。
が、
それは、逆効果だったらしい。
やばい、
やばい、
俺の息子が、妹のけつにあたる……
「いいよ、お兄ちゃん、好きに、して……」
甘美な誘いが耳元でささやかれる、これは悪魔の誘いってやつなのか?
「違うんだ!」
なんて弱弱しい声で呟く俺、だが、腕は放せない、放した瞬間、妹は腰を下に下げて、めでたく合体だ。
できるかよ!
だが、柔らかい、この柔らかさは反則だ。
ちゅっ
もう、言葉は要らないとばかりに、妹は俺の口を貪欲に貪り尽くす。
あわせ技一本、勝負あり、なんて言葉が脳裏に浮かび、そして頭を白く白く染め上げる。
どうやら、双方ともに準備は整ってしまっているらしい。
くそっ、情けない……俺の精神力はここまでなのか?
いや、んなわけあるか、……とりあえず、抱きしめることだけを続行だ。
さわりっ
妹の息子への攻撃、俺の息子は100のダメージを喰らった。
「触るな、握るな!」
口を無理やり剥がして声を出す。
「何、さっきより、大きくなっている……それに、あったかい……」
俗に言うテコキってやつか?
どこで覚えたんだ妹は!もちろん、エロゲーですよね、頭が働かん。
「お兄ちゃん……初めてだから……やさしくしてね?」
超接近戦での潤んだ瞳攻撃、
俺は精神に200のダメージを受けた。
どうせエロゲーからの引用なんだろうが、効果的すぎる、俺はノックダウン寸前だ。
妹にいかされちまうなんて……両親に知られたら殺されちまう。
だが、どうしよう、本当にどうしよう。
妹の行動力は並じゃないのは、俺が一番身近で見てきて一番よく知っている。
さぁ、どうする、どうする、俺。
いつまでも抱きしめていられんぞ、んなことしていたら出ちまう、何がって、あれに決まってんだろうが!
片手の戒めを剥がして、妹の両手をつかみ上げる、手首は細いな。
おい、その期待に満ちた目はなんだ、潤んだ瞳はなんだ、……妹じゃなきゃ……とっくにやっていたよ。
真奈美の顔が、ふと浮かんだ、どうして、だ?
妹の顔が、豹変した。
「……あの女のこと考えていたでしょ」
お前はエスパーか!
「違う、っていうか、……よく考えろ、俺たちは兄弟だぞ?セックスなんか……」
ちゅっ
最後まで言葉を発することはできず、妹の口が言葉をさえぎる。
「私は、お兄ちゃんと、したいの! あの女よりも先に、したいの!」
妹の手が、俺の拘束を振りほどいた、
そして、
俺の息子を握り締め、自らのあそこに、あてがった。
たっぷりと愛液が滴り落ちる、息子に降り注ぐ、何でだ、何でこいつはこんなに俺なんかとしたがっているんだ。
なんてことを考えていたら、妹の腰が浮いて……
ねちょっとした音が、鈍く響いた。
俺の息子を包み込む、妹のあそこ。
それは酷くゆっくりだ。
当然だ、初めてなんだからな。
俺も……妹も……。
とうとう、やっちまったか……どうしてだろう、あんまり後悔していないのは、それは、きっと妹が――可愛らしくて、そして、あまりの快感に、俺の頭がいかれちまっているせいだろう。
ズボッ
「いたっ」
騎乗位の格好で、俺の下半身に、赤い液体がたれた。
処女幕か、話には聞いていたが、本当に血みたいに流れるんだな。
下半身を包み込む、強制的な快感から逃れるためだろうか、俺の思考はひどくゆっくりとしていた。
気を抜けば、出る。
突如、妹がいとおしくなった、痛みに耐えている妹の顔が、なんだか、とてもいとおしく、なった。
動けない妹の腰を掴んで、繋がったまま上半身を抱きしめて、キスをしてやる。
「……初体験が騎乗位か、お前らしいっていえば、お前らしいよ、桐乃」
涙をなめてやる。
「最後までやるんだから、放さないわよ!」
「……わかった、わかったよ」
よしよしと、頭をなでて、なるべく刺激がいかないように考慮する。
何でも酷く痛いらしいからな。
少しでも痛みを紛らわせるために、キスをしながら、慎ましい胸を愛撫してやる、背中も撫でて、しりもなでて、一箇所に意識が集中しないように。
ふぇ
なんて声が妹の可愛い口から漏れる。
俺の行為も所詮エロゲーやそういう雑誌の受け売りな以上、どこまで有効なのかは知らんが、少なくとも何もしないよりはましだろう。
妹は体の力を抜いて、俺に全身を預けている。
……対面座位ってやつか……。
とりあえず、いくらなんでも中に出すのは、駄目だろ。
いれちまったのは仕方が無い、妹が落ち着いたら、さっさと抜かないと。
ぬちゅ。
……やばい、気持ちいい。
「んっ」
なんて声が漏れる。
そうか、まだ痛いか、文字通り身を引き裂かれる痛みだろうからな。
ゲームみたいに簡単に痛みが引くわけ無いよな。
ゆっくりと抱きしめて、妹の腰を固定する。
「動いて、いいよ」
んなことを申し立てる妹、馬鹿が、そんな顔みたらできるかってんだ。
「もう、やめるなんて言わないから、黙ってろ……痛いんだろ?」
俺はすごく気持ちいい。
妹と繋がっちまうなんて……何処でどう間違ったんだ。
妹の中はきつきつだ、少し動いただけで、容赦なく出ちまう、童貞なめるな!
首をふりふりと横にふる妹。
なんだか、ものすごく嬉しそうな顔をしている。
「ねぇ、お兄ちゃん」
「なんだ?」
「……今までいろいろありがとう」
「馬鹿やろう、黙ってろっていっただろうが」
「……うん」
妹の手が俺の背中に伸びて、惜しげもなくその体をこすり付ける。
だから、動くなって……。
我慢しろ我慢しろ我慢しろ我慢しろ、今こそ兄の威厳を見せるときだ!
「あはは、お兄ちゃんの方が、辛そうだよ、我慢しないでいいよ」
これがいわゆるツンデレのデレってやつなのか?
今まで一度も見たことが無い妹の極限まで甘えたつら。
息も絶え絶えに吐き出す言葉の一つ一つがとんでもない破壊力を持つ。
何かを思いついたような表情の妹。
きゅっ
……締めやがった、何をって、あそこだよ。
俺の息子をきつくきつく締めやがった。
「ねぇ……出していいよ」
だからお前はエロゲーのやりすぎなんだよ!
テンプレート通りの妹の言葉、だが、テンプレートは王道ともとれる、そして王道とは、場所が間違えていなければ、効果はこれ以上無いほど抜群だ。
「馬鹿やろう、妹相手に中出しなんかできるかよ」
「お兄ちゃんなら……いいよ」
ちゅっ
ぎゅっ
妹が俺にキスをして、更に力を込めて、腰を動き出した。
駄目かもしれんね。
どこか冷静な俺の思考回路、どうなっているんだか解剖してみたいくらいだ。
体面がどうのこうのじゃなくってな、近親相姦が近代社会において禁忌と言われているのは遺伝子学上れっきとした証明がされている、なんたらかんたらの思考が頭をよぎる。
同時に、この気持ちよさを味わっちまえよっていう声も同時に頭を流れる。
おまけに、間違いなくばれたら親父に殺されるっていう考えも流れ、走馬灯が見えた。
にゅるにゅるにゅる。
潤滑油がたっぷりと配布されていたのだろう。
滞ることなく、俺と妹の結合部分は摩擦を続けている。
抵抗する気力すらも根こそぎ奪われている。
ただ、気持ちいい。
はぁっ、はぁっ、と妹の荒い声が遠く聞こえる。
出したい、
駄目だ、
出したい、
駄目だ、
出したい、
駄目だ、
出したい、
駄目だ、
出したい出したい出したい出したい、
駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ。
二つの思考言語が同時に頭を所狭しと駆け回っている。
人間、頑張れば結構我慢できるんだな。
でも……駄目だな、こりゃ。
妹が俺の感じている顔を見て嬉しそうに笑みを浮かべた。
「出して、いいよ」
そう呟いて、更に速度を上げる妹、痛みはどうした! ……我慢してんのか、ほかならぬ俺のために……。
とっさに動いた俺の体は、偉い。後で盛大にほめてやることに決めた、快感に負けた脳みそと違って本当に立派だよ、自分の体ながら、偉い!
我慢の限界なんかとっくに超えていた俺は、妹を一度、強く抱きしめて、息子を無理やりはずした。
強く強く締め付けてきた妹を振りほどいて、皇帝液は、無事、中に出ることなく、外に放出された。
……ぶっちゃけカウパー液だけでも妊娠するっていうから、まったくもって安心できないんだけどな。
ふぅ……ふぅ…………すーすー
荒い息使いから、静かな寝息へと、酔いが完全に回ったんだろう、妹は血まみれ、白い白濁液まみれのまま、ダブルベットの上で
眠り姫とかした。
「……この酔っ払い、この馬鹿、いつもの態度はどうしたんだよ」
妹の可愛らしいほほを軽くつつきながら、ため息を吐く俺。
完全に寝に入ったのだろう、まったく起きる気配が無い妹。
「よっこいしょっと」
こんな掛け声使うから馬鹿にされんだろうな、なぁ妹。
妹を抱えあげて、バスルームで体を洗ってやる。
果たしてこいつは酔っ払っているときのことを覚えているのかね?
処女幕がなくなってんだ、流石に気づくか、な?
よかった、妹の服は幸い惨事から逃れている位置にあった。
……なんか疲れたな、ちょうどいいから俺も少し寝ちまうか。
寝る寸前、妹の声を聞いた気がした。
「お兄ちゃん……大好き……いつも……御免ね」
寝言か、空耳だ……ろ……う。
最終更新:2011年11月02日 17:57