続々々々・お願い

  • 前回までのあらすじ
京介のお願いは桐乃との69へと進展していく。行為の中で、ふたりは気持ちを通じ合わせていったのだった。




「京介、、、」

「ん、なんだ?」

「まだ、、、続きがあるんでしょ?」

「!!!」

続き、、、そう、この行為には、まだ続きがある。
だが、それを桐乃が切り出したことに、俺はたじろいだ。

桐乃は頭を洗いながら、こう言った。

「京介、まだあそこしか洗ってないでしょ。他も早く自分で洗って、、、あたしの部屋に来て」

そう言い残し、桐乃は浴室を出て行った。

俺は手早く全身を洗い、脱衣所で服を着て、台所へ向かった。
冷えた麦茶を飲むためだ。

さっき桐乃に部屋に誘われてから、心臓がドキドキして喉が渇いてしょうがない。
俺はゴクゴクと麦茶を飲み干すと、大きく深呼吸して、気持ちを落ち着けようと努めた。

そして桐乃の部屋へ向かった。

ノックをすると、「入って」の返事。

俺は初めて桐乃の部屋に入った時のように、否、それ以上に緊張していた。

桐乃の部屋に入ると、例の甘ったるいにおいがする。それは、今の俺にとって催淫剤のような働きをした。
緊張が解きほぐされ、チンポが勢いよく屹立していくのが感じられる。



桐乃はベッドに腰掛け、ドライヤーで髪を乾かしていた。

「座ったら?」
桐乃がベッドの端を指差して言った。

「ああ、、、」

桐乃から少し離れた位置に腰掛ける。

あれ?ふたりの間の空気が、明らかにぎこちない。
さっきまでは、心が通じ合ったと確信していたというのに。

桐乃は無言のまましばらく髪を乾かしていた。

ドライヤーを置いて、桐乃がポツリと問う。

「京介、もしかしてあたしが素っぴんの方が好き?」

俺は正直に答えた。
「ああ、、、素っぴんの方が好きだ。なんつーか、昔、まだ仲良かった頃のお前を思い出すっつーか、懐かしいっつーか」

「ふーん、そう」

またしばらく無言の時が流れる。

「あたし、メイクしてないと幼く見られるからヤなんだケドさ。まあ、あんたシスコンな上にロリコンだしね~。たまには素っぴんでいてあげても、、、いっかな」

「俺は断じて、ロリコンじゃねぇよ!」

何度か桐乃の前でシスコン宣言しちまってるから、ロリコンの方しか否定出来ないのが悔しい。

とは言え、先ほどまでのぎこちない雰囲気は少し薄らぎ、妹の部屋のベッドに腰掛けているという気まずさも紛れてきた。

桐乃はというと、、、俺とは目線を合わさず、もじもじとして所在なさげだ。



無言のふたりの間に、仄かにあたたかい空気が流れた。

突然だが、男女の間に生まれる一番エロい瞬間って、どういう時だと思う?

それは、、、セックスで絶頂に達する瞬間などではなく、ふたりの男女がセックスなんて知りませんよ~ってな態度から、お互いに身体を求め合うように激変する、その瞬間なんじゃないかと思うんだ。

その一番エロい瞬間が、今から訪れようとしている。そんな気配が、濃密に感じられた。

黒猫と付き合っていた時にはついぞ感じたことのない気配だった。
あれは今考えれば、おままごとのようなものだった。

表面上は、なにも起こらない、起こさない、という態度を取り繕っていながらも、桐乃と俺の間にはいつその瞬間を迎えるかというピリピリとした緊張感が走っていた。

さっきまで浴室でしてきた行為は、いったんゼロにリセットされていた。
これから行おうとしている行為は、完全に一線を越えるものだ。
普通の男女ならまだしも、俺たちは兄妹だった。

無言のまま、ふたりの間にある一線を越える気配が、濃密さを増してゆく。

後は、どちらがその口火を切るか、だけだった。

「「あのさ、、、」」

ふたりの声が重なる。

桐乃にその先を言わせるわけにはいかなかった。ここから先は俺がやらなければならない。

「桐乃、、、お前を抱きたい!」

「、、、、、、、、、うん」



桐乃から承諾の言葉が発せられた次の瞬間、俺は桐乃をベッドに押し倒していた。この瞬間を逃したら、永遠に手を出せないような気がした。

俺は不器用に桐乃のキャミソールをたくし上げ、ブラジャーを露わにした。ブラの外し方に自信がないので、上にずらして美乳を露出させる。

子供のように幼い乳首、淡い乳輪。おれは夢中でそれにむしゃぶりついた。舐め上げ、噛み、吸う。つまみ上げ、捏ね、転がす。

桐乃が両手を俺の頭にまわし、優しく頭を撫でている。そんなに慌てないで、落ち着いて、と言うように。

俺はとても落ち着いてなどいられなかった。まるで全身の血が炭酸で泡立ったかのように痺れる感覚。
頭の中が真っ白で、目の前の双丘にむしゃぶりつくしか出来ない。

しかし、そんな不器用な俺の愛撫にも、桐乃は少しずつ反応してくれ始めた。

俺の頭を撫でていた手に、次第に力が入り、ギュッと掴み、胸に押し付けてくるのがわかった。

「はぁ、、、はぁ、、、京介、、、」

チュバ ジュルッ チュウ チュウ

「、、、ぃぃ、、、気持ち、、、ぃいよぉ、、、」

桐乃の声が徐々に高まってゆく。

俺は桐乃の身体から漂ってくる香水と体臭の混じった、甘い香りに陶然としながら、無我夢中で桐乃の美乳をむさぼり続けた。



どのくらいそうしていたろう。俺は、ついに胸への愛撫だけでは我慢できなくなり、桐乃のホットパンツを荒々しく脱ぎとった。

下着には、うっすらと染みができている。震える手で俺は下着をおろした。

まだまばらで、細く柔らかな陰毛が、恥丘に生えている。
俺は陰毛を撫でた。
サワサワとした感触が心地よい。

そしてその下にある、めくれ上がり、テラテラと濡れ光る桐乃の陰部。妹のマンコ。

俺は薄い小陰唇を両手の親指で左右に押し拡げた。

パックリと口を拡げたそこは、扇情的なピンクに色づいている。

小さく口を開けた膣口からだろうか?わずかな淫臭が漂っている。

桐乃のここは、すでに俺を受け入れる準備が整っているようだった。

俺は、桐乃の顔の前にチンポを突き出し、シャブってくれるように頼んだ。

桐乃は俺のチンポをためつすがめつしながら、言った。

「これが京介の、、、あそこ。さっきはちゃんと見られなかったケド。なんか、変な感じ。すごく男らしい感じがする」

そう言って桐乃は俺のチンポをしゃぶり始めた。

極限まで勃起していたと思われたそれは、桐乃の巧みな愛撫でさらに硬度を増し、張り裂けんばかりに怒張した。

さあ、お互いに準備は整った。



桐乃がほとんど聞き取れないような声で囁く。

「きて、、、京介」

俺は、、、

(A)桐乃の処女を奪うことにした。

(B)桐乃の処女は、守らなくてはならない。














おれは、
(A)桐乃の処女を奪うことにした。

桐乃の膣口にはち切れんばかりの亀頭を押し当てた。

お互いの性液が混じり合い、ヌメヌメと滑る。

ぐっと押し入れようとした時、桐乃がポツリと言った。

「京介、、、まだ、してないことがあるよね?」

まだ、してないこと?

俺はしばし、頭の中に答えを探した。

そしてそれはすぐに見つかった。

心の通じ合った男女が、まず行うべき事。


キス


俺は桐乃の頭に腕を回し、顔を近づけ、そしてその魅惑的な唇に、唇を、、、重ねた。

それは驚くほどプルプルと柔らかかった。

数秒の後、唇を離す。桐乃の目を見つめて俺は言った。



「いくよ、桐乃」

「、、、うん」

心の通じ合った男女が最終的に行う行為へ。

俺は改めて桐乃の膣口に亀頭を押し当て、グッと腰を突き出した。

「!!!」

桐乃が苦しそうに目をギュッと瞑る。

「いっ、、、いっ、、、うっ」

『痛い』と口に出すのを何とか堪えているのだろう。

俺はと言えば、まだ亀頭が膣口に押し入っただけだというのに、すでに暴発しそうなほどの快感を覚えていた。

こんな時、おれにはチンポの暴発を抑える、とっておきの裏技があった。
しかし、それを今、ここで使うのは非常に憚られた。

なぜならそれは、幼馴染の麻奈実の顔を思い浮かべるというものだったからだ。

イク寸前でも、麻奈実の顔を思い浮かべると、なぜか、チンポは若干の勢いをなくし、落ち着くのである。

そんな事を考えているうちに、おれのチンポは、何時の間にか落ち着きを取り戻していた。

俺は少しづつチンポを桐乃の膣内に押し入れ、戻し、押し入れ、戻し、ということを続けた。

「くっ、、、うっ、、、」

桐乃は声を押し殺して痛みに耐えている。

ごめんな、桐乃。
これは俺たちの関係を進めるために、どうしても通らなきゃならない道なんだ。
でも、本当に、ごめんな。

少しづつ、ほんの少しづつ、チンポを桐乃の狭い狭い奥に進めてゆく。



しとどに濡れそぼった膣内ではあったが、上部にざらざらとした感触があり、勃起したチンポには苦しいほどの快感が与えられる。

きつくギュウっと締め付けられ、膣内の繊細な凹凸が、チンポにダイレクトに伝わってくる。

少しづつ、少しづつ、奥へ。

何時の間にか、桐乃のかたく瞑った両目からは涙が溢れ、頬を伝っていた。

俺はなんとか桐乃の痛みを和らげようと、桐乃の一番敏感な肉芽を親指の腹で優しく撫でた。

桐乃の身体がびくんと痙攣する。

この行為が、果たして桐乃の痛みを和らげることに繋がるのか、確信はなかったが、俺にできることは今はこれくらいしかなかった。

チンポをジワジワと出し入れしつつ、桐乃の肉芽を優しく撫で続けた。

「あぁっ、、、はぁん、、、ぁん」

桐乃から、快感ともとれる声が漏れ聞こえ始めた。

「桐乃、大丈夫か?痛いんだろ?」

「大丈夫だから、、、京介、、、最後まで、続けて」

俺は意を決し、桐乃の最奥部にまでチンポを押し入れた。亀頭が滑らかな器官に押し当たった。

あまり時間をかけては、桐乃の痛みが長引くだけだ。

俺は肉芽への愛撫を続けつつも、腰の動きを早め、最後の時を迎えることにした。

きつく狭い桐乃の膣内に、痛いほど締め付けられながら、俺はスピードを早めてチンポを出し入れした。

熱く燃えるような快感が後頭部から背中に走る。
チンポはますます硬度をまし、膣壁との摩擦で爆発までのカウントダウンが始まった。

「京介っ、、、京介ぇ、、、あぁあぁぁんっ」

「桐乃っ、、、気持ちいい、、、桐乃ぉ」



桐乃の膣がギュウっと狭まり、チンポが食いちぎられそうに締め付けられた。

頭の中が真っ白になった。

「いく、、、い、、いく、いくぅ、、、いくいくいく、、、桐乃ぉぉっ!」

ドビュッ ドビュッ ドビュッ ビュクッ ビュルッ ビュッ ビュッ ドク ドク トクン ピュッ トク

俺は最後の一滴まで桐乃の膣内に精液を吐き出した。

身体に力が入らない。
倒れこみ、桐乃とかたく抱き合った。

「はぁ、、、はぁ、、、はぁ、、、京介、、、終わったの?」

「はぁ、はぁ、はぁ、桐乃、、、あぁ、これで終わりだ」

こうして俺の「お願い」は、完結した。


      • おわり---

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最終更新:2012年05月04日 00:21
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