ふたば系ゆっくりいじめ 1119 本当ですよ

本当ですよ 16KB


虐待-普通 現代 独自設定 また変なものを書いてしまいました。


はじめてゆっくりに出会ってから大分経つ。
実物を見た時に興味をひかれたので、その時に色々と観察してみた。
結果、不愉快なだけで終わった。

以来私は庭にやってくるゆっくりは事務的に処理している。
生えてくる雑草と同じ。
私は虐待と言うものには興味がないのだ。
一時は柵を作って行動を阻害したり、穴を掘って処理したりしていたが、
今ではその両方をほぼ使っていない。
必要が無くなったのだ。

 -

さて、久しぶりの麗らかな休日の朝なのだが。
郊外に住む私には特別な日だ。
早速庭にゆっくりが来ている。
いつも通り昨日の内にまとめた燃えやすい紙類と、玄関に立てかけてある道具を持って庭に出る。

ゆっくりは低い位置にいる。
拾い上げるのにわざわざ姿勢低くするのも面倒なのだ。
そのために鉤の付いた棒を常備している。
一メートル程のものでゆっくりに使う都合上少し鋭くなっている。
軽く突き刺さらないと中身が飛び散ったりして困るのだ。
足元にいるゆっくりにスッと差し出して、持ち上げるのに問題ない深さまでさっくりと刺さればそれで良い。
丸くなってるのは少し使いづらいのでL時の物を作った。
八十度くらいの角度をつけて、多少削ったりして満足の行くものができた。
火かき棒に近いか。

玄関を出ると庭にいたゆっくりはこちらを見て口を開く。
今日は朝一番にしては少ない。三匹だ。
紙のゴミの入った袋を地面に置いてゆっくりを見る。

「ゆっ、にんげんがでてきたのぜ!」

まりさ種だ。こいつは最初の用途には向いてない。無視。
隣にいたれいむ種に目をつける。

「もっとあまあまちょうだいね!」

庭にあった餡子は残らず平らげたようだ。結構結構。
素早く棒を振り鉤をれいむに突き刺す。
そのまま庭にある台の上に乗せるべく、持ち上げる。

「ゆぎゃぁあああああ!!れいむのおなかがぁあああ!!!」

うむ。ストンと乗せて手首を返す。
グリっと、れいむの腹の中で鉤が裏返る感触。

「ゆぐっげぎゃっ」

あいかわらず変な声だ。引っかかって落ちない様にグッと押し付けつつ静かに抜く。
この辺りは雑食の野鳥が多い。鳥の餌だ。
二メートルほどの高さにある台はゆっくりを三匹ほど並べられる長さに作った。
大抵二匹しか並べないが、余裕は大切だ。

れいむは隣にある昨日のれいむを見て絶叫して泣いている。
体中を生きたままついばまれた昨日のれいむ。
鉤で突き刺して乗っけると飛び降りる事もなく、台の上で嘆くだけでその命を終える場合が多い。
たまにチャレンジする奴もいるが死ぬ場所が変わるだけだ。余り問題ない。
生きたまま啄まれるのが良いのだ。悲鳴も出る。

やはり餡は余り食べられない。皮の方が好みのようだ
鳥は良い。あのフォルムにはロマンがある。
悠々と空を飛ぶ鳥が好きなのだ。
うーんと餌台を見上げて鳥に思いを馳せていると、三匹目のゆっくりであるれいむが飛び掛ってきた。

「じじい!いいかげんにしてね!」

さっきから聞いているとこの辺りには図らしく口が悪い奴らだ。
どうでもいいが。
まだやる事が残っているので飛び掛ってきたれいむは鉤棒の背でペシッと弾く。

「ゆぅぅぅぅうう!!」

大袈裟な声を上げて飛んで行った。
鉤棒で台の上の昨日のれいむを引っ張り降ろす。
どちゃっと呆然としていたまりさの目の前に落ちた。

「ゆっ、ゆわっ、ゆひっ」

驚いている。毎度だいたい同じ反応だな。
ほっといて皮がズタボロになったれいむの死体から、飾り部分を鉤棒でササッと引っ掛ける。
そのまま庭の外れに置いてあるドラム缶に放り込む。
これは焼却炉だ。週に一度、庭の手入れの最後に使う。
一番下に小さな燃えカスを掻き出す為の穴を開けた以外は、加工していない。
外で見る火の輝きは美しいものだ。
以前の街では焚き火すら基本禁止されていたが、ここでは問題ないらしい。
良い事だ。

まだ目を潤ませて竦んでいるまりさの目の前のれいむを、鉤棒の背でひっぱたく。
べしゃっと広がるれいむだったモノ。
サクサクと鉤棒である程度地面に広げる。これで終わり。

「ゆっ、ゆげっ、な、なにしてるんだぜ!」

ようやく立ち直ったらしいまりさ。
目の前の出来事に吐き気を催したようだ。
黙って帽子をさっと鉤で引っ掛ける。

「ゆっ、まっ、まりさのおぼうし、かえすんだぜぇぇえ!!」

帽子を掲げながらドラム缶の前に行く。そのまま帽子はドラム缶に放り込む。

「なにしてるのぜ!!じじいさっさともどすのぜ!!」

抗議してくるまりさ。わざわざこっちへ急いで跳ねてくる。
すかさずストン、とまりさの腹に鉤を刺してそのままの勢いで一回転させてドラム缶の中へ。

「ゆぎっ、ぁぁあああああああああああ」

うむ。綺麗に決まった。これが淀みなく決まると爽快だ。
振り回した時の悲鳴の音の移動が耳に気持ちいい。
これはまあ最初から腹を刺しても良いのだがよく帽子が落ちるのだ。
何となく勝手にこっちに来てくれるこの方法にした。少しお得な感じがする。

「ゆぅげっ、だすのぜっ、いたいのぜっ!!」

まりさの声が聞こえる。
そのまま紙のゴミを持ってきて中にぶちまける。
書類などの紙束は少し残して置く。
最後に使うのだ。

「ゆ、なんなのぜ!」

燃えカスは殆ど残ってないので高さ的に、自力では出れないはずだ。
最も腹に空いた風穴で満足に動けないだろうが。
放っておく。そうすれば悲鳴も聞ける。

さて、もう一匹はどうしたものか。
と、思ったら逃げている。
ちょっとまりさに夢中になってしまった。
早足で歩いて追いかけるとすぐに追いついた。
逃げるとはけしからん。
素早く鉤棒で穿つ。

「ゆぎっ!!」

二度、三度。
うむ。この鉤棒は作って良かった。良い感触だ。

「ゆ、ぎっ、やべろっ、じじぃっ、じぬっ」

四度、五度。

「ゆぎへっ、やべでね、れいぶ、じ」

六度七度。八度九度十度十一度十二度。
よくわからなくなってきた。
死んだな。逃げるのだからしかたない。
余りやると引っ掛けづらいのでそこで止めて、引っ掛けてドラム缶へ。

「ゆっ、なにっ?れっ、れいぶぅううううう?!」

まりさが叫ぶ。うむ。
庭に置いて置くのとそのままドラム缶に入れる割合は気分で決まる。
まあどうでもいい。
朝一番はこんなところだ。

 -

軽く朝食を。ご飯は和食だ。海苔がうまい。
海苔と味噌汁と御飯だけと言うのも味気ないが美味しいので問題ない。
貰い物の青唐辛子の醤油漬けがあったのを思い出した。
これの醤油を海苔につけて食べよう。
うむ。なんという至福。
外を見ると今朝のれいむの残骸を食べにゆっくりが再び来ていた。
いつもはこんなに頻繁に来ないのだが珍しい。
もう一匹外でも良かったかもしれない。
小切りにされた醤油漬けの中身を箸でつまんで窓へ向かう。

「ゆっ、ゆっくりしていってね!!」

窓を開けたら例の挨拶が飛んできた。
口の周りを餡子でベトベトに汚している。気持ち悪い。
黙ってつまんできたものを投げる。
勿体無いが特別だ。そのまま窓を閉めて観察。
不思議な顔をしているが投げたものに興味津々だな。緑だし口にするとは思うが。

……食べた。すごい顔で転がっている。うむ。
まあどうでもいい。
戻って食事を平らげるとしよう。

 -

食事の後に洗濯だ。
洗面所と風呂が狭いので洗濯機は外に置いてある。
勿論屋根はある。
一応全自動なのでこの辺は楽だ。放り込んでオートボタン。よし。
これは二槽式だと意外と面倒だからな。持ってきて良かった。
家を借りた時に良かったら貰ってくれと言われた二層式も隣に並べてあるのだが。
たまに使ったりするが脱水の回転が異常に弱っているので最近は電源も入れてない。
大家族でもあるまいし使用可能状態の洗濯機を二タイプ置いておく意味もないが。
いつも洗濯のたびに考えるがどうにもしない。
まあ邪魔でもないし放っておこう。

と思ったら遠くにゆっくり発見。本当に多いなこの辺は。
庭に入ってくるところだ。

「ゆっ、にんげんさん!あまあまなにおいがするね!」

洗濯中だったので鉤棒はない。
仕方なく手で抱える。

「ゆっ?なにするの?はなしてね?」

またれいむだ。世間にはありすやぱちゅりーとか他にも色々いるらしいが、
この辺ではれいむとまりさしか見たことがない。
よし。流れとノリでテストとして脱水槽に放り込もう。

「ゆっ、なにするの!」

言い切る前に放り込む。ゆべっとか言ったな。
さっと蓋を閉める。スイッチオン。
ごうんごうんと回る脱水槽。駄目だ壊れる寸前じゃないかこれ。
れいむ一匹でこの動きだと濡れた洗濯物など回りそうもない。
というか次ここに洗濯物を放り込む気が失せた。
せめて洗ってから入れるんだった汚い。いや駄目か洗濯槽に入れたらすぐふやけてバラバラに、
いやちがう、洗濯機じゃなくて。
……よくわからなくなってきたので脱水を止めて蓋を空け、れいむを取り出す。

「ゆっ、めがっ、まわるっ、ゆげっ」

ものすごい目を回している。何か吐き出しそうだな。
すぐ捨てよう。
ダッシュでドラム缶へ走り、投げ込む。

「ゆぅ、しんで、しまうのぜ、にんげんさん、たすけて」

近づいたのがわかるのか朝のまりさが絶え絶えに助けを求めている。
まあどうでもいい。ドスッとれいむを叩き入れる。

「ゆげっ」


今のは最初のまりさか。乗っけてしまった様だ。
死んだかな。

「ゆっ、なにっ!?なにこれぇえええええ!!」

中の死体に気づいたか。ボロボロの死体に乗っかって遥か上の出口には届かずか。
うむ。
洗濯が終わるまで庭を少しいじろう。

「だしてぇえええ!ここやだぁああああ!!」


ここに来た当初は丁寧に雑誌の紹介の様な整え方をしていたが、最近は興味が失せた。
おおらかな土地だ。もっとざっくりと森と地続きな庭を作るべきだ。
最近はそう考えている。

鳥の餌台はなかなか傑作だったな。園芸とは程遠いが。
見ると鳥が来ていたのか朝のれいむはそこそこ穴が開いている。
静かだと思ったら死んでるなあれは。珍しい。昼までは持つと思ったのだが。
まあどうでもいい。

台をメンテナンスしたりして少し過ごしたが何か新しく作るものはないだろうか。
植え込みもなくなったし庭には何も無い。
ここでは草なんぞ植えるだけ無駄だからなぁ。
見れば雑草は少し伸びている。午前中は草むしりと行くか。

洗濯物を干した後に、大きめのちりとりを用意して軍手でぐいぐい抜いていく。
これもなかなか楽しい。好きな作家が言っていたのだが、土に関連する作業は落ち着くのだ。

「にんげんさん!たすけてね!!だしてぇえええ!!」

昼近くまで夢中になって草むしりをしてしまった。ちりとりいっぱいになった草をドラム缶に放り込む。
抜いてる間なんだかんだと聞こえた気がするが、気にしないことにしよう。

「ゆ、ぶわっ、くささん?これはまずいやつだよ!!
 ゆぅうう、いいかげんにしろ!!じじい!だせ!!ここからだせぇぇえ!!」

うーん。性格の悪いヤツだったようだ。最初カモフラージュしている辺り、最も質が悪いやつだ。
不味い草か……。
まあどうでもいい。
おいしい昼ごはんにしよう。

 -

昼は炒飯に決定。
市販されてるものを使った簡単な奴だ。
卵一個と冷や飯で簡単。ハムか何かあれば良かったが生憎無い。寂しい冷蔵庫だ。
サッと炒めて、すぐ完成した。早くて楽だ。
インスタントなスープをつけて居間へ。
庭を見ながらテーブルの上の炒飯をレンゲで食べる。

明るいうちに庭を見てるとすぐにゆっくりが通る。
大抵餡子が無くなってれば通り過ぎるのだが……、今来たまりさとは目があってしまった。
大抵この後は、やはり。
まりさは窓にぶつかってきた。
腹が減っている様だが、気にせずじっくりゆっくり食べる。
まりさは何故か半泣きだ。ものすごい腹が減ってるのだろうか。
窓に張り付いてヨダレをダラダラたらしている。
気持ち悪い。だが炒飯はうまい。
食べ終わりに近づくに連れて激しく窓にぶつかってくる。
と言っても擬音で言えばぽむぽむと行ったレベルだが。

スープと両方平らげて空っぽの皿を流しへ持っていく。
デザートもある。安いプリンだが。

悲嘆にくれているまりさが縁側にまだいる。さっさとどっかにいけば良いものを。
皿にプッチンとあけてプリンを食べる。
カラメルソースが苦いが好きだが安い奴なのでひたすらに甘い。まあこれはそれがおいしいのだが。
先程より激しい反応のまりさを見る。
そうは見えないが結構良い窓なのか声は余り聞こえない。
ああああ、なんてフキダシが似合う様な顔で涙を流してこちらを見ている。
いや、見てるのはプリンか。仕様もない。

皿を持ったまま窓に近づいてまりさの目の前で食べる。実においしい。
一瞬窓を開ける振りをしてやめる。すさまじい反応をした。
すぐ残りのプリンを口に放り込んで障子を閉める。
外から何か聞こえた気がした。
まあ、どうでもいい。

 -

しばらく手洗いに篭った後に居間に戻る。
昼ごはんの後は動かないことにしている。
というかじっくり休もうと思った。
春の昼下がりだ。窓をあけて、空気を入れよう。
と、先程閉めた障子を開けると縁側がびしょびしょだった。
まりさはもういないようだったが、涙だろうか。泣く程か。ヨダレかもしれない。両方かも。

そのまま居間で庭を見ながら横になることにした。
ご飯の時も見ていたが季節と自分の気分によって様変わりする庭を見るのは趣味なのだ。
サイドボードの引き出しから箱を取り出す。
ガスガンとウォーターガンだ。
注:ひとやどうぶつにむけてうってはいけません。きをつけようね。

発射可能に準備しておいて寝る。

気がつけば午後三時。ぴったりとゆっくりは来なくなった。
準備したものをしまう。
こんな日もある。
よく考えたらドラム缶にれいむが入ったままだ。それでかもしれない。
のんびりできたのでそれで良し。

 -

洗濯物を取り込んでたたむ。
今回は連休なので明日は買出しだなぁ。色々とまた道具か欲しくなってきた。
DIY関係の買い出しは一日がかりだ。なにしろ遠い。
会社の帰りに開いてれば良いのだがそうもいかない。
四時を過ぎる頃にふと思い出す。
そろそろ始めないと完全に暗くなってしまうので、日がある内に最後の仕上げに行く。

少し残しておいた紙束ををグリっと丸めて棒状にして着火。
火がついてから放り込む。

「ゆ、ゆわぁああもえてるよ!!にんげんさん!もえてるよ!!」

うむ。寝ていたのか少し遅れてそんな声が聞こえた。
よく燃えている様だ。生草を放り込んだから不安だったが。

「おしえてあげたからはやくたすけろ!!ひはゆっくりできないぃ!!」

しかし狭いドラム缶の中でどういう状況だろう。
よく考えたらあのれいむは結構元気な状態のままだった。危ない。
鉤棒を持ってきて中をのぞき込む。
燃え始めた紙類の反対側で壁にひっついている。

「ゆうぅぅうう、もえるよぉおおお」

セリフだけ聞くと何か変な感じだ。
とにかくこのれいむは暴れるとか火を消すと言う発想はない様だ。必死に離れている。
うーん。
傷をつけないで放り込んだのはよく考えたら初めてだな。
しかし張り付いて必死に逃げてるが、その後ろの壁もすぐに……。

「ゆっ、せなかがあついよ!!」

さっとはなれるれいむ。流石にすぐにくっ付く程には熱くはならないか。

「ゆっ、こっちはひだよ!!」

おお、挟まれた。壁も熱いものだと理解したらどうするのだろう。

「ゆ、ゆぅ、ゆっ、ゆぅぅ」

やはり語彙が少なくなった。というか言葉に出す策が全くないのか。
熱いものに挟まれて焦燥しているな。

「ゆっ、ゆうっ、ゆっ、じじい!」

気づいた。やっとか。
とにかくこれで終わりだろう。
助けを求めるだけでそのまま燃えそうだ。

「だせ!!たすけろぉおおお!」

じっと見る。
れいむは泣き顔でこちらを見上げている。
さっと下がって見えないようにする。

「ゆぅううううううう!!!!たすけろ!た、たすけろじじぃいいいいい!!」

様子を伺う。

「たすけろぉおおおお!!たすけ、たすけてくださいぃぃいいいい!!」

しばらく同じ様なことを言いづけていたれいむの様子が変わる。
そっと中を覗いてみる。
皮はすっかりカサカサになって煤けている。

「ゆっ、あつっ、あついよ、ゆっ、あたまがいたいよ」

あの位置は火に触れてなくても既にかなり高熱のはずだ。
既に中の餡子が煮えてるんじゃないか。頭が痛くなるのか。

「ゆぅ、めが、みえないよ、あついよ、まりさ、たすけて」

目も見えなくなるのか。ゼリーみたいな目玉が先にとろけだしたのかもしれないな。
おお、既になんかよくわからない黒いものになってきた。
既に少しも身じろぎせず声も聞こえない。

既に下部には火が付いている様だ。鉤棒で上からつついてみる。
かさりと簡単に割れた。薄いパイ生地のようだ。
グチャッと餡が噴き出す。
ドロリとした餡が焦げていく。
下に詰まっていたゆっくりも程よく燃えて行くな。
ものすごい甘い香ばしい匂いがする。
そろそろか。

「ゆっ、いいにおいなのぜ!」
「ゆーん、おいしそうだよぉおお」

何匹か集まってきた。そう、これをやると匂いで殊更ゆっくりが集まる。
今日は五匹か。

「ゆっ、おにいさん、あまあまちょうだいね!」
「いっぱいちょうだいね!!」
「ゆっ、ゆぅっ、あまあま!!」

うーん。何か何度やっても同じ様な奴らが集まるな。
何か法則がありそうだ。

横一列に並ぶゆっくり。
今日は左からにしよう。
素早く鉤棒で左端のまりさの口を引っ掛ける。
そしてドラム缶の上に持っていく。
少し刺さっているようだが、まりさは鉤棒をかじって必死でしがみついている。
このまま火に入れると暴れて危ないのでしばらく焙ろう。
他意はない。

ポカンとしていた残りのゆっくり共が騒ぎ出す。
相変わらず遅い反応だ。

「ゆ、ゆっ?やめてあげてね!!」
「ゆわぁぁあああまりさぁぁぁぁああああ!!!」

二匹は懇願と絶叫か。
もう二匹は、と。

「ゆっ、はなすのぜっ!」
「いじわるなじじいはしね!!」

果敢に体当たりか。片方は口も悪い。
既にかかげたまりさはジリジリと良い感じに焼けている。
途中口が開きかけたので軽く突き刺した。たぶんもう死んでいる。
と言うか手が熱い。棒が熱されて熱い。
ポイッとこんがりまりさを放り込む。
どさっといって、おお、じゅわぁ、と餡が広がった音がしたな。
更に甘い匂いが広がる。
そろそろ焦げの臭いが鼻について気持ち悪くなってきた。

「なにしたのぜ!」

ゆっくり共からは見えなかった様だ。
熱いからもうやめだ。手が痛い。
四匹になったし丁度いい位だろう。

さっと一歩下がって手前から順にゆっくりの頭に穴を開けて行く。
ゆゆゆゆと死んで行く。なれてきたが、最後の一匹は外したようだ。

「ゆぎっ、なんで、ゆっ」

一番遠くにいた最初から動いてないれいむだ。
気にせず手前のまりさから潰してバラバラにしていく。
このまま全部潰したら、最後に飾りを回収してドラム缶に放り込んで終わりだ。
最後のれいむの番。

「なにするのぉぉおおおお!!」

よっぽど浅かったようだ。まだまだ元気だ。
ここでぐうとお腹がなって冷蔵庫が寂しいのを思い出してしまった。
どうしたものか。
考えながられいむを引っ掛けて、最初のまりさと同じ様に火に掲げる。

「夜ご飯はどうしようかな」

ふうっと一息ついた。

「あづいぃぃいいい!!やべでぇぇぇえええ!!」

日が沈めばもうほとんどゆっくりはやってこない。
今日はこれで終わりだ。

私は庭にやってくるゆっくりは事務的に処理している。
生えてくる雑草と同じ。
私は虐待と言うものには興味がないのだ。


本当ですよ。






過去作への感想ありがとうございます。
この場所で少し変わった物を書きたくて筆を取りましたが流石に前回のはやり過ぎました。
紛らわしいタイトルに勘違いされた方、ごめんなさい。
少しでも面白いと言ってくださった方、ありがとうございます。
ここで書くものじゃないと思った方、ごめんなさい。
最後に散漫だと言ってくださった方。
本当にそう思います。まとめる力が足りない上に思いつきを詰め込みすぎました。
ある程度はまとまったと思ったのですが。削るほどにゆっくり描写が減っていくという。
書き直しによる誤字脱字もチェックもれがあって少しがっくりです。

以後、精進しますのでよろしくお願い致します。
虐待描写って本当に難しい。

言ったそばから修正前の物を上げてしまいました。上げ直しです。すいません。


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感想

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  • ↓×1、2「いいところ」ね~?
    確かに虐待お兄さん的に郊外はゆっくりを誘い込みやすいが、出勤には辛いな~
    通勤に1~2時間掛けるって、その分の時間を毎日無駄にするのと同義だからな。 -- 2018-01-06 13:06:07
  • 本当いいとこ住んでますな毎日ヒャッハーじゃないですか -- 2013-07-11 04:31:04
  • このおにいさん、いいところに住んでるなぁ。ゲスが入食いだぜ。 -- 2012-09-14 22:56:22
  • ある意味理想の環境で暮らしているな。
    ただ、鳥の糞はどうしてるんだろう? それだけが気になった。 -- 2010-12-21 19:55:12
  • めっちゃゆっくりやってきてるな。
    町の方とかゆっくり出没しまくりで大変な事になってそうだw -- 2010-12-19 19:04:02
  • ↓間違いないな
    むしろ俺はこの昼頃に来た馬鹿饅頭こそ鳥の餌にしたかったな
    鳥は可愛いぞ -- 2010-08-31 22:52:40
  • 「じじい!そのちゃーはんさんをまりささまによこすんだぜ!それはまりさのごはんなんだぜ!」
    「おねがいしますううううまりさおなかがすいてしにそうなんですうううう!ひとくちだけでいいからああああ!」
    「うああああああ!たべるなあああ!くそじじいッまりさのちゃーはんさんたべるなあああああああ!!」
    「あ……あああ………」
    「ゆっ!ぷりんさん!ぷりんさんはゆっくりできるんだぜ!じじいこんどこそまりさにそいつをよこすんだぜ!」
    「どぼじてばりざのぶでぃんをたべちゃうのおおおおおおおお!?」
    「たべるな!たべるなあああ!まりさのあまあまさんをじじいがたべるなあああああ!」
    「まどさんが開いたんだぜ!ゆっくりはい……ゆべ!うがあああああ!まりさのぷりんさんがあああああ!」

    昼頃にきたまりさが喚いていることってだいたいこんな感じだろうな -- 2010-08-31 13:37:00
  • あと、自分が可愛いと思うものをついつい虐待しちゃうって感覚はちょっとわたしには理解できないな。 -- 2010-08-25 23:38:14
  • 可愛いと思うかどうかは人それぞれだと思うな。私はゆっくりはうざくて憎たらしいとしか感じないし、悲鳴や苦しんでる姿は可愛いとは微塵も思わないけどすっきりした気分になるよ。 -- 2010-08-25 23:34:51
  • ゆっくりって可愛いよな。
    でも悲鳴や苦しんでるのも可愛いんだよね。
    ついつい虐待しちゃうんやな。 -- 2010-08-08 20:35:38
  • この調子でどんどんゆっくりを焼却処分していただきたいですね
    ゆっくりなんて一部の善良で聡明な個体を除いては害虫や雑草以下の存在なのですから -- 2010-08-05 11:37:24
最終更新:2010年04月12日 12:21
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