ふたば系ゆっくりいじめ 1156 ゆっくり種2

ゆっくり種2 13KB


パロディ 悲劇 自然界 現代 人間なし 創作亜種 独自設定 パロディなのにギャグを入れれない・・・・


『ゆっくり種2』
希少種 パロディ 俺設定満載です 『ゆっくり種』の続きです。

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人の住まなくなって放棄された村、かつてはここで林業などで生活の糧を得て暮らしていた。
だが今は住む者もなくみる影もなくなっている。

『ふん・・・・』

この村でただ一つの神社の奥で胴付きのゆっくりがあぐらをかき座っている。
その雰囲気は他ゆを圧倒し恐れさせていた。

『かなこさま・・・・・・ただいまもどりました。』

奥に鎮座するゆっくりに仮面で顔を隠したまりさが帰還の報告をする。

『・・・・で首尾は?』

言語からも他のゆっくりを遥かに凌駕する胴付きのゆっくり、これが希少種を束ねる「ゆっくりかなこ」であった。
彼女は通常種を忌み嫌い憎んでいた。
通常種による希少種の迫害が続き仲間で殺されていく、現状の不遇さえも希少種のせいだと罵る無能な通常種に怒りさえ覚えていた。
しかし同じゆっくり、以前までは彼女もここまで通常種を憎んではいなかった。
だが事件は起こってしまった。それ以来彼女は通常種を憎み滅ぼす事に生きている。

『にしのもりのむれはほぼせんめついたしました・・・』

『略?逃げられたか』

『はい・・・もうしわけありません。あしつきをおさえるまえにうごかれてしまいました。』

『ふん・・・・逃げた奴に追っ手をかけよ!通常種を結束させてはならん。』

難を逃れる事ができた通常種に更なる追撃の命令を下すかなこ

『しょうちいたしました・・・・・つきましてはおねがいがあります。やつらのなかにてごわいゆっくりがいたためにさくせんはしっぱいいたしました。おってにかのじょらをおかしたただけないかと・・・・』

『・・・・さなえだけでは不足か?』

『てきにきしょうしゅがかたんしており、そいつがなかなかてごわく・・・・・』

『ふん・・・分かったさなえと後三匹連れていけ』

『ありがとうございます・・・・では。』

許可を得ると仮面まりさは社を出て行った。

『ふん・・・無能な通常種に加担するとは・・・・戯れの過ぎる希少種もいたもんだな・・・』


次の作戦に集められたメンバーはどのゆっくりも特殊な能力を与えられている者ばかりであった。

[ゆっくりさなえ] 空気を吐き出す事により風を操る能力を持つ。その威力は近距離からならばゆっくりを吹き飛ばし、石を含めば貫通する威力の礫も打てる。

[ゆっくりきめいまる] スピードに長けゆっくりからは視認しにくくなる能力も持つ。偵察や伝令に最適なゆっくりである。

[ゆっくりドスまりさ] 通常種でありながら能力の希少性でかなこの群れの一員となったゆっくり、ドススパークを連発で打つ事が出来る能力を持つ。

[ゆっくりゆうか] ドスには劣るがスパークを放つ事ができる能力を持つ。プライドが高く無能者には容赦がない。

以上の4匹が仮面まりさの指揮下に加わった。この4匹は研究所の出身でかなこによって研究所を脱出をする事が叶った為、かなこに絶大な信頼を寄せている親衛隊である。

『これよりむのうどもについげきをかける。かくじすぃーにのりわたしにつづけ』

5台のスィーが闇夜の中へと消えていった。
さなえは不安に想う、さとりと再び対峙した時に自分は戦えるかと。
なんとか説得して群れに連れてこれないかとも思う。
そんな不安を余所に追撃隊はあーくえんじぇるさんを追っていった。


『むきゅう・・・・すなさんはゆっくりできないわねぇ・・・』

追っ手が迫っている事も知らないぱちゅりー達はあーくえんぜるさんのタイヤが砂にとられて速く動けない事に悩んでいた。
これでは緊急時に対応できずやられてしまう。

『まりさみたいにいしさんをくわえてね。』

その向こうではスィまりさが生き残りのゆっくりに石礫の打ち方を教授していた。あーくえんぜるさんの上から石礫を放てば威嚇くらいになると判断された為、ぱちゅりーの命令により攻撃訓練を実施していたのだ。

『むずかしいんだぜ・・・ちいさいとごっくんしちゃうんだぜ・・・・』

『まりさはおくちのおくにいれすぎなのよ。れいむみたいにおくちいりぐちでくわえてね。』

礫を上手く打てないまりさにれいむはアドバイスをする。
れいむも辛うじて打てる程度ではあったのだが、石を咥えるとつい飲み込んでしまうまりさよりはマシと言えよう。
この様子をはるか向こうから伺っている物がいたのだがそれに気が付く者はいなかった。

『う~いたんだどぉ~やっつけるんだどぉ~』

上空からゆっくりれみりあの声がする。
事態に気が付いたぱちゅりー達は焦って迎撃体制にはいる。

『くらうんだぜぇ~ぷっ』

ポト

『どうしておそらさんいとばないんだぜぇ~』

やはり訓練時間が足らないために上手く石礫を放てないゆっくり達、上空からは3匹のれみりあが迫ってくる。

『いしさんはこうやってうつんだよ!』

バシュン!   バチン

『いたいんだどぉ~おちるんだどぉ~ざぐやぁぁぁぁぁぁ!!!!』

グチャ

スィまりさの石礫がれみりあを捉えて打ち落とした。れみりあは潰れ饅頭と化した。
だがいくらスィまりさでも連射はできない、残りのれみりあがあーくえんぜるさんに執りつく!

『まりさはたべてもおいしくないんだぜぇ~』

『とかいはじゃないわぁぁぁぁ!!!!』

『でいぶはじんぐるまざぁなんだよぉぉぉ!』

狂乱と化すゆっくり達

バチン

『う”ぅぅぅぅぅぅいだいんだどぉ~!!!』

グチャ

側面からの石礫によってれみりあが落ちる。後の1匹もたじろぎ動きを止めてしまった。

『こっちよ!』

砂山によって死角となった場所から5台のスィーが飛び出してきた。スィーに乗ったゆっくりは次々と石礫を放つが
れみりあに上空高くへと逃げられてしまった。
敵は残り1匹となったが上空では対処のしようがなかった。

『さとりがやります。』

さとりは身体を光らすと金髪へと変化しドスまりさへと変化する。

『くらいなさい!』

ドゥゥゥ ずる ゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーー!!!

砂に足をとられて上手くスパークを命中させる事ができないさとり

『それならばならばこうです!』

再び身体を光らせるさとりは今度は光る羽を生やしZUN帽を被った格好へと変化する。
煌く七色の翼を羽ばたいて高く昇って行くさとり

『うぅぅぅ・・なんだんだどぉ?まるでふらんなんだどぉ・・・・』

さとりの変化に困惑し対応に遅れるれみりあ

ドッカ

さとりに上空から体当たりされ墜落していく

『ざぐやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

グチャ

こうしてぱちゅりー達は危機を回避する事ができた。
あーくえんぜるさんに先程、援護の石礫を放ってくれたスィーが近寄って来る。
乗っていたのは通常種2匹とみなれないゆっくり2匹だった。

『むきゅう!たすけてくれてありがとう。このむれのおさとしてかんしゃするわ』

『かんちがいするんじゃないんだぜ!あれはまりさたちのえものだっただけなんだぜ』

感謝を述べるぱちゅりーにリーダーと思わしきまりさが答えた。

『むきゅう?れみりあがえものなの?』

捕食種に望んで近寄るゆっくりはありえない、獲物と称して戦いを挑むゆっくりにぱちゅりーは驚いた。
まりさの言う事にはあのれみりあはこの砂浜を占拠して通常種を襲う希少種の群れのゆっくりなのだそうだ。
その希少種の群れの長は通称【砂漠(笑)のぬこたん】と呼ばれるゆっくりおりん!
おりんに対抗すべくまりさ達は日々この場所で戦っている。
当然、捕食種と通常種の戦力差は大きく日々仲間を亡くしていた。

『むきゅ~それはすごいわぁ!』

『てれるんだぜ~ほめてもなにもでないんだぜ』

感嘆するぱちゅりーにまりさは照れて答える。
その日はまりさの群れに泊めてもらう事となった。
まりさの群れは海岸沿いを進んだ先の浜辺にあった。古く廃棄された釣り船を住処としていて船底に開いた穴を入り口にしている。

『・・・・・・というわけでぱちゅはどすにあいにいかないといけないのよ・・・』

釣り船の群れの長に事情を説明するぱちゅりー
この群れのおさはゆっくりみょんである。
先代の長がおりんにやられてしまったので戦闘力の高さから選ばれたらしい。

『それはたいへんなんだみょん!それにしてもさいきんのきしょうしゅはひどいみょん!』

希少種の蛮行に怒りを覚えるみょん。

『むきゅう・・・・みょんもたいへんなようね・・・』

ぱちゅりーはここの希少種も自分等を襲った希少種と関係あるような気がしていた。
この時さとりはこの群れにいた希少種のゆっくりと話をしていた。

『たすけてくれてありがとう。さとりはさとりよ』

『ゆっくりしていってね。こいしはこいしよ』

『こいしはどうしてこのむれに?』

通常種の群れであるはずの場所の希少種2匹が加担しているのを疑問に思い問う。
しかし何やら話せない事情があるらしく同行しているゆっくりやまめに誤魔化されて理由は聞けなかった。
翌朝、希少種同士で食料の調達にでる2匹、通常種の群れに混ざる希少種という環境が2匹に親近感を感じさせていたのでる。

『むこうのはやしにのいちごさんがはえているばしょがあるわ』

『のいちごさんはみながゆっくりできそうね』

『たくさんもちかえりましょう』

2匹短時間で昔ながらの仲間のように仲良くなった。

『あんたたちはどうしてたたかっているのかい?』

林の影から急に声をかけられ2匹は驚き戦闘体制をとる。

『そんなにけいかいしてくていいよ。おりんはきょうのところはあらそうきはないよ』

林の奥からは猫を思わす姿のゆっくり、ゆっくりおりんが出てきた。
おりんは2匹に距離を取った場所から質問する。

『1ひきはしんがおさんだね?もぅ1ひきははじめまして、おりんはおりんだよ。』

新顔?さとりはこいしが群れに最近入ったのだとこの時悟った。
争う気はないと言っていても油断出来ない、2匹はいつでも動けるように攻撃態勢は崩さなかった。

『どうしてたたかうのかとは!それはあなたたちがおそってくるからではないですか!』

『そうよ!あなたたちなんかゆるさないんだから!』

2匹はおりんの問いにそう答える。
だがおりんは溜息を1つつき再び問う。

『おりんがつうじょうしゅをおそうのはなかまのかたきだからだよ。』

おりんは話す。
かつて通常種と希少種は共に暮らしはしないが戦争に至るほど険悪では無かった。
だがその関係を通常種の方から裏切ってきた。
希少種の群れを人間に売り飛ばして駆除されそうになった自分らの安全を買う事件が起こった。
畑を襲った罪を希少種の住処を人間に教える事で免除してもらったのだ。
全てではないが沢山の仲間が研究所に捕獲されてしまった。
長であるかなこは怒り悲しみ、そして通常種を憎むようになったのだと言う。

『・・・でもさとりはみなをまもるためにたたかいます。』

『それはいつまでかな?』

『おそうのをやめてくれるまでです!』

『それはどちらかがぜんめつするまでだめだよ。』

『そんな・・・』

どちらかが滅亡するまでこの戦いは続くのだと言う。

『うったからうたれて、うたれたからうって・・・それでたたかいはおわるのかな?』

おりんは嘆き気味にさとりに問う。

『・・・・それはさとりにはわかりません。』

『おりんにもわからないよ。きょうはごめんねつぎにあうときはてきとしてたたかうことになるね。じゃあね~』

おりんはその様に言い残すと林の奥へと姿を消していった。
のこされた2匹はおりんの問いに答えを見つけ出せずにいるのであった。

群れに戻ると長であるみょんやぱちゅりーが慌しくしていた。
偵察に出していたまりさが沢山の希少種がこちらに攻めてきているのを目撃したのだと言う。
迎撃体制に全戦力を投入する長2匹

『これよりあーくえんぜるさんもみょんにかせいすることになったわ!みんなきをひきしめてね』

『『『『ゆっくりりかいしたよ!』』』』

士気が上がって行く通常種のゆっくり達

そこに見張りのありすが声を上げる。

『いなかものどもがあらわれたわ!みんなきをつけて~』

群れに緊迫感が走る。
まず住処の釣り船前にあーくえんぜるさんを配置して中へは簡単には入れないように構えた。
その上では石礫に長ける者達が待機し上空からの攻撃に備える。
後の者は周辺の守りを固めながら戦う事になる。

『うぅ~れみりあのかたきなんだどぉ~』

『でいぶぅはまだじにだくないよぉ・・・おそらをとんでるみた・・』

グチャ

空中に浚われ放り出されたれいむは落下して潰れてしまった。
やはり戦力差は大きい

『いしさんをうてー』

『『『『ゆっくりりかいしたよ!』』』』

バシュン

『『『『ざぐやぁぁぁぁぁぁぁ』』』』

グチャ

通常種の石礫部隊も敵の数を確実に減らしはいたが戦渦は一向に好転しない 
一方さとりも苦戦していた。
昨日は1対1だったので勝つ事はできたのだったが、流石に複数のれみりあ相手だと分が悪い。
だが能力では負けてはいない。
4匹のれみりあを撃墜し3匹の羽を傷つけ地上戦に持ち込む。

『いきます!』

光に包まれると今度は白髪へと変化するさとり、口には光る刃が現れる。

『かくごしてください!』

ザシュ

『いだいんだどぉ・・・ざ・・・ぐ・・・や・・・』

れみりあを光の刃で切り裂いていくさとり、残った2匹のれみりあ達は恐怖して後ずさりしていく。
だが逃す訳にはいかない!一気に追い詰めていく

ザシュ

『う”・・・・・う”・・・・う”・・・』

口元から切られ声も出せずに事切れる。

『う・・・うぅ・・・れみりあはこうまかんにかえるんだどぉ~』

背中を見せ逃げようとする最後のれみりあ、だがその逃亡は味方によって出来なくされてしまう。

ブス

『う?・・・なんでだどぉ?れみりあはこ・・こうまかんへ・・・・』

振り向いた瞬間におりんによって串刺しにされてしまったのだ。

『とうぼうへいはしけいなんだよ。』

部下に対して慈悲も何も無い言葉をかけるおりん。
流石にさとりもれみりあを7匹も相手にした後なので疲労困憊だったが、負ける訳にはいかないと気を引き締める。

『やはりたたかわなければなりませんか?』

『これがおりんとさとりのしゅくめいさんってやつなんだよ』

緊迫して向き合う2匹
先制しておりんが飛び掛る。

『むれをまもりたかったらかつしかないんだよ』

『さとりはおりんとたたかいたくありません!』

寸でで攻撃を避けながらさとりは言う。

『さとりはなかまをまもれないゆっくりなのかな?』

『さとりは・・・さとりは・・・・みんなを守るんだぁ!!!』

ピキーン

何かがさとりの中で弾けた。

身体を光が包むとふらんへと変化した。
上空を高く昇ると旋回して勢いをつけて地面スレスレで飛ぶ、勢いを維持したままで今度はみょんへと変化する。

ザシュ

弾丸のように飛んでくる刃をおりんは避ける事ができなかった。
自分の致命傷でる切り傷を見てさとりを向きおりんは言う

『さとり・・・ゆっくりしていてね』

ドサ

おりんはこの言葉を最後に事切れて倒れた。

『おりん・・・どうしてさとりはたたかわなくてはいけなかったのですか・・・・・?』

もぅ答えとはもらえぬと知りつつもさとりは涙を流しながらおりんに聞いた。

おりんの敗北によって希少種群は一気に劣勢となった。
やがて次々と逃亡を始めこの戦いは通常種群の勝利する事ができた。
だがこの戦いはさとりの心に大きな疑問を残す。
どうして自分は戦わなければならないのか?どうやったら戦いは終わるのか?
砂浜の向こうに海を眺めながらさとりは答えを求めるのであった。

つづく






無理にキャラを増やすと動かしにくくてしょうがない・・・・・
しかし書き始めてしまったのだからなんとか頑張ります。
誤字等あれば勘弁して下さい

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感想

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  • SEED・・・ -- 2013-09-04 20:38:45
  • ようやくわかった。タイトルの"種"ってそういうことなんだね。 -- 2010-12-23 18:20:40
最終更新:2010年04月19日 17:26
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