詰める 8KB
*スレででたトライガンネタ
*に見せかけたただの駄文
*書き上がったら3流ホラーになっていた。文才なくてごめんね。
*トライガンが好きなんだ。自重できなかった。ごめんなさい。
*それでもいいという方は読んでください。
*トライガン・マキシマム2巻冒頭が元ネタ。
*本物はもっとおもしろいので読んでね。
『詰める』
ここに一軒の家がある。
大きさ、洋風のたたずまいからすれば、家、というよりも館と呼んだ方がいいかもしれない。
そんな、館に今、ゆっくりの群れが近づきつつあった。
「ゆっゆっ、どす!みえたよ!」
群れの先頭を跳ねていたれいむがどことなくうれしそうな声を上げる。
「あれがそうなの?」
それに答えるのは群れの長、どすまりさ。
ドスとしてはそこそこの大きさだ。
「むきゅう、そうみたいね」
帽子の上には参謀(笑)のぱちゅりー。
「れいむ、あそこがそうなのね?」
「ゆ?そうだよ!あそこがまりさのおうちだよ!」
ゆへん!と胸(?)をはるれいむ。
「むきゅう・・・にんげんさんのおうちじゃない・・・
やっぱりしんじられないわね」
「ゆゆゆ、だいじょうぶだよ、ぱちゅりー」
逆に、ぱちゅりーは顔をしかめた。
「れいむ、けさのはなしはほんとうなんだね?」
「ゆ?そうだよ!あれはまりさのおうちでまちがいないよ!」
「ゆっゆっゆ、まりさはすごいね!むれのほこりだよ!」
「むきゅん・・・」
「ぱちゅりー!なにをなやんでいるのかしら?!ありすははやくあのとかいはなゆっくりぷれいすでゆっくりしたいわ!」
「ちーんぽ!」
「ゆっくりいそいでね~」
表情をくもらせる群れのナンバー2に後ろに付いてきていた群れのゆっくり達から急かすように声が飛ぶ。
「はやくしてね!れいむはしんぐるまざーなんだよ!おちびちゃんにあまあちょうだいね!」
「どしゅのぐじゅ!れいみゅにあみゃあみゃよこちぇ!」
「ゆっへっへ、あそこにあまあまさんがあるのかなんだぜ?」
中にはゲスの声も混じっているようだ。
ドスの群れのゆっくり、全員がここにそろっていた。
今朝方のことだ。群れのど真ん中でたれいむはこう言ったたのだ。
『まりさがとってもゆっくりできるおうちをてにいれたよ!しょうがないからむれのみんなもよんであげるよ!
おうちにはたくさんのあまあまもあるよ!』
『『ゆぅー!?』』『ほんと!?れいむ!?』『とかいはー!』
ぱちゅりーは驚いた。
確かにこのれいむの番のまりさは群れの中でも強い方だ。
だが、群れのみんなを招待できるおうちを手に入れた(しかもあまあままである)というのは
にわかには信じられなかったからだ。
しかし、れいむにどういうことか問いただすことはできなかった。
問いただす前にれいむにのせられたどすが群れのみんなを引き連れ、移動し始めたからだ。
気がつけば群れの広場にはぱちゅりーしかいなかった。
『むきゅん!まって!ぱちゅりーのはなしをきいて!』
その後、ぱちゅりーは中身を少々吐きつつもなんとか群れのゆっくりに追いついた。
しかし、ドスを含めれいむのことを信じ切っている群れのゆっくりを思いとどまらせることはできなかった。
それならば、せめて群れを守れるように、とドスの頭にのって指示を出していたのだが・・・。
「れいむ、こんどはちゃんときくわよ?どうやってまりさはあのにんげんさんのおうちをてにいれたの?」
「ゆ?かんたんだよ!あのおうちはずーっとみてたけどだれもいなかったんだよ!」
「あきやさんだったんだね」
ぱちゅりーはそういうことか、とほっとした。
誰も住んでないのなら、にんげんさんのおうちに入っておうちせんげんをしても
おこられたりはしないはずだ。
「ゆっゆっゆ、そういうことならあんしんでしょ?!ぱちゅりー!」
「むきゅ、そうね!」
今、群れの意志はひとつにまとまった。
さっさとあのまりさのおうちに入ってしまおう。
気の早いゆっくりが館に向かって跳ねていく。
(むきゅ?そういえばあまあまさんはどうしてあるのかしら?)
「ねぇ、れいむ?あまあまさんはどうやっててにいれたの?」
「ゆ?そんなのかんたんだよぱちゅりー!
まりさがあのおうちにはいって、もうおひさまが3かいと3かいのぼってもかえって
こないから、まりさはあそこであまあまをたべてゆっくりしてるんだよ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・む゛ぎゅん!?」
そのとき、館のドアが開いた。
そこに居たのは人間だった。白い服が館に似合っている。
顔には笑顔。満面の笑みを浮かべている。
ぱちゅりーはその笑顔に、ゆっくりできないものを感じた。
そしてそれは間違いではなかった。
「ゆ!?まりさのおうちでなにじ・・・・ゆべらっ!!」
「びっぐまらぺにす!」
「とかいはー!」
「む゛ぎゅん?!」
最初に先頭のれいむ。そしてドスのとなりにいたみょんとありすが弾けた。
間をおかずに、なにか水っぽい物が落ちるぐしゃりという音が聞こえた。
「れいむ!みょん!ありす!わがらないよー!!!!」
ありすのとなりにいたちぇんがカスタードまみれになって何か叫んでいる。
人間はまだ笑顔。とてもうれしそうにしている。
「む、むきゅーん!みんな!にげるのよ!」
瞬間、ドスが弾けた。
「ゆ゛っ!?」
「むぎゅん!」
ドスの帽子から落ちながら、ぱちゅりーは見た。
(あれ、なんだかからだがかるくなったきがするよ?)
と考えていそうな惚けた顔のドスが、腹に大穴を空けて崩れていくのを。
その身体がさきほど弾けたありすやカスタードまみれのちぇん、何ゆっくりかを潰していくのを。
(む、むきゅー・・・・・・ゆげぇ!)
そしてぱちゅりーは地面のシミになった。
男はとても喜んでいた。
こんな大所帯を歓迎するのはいつ以来だろう?
一週間ほど前に侵入しておうち宣言をしたまりさがいたが、
1匹だけだと3日くらいしかもたない。
うれしくて思わず何匹か先に潰してしまった。
ドスはドススパークを撃たれる前に潰しておいた。
帽子の上に乗った賢そうなぱちゅりーも潰してしまうのはもったいない気もしたが、
これだけ居るのだ。元はとれるだろう。
ひぃ、ふぅ、みぃ・・・50匹ほどか。
ドスが死んだことが信じられないのか、目を見開いて硬直しているものが大半だ。
何匹かは中身を吐いている。それを抜くと・・・遊べるのは40匹くらいだろう。
中にはゲスも混じっていたらしく、我先に逃げようとしている姿も見える。
そんなゲスどもに意識を集中し、あることをしてやる。
「「ぐゆ゛っ!」」
それだけでゲスどもは動きを止めた。
慈悲として顔には処置をしないでおいた。
「な、なんであんよがうごかないんだぜ!?」
「じじい!なにじだの!でいぶはじんぐるまざーなんだよ!がわいぞうなんだよ?!あまあまぢょうだいね゛!」
「ゆわーん!おがあぢゃーん!」
うるさいがこれでいい。
残りのゆっくりにも同じように顔だけ動くようにして処置をする。
さて、どうやっておもてなししようか?
「まりささまはまりささまなのぜ!?こんなところでゆっくりしていいゆっくりじゃないんだぜ!?ゆべぇっ!?」
ぐしゃり
「や゛めでね!?や゛めでね!?ゆぎゃあ゛ぁ゛!!!!」
ぶちぶち
「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」
ぶりゅり
「い、いやぢゃー!!!もっどゆ゛っぎゅりじぢゃいー!!!!」
ぷちん
「もっ・・ぢょ・・・ゆ゛っぐ・・・り・・・」
もりん
「ごべんなざい!ごべんなざい!!!」
みちり
「んほー!!!!!!」
どぴゅん
「わがらないよ゛ー!!!!」
みじゅ
「あ゛・・・あ゛あ゛・・・・」
ぐりゅん
「びっ・・・ぐ・・・まら・・・」
ばちゅん
ここに、透明な箱がある。かなり大きい。
強度はお墨付きの特注品だ。
その箱の中が、詰まっていく。
もう隙間がない。
でも詰まっていく。
何か柔らかい物が潰れる音を立てながら。
ゆっくりの悲鳴と断末魔を響かせながら。
ぐしゃり
ぶちぶち
ぶりゅり
ぷちん
みぢり
ぐりゅん
ぢぎぃ
みちみち
箱の周りには順番待ちのゆっくり達。全員目や全身から砂糖水が垂れ流されている。
目に映るのは中身の詰まった箱。
うれしいなぁ。気に入ってくれたかい?
さぁ、次はきみだよ、おちびちゃん。
楽しんでいってね。だいじょうぶ。きみならできるよ。
ふるふると震えてかわいいねぇ。
叫びたい?でも無理でしょ?
中身を吐かないように吐きそうなゆっくりには追加で口に処置をしておいたからね。
男は赤れいむに意識をやる。
すると赤れいむは目からこれまで以上に砂糖水を垂らしながら
箱に取り付けられた階段を上っていく。
箱の頂上には丸い穴。
中身が詰まってあふれそうだ。
そこに赤れいむが詰まっていく。
落ちた、や、入った、ではない。
その小さな身体全身の持てる力、すべてを使って箱に詰まっていく。
やがて、ぷちんと音がして、赤れいむも箱に詰まった。
ああ、楽しいなぁ。大声で笑っちゃいそうだよ。
そろそろ箱も限界かな?さっきからミシミシいってるよ。
さぁ、次はきみだよ?
大丈夫、さっきのおちびちゃん見たろ?
ゆっくりでも普段ゆっくりしてて使わない力をだせば、あれくらいできるんだよ。
ちゃんと五感は残してあるから、先に詰まった仲間の感触とか
自分が潰れていく痛さとかちゃんと感じるんだよ?
キミは声だせるよね?素敵な声を聞かせてね?
え?止めてくれって?
馬鹿だなぁ。止めないよ?
せっかくの団体さんだもの。
最後の一匹まで、
ゆっくりしていってね!
*読んでいただいてありがとうございました。
*次回は前回の続きの予定です。
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- とりあえず、この男が
大所帯の群のゆっくり大半を謎の攻撃で永遠にゆっくりさせ、
50匹のゆっくりのあんよを謎の攻撃で使用不可にし、
更に騒ぐ·餡を吐くゆっくりの口を謎の処置で塞ぎ、
大量のゆっくりを容れられる謎の箱を準備し、
広大な土地と洋館を確保できる、謎の男というのは分かった。 -- 2018-01-16 17:52:17
- こ こわすぎるんだねーちぇんはにげるよー
-- 2016-01-27 17:55:04
- この男の正体は…? 考えるのはよそう。
-- 2016-01-11 21:27:38
最終更新:2009年10月24日 00:55