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GNU Globalの使い方 - (2011/11/29 (火) 00:48:18) の編集履歴(バックアップ)
GNU GLOBALはソースファイルにタグをつけて、関数の宣言箇所や参照先に飛びつけるようにしてくれます。
さらに、vimやemacsのエディタ上からも利用でき、ソースを開きながら、見たい箇所にジャンプできます。
1.インストール方法
Ubuntuの場合はパッケージが用意さているので、以下でインストールできる。
sudo apt-get install global
2.タグの作成
GLOBALを利用するには、ソースからタグファイルを作る必要がある。
ソースやヘッダファイルが置かれたディレクトリで以下のコマンドを実行すると、そこをrootディレクトリとして、ディレクトリを下にたどってファイルを走査し、タグファイルを作ってくれる。
gtags [-v] <-- -vは詳細出力の指定でなくてもよい。
3.コマンドラインでの使用方法
コマンド |
機能 |
global 関数名 |
関数名 → ソースコード (定義) |
global -r 関数名 |
関数名 → ソースコード (参照) |
global -f ファイル名 |
ソースコード → 関数一覧 |
global -c 関数名の一部 |
関数名の一部 → 関数一覧 |
global -g 検索文字列 |
ソースコードの grep |
4.vimエディタでの使用方法
vim上でGLOBALを使うには、GLOBAL用のプラグインのインストールが必要。
Ubuntuの場合、GLOBALをインストールすると、以下にプラグインファイルがあった。
/usr/share/doc/global/examples/gtags.vim.gz .
これを解凍し、$HOME/.vim/pluginにコピーすればOK。
cp gtags.vim /home/tomonari/.vim/plugin