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宇宙の戦士(宙の神兵弐式)

「なんだか侍じゃなくって、普通の兵士っぽくなってきましたねー」
「何を言う、心まで侍を捨てたわけではないだろう」

(訓練中の会話) 


  宇宙を主な戦場とする陸戦部隊や、軌道降下を行う軌道降下兵部隊のの中でも精鋭とされるのが「宇宙の戦士」と呼ばれる人々である。
  あるときは、軌道降下や強襲揚陸でもっとも厳しい戦闘区域に先陣を切って突入し、あるときは地上で苦戦する友軍を援護するために敵の後方へ降下を行い、またあるときは殿を進んで引き受け、その都度見事に生還を果たす戦士達である。中には激しい戦いをくぐり抜けてたがゆえに、サイボーグとして体の一部が機械になった者もいるが、それは強者としての勲章のようなものである。
  心せよ、上空に逆噴射の光が見え、武装コンテナとともにカスタムアップされたパワードスーツが姿を見せるとき、それは「宇宙の戦士」が戦場に参上したことに他ならない。

 

  FVBにおける宇宙の戦士は、その構成の中に宇宙軍を含んでいる。

  それが端的に表れるのは、生身の人間よりも過酷な状況での作戦に向くように、身体の一部を機械と置き換えている点だろう。
  この機械化により、戦闘や事故によって宇宙船から投げ出されたり、パワードスーツが壊れたとしても、即死する危険は回避できるのだが、一方で、燃料の消費が激しいこと、「宇宙軍」が階層の浅いアイドレスであることなどから、将来的にはもっと階層の深いアイドレスに置き換えることが検討されている。
  今後のどのような発展を遂げるかは状況次第であるが、宇宙戦闘において重要なポジションを担うことを期待されている。

 

★究極の歩兵装備

  白兵から遠距離戦、果ては宇宙戦まで、海と空以外のすべてで戦闘可能な宇宙の戦士は、全領域・全天候で戦える歩兵装備究極の到達点である。

  宇宙の戦士の特徴は、軌道降下兵のそれと重なる部分が多い。
  どんなに高いところから落下しても、ダメージを受けずに着地できること、宇宙での戦闘を得意とすることが共通するところである。
  一方、宇宙の戦士が軌道降下兵と違っているところは、ウォードレスを着用できること、戦闘が近距離~遠距離に加えて白兵距離で行えることなど、評価値の違いもさることながら、選択可能な行動や行為が増えており、戦術の幅が広がっている点であろう。

  さて、宇宙の戦士は、歩兵として通常の陸戦を行うこともできるが、その真価はやはり降下や強襲揚陸、宇宙戦闘において発揮される。
  橋頭堡の確保や、敵前線の突破、敵後方へ降下しての攪乱など、パワードスーツとパワードスーツが装備する強力な火力をもって、通常の空挺部隊が行うより遙かに大きな戦果を挙げることが可能なのだ。
  無論、それらの戦果は作戦に参加している他の部隊の協力があればこそであるが、重要な局面での戦局を左右することができるという意味において、重要な戦力と位置づけることができるだろう。
 

 

★戦場外での活躍

  しかし、「宇宙の戦士」活躍の場は戦場ばかりではない。実は、宇宙の戦士には戦闘以外でその降下展開能力を利用した活躍の場があるのだ。
  低温から高温まで活動可能な環境対応力、銃弾程度ならはじき返す装甲、軌道降下を活用した展開力、戦車すら持ち上げるパワーと生卵を割らずに持てるデリケートさの両立といった「宇宙の戦士」の特性は、多方面から引っ張りだことなっている。
  その最初の試みとして、宇宙港に「宇宙の戦士」によるレスキューチームが配備されることとなったは、まだ最近のことである。
  自然災害に対する救援から暴動発生時の治安活動まで、通常のシステムでは対応しきれない状況が発生するや、宇宙の戦士は地球上空の成層圏から一気に降下・展開する。たとえ道が寸断されていても、彼らの前には障害ではない。
  救助要請があれば、純白の救命用パワードスーツで大空から最短距離で舞い降り、火災や毒ガス、倒壊した家屋すら物ともせず要救助者を確保して救命する宇宙の救命戦士、消防消火災害救助システムとなる。
  もともと宇宙空間での活動が主であるため生命維持装置関連は充実しており、救命活動時に装備するコンテナには武装の代わりに外部循環系にも対応する医療系即応パックを搭載するなどのオプション開発は容易であった。

 


  また治安維持活動時には、スカイブルーのカラーリングされた警備使用で出動。当然重火器ではなく、治安用のゴム弾発射銃や放水銃が装備され、コンテナには鉄条網や検問設置用の機材が収納されている。

  「宇宙の戦士」導入は、サムライ強化を課題とするFVB上層部によって極秘裏に編制が進められていたが、難民流入で救急医療・警備体制強化が急務となり、一気に進展することとなった。
  普段の軍事教練と合わせて、宇宙の戦士たちは国の非常事態に備えるために、常に救助訓練や治安出動の訓練を行っているのである。

 

★訓練

  宇宙の戦士が扱うパワードスーツは「着る戦車」といわれるだけあって、その訓練は過酷であり、種類も多い。歩兵としての訓練と戦車兵としての訓練が要求されるからだ。

  まずは体力を鍛えるものから始まり、通常の歩兵としての各種戦術・戦闘訓練、宇宙での無重力や低重力下での各種戦術・戦闘訓練、地球上空からの降下訓練、パワードスーツに対する操作や応急措置に関する訓練など、普通の歩兵の数倍に及ぶ膨大な種類と量が要求されるのだ。
そのため、訓練は、必要な知識を睡眠学習方式で頭に叩き込み、実践的な訓練で体と知識を結びつけるという方式を取っている。
  この訓練の際に、兵士達が常に聞き続けることとなる言葉として「カカシども」または「カカシ
野郎ども」というものがある。この言葉は訓練教官の口から吐き出される罵りの言葉で、一人前
になる前の兵士は、FVBに存在するカカシロイドにも劣るから「カカシども」となるという訳である。

  極限状態であっても兵士は冷静に作戦を遂行する事を求められる。このため、訓練時に罵声を散々に浴びせることによって、兵士の心を鍛える事になるのだとはベテランの訓練教官の言葉である。
  こうして厳しい訓練によって、身も心も鍛え上げられ、訓練期間が終了する頃には、一人前の宇宙の戦士となっているのである。

 

★コラム「宇宙の戦士と私」

♪すたーしっとぅるーぱー、うちゅうのせんしたち、とぅーるーぱー……

  大学時代、いつもサークル棟の下の階から、調子っぱずれの歌声が流れてきた。
  軽音楽部だ。
  しかも、新人用の課題曲にしていたのか、毎年春先には毎日のように聞かされ、また翌年にはへたくそな歌声が連日のように響くことになる。
  そんな歌を聴きながら、上の階ではAH社のボードゲーム『スターシップ・トゥルーパーズ/宇宙の戦士』をプレイしているのだから、業が深いというしかない。
  さて、本国版はマッシュルームのようなヘルメットをかぶった巨大ロボット・ゴートのような白い兵隊がわらわらと振ってくるという、まったく面白みのカケラ もないパッケージだった。日本のSF少年少女のDNAには、スタジオぬえによる機動歩兵のデザインが刻み込まれているので、ジャケット・イラストだけで は、もはや何のゲームかわからないのだ。

  『宇宙の戦士』とはSF御三家の1人、ハインラインが書いた戦争小説。「歩く戦車」と呼ばれる パワードスーツを着込んだ機動歩兵が主役の話ではあるけれど、クモ型異星人との戦闘シーンよりも、金儲けするだけなら参政権なんかいらんだろ、政治に口を 挟みたければ兵役に就いてからにしろ!という軍国主義礼賛的な授業やら軍事教練シーンの方が長いんで、カッコイイ日本版イラストに惹かれただけで手に取っ たら退いてしまうこと間違い無しの傑作。第二次大戦後という時代背景が生み出した作品とも言えるね。
  でも確かにパワードスーツはカッコイイ。
  戦車並みの装甲と火力を備えた歩兵が等間隔で並んで跳躍を繰り返し、爆弾をばらまきながら、火炎放射器で街並を焼き払っていくシーンは圧巻。悪漢と打ち間違えたけれど、間違いではない気もするね。レッドショルダーなんてかわいいものよ。

  この軍国主義調を冷やかしたハリイ・ハリスンが『宇宙兵ブルース』で、降下途中のパワードスーツが対空砲火で火だるまになり、やっと降下しても沼地にはまり込んで沈んでいくシーンを書いたことも有名。
  教訓:敵前降下は制空権を奪取して、地上火力を制圧してから。せめて十分なダミーをばらまいてくれ。どんな兵器も使い方次第でガラクタに変わる……ってとこか。

  小説としては、やがてベトナム戦争を背景にした世相の変化から、嫌戦気分に満ちあふれたジョー・ホールドマンの『終りなき戦い』が登場。「いやいや戦争に 行かされ、帰ってきたら英雄扱いされるけど、知り合いもいなくて社会で浮いちまったぜ」という、これも単独で読んで面白い小説なんだけれど比較して読んで も面白い。どちらも「戦友の絆」を強調する一方で、社会との絆の評価が正反対なのだ。

  で、まあ、パワードスーツというアイテムはアメコ ミ系ヒーローの系譜と合流し、「着る戦車」の系統と、着用するとスーパーマンのようになれる「スーパースーツ」の系統が入り乱れながら、コミック・アニ メ・映画へと普及していくのだけれど、普通に「パワードスーツ」といえば「着る戦車」。着用者のシルエットラインが出るようなものは、機械仕掛けであって も、あまりパワードスーツとは呼びたくない。だって、それじゃあ、『グレート・アメリカンヒーロー』だってパワードスーツになるじゃないか!?

  そして、スタジオぬえのデザインほとんどそのまんまのパワードスーツが登場する『メタルスキンパニックMADOX-01』なんて怪作まであって、話のついでに調べたらDVDが出ていて、まだ買えるという血の涙の真実が明らかに……。

  そんなこんなはあるけれど、「宇宙」と「戦士」という当たり前の単語を2つつないだだけなんだけれど、「宇宙の戦士」ってのは人によってはそれだけで心が震えるほど実に深い単語なのだ。

 


 

文:栗田雷一,寂水,曲直瀬りま

絵:曲直瀬りま

 

 

宇宙の戦士+宇宙軍+軌道降下兵

L:宇宙の戦士 = {
t:名称 = 宇宙の戦士(職業)
t:要点 = パワードスーツ,逆噴射の光,武装コンテナ
t:周辺環境 = 地球上空
t:評価 = 体格4,筋力4,耐久力3,外見0,敏捷-1,器用1,感覚1,知識0,幸運3
t:特殊 = {
*宇宙の戦士の職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。
*宇宙の戦士はウォードレスを装備することが出来る。
*宇宙の戦士は歩兵として扱う。
*宇宙の戦士はどんな高いところから落下しても判定に成功する。
*宇宙の戦士は宇宙戦行為が出来、宇宙戦時に使用する判定で評価+2補正する選択が出来る。
*宇宙の戦士は白兵距離戦闘、近距離戦闘、中距離戦闘、遠距離戦闘行為をすることが出来、この時評価+1される。

t:→次のアイドレス = ジョニー・サザーランド(Hi-ACE),宇宙の喧嘩屋(職業),甲殻型ウォードレス・ルブランの設計(イベント),艦船・強襲揚陸艦の建造(イベント)

 


L:東国人 = {
t:評価 = 体格0,筋力0,耐久力0,外見0,敏捷0,器用1,感覚1,知識0,幸運
t:特殊 = {
*東国人の人カテゴリ = 基本人アイドレスとして扱う。
*東国人は一人につきターン開始時に燃料1万tが増加する代わりに資源1万tを消費する。
*東国人は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。

 

L:宇宙軍 = {
t:評価 = 体格1,筋力1,耐久力1,外見0,敏捷-1,器用0,感覚1,知識0,幸運-1
t:特殊 = {
*宇宙軍の職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。
*宇宙軍はナショナルネット接続行為ができる。
*宇宙軍は宇宙戦行為ができ、宇宙戦時に使用する判定で評価+2補正する選択ができる、この時燃料1万tを必ず消費する。
*宇宙軍は筋力、耐久力の評価を評価+2補正することができ、この時燃料3万tを消費する。

 

L:軌道降下兵 = {
t:評価 = 体格3,筋力3,耐久力1,外見0,敏捷-1,器用0,感覚1,知識0,幸運3
t:特殊 = {
*軌道降下兵の職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。
*軌道降下兵は歩兵として扱う。
*軌道降下兵はどんな高いところから落下しても判定に成功する。
*軌道降下兵は宇宙戦行為が出来、宇宙戦時に使用する判定で評価+2補正する選択が出来る。
*軌道降下兵は筋力、耐久力両方を同時補正する特殊に対して燃料消費を50%に出来る。
*軌道降下兵は近距離戦闘、中距離戦闘、遠距離戦闘行為をすることが出来、この時評価+1される。

 

☆東国人+宇宙の戦士+宇宙軍+軌道降下兵

継承元:東国人:URL:http://namelessworld.natsu.gs/sakura/wan/wiki/035.html


 

 

工部チェックのためのメモ

★宇宙の戦士

要点

・パワードスーツ……イラストその他でクリア。

・逆噴射の光……冒頭文章でクリア。

・武装コンテナ……冒頭文章でクリア。

 

周辺環境】 

・地球上空……文章「戦場外での活躍」でクリア。

 

★東国人(東国人を継承しています。)

・継承元:URL:http://namelessworld.natsu.gs/sakura/wan/wiki/035.html

 

宇宙軍
要点

・一部機械……冒頭文章でクリア。

周辺環境】

・宇宙船……冒頭文章でクリア。

 

軌道降下兵
要点

・パワードスーツ……イラストその他でクリア。

・逆噴射の光……冒頭文章でクリア。

・武装コンテナ……冒頭文章でクリア。


周辺環境

・地球上空……文章「戦場外での活躍」でクリア。

 

最終更新:2008年07月14日 16:48