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 ☆

 

「このゲートの開通が、帝國と麗しき勇気ある花たちの国に繁栄をもたらすと共に、その安寧を保障するものになること信じ、ここに完成を宣言するものである!」

「わんっ!」

 藩王さくらつかさの宣言と共に、王犬◯◯が酒樽の蓋をぽぽぽんっと叩き割った。歓声があがり、万歳三唱、弥栄の声があちらこちらから響き渡る。

 長年、この国が欲しくて欲しくて、しかし手に入らなかった星々への架け橋、星間リンクゲートがついに完成したのである……。

  

 ★FVBと星間リンクゲート

  地球を背景とした星空に、今また1つの巨大建造物が生まれようとしていた。宇宙港と星の果てを結ぶFVBの星間リンクゲートである。

 

  それは星の民を自負し、歩み続けてきたFVBにとって、大宇宙とのマリッジリングのような姿であった。そのゲートのナンバーは74924。

  なぜ1番目のゲートなのに74924なのか。NW全体でも10とないはずなのに。

  それは最高機密とされていた……。

 


 「なかなか手が回らなかったからなぁ・・・」
「ですねぇ・・・・」

  「なにごともいったん決まると、あとはなし崩しですなあ」

星間リンクゲート取得が決まった時の行政府職員の反応

 

 ★建設決定の経緯

  宇宙への帰還を目標に掲げて進んできたFVB、職業アイドレスも一通りそろい、施設や宇宙艦艇も充実してきたところではあったが、新たな問題に直面した。それは、航路数の増強問題である。
  一般にアイドレスでは評価値の大小が勝敗を決めるが、宇宙や海では航路数が勝敗に大きくかかわってくることとなる。航路数とは艦隊にどれくらい行動の自由を与えるかのバロメータであり、すなわち世界を護るための手数の多さなのだ。
  FVBは、T17に至るまで、聯合した藩国の力を借りたり、新たに取得した職業アイドレスの力を借りるなどして航路数の増強を行ってきたものの、それも限界に達していた。そこで、他に航路数を増やす手立てはないかと見渡した時に、ずいぶん前から出ていた星間リンクゲートに目が止まったのである。
というか、有り体に言ってしまえば、航法士(職業)をしようというときになって、機関士と置き換えてしまうと航路数が減るかもしれないとか、機関士+航法士にしても航路数追加方法が機関士と同じなら加算できないから無意味だとか、あーだこーだと唾を飛ばして議論し続け、それに皆が疲れ果てたときに誰かがぽつりと「そんなに航路数が欲しいなら、リンクゲートをとればいいじゃないの?」と発言したことによる。まさに「パンがないならケーキを食べれば良いじゃないの?」に匹敵する名言である。

  そこで、FVBがなぜT17に至るまで星間リンクゲートをとらなかったのかという話になるのだが、それは単に優先順位の問題である。事実、次にどのアイドレスを取得しようかという話が出れば、その都度リンクゲートも取得候補の一つとして上がっていた。
  しかし、航路数を増やしたとしてもそれを活かせる宇宙艦艇や、職業アイドレス等がなければ意味がなく、それらの充実が優先されることとなったのである。「また今度ね」というわけである。
  T17に至り、それまでに行った宇宙艦艇や、職業アイドレスの充実も一段落し、ようやくFVBは星間リンクゲートの取得へ乗り出すことができる段階へ進むことができたのだといえよう。

 

 

 ★宇宙土木の現場

  星間リンクゲートは宇宙空間に浮かぶ巨大な円状の施設であり、その中心部に生成される巨大な艦船が通過することにより、広大な距離を瞬時に移動することができる。

  宇宙船建造業の隆盛により作業艇の確保が容易であったし、長距離輸送システムで物資の輸送も安価におこなうことができ、まさに今、できるべくしてできたといえる。

また「巨大建造物を建設する」というよりむしろ「巨大宇宙船を建造する」に近いことから、亡命してきた銀河美少女の協力も大きな力となった。これが契機となって、「美少女による銀河帝国」からの亡命者との融和が大きく前進したと言えるだろう。

  しかし、銀河美少女たちに限らず、この巨大な門の建設は、文字通り挙国一致の事業であった。直接的もしくは間接的に、人も犬士もカカシロイドも、水夫も船乗りも剣士も理力使いも幻影使いも、つまり誰も彼もがこの建設に参加したのだ。

  もちろん、幻影使いや理力使いは宇宙空間ではその能力を十分に発揮できない。しかし、リンクゲートは宇宙だけですべての部品を作っているわけではないし、機関士やルテナントなど宇宙でその進化を発揮する者たちが宙へ上がれば、彼らが抜けた分も水夫たちが頑張らないといけないし、そうでなければ今度は海上の輸送網が止まってしまうだろう。

  そして、この大事業に乗じてテロや汚職、人身売買などの犯罪が発生しないよう、機甲侍がにらみを利かし、お庭番がひそかに監視の目を光らせている。

  つまりは、全員がFVBという大きな機械の歯車の1枚1枚であり、どれが欠けても機械は動かなくなってしまうのだ。

 

 ★管制とシステム更新

  星間リンクゲートの管制・制御は宇宙港内に設置された管制室にておこなわれるが、宇宙開発センターにもサブステーションが置かれている。

  しかし、宇宙開発センターのサブステーションの意義は、非常時用のバックアップ機能よりも、新システムの試験・運用実績にある。機能的にまったく同じシステムが独立して存在することにより、新システムの検証が容易におこなうことができ、バージョンアップ、グレードアップを迅速におこなうことを可能としている。

  この相互バックアップの思想は長距離輸送システムなどにも見られる、何度も滅亡規模の災厄を経験しているFVBならではのものであった。

 


 

 


 

  設定:菩鋳螺,曲直瀬りま,栗田雷一

  イラスト:曲直瀬りま

 

★宇宙港派生

 

L:星間リンクゲート = {
t:名称 = 星間リンクゲート(施設)
t:要点 = 穴,円状の施設,通過する船
t:周辺環境 = 星空,地球
t:評価 = なし
t:特殊 = {
*星間リンクゲートの施設カテゴリ = ,,国家施設。
*星間リンクゲートの位置づけ = ,,輸送施設。
*星間リンクゲートの面積 = ,,0m2。(宇宙に存在)。
*星間リンクゲートの航路延長効果 = ,,この施設を持つ藩国が保有する全ての乗り物カテゴリ(宇宙艦船)の乗り物、航路数+2。

t:→次のアイドレス = 宇宙艦船・宇宙艀の建造(イベント),航空機・宇宙戦闘機の開発(イベント),宇宙艦船・宇宙駆逐艦の建造(イベント),小型冒険艦の建造(イベント)

 

最終更新:2011年08月08日 14:27