腹筋の発達とともに1歳までに約80%、2歳頃までに約90%が自然治癒する。合併症としての嵌頓や皮膚穿孔は極めてまれであり、乳児臍ヘルニアは合併症を起こさない限り、2歳頃まで経過観察が基本。
●臍ヘルニアに対する保存的治療として最近、自然治癒の時期を早める目的と、自然治療後のいわゆる"でべそ(臍突出症)"を予防する目的で、絆創膏などによる臍部圧迫療法が見直されている。
最終更新:2009年11月05日 21:20