サカつくEU講座



序盤のコツ


導入部

あくまで導入部分に関してですが、最初の志向設定はポゼッションかカウンターがイイと思われます。(個人技だと成績が悪いという報告が多し)
ただ、結局この志向選択は初期選手を決めるだけのものといっても過言ではなく、実際の戦術は戦術設定で決めるわけですから、そこまで気にする必要はないでしょう。

選手人事

序盤の人事に関してですが、今作は選手年俸が月給制に変更されたため、シーズン開始前に未所属の選手は選手枠が許す限り獲得してもイイでしょう。(複数年契約が望ましい)
一部で「世界に通用~」の選手で補強すると良いと言われていますが、これは年齢が高い方がイイコメントは出ますし、今作は総合値だけでなく詳細な能力の高さも大切なので、そのコメントにこだわる必要はないと思われます。

次に1年目2月以降はフリー移籍中心の補強が定石でしょう。
ポリシーなどはそこまで気にする必要はなさそうです。
また補強人数は、入団2年目以降になれば移籍金で大金をゲットできるので、多少いらない選手でも選手保有枠の許す限り獲ってしまってイイでしょう。

欲を言えばチーム内にFK能力に優れた選手が1人は欲しいところです。

基本的には…
  • フリー移籍の活用
  • フリー移籍期間外はユースリスト作成
  • 低コスト選手の多めの補強
  • いらない選手の売却
  • 最低限施設が整うまで(メガスタジアム建設くらい)移籍金のかかる移籍は×
…が大切です。

練習

序盤の練習に関しては基本は従来のサカつくと同じく、スタミナは中心に。
一年目はスタミナだけでもイイくらいです。

一試合持つくらいのスタミナが備わってきたら、次は連携。
今作は前作に比べてかなり連携が繋がりやすくなっているので、わりと即効性があります。
ただ、近い内にチームを大幅に入れ替える予定がある場合は、無意味になってしまいますので、他の練習にするのが賢明でしょう。

休養は月に2回くらいが練習も十分にでき、怪我人があまり出ないくらいで丁度イイと思われます。
これ以上入れると、練習回数が圧迫されてしまいますので、蓄積疲労が溜まっている場合以外は賢明ではないでしょう。

通常攻略


投資の順序

今作はフリー移籍というシステムがあるために従来以上に施設重視の資金繰りになると言えるでしょう。
現在私が考える投資順序は以下の通りです。

回復系のクラブハウス施設(サウナなど)>スタジアム=連携・スタミナ系練習施設=スタジアム施設=オフィス施設>練習効果アップ系施設>クラブハウス改築=敷地拡大>選手補強>ユース施設

移籍リスト掲載の注意点

今作の重要な収入源となる「移籍リスト掲載」ですが、これには一つ注意点があります。
このシステムは「入団初年度(ユース入団含む)」の選手は移籍金が非常に安価(1000万or2000万or3000万円?)になってしまいます。
なので、移籍リストに掲載する場合は、必ず「入団2年目以降」にすることが定石です。

※一部で16歳でユースから上げると1000万になるという情報が流れていますが、これは検証不足のガセ。
実際16歳の内は上記のプロテクトから1000万になりますが、17歳、つまり2年目以降になれば移籍金は通常状態に変わります。

海外拠点について

今作より追加された海外拠点。
これには様々なメリットがあるようですが、主なものは「その地域開拓」といった感じのようですね。
具体的なメリットを挙げておくと…

  • 拠点レベル2以上でその地域のTV局と契約可(拠点の組み合わせにより契約金の高いTV局も出現)
  • 拠点設置によりその地域のレンタル先が追加可能に
  • その地域のサポーターが増えるように

…以上です。
ユース探索で上質な選手が来るという話もありますが、これはLV4であってもホントに微々たるものなようで、実質そのようなことはないと考えた方が賢明でしょう。

ポリシーとフィット率について

今作から導入されたポリシーとフィット率。
まず前者について説明しておくと、これは今のところフィット率にのみ影響していると考えています。
これが近いほど、フィット率が上がりやすくなり、また遠いほど上がりにくく限界値も低く設定されている様ですね。

で、となるとフィット率がどれほど大切なのか?ですが、これは前作以前の連携と同じ程度ではないかと思われます。
少なくてもWCCFの経験値ほどの価値はないようですね。
確かに若干動きは良くはなりますが、現に個の活躍のみで言えば、私のチームでは監督のポリシーとかけ離れ、フィット率もあまり高くない選手が1年目でセリエB得点王(35得点)、別の選手で2年目でセリエA得点ランキング2位(21得点)になっています。
また実際黒本の検証結果では全員ポリシーがかけ離れていたところで大きな差はなく(黒本内ではそれを大きな差と表記)、数人の相違程度ではチーム力の低下はまず感じることはないと思われます。

能力の成長・衰退について

基本的に今作は能力が上がりにくく、下がりやすくなっているようです。
とにかく、育成要素は試合育成による比重がかなり大きいようですね。

こちらで確認したところ、成長に関しては成長期・未熟期などには等は全く意味がなく、引き続き…

  • 残り伸びしろが多い方が伸び率はイイ
  • 常に起こっている衰退を成長が追い越した際に成長が起こる

…という法則で伸びていきます。

衰退に関しては…

  • 円熟期
  • 30代以降になると成長コメントに関係なく(ピーク期でも)

…の二つの条件のどちらかに当てはまった場合に衰退していくようですね。(一部例外はあり)
つまり、今作では円熟期が早く来る早熟系、初期能力が低いだけの成長型と言っても過言ではない晩成系はあまりイイ成長型とも言えず、標準系が一番使い易い成長型と言えるかも知れませんね。(それでも成長型が大きく選手の価値を落とすことはなし)

プレイスタイルの習得

まだまだ要検証の状態ではありますが、恐らく今作でのプレイスタイルの習得は『選手の能力が一定以上になった場合に監督に関係なく習得する』といった感じになっているみたいですね。

で、問題は元々選手それぞれに潜在的な所持プレイスタイルがあり、能力が一定値になる度に習得していくのか?それとも単に各プレイスタイル習得条件を満たしたら習得していくのか?なのですが、これはちょっと情報開示を待つしかなさそうですね…。

基本的な育成法

とりあえず今作では試合育成・レンタル移籍が全てと言ってもイイほどにこれへの育成の比重が大きいようです。
なので…

  • 若手の内は上位クラブへのレンタルで育成(4回くらい)
  • 上位クラブがなくても試合に出さない選手はレンタルへ出す
  • メンタルの伸びは試合の方がイイので、レンタルで一定能力になったらあとは試合で育成

…これが基本となってくる可能性が高いです。

練習に関しては基本的に効果が薄く、さらに言えばレギュラー陣は試合疲労の関係で練習をほとんど行いません。
なので、適当で問題はないです。

指定レンタル移籍について

まず、指定レンタル移籍の効果ですが、基本的に仮限界においても実能力においても世界ランキングが高い場所の方が効果は高いです。
200位前後のチームではほとんど効果はありませんでしたが、100位前後のチームだと一年間自チームでの試合で育成した選手(当然同ランクの選手)よりも育成効果はだいぶ高く、一桁前後ならば試合育成とは比にならないくらいに伸びがイイです。
またこちらの検証、黒本での検証から、相手チームの詳細コメントは関係なく、さらには留学みたいな特色的なものはありません。

で、次が重要事項!こちらでの検証で一回目(ランク低)よりも二回目(ランク高)の方が効果が高かったことから、レンタル移籍は何度送っても効果は落ちません。またはほとんど変わりません。
ただ、前項でも挙げた通りメンタルの伸びは試合育成の方が良く、また実能力の伸びも残り伸びしろの関係で悪くなり、仮限界も元々レンタルでは劇的には伸びないこと、そして他の選手の育成を考えれば4回~5回くらいが限度でしょう。

仮限界について

セガ側の情報開示によると、今作にも仮限界の概念は存在するようです。
が、この情報開示があるまで「仮限界は存在しないのではないか?」と言われていた程今作ではその存在感は稀薄です。
この原因として挙げられるのは、仮限界の有無で育成法が変わる訳ではないと言う事。
そして何よりもレンタルでの仮限界の伸びは前作の留学に匹敵するようなものではないということが挙げられるでしょう。
確かに、レンタルの有無で多少の差は出ます。
が、前回のように一回りも差が出ることはありません。

指定レンタル移籍について2

今回は指定レンタル先での出場試合数と伸びの関係について。
これは結論から言って「関係ない」もしくは「大して差はない」です。
様々なところで色々な説があるようですが、少なくても私が見た出場数との関連性があることを主張している方の検証には致命的な欠点がありますね。
大概が「選手の質や残り伸びしろによる伸び率の違い」を考えていない方が多いです。

能力のMAXについて

今作も前作に引き続き「グラフのMAX=能力のMAX」ではないようです。
が、今作ではそれぞれ能力ゲージが存在しており、前作のようにコーチコメントでイチイチ調べるような面倒なことをする必要はないですね。

能力開花について

前作と同じく今作でも能力開花があります。
これの概念は恐らく前作から変更はなく…

「能力開花ポイントが溜まった選手がランダムで開花」

…し、また能力開花に必要な開花ポイントのノルマは…

「基本対コメに比例」

…すると思われます。

キャンプのテーマについて

キャンプ後にそのテーマに応じてキャンプについてのコメントが出ますが、これは恐らく前作と同じく、大した意味はないようです。
現に最悪のコメントが出ても効果には目に見えた差は見られません。

ただどうやらキャンプテーマのコメントは効果を相対的に表わしているものでもないようで、ちょっと不明な部分は残りますね。

スランプについて

今作からわりと頻繁に起こるようになったスランプ。
このスランプになっている間はモチベーション・コンディション0のプロテクトがかかります。(恐らく育成には影響なし)
この回復に関してですが、不満が原因でない場合は基本的には回復を促進させるようなものはなく、完全にランダムで、月初めまたは半月単位で回復するかどうかが判定されています。
つまり運が悪ければ数ヶ月かかることもありますが、運が良ければ一ヶ月以内に治ります。

プレイスタイルについて

選手の動き方等に影響を及ぼすとされているプレイスタイル。
しかし、実際各プレイスタイル説明に近い動きをするのか?と言えば、疑問符が付きます。
あくまで体感・経験ですが、真ん中に配置したにも関わらずサイドに流れていく傾向のあるFWに「センターフォワード」のプレイスタイルを設定したところでその傾向の改善は見られず、またCBに「リベロ」を設定しても前線に上がる気配も感じられず、逆にスイーパーやセンターバックに設定していたCBの方がオーバーラップを見せていました。

動き自体に全く影響はないとまでは言いませんが、少なくてもその説明通りに動くことはなく、各選手の動きに関しては選手そのものの能力や配置によるものが大きいと考えた方が賢明なようです。

連携について

選手個々の性格とも言える連携型。
今作では前作までの隠しパラメータ的なものから変更され、初期ポリシーが連携型の設定となっています。
連携を判定するポリシーのエリア分けは以下の通りです。

①―②―③―④―⑤
|■|■|■|■|
⑥―⑦―⑧―⑨―⑩
|■|■|■|■|
⑪―⑫―⑬―⑭―⑮
|■|■|■|■|
⑯―⑰―⑱―⑲―⑳
|■|■|■|■|
21―22―23―24―25

特殊不連携について

今作では前作までの「連携破壊要因となる不仲な組み合わせ」の代わりに「特殊不連携」があるようです。
WCCFプレイヤーの方はご存知だとは思いますが、これは本来繋がるハズの組み合わせでも相性が何段階か落ちになってしまうことで、ECで導入されている特殊不連携では、この組み合わせはいくら練習してもドクロマークから連携が変わることはありません。

特殊連携について

前項での特殊不連携に対し「特殊連携」も存在します。
これは基本的には前作までにあったものと同じく、セガが把握している限りの特別関係の深い選手同士・血縁関係にある選手同士に存在するもので、獲得初期から連携繋がっていて(今作では黄色)また連携の繋がるスピードも速いというものです。

怪我について

今作では軽度の怪我では自動休養が適用されません。
なので、怪我をした選手を早期に回復させたい場合は手動で休養を組み込む必要があります。

また重度の回復の際は練習画面にその選手は現れなくなりますが、コーチ練習の怪我回復促進系の練習を付けておくと若干回復が早くなるようです。

監督について

前作まではコーチ的な意味合いが強かった監督。
しかし今作では練習自体の意味があまりなくなり、(つまり得意システムなどの指導力関係の能力はあまり意味はなし)またポリシーが導入されたことから、本来の監督と同じような位置付けになっています。

で、この監督を選ぶときのポイントですが、あくまで恐らくですが、序盤は「MTV」つまりモチベーションケア能力が最重要項目だと考えています。
実際、私のチームではこれが低い監督から高い監督に代えた途端に不調だったチームの調子が上向きになってきました。(これが低い監督に代えた際はそういったことはなく逆に不調に)

序盤以降になると、チームも強くなりモチベーションがある程度低くても勝て、また監督も優秀なのを雇えるために大概MTVは高いでしょうから、今度はポリシーが最重要項目になってきます。
選手に合わせるのか、監督に合わせるのかは各プレイヤーによって変わってくるので、あえて記載致しませんが、チームに合ったポリシーを持つ監督を雇うことが監督選びの一番のポイントになってくるでしょう。

引退について

今作では契約残り期間が一年じゃなくても引退を申し出てきます。
なので、開花要因の関係を考えなければ、30越えでいらない選手はなるべく早く売っ払ってしまった方が賢明でしょう。

転生先について

今作では現役選手・架空選手共に、恐らく転生しやすいチームはあっても転生先は定まっていないようです。

ちなみに転生しやすいチームは現役選手は所属経験のあるチーム。
過去作にもいた有名架空選手は過去作での転生先。
今作で新たに追加された架空選手はモデル選手が現役時代に一番縁の深いチームが転生先のようです。

架空選手のモデルについて

ジョルカフ(ジョルカエフ)やフェリーラ(フェラーラ)など前作以降に引退した選手を除けば、基本的には有名どころは過去の作品と同じなので04室の選手辞典を使えばモデルを調べられます。
モデル選手が気になる場合はそちらを利用してみることをオススメ致します。

ちなみにモデルのいる新規追加日本人架空選手に関しては海外移籍経験(欧州経験のみ?)のある選手のみのようですね。

チケット代設定等について

基本的な収入源となる観戦料。
年間広報費は前作に引き続き観客動員率以外にも影響しているようなので、経営を圧迫しない程度に最高額にするとして、チケット代設定なのですが、今作では同じリーグ戦でも対戦カードなどによって動員率に差が出るので非常に厄介です。
例えば「溢れる」に設定していても注目カードでない場合は半分程度しか入りませんし、逆に「たくさん」に設定していてもダービーなどの注目カードならば満席になります。
なので、ちょっと確実な線引きをするのは難しいのですが、個人的な見解では「溢れる」になるかならないか程度が一番丁度イイのではないかと思っています。

優秀なユース選手の発掘について

これまでに集まった情報を集約すると…

  • スカウトのユース発掘能力が重要(出来れば得意地域も合わせる)
  • 拠点はあまり関係がない
  • 選手の絶対量が多い西欧州などよりも、優秀選手も多く選手の絶対量があまり多くない南米が見つかりやすい

…がユース発掘のコツなようです。

代理人について

今作では前作までの押し売りコーチ・セールスマン・スカウトに加え、選手を紹介に来る「代理人」が導入されました。
これは移籍期間にランダムで登場し、ある程度優秀な選手を約25億前後の移籍金で紹介してくれるものです。
また逆に手持ち資金が少ない場合(20億未満?)は自チームの選手を通常よりもはるかに高い移籍金(恐らくこちらが買う場合の値段と一緒)で移籍させてくれます。

調査依頼について

調査依頼でのクラブ間の移籍金交渉についてなのですが、これは「ある額でダメだった場合さらに多く積まなければダメなんだ」と勘違いしている方も多いようですが、確かに多く積んだ方が確率は高くなるものの、この辺はランダムで左右されるので、前回よりも多く積む必要はありません。
例えば一回目で100億提示でダメでも、二回目に40億提示でOKすることもよくあります。
つまり、一定額以上(スカウト予想額以上)であればあとは運次第ということですね。

「・」の入る選手について

「この選手は誰がモデルですか?」という質問が多く見られますが、現在こちらで把握している限り、基本的に「・」が入っている選手は実名か完全架空の選手である可能性が非常に高いです。

モデルあり選手の傾向としましては、サカつく歴の長い方は何となく判ってもらえるとは思いますが、セガ特有の名前で、若干名前に無理があるというか何というか、そういった名前の選手が多いようですね。

景気について

今作でも引き続き採用されている景気システム。
これは今回も特にどちらがイイということもなく、使い様といった感じですが、今作では前作の移籍金等以外にもスタジアム建設費などにも影響してくるので前作以上に…

「好況になればなるほど収入・支出共に多く」

「不況になればなるほど収入・支出共に少なく」

…なる傾向があるようですね。

選手の獲得年齢に関して

今作では目に見える衰退が結構若い年齢から起こること。
転生年齢が若くなったこと。
この二つの若年化が大体前作から-3歳といった感じなことから、出来れば16~19歳までに。最悪でも20歳で選手獲得は行いたいですね。
詳しい選手獲得時期・年齢構成に関しては後項で説明致します。

年齢加算のタイミング

後項の小技にこれを利用したものも記載してありますが、基本的に何かしらのリスト(選手リストは確認していませんが…)に載っている間は年齢加算がされません。
つまり、2月以降に補強をすれば合流は7月。
その間は加入予定選手リストに載っていますので、2月~6月に18歳で獲得した選手は7月に合流する際も18歳で合流してきます。

理想的なチーム内の年齢構成

世代交代を上手く行うためにはチーム内の年齢構成を上手く構成する必要があります。
引退に関しては前作に比べて予期せぬ自体が起こりやすくなっているものの、今作では選手の育ちが早いので基本的には前作と近い感じでイイでしょう。
つまり…

  • ベストメンバー陣(26歳以上)
  • 後継者陣(25歳以下)

…の2チームが組めるようにし…

  • 各世代間の年齢差は10歳以上
  • 各世代内の年齢差は5歳以内

…を基本とすれば常にチームが強い状態に保てます。
そしてレンタルの関係を含めれば、今作ではさらに…

  • 選手獲得は2回に分けて行い、1回目に5人~6人。その3年後に2回目で残りの5人~6人を獲得。

…といった感じに行うのが賢明でしょう。

※現実で言うところの「中堅どころ」を設定してしまうと、ベストチームに常に未成熟選手がいることになってしまい、常に未熟なチームになってしまいます。

最終更新:2014年02月15日 10:16