ガンツアイテムとは 黒い玉の中、もしくはその周辺に格納されている、ミッションで星人と戦うためのアイテムである。
Xガン
メンバーが一般的に使うハンドサイズの銃。射程は短いが軽量でコンパクトなので初心者でも取り扱いが容易。撃った標的を内部から爆発させることができる。生体に使うと、命中部分が破裂する。着弾してから効果が発現するまで数秒のタイムラグがある。トリガーが二つあり、上のトリガーでロックオン(目標固定)、下のトリガーを引くと銃口の向きに関係なく目標に命中する。ターゲットを複数体ロックオンできるチャージショットも可能。上部にあるダイヤルでエネルギーの放射量を調節出来る。また目標を透視するレントゲン機能も付いていて、相手の弱点を探ることも出来る。「Xガン」の命名者は加藤。レントゲンのXレイと、発射時にX型に変形するところから。
Yガン
中距離用の銃だが、標的を捕獲・転送するための武器であり、殺傷機能を持たない。三つの銃口がYの字を形成している。撃つと三点式のレーザーアンカーが発射され目標を緊縛し、拘束する。更にその状態でもう一度トリガーを引くと、相手を「上」に転送する。発射前にトリガーでロックオンすれば、アンカーが目標を自動的に追尾して拘束することができる。レントゲン機能も備えており、目標の体内を透視できる。ほとんどの星人をこの銃によって捕獲できるが、まれに転送中に拘束部位を離断して回避する星人や力でレーザーアンカーを分断する星人も存在する。作中では命名されず、「捕獲用の銃」と表記される事が多い。
Xショットガン
長距離用Xガン。スコープが付いていて銃身が長いスナイパーライフルのような形をしている。銃身が長い分、Xガンより取り扱いが難しいが重量は意外と軽い。Xガンより威力と精度が高く、射程距離は1km以上に及ぶ。他の銃と同じくチャージショットが可能。ゲーム版での名称はXライフルとされている。
コントローラー
光学的な周波数を変えて、使用者の姿を不可視状態にできる。敵の位置を表示する「レーダー機能」や「制限時間表示機能」「戦闘エリア表示機能」なども備わっており、リストバンドにて手首に装着できる。一部の機能はガンツバイクにも実装されている。接触していれば第三者も不可視効果を共有することが出来る。
ガンツスーツ
球体の中のアタッシェケースに入っているスーツ。上下ツーピースから成り、頭部を除く全身を覆う。手の部分は手袋のように着脱できる。着用すると身体能力と防御能力が飛躍的に上昇する。ガンツに召喚された人数分だけ用意されている。
内部は特殊な液体で満たされており、筋力や精神力の高揚によって機能が発動、その際スーツが盛り上がり、表面に無数の筋が浮かぶ。岩塊を発泡スチロールのように圧潰させたり、巡航速度で走行中の自動車をも上回るスピードで走ることができる。高所から着地する際には脚部から高圧の気体を噴射し衝撃を吸収する。また、衝撃や圧力に対しても自動的に防御効果を発揮、むき出しである頭部も防護される。超音波や高温の炎などからも人体を保護し、Xガンによる射撃も無効化する。ただし負荷値が存在し、一定のダメージやXガンの射撃エネルギーを受けると過負担が掛かりスーツのポイントからゲル状の物質が漏出し、機能を失う。スーツ各部のレンズ状のポイントを破壊されると負荷値と関係なく即座に機能が失われる。スーツの損傷及び蓄積したダメージはガンツに転送される際に回復する。一部を損傷しても、ポイントが無傷であれば他の部位の機能は損なわれない(腕部を破損しても、脚力は保持されるなど)。
尚、老若男女・動物に関係なくオーダーメイドとなっているため、他人のスーツを着用してもスーツの効果は得られない。一見、コスプレのような外見なので、初めてミッションに参加する人間は大抵このスーツを着たがらない。
アニメ版ではただ着用するだけでは力を発揮できない設定になっており、何か特別な力(昂揚や性的興奮)が働かなければただの服である。
ガンツソード
近~中距離戦闘用の刀。銃と違い使用者のレベルが高くないと使いこなす事が出来ない上級者向けの武器。刀身は伸縮自在で通常はグリップ部分に内蔵されており、スイッチを押すと刃が露出する。鉄やコンクリートなども一太刀で両断できるほど鋭利である。ガンツバイクが格納されている部屋に数振存在する。
ガンツバイク
ガンツの部屋の奥にある扉の中に格納されている一輪バイク。後部にタンデムシートがあり、狙撃手を乗せることで後方の敵を狙撃可能。
最終更新:2010年02月06日 20:23