特に何もないけど、ガチと神社へ行くことにした。
特に何もないから、あいつと神社へ行くことにした。
レ「うふふ~♪女さんから誘ってくださるとは~♪」
女「特に用事もないし、暇だったから・・・何か別のこと考えてない?」
レ「あぁっ、駄目です女さん!私まだお風呂に・・・」
一人で体をよじらせながらくねくねとガチが悶えている。
女「戻ってこい!」
ビシッと手刀をガチのうなじに叩き込む。
レ「はぐぅ!?」
女「おかえり」
レ「はっ!なんで女さん裸じゃないんですか!?ねぇ!!」
女「公衆の面前で恥ずかしいことを叫ぶなっ!」
レ「モルスァァァァァァァァァッ」
キランと星になったガチを尻目に神社へ向かう。
あいつのことだ、私が着くころには神社に着いてるだろう。
しかし、周りの目が痛い・・・
その場からそそくさと去るように女は足を速めた。
~白百合神社~
レ「あ、女さ~ん」
女「今回の飛距離は?」
レ「3軒先の裏の庭ですねーw」
無傷なガチが楽しそうに言う。まるで飛ばされるのを喜んでいるかのように・・・
レ「そうそう、女さん。ここは願い事をすると叶うそうですよ」
女「へー」
二人並んで賽銭箱に小銭を入れる。
ジャランジャランと、鈴の音が響く。
パン、パン。両手を合わせて願い事を思う。
女(とりあえず・・・・・・)
叶うと噂の神社に叶いそうもない願い事を思った。
ちらりと隣を見るとガチは一生懸命願っている。小声で、お願いします。とつぶやいた後
レ「さぁ、女さん、帰りましょうか」
満面の笑顔でガチは女の腕に抱きついた。
~帰り道~
女「ねぇ、何を願ったの?」
レ「ひ・み・つです♪」
どうせ、女さんと結ばれますように!とかだろう。
女「私も教えるからさ、教えてよ」
レ「仕方ないですねぇ~『女さんがずっと幸せでありますように』ですよ」
女「なっ・・・(///」
レ「女さんは何願ったんですか~?」
あまりに純粋な願いにきゅんとなった自分が恥ずかしくなった。
女「ば、ばかやろぉっ!」
レ「モルスァァァァァァァァッ!!?」
飛距離を更新しながらガチは思った、
レ(あれ?なんで私飛んでるの・・・?)
ひとりぽつんと女が残る。
女「あ・・・」
恥ずかしさのあまり、ガチをぶっ飛ばしてしまった。
罪悪感がこみ上げてくる。
女「・・・今度抱きついてきても許してやるかな・・・」
その晩、布団の中必死でガチに対する謝罪の言葉を考えながら夜は更けていった。
~次の日~
女「ああ、あのさ、き、昨日はその・・・」
ガチを前にしてめちゃくちゃキョドってる女。
レ「何ですか?」
女「昨日は、その・・・」
レ「・・・?・・・あぁ、大丈夫ですよ、気にしてませんからw」
女「え、いや、それじゃぁ、私が嫌だ」
レ「そうですねぇ・・・じゃぁ、女さんの願い事を教えてください♪」
女「っへ?」
裏返る声、高鳴る心臓。できれば誰にも言いたくない願いだった。
レ「さぁ、さぁ!」
女「・・・・と・・・・・・・・・たいって」
ぼそぼそと小声でつぶやく。
レ「え?」
女「ガチと・・・・・・たいって」
レ「女さん、聞こえませんよ?」
女「ガチとずっと一緒にいたいって願ったの!!」
顔を真っ赤にして叫んでから、くるっと回って廊下を駆ける。
恥ずかしさのあまり怒鳴ってしまった。
女(うぅ・・・教室でどういう顔すればいいのよ・・・(///)
駆けていく女の後姿を見ながら
レ「あぁ~、待ってください~」
─これからの二人に幸あれ
今の言葉・・・信じますよ・・・女さん・・・
最終更新:2007年03月28日 15:16