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ピピピピ、ピピピピ....
目覚まし時計の音で目が覚めた。
いつもならそのまま起きるのだが、今日は何か違っていた。
幼女「あれ・・・なんか、布団がおっきい・・・」
とりあえず、布団をめくって起き上がる。床はこんなに近かったっけ?
いつもなら畳の目もはっきり見えないが、今日は見える。
制服・・・あれ?取ろうとした制服に手が届かない。むしろ・・・
幼女「手が小さい・・・?」
大慌てで鏡で確認する。写ったのは、小学3年生くらいの女の子。だぼだぼなパジャマを着ている。
幼女「はわわわわわわっ」
そうだ、ガチに電話しないと!
何を血迷ったか、私は大急ぎでガチに電話した。
─ただいま呼び出しております・・・(ちゅどーん!ちゅどーん!!)
あいつは呼び出し音も爆撃音なのか・・・
レ「はい?どうしました?女さん?」
幼女「たたた、大変なのよ!とりあえず、うちに来て!」
レ「え?あぁ、はい」
しばらくして・・・ピンポーン
女母「女ー?ガチちゃんが来てるわよー?」
幼女「部屋にあげてー!」
こんな姿、親にも弟妹にも見せれない。
とっとっとっととと・・・
ガチが階段を上がってくる足音が聞こえる・・・あ、躓いた。
レ「女さ~ん?朝から何のようですk・・・」
幼女「が、ガチ・・・」
レ「・・・あれ?女の子?女さん知らない?」
幼女「わ、私が女なのよ!朝起きたらこんな姿になってたの!」
レ「・・・・・・」
難しい顔をしてガチがこっちを見ている。
レ「・・・・・・ほんとに女さん?」
幼女「私に妹は一人しかいないわ!」
レ「ほんとにほんと?」
幼女「そうよ!」
レ「くぁわいぃぃぃぃぃ!!!」
幼女「きゃーっ!?」
幼くなってしまったので力が無い。抱きついてきたガチを支えきれずに倒れる。
レ「うわーうわー、可愛い!」
幼女「な、何する・・・やめ・・・っ」
いつもならここでガチが吹っ飛ぶのだが、なにぶん力が無い。ぽふっ、と柔らかい音がして、ガチのあごに手が当たった。
なにやらガチが考えている・・・背筋に悪寒が走った。うわ、ガチ、よだれよだれ!
レ「今の女さんは幼い=力が弱い=吹っ飛ばされない・・・=やりたい放題!いやっほーーー!!」
幼女「ま、まて・・・こら、ガチ、ひゃう!?」
レ「きゃー!お腹すべすべー♪」
幼女「ひゃ・・・だめ、ガチ・・・んっ」
レ「太ももー♪」
だめだ、力が入らないせいで流される・・・
突然心臓の鼓動が強くなった。脈も上がる。
幼女「うっ・・・あれ・・・体が変・・・」
レ「へ?」
どん、とガチを押しのけた瞬間、手の大きさが戻っていることに気付いた。
レ「おおおお、女さん!??大きくなって・・・」
女「さて、ガチ・・・どうなるかわかるよね?」
レ「飛ばせていただきたいと思います」
女「・・・まぁ、今回は見逃すわ。あんたを呼んだのは私だしね」
レ「えー?」
女「飛ばされるのが本望?」
こうして、私の騒動な朝は終わった。幼いままだったら、と考えると・・・考えると・・・
ガチに押し倒されたままでもよかったかな、なんて思ってしまった自分を恥じ入りながら遅刻の道を走った。

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最終更新:2007年03月28日 16:22