アットウィキロゴ
女「ガチっ…ガチ!? 起きたの!? 私のこと、分かる!?」
レ「女…さん…?」
医「これは…おい君っ、大至急人手を集めてくれ給え!
看護婦「は、はいっ!」
医「よかった…女君、これで彼女は助かるよ!
  さぁ、早くここから出なさい!」
女「ガチっ…あんたほんと、死んだら許さないんだからね!」
医「女君、早く部屋を出るんだ!」
女「私達、やっとスタートしたばかりでしょ!?
  絶対死んじゃ駄目なんだから!」
医「…っ! いいから早く!」
先生が私の腕を引っ張る。分かってる、でも、どうしても怖い。
あいつを、信じてやらないと。
女「分かったわね!
  私はついていてあげられないけど、あんたが元気になったら…
  そうだ、街へ買い物に行こう? あんた行きたがってたでしょ!
  デートよ、デート!」
もう、耐えられない。私の身体が病室の外へ追いやられてゆく。
最後に一押し、しておこう。
女「約束よ! 破ったりしたら、もう二度と口きいてあげないから!」
ばたん、と音を立て、扉が閉まる。
もう、本当に私にできることはない。
いや、違う、そんなことはないんだ。
明日から、あいつの入院が始まる。
毎日世話しに行ってやらないとな。
あいつは、昔から人との約束を守るやつだったから。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年02月19日 19:55