マリア

マリア 十代前半 少女


犬と呼ばれる少女、ブラッドネバードライ

アフリカのどこかの紛争地域の生まれ。コンゴとかシエラレオネとか。
幼い頃(年齢一桁代)に集落を反政府ゲリラ、解放戦線的な軍閥に襲撃され、そのときに両親を失う。さらに組織に拉致され、そこでチャイルドソルジャーとして育つ。
軍閥で教育される間に、熾烈な虐待を受けているため、過去の記憶が曖昧。ただ、ひどい教育だったということはおぼろげに覚えている。実親のことや集落で暮らしていた平和な時代のことは覚えていない。
なのでマリアという名前がいったいいつ自分の名前になったのか、実親がつけたのか、通称として呼ばれているのがそのまま定着したか、なぜ彼女がマリアという名前なのかはわからない。
また、飯を食べる様子が犬のようにがっついているため、大人からは“犬”と呼ばれることも多い。実際“犬“の様に鼻も利く。
マリアは“食べる”という行為に半端なく執着しており、「生きることは食べること」と捉えている。マリアのアイデンティティーの中核をなす。
よって、明日食いつなぐためには何でもする。あらゆるものを犠牲にする。自己の尊厳、純潔etc...(ただ、弟の命だけは除く)食べるという目的を純粋に追い求める反面、残酷なこと、卑怯なことを普通にする恐ろしさを兼ね備えている。(必要があれば、味方や非戦闘員の女子供も手をかける)

若いが、戦闘経験はそれなりに豊富。武器は自動小銃(AKとか)、携帯ロケット砲なんかを使いこなす。普通車両の運転も出来る。

主に弟(まだ名無し)と一緒に行動している。
しかし弟というものの実際に血縁関係があるかはわからない。ただ昔からともに行動していてある意味母性本能のような感覚で保護してきた。幼女が人形を愛でるような、幼稚ではあるが真剣な保護欲。
ひぐらしで言ったら悟や圭一が沙都子にたいする感情のような。
弟は狙撃手としての才能を見いだしてゆく。逆にマリアは、パートナーとして生来の鼻のよさも生かし観測手となる。
戦闘においては、一心同体的な強さをみせる。体格のカバーもそこで補ったりする。(銃を二人で押さえたり)
物語の途中で弟は死ぬ。ターニングポイントとなる。

ブラッドネバードライ、というのは戦場でのマリアの呼び名。
実際にアフリカなどの紛争地域では、チャイルドソルジャーにこのような別名をつけることで、殺人の罪の意識を軽減させようとする効果を狙う。(擬似的な多重人格を作り出す)

物語の大まかな流れは
冒頭は、ゲリラ部隊が先進軍の襲撃による壊滅、というところから始まって、なんとか全滅に巻き込まれずにすんだ姉弟が、持ち前の生き汚さで敵方に拾われるも、それでもなお戦いは続いてゆく、という感じ。

物語のキモは、戦いを続ける中でマリアの心情がどう変化してゆくか、になるでしょう。

2007/11/13 けん

(戦闘のスタイルを追記)

戦いのスタイルは、相手を打ち倒すことに重点はおかず、自分たちが生き残ることを最優先とするタイプであり、マリアの持つ生き汚さがよく現れたものと言える。
後述の狙撃戦においても、一撃離脱の形式を得意とする。
危険に対する嗅覚も人一倍で、過大なリスクを感じた際の撤退にも躊躇がない。命令よりも自分の感覚を優先する。
一般的に、歯止めの利かないが故に、敵方に脅威をもたらすチャイルドソルジャーとは一線を画す。

2007/11/13 けん

(弟とマリアの名に関して追記)
  • 弟に関して
    • 弟の名はスイッチ。
      マリアよりも幼い頃から教育(虐待)を受けているために二重人格的な性格が濃く出ている。
      戦闘時の猛烈な集中力と普段のあどけなく無邪気な姿のギャップが激しい。
      常にマリア(犬)と一緒にいることから「パピー(子犬)」とみんなから呼ばれる。マリアもそう呼ぶ。
      戦場での名は、緊張状態が一定以上になると、容赦なく精確に敵の命を奪っていく暗殺者に変貌することから、キラーヒューズ。

  • マリアの戦場での名に関して
    • もともとは「ターミネーター」や「マッドマックス」とかのアクション映画の名前だった。
      武装勢力員だったときのある時の戦闘で、先発部隊として奇襲攻撃作戦に参加した際に、返り討ちに会い部隊が全滅。
      しかしマリアは状況不利と見るや早々に武器を捨て味方の死体の山に隠れることでその場を奇跡的にやり過ごすことに成功。
      本隊に合流するまでに、武器を持たずに敵の包囲網を突破し、途中追手の数人を噛み殺して帰ってきたときには、全身血だるま、返り血まみれの悪魔のような格好だったため、永遠に乾くことのない血、の名がついた。
      ブラッディマリー(血みどろマリア)と言う人もいる。

戦闘中はお互いのことをヒューズ、マリーと呼び合う。マリアは正気を保っていられるが、スイッチはヒューズと呼ばないと反応しないし、マリアの言うこと以外信用しない。

2007-11-15/10:49:28/けん

(追記)

マリアの人種は白人系、スイッチはアフリカ系。二人ともろくな教育を受けていないので言葉遣いはよろしくない。

2007-11-16/08:26:23/けん

ぐっさん氏にイメージ描いてもらえました。
maria1.jpg

2008-01-12/10:30:34/けん

ぐっさんのすげー良いと思います。ただ、コンセプト的なところとして、言いたいことが多々あり、たくさん書くのも面倒なので僕もマリアを書いてみました。別にこういうデザインが良いというわけではありません。ただのコンセプトタイプです。

僕的なマリアのイメージはこんな感じなんですよね。発育不良の幼女で、眼が死んでて、髪とかボサボサで、服とかボロボロで、サポーターとかプロテクターとかが必要で、ちょっと見ると男なんじゃねえの?ぐらいな感じです。
ちなみに、この髪は洗うと直毛になるので、何かの拍子にお風呂に入ったりすると、思いのほか美少女ですw


2008-01-21/20:59:33/大河


まだ途中ですが、取りあえず感触だけでもよろしくです。 20080413Maria_P1
2008-04-13/22:56:31/けん
最終更新:2008年04月13日 22:57
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