アットウィキロゴ

サクラチトシオー15

大阪杯。

京都記念を勝利した前年の菊花賞馬サクラチトシオー、ぶっつけ本番の前年のダービー馬トシマサル、中山記念を逃げて快勝したジャックトーシ、安定した走りで重賞戦線で活躍するポトシェ、一昨年のダービー馬ゲボハキ、長距離戦線で好成績を収めているアリストシレスらが顔を揃えた。

ポンコツ「調子はどうだ?」

ノブン「前走よりは調子が上がってると思います。絶好調の一歩手前くらいの出来だと思います」

ポンコツ「勝って当然だな」

ノブン「あまり調子に乗らない方が…」

どんどん「大阪杯、どうやら一番人気になりそうですね」

ポンコツ「おう、今日も取材か。まあゆっくりしていけや」

ノブン「何を偉そうに」

どんどん「調教を見た限り、サクラチトシオーは調子よさそうですね」

ノブン「それなりに仕上がってると思います。期待できるんじゃないですか」

ポンコツ「他の馬はどうなんだ?」

どんどん「ライバルになるであろうトシマサルですが、この馬はあまり調教駆けするタイプじゃないので何とも言えませんが、不気味は雰囲気は漂ってましたね」

ポンコツ「まあ、ウチの馬の相手じゃないな。ダービーには出られなかったし、有馬記念からも逃げているようでは、もう勝負はついたようなもんだろ」

どんどん「ジャックトーシは何が何でも逃げると宣言しています。サクラチトシオーとどちらがハナを奪うのかで展開が変わるでしょうね」

ポンコツ「問題ないな。あの馬はどちらかと言えば溜め逃げするタイプだろう。ハイペースで飛ばしまくるウチの馬とは違う。同じ逃げ馬でも、道中のスピードが違い過ぎるから何も問題はない」

どんどん「ふーん」

ポンコツ「まあ、ここが最大目標じゃないしな。どちらかと言えば天皇賞の方が獲りたいと思っている。ここで負けても宝塚があるし、まあいいかと思える」

どんどん「競馬舐めすぎでしょ」

ポンコツ「レースを見ればわかる。2000という距離が気がかりだがな。キレ負けする可能性は十分ある。それでもモノが違うから。トシマサルと言えど、相手じゃないよ」

淑之「レースの話なら俺に聞いてくれ」

どんどん「淑之騎手、前走の京都記念ではゲボを封印して勝ちましたね」

淑之「トップジョッキーとしての自覚が芽生えてきたからな。これからは本格派の実力を見せていきたい」

どんどん「しかし淑之騎手と言えば、サクラチトシオーと言いサクラバトシンオーと言い、とにかく逃げるタイプでしか結果が出せていませんし、差しの競馬とか出来るんですか?」

淑之「差しは嫌いだね」

どんどん「それは何で?」

淑之「逃げ馬じゃないと先頭で直線に入れないだろ。ずっと先頭に居るからゲボが吐ける。差しや追い込みだと直線でゲボを吐く余裕がない。それに、逃げの場合は負けても先頭で目立てるしゲボを吐いても盛り上がるけど、差しで届かなかったら後ろのままで目立てず終わるじゃん」

どんどん「もう騎手辞めたら?」

式豊「淑之くん」

どんどん「式豊騎手」

式豊「もう栗東入りしてたのか。大阪杯、楽しみにしてるで」

淑之「望むところだな」

どんどん「あのレジェンドジョッキーの式豊騎手にタメ口聞けるとかやべぇな」

式豊「勝負師はそれくらい、ネジが外れてるくらいがちょうどいいんや」

どんどん「よくわかりませんね」

淑之「おい、それより栗東を案内してくれよ」

式豊「俺が?ちょっとこの後も調教とか乗らなアカンし、オーナーさんとの食事会とかもあるから、俺は無理やな。四位とかに頼んでみたら?」

淑之「四位、栗東を案内しろ」

四位「淑之うるせぇよおい」

一方その頃、トゥシグトーシーは安藤勝乙ではなくデットーシと言う海外のトップジョッキーを背にドバイターフを快勝したというニュースが飛び込んだ。

式豊「安藤さん、トゥシグトーシーがドバイ勝ちましたね。安藤さんが乗ってないのが少し残念ですが」

安藤勝乙「海外のレースは外国人ジョッキーで行くってオーナーが言ってるからね。宝塚記念ではまた乗せてもらえるみたい」

式豊「楽しみですね。でもやっぱり海外のレースでも乗りたいですよね?」

安藤勝乙「そりゃあね。お手馬だから。デットーシとかいう外国人のヤツなんかに負けたくないから、国内のレースは一戦必勝で行くわ」

式豊「でもデットーシは確かに上手いですよ。最近日本には来ていませんが」

ビートたけし「競馬でよぉ、なんかうめぇジョッキーが居るなと思ってよく見てみたら、それは大体デットーシなんだよな」

式豊「え?」

安藤勝乙「え?」

式豊「何だったんだ今の」

安藤勝乙「ようわからん」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2022年06月23日 04:03
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。