地摺朱雀

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地摺朱雀 - (2012/01/04 (水) 09:47:48) の編集履歴(バックアップ)


「行くよ、地摺朱雀」

【名前】 地摺朱雀
【読み方】 じずりすざく
【分類】 四聖武神
【所有者】 直政
【登場巻】 1巻下~

【詳細】

直政が操る女性型の重武神
出身の村で自治を行うために武神の残骸を集め組み上げたもので、普段は武蔵の機関部で巨大なパーツを運んだり整備を行っている。
この武神には直正の走狗が宿り、さらに胸部の流体槽に瀕死となった彼女の妹を取り込んだ状態で起動している。

一度戦った江良・房栄はこの武神を四聖型武神ではないと判断していたが、それはこれまで術式OSが駆動したことがなかったが故であり、基本的に直政が自分の妹の意思を尊重してたため四聖の能力を発揮したことがなかった。
しかし二巻における相対で、道征き白虎の攻撃を受け内部の流体槽に危険が迫ったとき初めて四聖としての能力が発動した。

四聖型武神・朱雀としての能力は「澤」。
周囲に流体による無限の厚みを持った「空」を作り出す。飛行能力を持たない相手はこの領域に取り込まれると無限に落下し続けることになり、空を飛べない限り抜け出すのは不可能。
一方、地摺朱雀は一巻下でマルゴット・ナイトマルガ・ナルゼにより撃墜された武神の翼を移植していたため飛行能力を会得しており勝利することができた。

鳥の聖獣である朱雀の名を持ちながら、「地を摺る」、つまり「飛べない」ことを表しているが、これは当初この武神が羽根を持っていないこと、そして四聖能力として飛行能力を持つ必要があったことを暗喩していたものと思われる。