「フアナ君。――立派になったなぁ」
【人物】
かつて
レパント海戦で一人だけ他の部隊と違う判断を下し、結果として自分だけ生き残ってしまったことをずっと悔やんでいた。
そのため、かつて
レパント海戦で使用した旧式の船を
"超祝福艦隊"として文字通り"壊滅"させるべくひそかに行動しており、
フアナが稼いだ金を"超祝福艦隊"へとつぎ込んでいた。
衰退が
聖譜記述に記されそれが約束された
三征西班牙のトップとしてその責任を引き受けるべく、色々と不利益の出る工作していたり、
責任を押し付けやすくするために無能なふりをしているも、
フアナがそれをカバーして多くの利益を出しているのが悩みのタネ。
衰退するべき国の人間が利益を出し続けているのは
歴史再現に抵触する可能性があるようだが、
二巻下・中盤で
英国に傭兵として雇われた
武蔵と
歴史再現を行うべく
アルマダ海戦の開始を宣言。玉砕覚悟での特攻戦闘を行い、自らの命を持って三征西班牙を衰退から救うために自分が乗る艦ごと自爆を決行しようとするがフアナに止められ、
総長連合の者達と武蔵に勝つべく戦闘を再開する。
前述の
レパント海戦から帰還する際に立ち寄った村でたった一人生き残っていた
長寿族の少女を助け、今でもたびたび文通を行っていた。
それが現在の
フアナであり、ベラスケスが彼女サポートしていた等は全く知らなかった。
三征西班牙の今後をフアナに預け、彼女達の未来を守るために
"超祝福艦隊"の出撃させる際に真実を知るが、彼女の告白をなかったことにしようとした。
しかし知らなかったとはいえ今まで支えてくれていたのが多くを失った
レパント海戦での唯一の戦果、自分が助けた少女だったことを知って嬉しかったのだろう。
なお、
レパント海戦において妻と息子を失っているので現在独り身。
フアナにどさくさまぎれでキスをされるがその後二人がどうなるのかは不明である。
フアナは
長寿族の血を引いているとはいえ
半寿族であり、セグンド自体が割と高齢なこともあり、カップルとして見た場合かなりの年の差。
同じく2倍近い年の差カップル…いや史実上婚姻していたから夫婦でいいだろう、長岡夫妻とはシンパシーを感じるのか、
女性同士交流がある。
最終更新:2020年05月20日 03:13