静岡・浜岡原発:停止決定 「正しい判断」 黒岩知事、決定を歓迎 /神奈川
黒岩祐治知事は10日の記者会見で、中部電力・浜岡原発(静岡県御前崎市)の運転停止について
「正しい判断でホッとした。菅総理の大英断と評価したい」と述べた。
今後、
静岡県の
川勝平太知事と直接会い、持論の太陽光発電の普及について話し合うとしている。
黒岩知事は「浜岡原発は活断層の上にあり、疑念を持っていた。川勝知事も電話で『良かった』と言っていた」と決定を歓迎した。
一方で、原子力政策に関しては「私は原発への依存度を下げる脱原発という考え。全ての原発を止めるのは非現実的で、
国民に理解される安全対策の実施が重要」と話した。
集団食中毒事件にも触れ「今まで、業者への信頼だけで『生肉も安全』と思いこんできたのが実態。
再発防止策ができるまで生肉を食べることを控えてほしい」と県民に呼びかけた。
黒岩知事は11~12日にかけ、東日本大震災の被災地を訪問する。
「被災者の受け入れ方も含め、県で何ができるか見てきたい」と述べた。【北川仁士】
神奈川県知事選では、元フジテレビキャスターの黒岩祐治氏(56)が開票作業が始まった直後に、早々と当選を確実にした。
横浜市中区の事務所に姿を見せた黒岩氏は満面の笑みでガッツポーズ。東日本大震災の被災地への配慮から万歳三唱は
やめ「がんばろう」を3度拳を突き上げ連呼する、控えめの当選祝いとなった。
知事戦について黒岩氏は「ジャーナリストとして『いのち』にこだわってきた。まさに(出馬できたのは)天命だと思うが
震災後で選挙戦の前半、大きな声で訴えることができなかった」と選挙戦の苦しさを打ち明けながら「県民の生の声を
聞こうと取材のように活動した」とテレビキャスターの経験を生かした“現場重視”の戦いを強調した。
黒岩氏は大震災にも触れ「被災地を早く何とかしなければならない。が、神奈川県も、鎌倉や箱根などの観光地に人が
訪れず崩壊寸前。まず神奈川県を元気にしたい」と語り、「脱原発、エネルギー革命を約束する。スピード感が大事なので、
一気にやっていく。日本再生を神奈川モデルを作り実現していく。期待に応えるよう全力でがんばる」と力を込め、支持者ら
と力を込めて握手していた。
神奈川県知事選は、3選が有力視された松沢成文知事が告示まで約3週間に迫った3月1日に都知事選転身を表明し
異例の短期決戦となったが、黒岩氏は自民、民主、公明の県組織から要請を受けて告示間近に出馬、主要政党相乗りに
高い知名度で選挙戦を優位に進めた。
黒岩 祐治氏(56) 無新 「脱原発を宣言したい」
民主、自民、公明各党の県組織が推薦したジャーナリストの黒岩祐治氏(56)は、横浜市西区のJR横浜駅西口で演説を行った。
選挙戦では、東日本大震災の被災者に配慮し、選挙カーの使用を自粛してきたが、この日は車上の演台に乗った。
「自粛ムードの中で、こういう形の演説を行うのは、最初で最後。苦しんでいる被災者を思うと、
この時期に選挙戦をすること自体、胸が痛む思いだった」と語りかけた。
公約の太陽光発電の普及を訴えるため、演台に実物のソーラーパネルを置き、「脱原発を宣言したい。二十一世紀は、
太陽光エネルギーの時代だ」と強調した。演説には、友人で俳優の石田純一さん(57)も駆け付け、「反原発」を訴えた。
最終更新:2011年08月14日 17:27