高校公民科免許は、本来文学部生は取得することができませんが、
東京都教職員や私立学校などへの就職を希望する場合は、
地理歴史科免許と
セットで取得していることが欠かせない条件となっていることがあります。
そのために、学生便覧に記載されている(学習支援室にて申請し、卒業と同時
に授与される)方法とは違い、文学部生が本来取得できる教科(国語・社会・
地理歴史・英語など)の免許を、卒業と同時に授与されたそのいづれかの科目の
免許状を「基礎免許状」とすることで、取得することが可能となる免許状です。
つまり、卒業と同時に学習支援室にて申請手続きを行う「基礎免許状」を取得
することができなければ、この方法で公民科の免許状を取得することはできま
せんので、ご注意ください。
この方法で免許状を取得する場合は、
教育職員免許法別表第4によると、
「教職に関する科目」を4単位、「教科に関する科目」を20単位履修すれば
良いことになっています。
ただし、ここでの「教職に関する科目」の4単位は、公民科に関わる科目の
「
教科の指導法」でなくてはならないことになっています。
公民科の「教科に関する科目」として指定されている科目は…
※以上3つの科目群については、指定科目を履修した上で、卒業後に各自で
広島県教育委員会を訪問することで、免許状を取得する方法において認定され
ている授業科目、つまり他学部で開講されている授業科目を掲載しています。
最終更新:2009年03月16日 00:58