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ドラゴンクエストV 天空の花嫁 (DS) - (2012/12/21 (金) 22:07:45) のソース

*ドラゴンクエストV 天空の花嫁 (DS)
【どらごんくえすとふぁいぶ てんくうのはなよめ】
|ジャンル|RPG|&amazon(B000UTI27E)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売元|スクウェア・エニックス|~|
|開発元|アルテピアッツァ|~|
|発売日|2008年7月17日|~|
|定価|5,980円|~|
|廉価版|アルティメットヒッツ&br()2010年3月4日/2,940円|~|
|>|>|CENTER:''[[ドラゴンクエストシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/269.html]]''|

*概要
『[[ドラゴンクエストV 天空の花嫁]]』のDSリメイク。本作より先にリメイクされた『[[PS2版>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/441.html]]』をベースにしている。
&br()
*変更点・追加要素
-PS2版で問題となっていた部分が修正された。
--あまりに難しかった、すごろくの難易度が「さいころの目を自由に出せる」マスの追加により改善された。
--削除された時の砂が復活。ただし山彦の帽子は復活出来なかった。
--シリーズの中でも随一と言われるほどおバカなAIも改善された。

-数々の追加要素
--幼馴染のビアンカ、お淑やかなお嬢様のフローラに加え、新たな嫁候補として高飛車お嬢様のデボラが追加。
---公開当初は地雷と警戒され、その容姿から「堀井がついに狂った」などと非難されたが、発売後は会話・戦闘能力共に好評を博した。彼女はビアンカ、フローラと違い、物理攻撃タイプとして設定されており、他の二人とかぶる個性は全くなく、キャラの魅力がきちんと現れている。
--モンスターも2匹追加。しかし若干空気と化している。
---ちなみにこの一匹であるプリズニャン、実はベビーパンサーの枠を奪っている形である(本作ではベビーパンサーは仲間とカジノの格闘場のみの存在)。
---もう一匹のアークデーモンはステータス・呪文&ブレス耐性・特技ともに優秀で非常に強く、レベル10単体でのミルドラース撃破などを記録している。のだが、出現する場所が1箇所のみで出現率も低く、起き上がる可能性もこれまた低めであるため、スルーする人が多い。
--タッチペンを使用するミニゲーム「スライムタッチ」が登場。
--水のリングを入手するために開ける水門でのムービーが削除。元々なんでこんなところでムービーが?と言われていたのもあり、容量節約のためにも削除されたものと思われる。

-難易度も調整し直している。
--モンスターの最大出現数が抑制された。
--レベルアップ時の能力値上昇が悪い方向に傾かないようになった。
--イオラ、爆弾石で受けるダメージが減った。
--ドラゴラムでドラゴンに変身すると、ギラ・炎系に対する完全耐性がつくようになった。
---ただ少年期に仲間に加わるベビーパンサーは積極的に攻撃に移ってくれなくなった。
--ラスボスの行動パターンの変更。

-DS版IVに準じた変更
--天空への塔の構造がDS版IVに準じたものになった。これを使いまわしによる手抜きとの批判もある。
--中断セーブが可能になった。上書きしない限り消えない。
--仲間のうち誰かがインパスを習得していれば、MP消費なしで道具の鑑定が可能に。
--HPが0になった時のメッセージが「しんでしまった」から「ちからつきた」に変更。ただしザキ等の即死の場合は「しんでしまった」のまま。

-バグ
--トヘロス・聖水は使った時点のレベル基準で効果が働くが、DS版ではその状態でルーラなどを使って強い敵がいる場所に移動しても効果が持続し敵が出なくなる。町やダンジョンに入ると効果が切れる。
--表世界と妖精の世界で船が座標を共有しているため、船の位置を調整すれば妖精の世界で透明な船に乗れてしまう。ただし地上で乗ってしまうと身動きが取れなくなり、うまく調整して外海へ出たとしてもそこには何もない。一応ルーラなどで復帰できる。
--船に乗るときにあることをすると地上に船を持ち込めるバグがある
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#region(ニコニコ動画 - DSドラクエ5 夜のラインハットに入ってみた)
&nicovideo2(sm5546758)
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#endregion

*総評
今作は特に目立ったバグもなく、安心して遊べる。まさに完全版といえる良リメイクで、DS版天空3部作の中では一番評価が高い。~
ただ、追加要素が少なかったのは少なからず不満点として挙がっている(PS2版で没になった塔のダンジョンなども追加されず)。~
勿体無い仲間モンスターとして名前の挙がるおおねずみたちの加入時期などの修正もされなかった(DS版にはOT技に相当するバグも無いため、使い道が完全に無くなった)。~
また、SFC版やPS2版はバグがあったものの、それらのバグは上手く使えば遊びの幅を(ゲームバランスを破壊するほど)広げられるものであったが、DS版には特に目立ったバグが存在しないため旧作のようなぶっ飛んだプレイはできない。