宇宙世紀0088 1月25日
後にグリプス戦役と呼ばれる戦いは、最終局面を迎えようとしていた。
ティターンズ総帥ジャミトフ・ハイマンは、アクシズ旗艦グワダンにて、摂政ハマーン・カーンとの会談に臨む。
結果、双方の利害は一致せず、交渉は決裂。銃撃戦となってしまう。
その時、一発の凶弾が鳴り響く。
パプテマス・シロッコ。明晰な頭脳と有り余る野心を胸に秘めた類い稀な才能である。
彼は交渉決裂の混乱に乗じ、上官ジャミトフの暗殺を企てたのだ。
一時は死を覚悟したジャミトフであったが、忠臣バスク・オム大佐の働きにより、奇跡の生還を遂げる。
果たしてジャミトフは、追い詰められたティターンズを立て直し、この戦いを征することができるのか?
戦いは予期せぬ第二幕を開ける。
初期配置
拠点名 |
ユニット |
パイロット |
備考 |
トリントン |
アルビオン バイアラン 飛行形態 バイアラン 飛行形態 バイアラン 飛行形態 ジムⅡ ベースジャバー搭乗 ジムⅡ ベースジャバー搭乗 ジムⅡ ベースジャバー搭乗 ガンタンクⅡ ガンタンクⅡ ガンタンクⅡ |
イーサン・ライヤー 中将 マスター・P・レイヤー 少佐 レオン・リーフェイ 大尉 マクシミリアン・バーガー 大尉
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オーストラリア-2 |
ガルダ ガンダムMk-Ⅱ Hバズーカ装備/Bジャバー搭乗 バーザム ベースジャバー搭乗 バーザム ベースジャバー搭乗 アッシマー MA形態 アッシマー MA形態 アッシマー MA形態 アクアジム アクアジム アクアジム サイコガンダム MA形態 |
アントニオ・カラス 少将 テリー・サンダースJr. 曹長
マトッシュ 中尉(※1) |
※1:MS適性がない。一度解任すると再配属不可。 |
フォン・ブラウン |
マゼラン改 ガンダムMk-Ⅴ ゼク・アイン・武装B[第三種兵装] ゼク・アイン・武装B[第三種兵装] サラミス改 ゼク・ツヴァイ ゼク・アイン・武装C[第二種兵装](※2) ゼク・アイン・武装C[第二種兵装](※2) サラミス改 ゼク・アイン指揮官用 ゼク・アイン[第一種兵装] ゼク・アイン[第一種兵装] |
ジーン・コリニー 大将 ブラン・ブルターク 少佐
ナカッハ・ナカト 中佐 ベン・ウッダー 大尉
リード 少佐 ケネス・スレッグ 少尉(※1)
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※1:MS適性がない。一度解任すると再配属不可。 ※2:特殊武装未開発。武装変更後にC武装に戻すには要開発。 |
グリプス2 |
ドゴス・ギア フルアーマーガンダムMk-Ⅲ フルアーマーガンダムMk-Ⅲ フルアーマーガンダムMk-Ⅲ バウンド・ドック MA形態 ガブスレイ MA形態 ガブスレイ MA形態 バーザム バーザム バーザム アレキサンドリア リック・ディアス改 リック・ディアス 後期生産型機 リック・ディアス 後期生産型機 アレキサンドリア ガンダムTR-1(ヘイルズ) 強襲形態 ガンダムTR-1(ヘイルズ) 強襲形態 ガンダムTR-1(ヘイルズ) 強襲形態 マゼラン改 ハンブラビ MA形態 ハンブラビ MA形態 ハンブラビ MA形態 サラミス改 ハイザック Bライフル装備 ハイザック Bライフル装備 ハイザック Bライフル装備 サラミス改 ジム・キャノンⅡ ジム・キャノンⅡ ジム・キャノンⅡ マゼラン改 ゼク・アイン指揮官用・武装B[第三種兵装] ハイザック・カスタム ハイザック・カスタム サラミス改 ジムⅡ ジムⅡ ジムⅡ サラミス改 ジムクゥエル ジムクゥエル ジムクゥエル |
ジャミトフ・ハイマン 大将 ライラ・ミラ・ライラ 大尉 ジェリド・メサ 中尉 カクリコン・カクーラー 中尉 マウアー・ファラオ 少尉
バスク・オム 大佐 フランクリン・ビダン 少佐
ジャマイカン・ダニンガン 少佐 ベルナルド・モンシア 大尉 アルファ・A・ベイト 大尉 チャップ・アデル 中尉 デトローフ・コッセル 少佐 シーマ・ガラハウ 大佐 クルト 大尉 ヴェルナー・ホルバイン 中尉
チャン・ヤー 少佐 フェデリコ・ツァリアーノ 大佐
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※青:未開発・開発プラン提案済み、橙:未開発・開発プラン未提案、赤:開発不可
攻略
背景設定通り、グリプスまで押し込まれシロッコ一派に謀叛を起こされた直後の戦局を再現している。
同様にティターンズを見限ったローレン・ナカモトは、配下の強化人間と共にアクシズに亡命。
フォウ中尉は敵兵に唆され造反し、ムラサメ研は何者かの襲撃によって壊滅。犯人はエゥーゴに下ったとされる。
これらによりNT/強化人間が全て他勢力に流出してしまい、大幅に戦力が落ちてしまっている。
シロッコの離反によりジ・Oを含めたジュピトリス系MSも生産できない。
一年戦争以来のベテラン兵士達と、決戦兵器コロニーレーザーが勝敗のカギとなるだろう。
宇宙
拠点は本拠地グリプス2と、特別拠点化したフォンブラウン。
グリプスはアクシズとエゥーゴに挟撃される形になっており、本拠地陥落による敗北が目前に迫っている。
3勢力の保有戦力はほぼ同数だが、NTの存在、挟撃されてしまう地形等から、我が方が不利である。
正攻法で敵を撥ね退けるのは困難であるため、コロニーレーザーを使うと良いだろう。
キュベレイやジ・Oが落ちてくれれば御の字。
コロニーレーザーを照射できても敵の数はかなり多く、それだけで勝てるわけでもない。
中央拠点部に居座ると挟撃され磨り潰されるため、どちらか一方を狙い一点突破して陣形を立て直すのが賢明だろう。
アクシズ側はハマーンのキュベレイを筆頭に、シロッコのジ・O、ゲーツのMK-Ⅴ、ロザミアのサイコⅡ等強力なNT専用MSが揃っている。
対照的に量産機はガザCばかりであまり強くない為、出る杭さえ打てば被害を押さえやすい。
一方エゥーゴはカミーユのZやフォウのサイコ、ゼロのPMK-Ⅱ辺りが強力だが、アクシズと比べると指揮官機の性能は一段落ちる。
しかしながらこちらはネロやメタス等の高級量産機が揃っており、中間層が厚い。
アクシズ側と異なり点より面で制圧してくる為、被害を押さえにくいだろう。
よって当面はアクシズ側に照準を定め、危険な指揮官機から優先して叩きMAP右拠点側に退路を確保したい。
ハマーン、シロッコ、ゲーツ、ロザミア辺りまで落とせれば、こちらの指揮官機が落とされるリスクはかなり低くなる。
右側に突破できればアクシズとエゥーゴが潰し合ってくれるので、自軍の被害を押さえつつ漁夫の利が狙える。
Zやサイコ辺りまで倒せれば、後は消化試合だろう。
量産機の損耗は已む無しとして、主力たる指揮官機の撃墜は極力避けていきたい。
適時サラミスやジムを囮にして、高級機が落とされにくい位置取りを意識すると良いだろう。
フォンブラウンは戦闘中ではなく、ニューディサイズを意識した部隊が駐留している。
すぐ隣にエゥーゴ本拠地があり孤立しているため、位置がかなり悪い。
それでも開始時点では宇宙で唯一の生産拠点であり、10ターンでゾディアックが貰える事も考えると、放棄するのは勿体無い。
幸か不幸かサイド3方面はアクシズ領であり、グラナダを挟んで睨み合ってくれるため、ある程度の抑止力にもなる。
とはいえ敵の数が膨れ上がると面倒なので、フォンブラウンはMK-Ⅴがゼクツヴァイで単騎防衛させ、
主力部隊はグリプスまでの補給路を確保するためサイド6方面に進軍させていくと良いだろう。
部隊数が少ないため、ゼクとパブリク辺りを量産しておけば手堅い。装備は攪乱幕用のB装備かズサ対策のC装備が良い。
地上
拠点はトリントンとオーストラリア-2のみで、こちらもかなり劣勢である。
改造前と異なり既にアクシズ部隊が地上に居るが、基本は一年戦争以来の残党軍であり、性能はそれほどでもない。
最新機種を抱えるエゥーゴよりは御しやすいため、先にハワイかマドラスを狙っていくと良いだろう。
量産するのは、ズサ対策になるゼクC装備が無難。
機体選定
量産機
最初から生産可能なティターンズの救世主。
B装備なら攪乱幕にも対応し、C装備になうとズサの射程外から安全に高火力を叩きこむことができる。
ややコストは重いが終戦まで使い続けられる為、その分技術投資や補充コストは減りコストパフォーマンスは下手な量産機よりもずっといい。
困ったらこれを量産しておけば間違いない。
最初から生産可能なゼク第三種装備の友。
グリプス戦役以降では殆どのMSがビーム兵器を主武装にしているため、一年戦争時代以上に有用性が増している。
ついでに低コストな囮役までこなしてくれる。ゼクと共に量産しよう。
最初から生産可能。
攪乱幕を使う場合に足の速さを求めるならば候補に挙がるが、それ以外はゼクの方が勝っている。
最初から生産可能。即戦力が欲しい場合はこちら。主兵装が実弾であるため、Iフィール持ちの相手にも強い。
攪乱幕戦法を用いる場合、前衛はこれかクゥエルになるだろう。
最初から生産可能。性能はハイザックに迫り、索敵できることが長所。
攪乱幕戦法を用いる場合の前衛候補の一つ。
最初からプランが提案されている。1ターンで生産できるMSとしては高性能かつ火力に優れる。
ただし盾を持たず主兵装もビームの為撃たれ弱いのがたまに瑕。即戦力としては悪くはない。
最初から生産可能。ゼクよりは安い支援機。
バーザム同様盾が無く打たれ弱いが、運動性が高く移動力も高い為指揮官機の随伴機には良いだろう。
基礎25(+1)、MS26(+2)で提案。硬く安く速い、三拍子そろった優良機だが、ゼクが揃っているならあまり沢山は要らない。
指揮官機
足が遅く、運動性も下がり、射程2も持たない微妙な機体……と思われがちだが、それは優秀な指揮官機を多数抱えるエゥーゴ視点の話。
元々指揮官機に恵まれず、ジ・Oまで使えないこのシナリオにおいては、その高耐久+脱出可の打たれ強さと高火力は特筆に値する。
火力はZZやリガズィに匹敵するものであり、粉うことなきグリプス戦のトップエースである。
耐久に優れるジェリドらを乗せ3機スタックさせれば、NT相手だろうがそうそう落ちるものではない。
グリプス戦のもう一つのエース部隊。燃費がすこぶる悪いが、火力と運動性は群を抜いて高い。
Zやジ・O等のエース相手に、ここぞという時に使っていこう。
なお戦場でも武装変更可能である為、エース以外が相手なら武装変更で燃費を節約する事も出来る。
最初からプランが提案されている。ジ・Oが生産できないこのデータでは、その代役を勤められる貴重な存在。
エース相手ならMK-Ⅴよりも安定しやすい。
最初からプランが提案されている。格闘戦に優れる指揮官機だが、割には耐久も運動も無難な値でイマイチぱっとしない。
海兵隊の初期搭乗機でもあるが、エース相手には思ったほど強くない。
主兵装が射程2かつ可変機である為、遊撃部隊的に扱うのが良いだろう。
MS25(+1)で提案。インコムのお陰でOTでも火力を出す事が出来、量産機相手に滅法強い。
格闘はイマイチのため、決定力を求めるならバウンドドックの方が良い。
MS27(+3)で提案。驚異的な耐久と火力を誇る異形のMS。
こんなんでも列記としたMSであり、スタック可能。高耐久パイロットを乗せ拠点にこもればそうそう落ちないので、単騎防衛にも使える。
ただし格闘戦に優れるエース相手は苦手。
最初から生産可能。運動性を下げずに飛行形態になれる貴重なユニット。
一応宇宙でも使えるがそれではMK-Ⅱの劣化版になるため、極力地上で使おう。
攪乱幕戦法を行う場合の主力機体。射程2を持つため、位置取りもしやすいのが強み。
A装備を使うならMK-Ⅲで良い。
一応最初からプランが提案されている。Zが手に入るまで唯一運動性60の大台を超える機体ではあるが、如何せん耐久が低すぎる。
限界こそ高いものの、その限界を引き出せるNTは我が軍には一人として居ないのだ……。
海兵隊補正で、さりげなく最初からプランが提案されている。
基礎能力的にはギャプランやハンブラビ等と同程度だが、脅威の移動力10は唯一無二である。
足の速さを求めるなら選択肢に上がるか。最悪サンプル機だけでも制圧要員にはなる。
最終更新:2024年08月31日 00:50