1日目 太陽神が【一人称】に微笑む… 今日から【先生名】と田園地帯に避暑に行くことになった。 田舎の空気が【一人称】に合うかは分からないけど、美しい自然と【一人称】…きっと素晴らしいに違いない。 途中、海や山が見えた。 美しい海原、美しい山々…。 やはり美は【一人称】を呼んでいるようだ。 これから14日、どんな美が【一人称】を待っているのだろう…。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-10 17:15:27
2日目 太陽神は厚いヴェールに微笑みを阻まれ… 今日は【先生名】と海に行った。 曇りの日は紫外線が強いので、【一人称】は完全防備で砂浜にいた。 暑すぎて倒れてしまった…。 やはり夏は、繊細な【一人称】には生きづらい季節だ…。 天気が悪いからと、【先生名】も泳がなかった。 やはり夏は涼しい場所にいたい…。 明日は森へ行くらしい。 どんな場所でも【一人称】は美しいが、森にいる【一人称】はきっとエルフのように見えるだろう…。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-10 18:25:45
3日目 微笑んでいた太陽神は、途中でヴェールの向こうへと姿を消し… 今日は【先生名】と森へ行った。 美しい草花を期待していたのに、虫に追いかけられた…。 どうしてセミっていうのはこちらに向かって飛んでくるんだい!? ああ、セミから逃げ惑う【一人称】は美しくないよ…。 明日は山へ登るらしい。 運動はあまり得意じゃないんだけど…。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-10 19:02:21
4日目 太陽の恵みは真っ直ぐに【一人称】へと降り注ぐ… 今日は【先生名】と山へ登った。 やはり運動は苦手だよ…。 だって『ヤマオトコ』って言うのは、むさくるしいんだろう!? 【一人称】は美しいままでいたい…。 やっと山に上ると、【先生名】が「ヤッホー」と叫びだした。 すると別の場所から【先生名】の声で「ヤッホー」と帰ってきた。 【一人称】もやってみると、やはり【一人称】の声で「ヤッホー」と返ってきた。 フフ…真似をしたくなるほど、【一人称】は美しい…。 明日は川原で何かを焼くらしい。 それは美しい儀式なのだろうか…? 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-10 19:28:53
5日目 日輪の炎が【一人称】を焦がす… 昨日言われたとおり、今日は【先生名】と近くの川原へ行った。 川の水は澄み、自然に囲まれた美しい川だった。 その辺で【一人称】たちは、「ばーべきゅー」なるものをした。 食材を鉄の串に刺して焼く…それだけのことだ。 しかしシンプルな調理法だけに、食材の美味しさは分かる。 美容のために野菜を多く食べた。 どんな時でも【一人称】の美しさを保つために努力しなければ…。 明日は海に行くらしい。 日焼けはしたくないのだけれど…。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-11 00:30:09
6日目 ヴェールは厚く光を遮っていたが、じきにその顔を表し… 今日は【先生名】と海に行った。 先日と違い、日差しが厳しい…。 【先生名】は嬉しそうに泳いでいたけど、【一人称】は紫外線完全防備で砂浜にいた。 しかし【先生名】が海水は肌にいいというので、日に焼けないように服のまま海に入った。 【先生名】には怒られたが、【一人称】の美容のためなのだから細かいことは言わないでほしい。 海の水は冷たく、確かに肌がツルツルになった。 これなら毎日でも【一人称】の肌を磨きに来てもいい…。 だから明日も海に行くことになった。 自然の中で、【一人称】の美しさはより磨かれていく…。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-11 02:34:59
7日目 天からの恵が地を洗い、そして光が顔を出す… 昨日海に行くと言ったのに、今日は朝から雨だった。 仕方ないので家でずっと美容体操をしていた。 座敷でブリッジをしながらそのまま移動していると、小さな女の子がこっちを見て逃げていった。 あんな子はこの家にいただろうか? それより【一人称】の美しさを恐れなくてもいいのに…。 【一人称】の美しさも罪なものだ。 雨は夕方に上がったので、夜は花火をした。 やはり【一人称】のPVを撮るときは、派手に花火を使った演出をしたいと思った。 明日は祭りがあるらしい。 ひょっとして、サプライズで【一人称】の美を讃える祭りをするのだろうか? もしそうなら、早く明日になればいい…。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-11 05:35:54
8日目 美しく晴れ渡った青空 今日は祭だった。 【一人称】を讃える祭りだと思って楽しみにしていた。 【先生】も「やっと今日だ」とか「今日が来るなんて」と言っていた。 しかし【一人称】と【先生】の期待を裏切るように、祭りは【一人称】の美を讃えるものではなかった。 屋台はいろいろあった。 やはり祭というものは【一人称】を讃える祭りが一番だと思う。 【一人称】がお神輿に乗って町を練り歩く。 きっとみんな、見たがってボルテージが最高潮になるはずだ。 いつかそんな祭りをしてみたい。 明日はキャンプに行くらしい。 虫の多い場所は嫌だな…。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-14 07:55:52
9日目 澄み渡った青空 今日は【先生】と川へ行った。 やはり木陰は心地よい。 海でもいいかと思ったが、潮風は髪に悪いので川にした。 どんな時でも美のためには全力を尽くさなければ...。 川で冷やしたスイカを、【先生】と食べた。 美しいスイカの食べ方を、【先生】に教えることができた気がする。 明日は何をして過ごそうか...。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-14 08:42:55
10日目 今日は女神の涙が地上を濡らす... 今日は1日中雨だった。 仕方ないから家で美容体操と、【一人称】が一番美しく見える角度を研究することに専念した。 ブリッジをしている最中に、またこの間の女の子が現れた。 彼女の警戒心を減らすために、笑顔で近づいたらダッシュで逃げられてしまった...。 そんなに【一人称】の美しさは近寄りがたいほど神聖に見えるのだろうか? とりあえずブリッジのまま彼女に追いつけるよう、努力しようと思う。 明日から山へこもるらしい。 虫の多い場所は苦手だよ...。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-14 08:48:32
11日目 太陽神と厚いヴェールがせめぎ合う 今日から【先生】と山へこもることになった。 虫が嫌いな【一人称】は、虫除けに最善を尽くすことにした。 蚊に効くベープを持っていったら、電源がなくて使えなかった...。 夜もテントというもので寝るらしく、組み立てないと寝られないと言われたので必死で組み立てた。 やはり【一人称】は一輪のバラより重いものは持てない...。 寝るのも硬い場所に寝なければいけないらしい。 【一人称】は柔らかなベッドの上じゃなきゃ眠れないのに...。 仕方ないので【一人称】だけハンモックで眠ることにする。 ここならなんとか朝まで眠れそうだ。 明日は何をするのだろう...。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-15 07:23:42
12日目 厚いヴェールに太陽神は打ち勝った ハンモックで寝たら、激しく蚊に刺された...。 これだから野山は嫌いなんだ...! 蚊に刺された手足を冷やしに近くの川に行くと、荒れ果てた道の奥にホコラというものを見つけた。 【先生】に聞いてみると、これは神様を祀っているのだという。 【一人称】もこうして人々に祀られるようになりたいものだ。 いくら蚊に刺されてるとは言え、やはりハンモックの方が寝心地はいい気がする。 今日は寝袋を着て寝る。 これで蚊に刺されずに眠れるに違いない。 さすが【一人称】、素晴らしい考えだ...。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-15 07:28:53
13日目 日の光はさんさんと地上へ降り注ぎ... 寝袋に入ってハンモックで寝てたら、顔だけ蚊に刺された!!! 顔が...美しい【一人称】の顔が...。 泣いていたら【先生】が慰めてくれ、ムピをくれた。 喜んで顔に塗ったら.........それからあとのことは思い出したくない。 あんな地獄がこの世にあったのか...。 【一人称】は目を押さえて転げまわることしかできなかった。 だから虫の多い場所は嫌いなんだ...!!! 夜は【先生】と星を見た。 やはり美しいものだけが【一人称】の心を癒してくれる...。 流れ星が落ちたので、【一人称】の美しさが永遠になるように祈っておいた。 この祈り、神に届くといい...。 明日はまた、お祭りがあるらしい。 今度こそ、【一人称】を讃える祭だといいな...。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-15 08:40:31
14日目 女神は太陽神の前でついに涙をぬぐい... 今日は朝から雨が降っていたが、そのうち止んで晴れた。 今日の祭りでは花火を打ち上げるらしく、【先生】は持ってきた浴衣に着替えていた。 やはり【一人称】も、いつかああやって大きな花火を打ち上げてコンサートをしたりPVを撮りたいものだ。 明日はもう、いつもの家へ帰る。 割と美しいものが見れたような気がする14日間だった。 【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-15 09:13:25
最終更新:2013年08月15日 09:13