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竹田千愛&アサシン ◆U93zqK5Y1U


私たちみんなの苦しみを、ほんとに誰も知らないのだもの。
いまに大人になってしまえば、私たちの苦しさ侘びしさは、可笑しなものだった、となんでもなく追憶できるようになるかも知れないのだけれど、けれども、その大人になりきるまでの、この長い厭な期間を、どうして暮していったらいいのだろう。
誰も教えて呉れないのだ。

太宰治『女生徒』

本。本。本。

本の香りで満ちていた学校図書室の地下に。
もっと古い本の香りで満ちている学校図書室の書庫があった。
左右にはホコリをかぶった本棚があって、天井には蜘蛛の巣があって、床にはゴソゴソとしたゴキブリがいて。
中央の少し開けた空間には、二人くらいなら座れそうな古い学習机と椅子がある。

そんな空間に好んで寄り着く者がいるとしたら、それはよっぽどの“文学少女”だろう。
あるいは、どうしても一人きりになりたかった、孤独な生徒か。
もしくは、こっそりと作戦会議をしたがる二人組とか。

「フーンフフ、フーンフフ、フフフンフーン♪」

椅子に座っているのは二人。
少女の方が、鼻歌をうたう。
歌いながら、テーブルに置かれていた水筒の蓋をくるくると開け、二つあるマグカップへとお茶を注ぎ始めた。
歌のリズムは日本人ならよく知っている童謡で、「こうこは、どうこの、細道じゃ~♪」という歌詞にあたる。
よく知っていても、普通の女子高生なら鼻歌にチョイスしたりはしないが。

「アサシンさんも、どうですか? ほうじ茶ですよ」
「ありがとうお嬢さん。でも、まずは私に喋らせてほしい。
とても重要なことに気が付いてしまったのだよ」

郷土資料の本棚から持ってこられた地図を広げていたのは、どこにでもいそうな二十代の青年。
否、二十一世紀へと突入した現代のこの町で、くたびれた砂色の外套に洋風の開襟シャツという正装はだいぶ懐古趣味が過ぎるかもしれないが。
それでも、町中をすたすたと歩けるぐらいにはどこにでもいる。
むしろ目立つのは、首と手首にぐるぐる巻かれた白い包帯と、そして首から上だけは浮浪者を名乗っても通用しそうな黒い蓬髪にどんより濁った瞳だろう。
地図のあちこちに鉛筆で色々とメモがあるのは、さきほど少女が手ずから町を案内した時に書き込んだものだ。

「何か発見したんですかぁ? アサシンさんっ」

少女はキラキラとした声で、小柄な体を傾けて身を乗り出した。
『散歩につれていってあげるよ』と言い出すのを期待する子犬のように、無邪気な顔。
だって、彼は自らを『アサシン』だと名乗ったのだから。
プロの暗殺者が、戦いの舞台を俯瞰しているのだから、きっと頼もしい。
そして、男は言った。
真顔で、真面目な顔だった。



「この町には、自殺に適した場所(スポット)が無い」
「…………」



「町を流れている川はダメだ。水の透度が少ないから川面から見ただけでは浅いところと深いところが判断できやしない。
浅瀬でも入水自殺はできなくはないが、他人に見られて妨害される可能性が相当にある。
ああ、それに投身自殺もダメだね。この町で簡単に侵入できて高さのある建物となると限られる。
マスターは知らないかもしれないが、学校や病院の屋上というのは意外と投身自殺に向かないのだよ。人間は四階や五階から飛び降りたぐらいでは、意外と死ねないからね。
足から地面に落ちて両脚の複雑骨折でのたうち回るなんて私はごめんだ。そう言えばマスターの好みを聞いていなかったね?
マスターは自殺するなら身投げがいいかい? それとも薬物?
心中するなら定番は練炭かな。あれってすごく頭痛がするとも言うけど、実際はフワフワして気持ちいいらし」それ以上は喋らせなかった。

少女はキラキラと無邪気な笑顔をばっちりと保持したまま、言った。

「わぁ、そんなことまで分かっちゃうなんてすっごぉーい。
さっさと自害してくださいダメサーヴァント」
「どうしてマスターは令呪を見ているのかな? しかもすごく使いたそうに」


男はにっこりとしていた。
直後、少女はどんよりと顔をくもらせて、ばったりと学習机に突っ伏す。
みるみるうちに、子犬のような目には涙がたまっていく。
感情を爆発させる幼な子のように、足をバタバタと揺らす。

「きっ、聞いてませんよぉ~。殺し合いをやるなんて、怖いことを思い出して。
ぐすっ、でも、サーヴァントさんが来てくれたから『守ってもらえるんだ』って安心したらっ。
サーヴァントから最初に『お嬢さん、死にたいから首絞めて』って言われるなんて……あんまりですよぉ~」
「そう言われてもねぇ……私の叶えたい願いといったら、『清く正しく明るい自殺』くらいしか無いんだけど。心中ならもっと良い」

少女はさらにくるりと表情を変えた。
むっとして顔をあげ、ぷんすかと反論。

「『英霊』の時点で、とぉーっくに、死んでるじゃないですかぁ~!
だいいち、この『戦争』が終わったら、アサシンさんだってお空に帰っちゃうんですよ!?
自然消滅ですよ? 自殺する意味ありませんよぅ!」

少女を知る者がその光景を見れば、
――少なくとも、彼女の『本性』を知る者ではなく『うわべ』を知る者が見れば、
「あの竹田がツッコミに回っている……だと?」と驚いたことだろう。

「やや、これは然り!
たとえ死にきれなかったとしても、戦争が終わればひと思いにやすらかに、しかも死体が残らないから迷惑をかけることなくクリーンな強制送還!
なんて理想的な死に様だろう。つまり『英霊の座』は自殺嗜癖(マニア)の聖地だったのか!
いや、だが待てよ。帰るということは、次の聖杯戦争があればまた呼び出されるということではないか?
だとすればサーヴァントとは生きる苦しみと死ぬ苦しみの無限連鎖(ループ)地獄!?
なんということだ、かつては『名探偵』として民草の崇敬を一身に良くしたこの『太宰治』が、戦争だかなんかのためにボロ雑巾のごとく擦り減らされてしまうなんて……」

『太宰治』という名前が出るや、少女――竹田千愛はいぶかしげな顔をする。

「千愛の知ってる『太宰治』は探偵でもアサシンでもなくて作家さんです。
しかも、薬物中毒になったり、実家の脛をかじってるのに大学に行かずに遊びほうけて怒られたり、
奥さんに『誰より愛していました』とか遺書を書いたのに別の美人な愛人さんと心中しちゃうようなダメダメ人間です」
「美人さんと心中か。その同姓同名作家とやらはずいぶんと羨ましいなぁ。
うん、代わって欲しい。そこ代われ」
「うわぁ。うっとりとした目で、女の敵なこと言ってますよ。こわーい」
「何を言うんだい。私は女性にはみんな優しいよ。あらゆる女性は生命の母であり神秘の源だもの」
「女性に優しい人は、女性に『死んでくれ』とか言いませんよぅ!」

千愛は確信する。
この人はやっぱり、太宰治なんだ。
出自も、職業も、能力とかも違うけれど、きっと似たような魂の下に生まれてきたんだ。
『色々なこと』があって、すっかり太宰治に詳しくなってしまった千愛が確信するのだから間違いない。
ウソつきで、調子のいいことばっかり言って、悪い大人の見本みたいにダメダメなところとか、間違いなく太宰治だ。

「どうやら、我が主は勘違いをしているようだね」
「どこがですか?」

あの『人間失格』の、太宰治だ。



「君を心中に誘ったのは、てっきり君も『同じ趣味の仲間』だと思ったからなのだ」



にっこりとした笑みで、何気無さそうに放たれた言葉。
視線の先にあるのは、竹田千愛の左手首にある、『令呪ではない傷跡』だった。

「……やっぱり、分かるものなんですね」

竹田千愛の顔から、ありとあらゆる、表情と呼べるものが消える。
右の手のひらで逆の手にあるリストカットの痕を隠し、空っぽの瞳でサーヴァントを見つめる。
ここからの竹田千愛は、『本当の竹田千愛』だ。

「あたしは、自殺が好きじゃないですよ。ただ、死にたくなる時があるだけです」

こんな風に、私は異常者なのですと自白する真似なんて、いつもならできないけれど。

「マスターは、聖杯戦争をするまでもなく、死にたいのかな?」

相手が、『太宰治』なら。
騙したって傷つけたってお互い様の人間失格が相手だから、こんなことだって言える。

「あたしのような……人が死んだってなんとも思わない人でなしが殺し合いをしたら、
どうなると思いますか?」

竹田千愛。
幾『千』もの『愛』。
それに恵まれることを願って命名された名前だとしたら、なんて皮肉。
そう名付けられて生まれた女の子は、愛だとか、思いやりだとか、恋心だとか、人間らしさといったものが欠落していた。
だけど、欠落していることが恥ずかしかったから、ずっと演技をして隠してきた。
『フツウのかわいい女の子』の振りをしてきた。

「適材適所だとでも、言いたいのかな?」

尋ね返すアサシンの目にも、感情の揺らぎはない。
まるで、竹田千愛は本当はこういう顔をする子なのだと、最初から見抜いていたかのように。

「色々、考えました。今でも考えてます。
何でも願いが叶えられるなら、『フツウの女の子』にもなれるのかな、とか。
それはとっても、なってみたいな、とか。
でも、『また』人を殺したりしたら、今度こそ『人間失格』になるかもしれない、とか。
『フツウの女の子』なら、こんな風に悩んだりしないで、『生きて帰りたい』とか怖がったりするのかな、とか。
それはなんだか、ちょっとずるいな、とか。
それとも、とっても立派でゆずれない願いがあって、戦おうとしてるのかな、とか。
だとしたら――」


もしかすると、独りよがりな子どもの馬鹿げた発想かもしれないけれど。

「――この町では、ただ生きているだけで、他の人達を損なうんですよね」

少女はそれを、悲しいことだとは分からないけれど、
そうなりたくないとは、思っているから。

「そうまでして生きてるより、誰かのために殺されて死んだ方がいいのかな。とか」

そう言った瞬間に、太宰治がその黒くて暗かった瞳で、まじまじと竹田千愛を見た。
まるで、初めて心動かされるものを見たかのように。
千愛はその沈黙に戸惑ってしまって、マグカップのほうじ茶を一口のむと、「てへっ」とおどけてみせた。

「……なーんて。ちょっと、思ってみただけですよぉ。死にませんって」

道化の仮面は再着されて、いつもの竹田千愛になる。
このお話は、ひとまずお仕舞い。そのつもりだった。

「だから、アサシンさんの趣味には付き合えないと思います。
お願いを叶えてあげられなくて、残念でした」
「竹田千愛君」

男が、初めて少女の名前を呼んだ。

「確かに私と君とでは、似ていても違うようだね。
最初は似た者同士だから呼ばれたのかと思ったけれど、それでも違う」

千愛は、顔をぎくりとこわばらせた。
なぜなら、『太宰治』は似ていたから。
かつて、『この人なら私の気持ちを分かってくれる』と惹かれて焦がれた人に、似ていたから。
だから、否定されるのは怖い。

「さっきの君は、むしろ私の部下に似ていたよ」
「部下、ですか?」
「そう、『武装探偵社』の部下」
「ああ、そう言えば自称探偵さんでしたっけ」
「『自称』を強調されると傷つくんだけど」

しかし、否定はされなかった。
言われてみれば、作家の太宰ではなく自称『探偵』だった。
死んだ魚のように濁った眼をしてる自殺嗜癖の探偵なんて、未だに信じきれないけれど。

「確かに私には『自殺』くらいしか願いが無い。けれど、これでも私は探偵をしている。
そして、依頼人を助けるのが探偵だよ」

詐欺師のように、何を考えているのか分からない飄々とした笑みだった。
にも関わらず、千愛には男が嘘をついてはいないと思ってしまった。
それは、千愛が男のことを理解できるからなのか。
それとも、男のことを理解できないから騙されているのか。



「つまり、君が助けを求めるならば、私は君を助けよう」

似ていないとしたら、千愛は『人間失格』なんかじゃない、別のところに辿り着くのだろうか。



――君は、■■先輩と別のところへ、辿り着かなきゃいけないんだ!



そう言ってくれた、かつての救い主の言葉を思い出す。

「アサシンさんは、あたしが好きだった人に似てますね」
「へぇ。マスターは私みたいな男に恋をしていたのか」

どこが同じなのか。
どこが反対なのか。
『女』の対義語(アント)が『男』であり。
『子ども』の対義語(アント)が『大人』であり。
『逸脱』の対義語(アント)が『普通』であるなら。

「恋じゃありませんよ、きっと」

『人間(Man)失格』の対(アント)は、『普通の女の子(girl)』なのか。

「でも、好きでした」

ただひとつ、言えることは。
『人間失格』から見た竹田千愛という少女は、理解できない異常者ではないということ。

――少女もまた、迷える子犬(ストレイドッグ)の、一匹だということ。

【クラス】
アサシン
【真名】
太宰治@文豪ストレイドッグス
【属性】
混沌・善

【パラメーター】
筋力:E 耐久:D 敏捷:C 魔力:E 幸運:D 宝具:EX

【クラススキル】

気配遮断:C
自身の存在を他者に察知されないスキル。
職業柄(前職でも今の仕事でも)、潜入捜査の心得があるので、まあそこそこ。

【保有スキル】

対魔力:A+
事実上、あらゆる魔術(令呪の命令を除く)ではアサシンに傷をつけられない。
後述の宝具のせいなので、クラススキルではなく保有スキルにあたる。

死にたがり:A+
趣味:自殺。モットーは『清く正しく明るい自殺』。
ただし、『趣味』が自殺だと言っているように、誰かに助けられるか、太宰自身のドジによって失敗するかのパターンがお約束となっているために、『死にたくても死ねない死にスキル』となっている。
そのためにアサシンは(前述の対魔力もあって)令呪によって自害を命じられても、二画までは抵抗できてしまう体になっている。

策謀看破:B
 直接的な戦闘ではなく、戦術・戦略レベルにおける作戦行動を見抜く洞察力。
 後述の職業柄、また生まれつき『その仕事』の才能があったために身に着いたもの。

情報末梢:C
対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から、一部の情報が消失する。
消失する情報は、クラス名、宝具、スキル。
後述する宝具(二つ目)のせい。


【宝具】
『人間失格(ニンゲンシッカク)』
ランク:EX 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
触れた能力(魔術、異能)を無効化する宝具。
常時発動型宝具であり、『能力で造り出した拳銃』を使って太宰を射殺しようとしても銃弾の方が消滅してしまう。
この宝具があるために、魔力が無いにも関わらず対魔力EX。
太宰自身の奇矯かつ人畜有害かつ駄目人間の見本のような性格まで「生前に築き上げた伝説がカタチになったもの」補正としてしっかり反映されているので、『魔力を打ち消す』というよりも『敵の思惑をぶち壊しにする』という概念武装みたいなもの。
つまりメタに説明するなら『上条さんが右手で鯖に触ったら鯖は消えるのか問題』については考えなくていいですよ、ということ。

『黒の時代(ポートマフィア)』
ランク:C 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
常時発動型宝具。
そして、太宰治が『アサシン』として召喚された理由。
太宰の経歴は政府の特務機関が2年を費やして念入りかつ念入りな情報の末梢を行っており、探偵になる前は何をしていたのか遡ることは不可能となっている。
太宰自身は『前職を当ててみなよ』と日ごろから賭けのネタにしているものの一度も正解者が現れたことはなく、懸賞金は膨れ上がる一方。
本来は宝具扱いされるほどでもない逸話なのだが、『太宰治という人物』が一般からは『文豪』として認知され、『人間失格』も能力などではなく『文学作品』として知られていることによる知名度補正からの逆補正を受け、宝具の域にまで昇華されてしまった。
常にCランク程度の情報末梢スキルが働いている状態となる。
「太宰治が『元マフィア』だということは知られていない」

【weapon】
完全自殺読本。
古今東西のありとあらゆる自害の方法を網羅した愛読書。
ただの稀覯本。

【人物背景】
文豪、太宰治……ではない。
異能力集団『武装探偵社』の調査員にして荒事担当の一人。22歳。
前職は横浜で最も巨大なマフィア組織の幹部。マフィア時代は笑顔で人を拷問する(精鋭の拷問班が取り組んでも自白しなかった鉄腸漢でも、太宰が訊ねれば口を開いたらしい)ような冷血漢であり、太宰にとっては『正義も悪も同じ』で、『孤独を埋めるものがあらわれない』世界に失望しての自殺未遂を繰り返していた。
マフィアになった理由は『血と暴力と人間の本質が見える世界にいれば、何かあると期待したから』。
しかし、唯一の理解者となった人物が組織の首領に切り捨てられて、目の前で死亡。
最期にその人物から『人を救う側になれ』と道を示されたことで、『人助けができる仕事』――探偵社の社員へと転身した。

【サーヴァントとしての願い】
趣味の自殺も難しそうだし、マスターを助ける。



【マスター】
竹田千愛@“文学少女”シリーズ

【マスターとしての願い】
『フツウの女の子』になりたい。

【能力】
強いて言えば、周囲を完璧に欺きとおせる演技力と、いざとなれば犯罪に分類される行為をも躊躇なくやってのける行動力。
周囲からは『純粋無垢で健気でやさしく明るい子犬のようなドジっ子。かわいい』だと思われている。

【weapon】
カッターナイフ。
リストカットの常習犯。

【人物背景】
聖条高校一年生。外見年齢は制服を着ていなければ中学生と間違われる程度。
生まれつき共感する能力や他人の痛みを感じ取る能力が欠落していたため、『親しい人物が死んでも悲しいと思えない』『他人を傷つけても痛いと感じない』『赤ちゃんや可愛い動物を見ても可愛いと思えない』『みんなが可笑しくて笑っていることや、悲しくて泣いていることの、何が可笑しくて何が悲しいのか分からない』といったことに多大なコンプレックスを抱いていた。
(決して感情がないわけではなく、特に『みんなが当たり前にできることができない』とについては深く思い悩んでいる)
“文学少女”1巻での一連の事件がきっかけで太宰治の作品を読むようになり、特に『人間失格』は五回も読み返して泣いてしまうほどに傾倒している。

【方針】
生きていく理由、生きていてもいい理由を見つけたい。

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最終更新:2015年04月20日 21:10