大富豪の時間 ◆zzpohGTsas
突然ですが、私は世界で一番物騒で、世界で一番奇妙な姿をした先生から授業を教わる、世界で一番面白い教室の生徒です。
調子に乗りやすく、スケベで、マッハの速度で移動出来て、触手が生えてて……そして、人に物を教えるのがとっても上手な、タコみたいな先生。
あの先生、通称殺せんせーと呼ばれる人がやって来た時の事は、今でも忘れません。
エンドのE組と呼ばれ、落ちこぼれだ落伍者だと蔑まれて来た私達の下に突然、国の偉い人達と一緒にやって来たあの先生。
殺せんせーは言いました。今から1年間此処で担任をします、1年以内に私を暗殺出来なければ、私はこの地球を破壊します、って。
其処からの時間は、あっという間に過ぎて行きました。
皆頑張って先生を殺そうとするけど、結局全然先生に攻撃が当たらなくて、協力の重要さを改めて実感した事。
暗殺って言うありえないような要素はあったけど、とても楽しかった京都旅行。皆で知恵を絞って勝利した野球大会。
殺せんせーから教わった勉強の成果を試そうと皆で頑張る期末テスト。成績優秀クラスにご褒美で与えられる沖縄旅行。
あれだけ敵対してたイトナ君の入校。激しい棒倒しが印象的だった運動会。不注意で怪我させちゃったお爺さんが運営する保育施設でのボランティア。
殺せんせーが来てからのE組は、それまでの緩み切ったダメなクラスから、まるで変りました。
殺せんせーをいつか殺すって言う目的の下で、クラスの皆が協力して、時には、殺す相手である先生に勉強を教わったりしたり、
時には烏間先生やビッチ先生に、学校では絶対教わらないような、だけど楽しい事も教わったりして。
先生を殺すって言う、ありえない目的で結束されたクラスだけれど。その殺す対象に勉強を教えて貰ったり、一緒にご飯を食べたりしてるクラスだけれど。
時には先生を巡って、色々なトラブルが起きたりするクラスだけれど。それでも私は、殺せんせーがこの教室に来て、良かったと思ってます。
だって――例えエンドのE組って呼ばれてるようなクラスでも、学校はこんなにも楽しいところだって、あの人は気付かせてくれたから。
「まだ踏ん切りがつかないのか、女」
……悩んでる私の様子など一切関係なく、そのサーヴァントは勝手に霊体化を解いて、そんな事を言い始めた。
何て空気が読めないサーヴァントなんだろう。うんうん唸って悩んでる私の様子が見えてないのかな?
「簡単についたら苦労しないよ~……」
心底困ったような口調で、私、倉橋陽菜乃は目の前の男に恨みがましい目線を送った。
人っ子一人存在しない、遊具も少ない寂しい夜の公園での事でした。
この世界の違和感には、大分早い段階で気付けたと私は思ってます。
記憶を封じて、何処かも知らない街で偽りの役割を与えられて、それに沿った生活を送らせられてたみたいですが……私には無意味です。
だって私は、世界で一番奇妙な教師を殺すのが目的の、世界で一番恵まれた授業を行っている、世界で一番物騒なクラスの生徒なんですよ?
私がこの世界で演じろと強いられたのは、市内の公立中学の女子生徒と言う平凡なそれですが、今更そんなありきたりな生活、私にとっては違和感しかありません。
クラスが違う、学校が違う、何よりも……勉強を教わっている教師が違う。違和感が積もり積もった結果、本当の記憶を思い出したのは、2日前の事。
私の知らない街に勝手に召喚され、聖杯戦争って言うありえないような知識を勝手に植え付けられ、しかもそれを行えと強要させられる……。
酷い混乱状態だった私の目の前に、そのサーヴァントは現れたのです。丁度、公園での今この瞬間の位置関係みたいに。
本物の黄金で出来た、値段すら付けられなさそうな位豪華な鎧を装備した、放射状に広がった緑髪に、綺麗な碧眼をした男の人。
ラグビーでもやってるのかなと思う程に体格が良く、背丈も大きく、そして、悔しい程にイケメンで。
しかしそれでいて、どんな人でも見下していそうな程の上から目線さ、傲岸不遜さを、身体中から発散させる人でした。
この人が、聖杯戦争での私のサーヴァントとして召喚された人。クラス名は確か……『ビリオネア』、だったかな。
Billionaire……英語で億万長者とか、大富豪って意味だったよね? お金持ちのクラスって、なんか変なの。
「如何なる願いでも叶う聖杯が手に入るのだろう、狙いに行くのが当たり前だと思うが」
「うー……、その為に人殺さなくちゃいけないなんて、出来るわけ……」
其処まで言って、私は、自分が椚ヶ丘中学の3年E組の生徒だ、と言う事実を思い出しました。
殺せんせーを暗殺する事を目標の1つに掲げている教室、ナイフと銃で友情の結ばれた、奇妙なクラス。
そんなクラスでありながら、人を殺すと言う事について嫌々言ってる自分が、妙だな、って事に気づいてしまったんです。
地球の命運を賭けて――その自覚は薄いけど――殺せんせーを殺さなくちゃいけないのに。
自分の命が懸っているとは言え、生身の人間を殺すんだと思った時、沸々と、恐怖感が明白に湧いて出てくるのを感じ始めた。
殺せんせーの暗殺には積極的に取り組んでる自覚はあったつもりだったけれど、それは先生がマッハの速度で動く地球外の生命体みたいな生き物だからと言う事と、
地球を守る為って言う大義名分があるからであって、本当の私は人を殺せる度胸何て全然ない、ただの中学生だって言う事を、改めて実感させられた。
「恐れているのか」
腕を抑えて震える私を見下しながら、ビリオネアのサーヴァントは言った。
恐くない、って言っても嘘だと見透かされる気がしたから、静かに私は首を縦に振る。
殺す、と言う言葉の意味は、理解している筈だった。同年代の男女よりも、下手な大人よりも。
だけど実際、本当に殺さなきゃいけない状況になると、こんなにも震えは止まらないんだなって、心の中の冷静な倉橋陽菜乃が考えていた。
「サーヴァントやマスターを殺すのは私だ。貴様が恐れる必要はない筈だろう」
「でも、マスターが私を殺しに来たら、応戦するかも知れないんだよね……?」
「時と次第によってはそうなるだろうな。自分の身は自分で守らなければならない時だって、来るかもしれん」
そう言う覚悟は決めておいた方がいい、と言う事なんだろう。
少しだけ気が楽になりましたけど、やっぱり、不安は完全には払拭出来ていません。
「人を1人殺してまで願いを叶えるってのはちょっと……」
「つまらんな」
バッサリとビリオネアは斬り捨てた。「あう……」、と口ごもる私。
「万能の願望器とすら呼ばれる代物が戦いの末に手に入るのならば、何をしてでも手に入れようと動き回るのが普通ではないのか」
「わ、私の価値感と貴方の価値観は違うんです~。一緒にしないで下さいますか~?」
ぶーぶーと小学生みたいにふてくされたような態度で言葉を口にする。
心なしかビリオネアが、呆れたような目で私を見ている気がした。
「第一、ビリオネアが聖杯に願う事って、何なの?」
改めて私は、ビリオネアの容姿を確認した。
整った顔立ち、健康で強靭そうな身体つき、ビリオネアのクラス名に負けない、如何にもお金を持ってそうな独特のオーラ。
庶民の私が欲しそうな、全てのものや才能を持っているのではと思ってしまう程に、完璧に見える人間。
何処となく、A組で一番、いや、学園で一番の優等生の浅野学秀くんと、その父親であり学園理事長の浅野學峯先生とダブって見えた。
そんな人が、今更聖杯に何を願うと言うのだろうと。私は少し疑問に覚えたのです。
「フン、貴様の言う通り、今更聖杯に願うような願いはないが……1つだけ、願うのではなく、証明して見せたい事がある」
「なになに?」
「――この世界は金こそが全てであると、私が聖杯戦争に勝利し、その真実を世界に刻みつけてやる事だ」
一切の迷いなくそんな事を言うビリオネア。ドンッ、と言う効果音が彼の背後で轟きそうでした。私は思わず、ドン引き。
ビリオネアは私のそんな様子を妙に思ったらしく、「何だ」、と、不機嫌そうな声音で声を投げ掛けて来た。
「えぇ……だって、それが、人を殺してまで証明したい事なの……?」
それならばまだ、身長があと10cm欲しいだとか、胸が大きくなりたいとかの方が、可愛げがあるような気がしてならない。
「貴様の価値観は解らんが、下らないだのつまらないだのと思われる筋合いはない。私にとっては金こそが全てなのだから」
「え~、それって寂しくない? もっとこう、お金以外に大切な物とか――」
「ないな」
即答されてしまった為に、私は言葉に詰まってしまった。此処まで迷いなく答えられると、どう二の句を告げれば良いのか解らない。
「逆に私の方から聞きたいが、お前の願いは何なのだ?」
「わ、私……?」
「そうだ。聖杯戦争で死にたくないと言う事は、勝ち残り、聖杯を手にすると言う事とほぼ同義だ。
生き残ると言う事は必然、聖杯の入手とイコールだ。そうなったら、お前は何を聖杯に願うと言うのだ」
「聖杯に……」
もしも聖杯が手に入ったら……? 人を殺してまでは欲しくない、と言うのは本当の所だけれど、何かの間違いで手に入っちゃったら……って事だよね。
何も願いたくないって言ったら、正直嘘になる。私だって1人の人間だもん、何か願う所はある。
殺せんせーの消滅? いやいや、あれはE組全員の目標だよ!? 私達の力で暗殺しなきゃ、絶対ダメ!!
ブンブンと頭を強く横に振るい、何かないかないかと考えたところ、「あっ」、と思い出した。これならば良いんじゃないか。
「100億円!!」
「……何?」
流石に単語だけでは伝わらない。ビリオネアは、変な生き物でも見る様な目で私を眺めていた。
「100億円を手に入れてね、くらはしどうぶつえんを設立するの!! 世界中から猛獣とか昆虫を集めてね、世界で一番の動物園を――」
「下らん」
私が夢を語りきる前に、ビリオネアはバッサリと斬り捨てた。
余りにも短い言葉で、何の躊躇もなく、だ。思わず私つんのめって転びそうになる。
「く、下らないはないんじゃないかな!? これでも大真面目に――」
「お前、人の野望にケチをつけておいて、自分の願いがダイレクトに金に関わるものとは何事だ? 矛盾していると思わないのか」
「うっ、それはー……。そう!! 100億円は手段だよ手段!! 目的は動物園の設立だもん!!」
「動物園を開く為の土地の購入、施設内の建物の設立、動物の購入費と餌代を筆頭とした飼育費、人件費、宣伝費、維持費諸々……。
お前の経営手腕では、100億円などすぐに使い切ってしまいそうだが、大丈夫なのか?」
「大丈夫だもん!! 今すぐ開くって訳じゃないし……そう言う事は追々勉強するから!! 不安にさせるような事言わないでよね!!」
これ以上意見しても埒が明かないと判断したのかは知らないけれど、ビリオネアは、本当に呆れ果てたような表情を作りながら、
空気と同化していくみたいに透明になって行き、最終的に私の目で見えなくなった。霊体化、と言うらしい。頭の中に刻み込まれた情報にはそうある。
まったく、人の夢にあそこまで真っ向からケチ付けるサーヴァント何て、本当に失礼しちゃう!!
それは、私が最初にビリオネアの目的に難色示しちゃったのはアレだったかもしれないけど、直接は言ってないもん!!
どうせサーヴァントに来るぐらいだったら、もっと仲良く出来る人が良かったなぁ。
……殺せんせーとかだったら良かったのに。マッハで動けるんだから、絶対優勝出来ちゃうもんね!!
ふう、と、誰もいない夜の公園で1人寂しく溜息を吐いてから、私は家へと戻るのでした。
あの失礼なサーヴァントと本当にやっていけるのかどうか、という不安を胸に抱きながら。……でも少しばかり、当初のような不安は薄らいだ、かな……?
其処だけは、感謝するべきかも。本当に、ちょっとだけ、だけど。
……あ、そう言えば、あのサーヴァントの名前は何て言うんだっけ……。出会った当初、本名――真名と言うらしい――で呼ぶのは弱点露呈に繋がるから控えろ、
って、本当に口酸っぱく言われて来たから、本当の名前があんまし頭に入ってないのです。確かえーとえーと……あ、思い出しました!!
確か、元マルハーゲ帝国四天王の1人、『ハレクラニ』って言うサーヴァントです!!
マルハーゲ帝国って……、何だか冗談みたいな名前だよね。何処かの国の言葉なのか、無事にE組に戻れたら殺せんせーに聞いてみよっと!!
【クラス】
ビリオネア
【真名】
ハレクラニ@ボボボーボ・ボーボボ
【ステータス】
筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D+ 宝具A++
【属性】
中立・悪
【クラススキル】
黄金律:A+
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
【保有スキル】
真拳使い:A+++
ビリオネアのいた世界では普遍的な、戦闘における流派に似た考え方。
習得ランクや真拳の内容はピンからキリで、数時間でマスター出来るような下らない真拳から、何十年とかけなければ習得出来ない絶技の数々を秘めた真拳まで様々。
ランクA+++は世界全体を見渡しても最高峰の真拳使い。ビリオネアは硬貨や紙幣、宝石や貴金属の所有数で力の決まる、『ゴージャス真拳』を極めている。
魔力放出(紙幣):A
武器、ないし自身の肉体に魔力で出来た紙幣を纏わせたり、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
紙幣はサーヴァント以外の存在、つまりNPCやマスターが触れれば強制的に紙幣やコインへと変化させたり、
紙幣自体を高速で放って切断させたり弾丸のように直撃させる事も可能。
全英霊やサーヴァントを見渡しても、ビリオネア程独特な形で魔力を放出するサーヴァントは存在しないと言っても良い。
信仰の加護(金):A
一つの価値観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。ビリオネアはこの世で最も重要な物は金であると認識している。
カリスマ(偽):B
生来備わっていた天賦のものではなく、金の力に裏打ちされた偽りのカリスマ。
魔力供給(金銭):B
魔力の回復手段を、マスターによる魔力の供給や魂喰い、霊地等の確保以外に有しているサーヴァントに与えられるスキル。
ビリオネアは、自らが魔力的に生み出した金銭ではなく、聖杯戦争の舞台でマスターやNPCが使う事が出来る金銭を所持していると、魔力の回復速度が速まる。
所持額の多さに、魔力の回復量は比例する。
【宝具】
『財は力なり(ゴージャス真拳)』
ランク:A 種別:対人~対城宝具 レンジ:1~500 最大補足:1~1000
ビリオネアがマスターし、そして操る事が出来るゴージャス真拳が宝具となったもの。
ゴージャス真拳とは、ビリオネアが保有する常識では考えられない程膨大な量の貨幣や硬貨、貴金属に宝飾類と言ったものを操る技術体系の事である。
コインの絵柄の人物を現実世界へと召喚させる、弾丸の如き速度で宝石類を降り注がせる、100億ドル分ドル札を砲弾状に固め、バズーカ方に等しい威力で発射する等、
ユニークな見た目とは裏腹に、かなりの殺生性を秘めた真拳である。
特にビリオネアが好む技は、人間1人を包める程に紙幣を拡大化させて相手を包み込み、その人物を紙幣やコインにしてしまう技。
サーヴァントレベルの存在を紙幣やコインには出来ないが、マスターやNPCなどを変える事は可能である。
『無限大の財の集いし万魔殿(ハレルヤランド)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:500~ 最大補足:1000~
生前ビリオネアが管理運営していた、巨大遊園地、ハレルヤランドを固有結界として展開する宝具。
財力が集まれば集まる程その力が増すと言うゴージャス真拳の性質上、生前ビリオネアの富の殆どが集中していたとされるこの固有結界の中では、
ビリオネアは100%以上の実力を発揮可能で、固有結界の中に限り、ビリオネアの全ステータスは大幅な上方修正を受け、
ゴージャス真拳による技の数々の威力や規模も増す。ステータスアップの宝具以上の役割はない為、生前のハレルヤランドで番をしていたヘルキラーズ達は存在しない。
【weapon】
ゴージャス真拳の使い手として、身体能力はかなり鍛え上げられており、肉弾戦を得意とする。
【人物背景】
元々は、マルハーゲ帝国に存在する一団、マルハーゲ四天王の1人であり、四天王最強の存在と言われていた男性。
少年時代は今の財力からは考えられない程の極貧生活を送っており、その時の悔しさから、金に対する執着を強め、今の地位へと上り詰め、その過程でゴージャス真拳を編み出した。
ハレルヤランドと言われる遊園地を運営、その莫大な富を更に膨れ上がらせていたが、実体はマルハーゲ帝国が徴収した奴隷を裏で強制労働させてコストを浮かせたり、
極端に収益の減っているアトラクションを、其処で人が遊んでいるか否かに関わらず気分次第で爆破させるなど、その本性は冷酷な男。
最終的には他の四天王同様、ボーボボ一行に敗れ去る。復帰してからは、ボーボボへのリベンジに燃える。
が、ボーボボに敗北した事が何らかの契機になったか、少しばかり性格は柔らかくなり、危機に陥ったボーボボ一向の一部を助けたりする、
と言った、昔の彼では考えられないような側面を見せるようになった。
【サーヴァントとしての願い】
この世で最も重要な物が金であると言う事を今度こそ知らしめる。
【基本戦術、方針、運用法】
非常に珍しい運用法を強制させられるサーヴァント。マスターの経済力がそのままサーヴァントの強さに反映される。
マスターの経済力が低くとも、ビリオネア自体は高い戦闘能力を誇るが、対魔力がないと言う事と、実戦向けのスキルが少ない事が、不安点になる。
ハレルヤランドは非常に強力な宝具ではあるが、魔力供給(金銭)スキルが不安定の内は、陽菜乃には使用は厳しいか。
兎に角、このサーヴァントは魔力の確保よりも、金銭の確保の方が重要になると言う、かつてないサーヴァントになるだろう。
【マスター】
倉橋陽菜乃@暗殺教室
【マスターとしての願い】
くらはしどうぶつえん設立!!
【weapon】
もと居た世界では、殺せんせー暗殺の為に必要な、自衛隊の開発した強化繊維服を持っていたが、聖杯戦争への舞台の招聘の際に消失している。
【能力・技能】
生物に関する知識がそれなりに豊富。同年代の少年少女に比べて持っている知識はかなりマニアック。
また、暗殺者にしてE組の特別英語講師であるイリーナから接待術を学んでおり、交渉術にはそれなりに長けていると思われる。
ナイフ術に造詣が深く、こちらはクラスの女子の中ではその片鱗を見せている途中。
殺せんせー暗殺を目的とするE組のクラスメイトの為か、身体能力はE組内部では兎も角、他の同年代の女子に比べたら大分秀でている。
【人物背景】
椚ヶ丘中学校の3年E組、通称『エンドのE組』と呼ばれる、学校での勉強について来れなかった、所謂落ちこぼれの為の特別クラスに所属する女子生徒の1人。
殺せんせーの暗殺には積極的で、向上意欲もあると言えばあるのだが、暗殺しようと先生の下へ向ったら、暗殺しないで勉強だけ教わりそのまま帰る事もある程の、天然な性格を持ち、やや間が抜けている。
動物好きの昆虫好きで、その知識の広さと深さは、非常にマニアック。昨今の昆虫の価格変動についても造詣が深い。
そう言った趣味の為か、学校の勉強においては生物を得意科目とする。逆に、苦手科目は数学である。
E組の中では、取り分けて際立った暗殺技術はもっておらず、良くも悪くも平均的な生徒。可愛らしい性格と容姿の為、クラスの男子の中で気になっていると言う人物も多い。
【方針】
いやだけど、この街でもうちょっと生活してみよう。
最終更新:2015年04月20日 20:55