河童と王様 ◆2Ct1f/dcIk
「戦争って言ってもねぇ。第三者ならともかく当事者になるってのはちょっと遠慮したい訳よ。
そういう物騒なのの脇で儲け話を探したりちょっと尻子玉ちょろまかしてウハウハしたりするのが理想なのよ。
急激な技術の発展を見れるってところは楽しいけど…マジであんまり危険なのはいやじゃん」
長身の男を前にして河城にとりは愚痴る。
彼女は妖怪の山に棲む河童であった。
今はどことも知れぬ街に放り出された少女である。
胡散臭く、ただ危険であることだけは間違いないであろう催しに放り込まれたマスターである。
件のはた迷惑な宗教戦争など比較にならない。厄介事に巻き込まれたものだ。
幻想卿ならどんな戦いも遊びで済む。だがここでは違うのだ。
敵がただの人間だろうと何をしてくるのか分かったものではない、その上サーヴァントなんて化け物がいるのだ。
自分のサーヴァントであるこの男に愚痴が出るのも仕方がないことではないか。だがこいつは愚痴の相手としては失格だ。
「なかなか強かなレディだね。まあ私も血生臭いことは好みではないよ。
マスターの様な可愛らしい女性とひと時の素敵な思い出をつくる方がはるかに有意義だね。
そうだ、これから夜景を楽しみながら食事でもどうかな?」
ジト目で睨む少女にエドガー・ロニ・フィガロは言葉を返す。
彼はとある砂漠の機械王国の王様であった。
今はどことも知れぬ街に召喚された英霊である。
胡散臭く、ただ危険であることだけは間違いないであろう催しに召喚されたサーヴァント・アーチャーである。
こんな戦争を企画したのはあの狂った魔導師と同じく性根がねじ切れているに違いない。厄介事に巻き込まれたものだ。
しかもどうやらマスターとしての資格を持つのは皆少女だという。レディをあえて殺し合わせるとは許せない。
そんな企みは阻止するとして、まずは紳士としての責務として、またサーヴァントとしての役目として、
結構イイ性格をしているであろう眼前のマスターと相互理解を深めなければ。
「ひゅっ…。…また口説くのかよ。そんなキザなセリフがよくポンポン出るよ。
言っとくけど私の方が結構年上だよ。盟友とはいえ河童をあんまりからかうんじゃないよ。馬鹿なの?」
「ハハ、カッパといえば生前も馴染み深くてね、私や仲間もよくカッパになったものだ。
まあ『魔法』によるものだったから大分姿が変わってしまって、マスターの様な可憐なカッパには終ぞ会えなかったがね。
それに今の私はある意味年齢なんて関係ない幽霊みたいなものさ。
マスターの懸念は些細な問題だよ。女性を口説かないなんて失礼なことよりも、ね」
柔らかいスマイルを浮かべて再びしれっと言葉を吐くアーチャー。
主従が話を始めてそこそこ時間が経つが、このアーチャーは事あるごとに口説き文句を交えていた。
これにはにとりもうんざりしていた。
見てくれは良いのだが、その女性に対する情熱が何だか逆方向に作用して印象を落としているのではないか。
それに河童の価値観は人間とはかなりずれているところがある。これもちょっとうまくいかない原因かもしれない。
◆
「…歯の浮くような言葉はちょっとやめて。
巻き込まれちまったものは仕方ないし、今後の話をしよう。
とりあえずあんたは目的とか方針とかあんの?あとあんたの機械は後でよく見せて」
「趣味の話なら大歓迎だとも。私も河童の技術というものをよく学びたいところさ。
…戦争のことなら、私としてはレディ達が相争うような事態を止めたいというのが第一だね。
無辜のレディ達を犠牲にして叶えたい様な願いは無い」
思わず眉間に皺が寄る。
彼は王であった。だからこそ国の為に戦った。そして虐げられた者達の為に戦った。
暴虐を尽くす帝国に面従腹背し、やがて反旗を翻して戦った。
世界が割れてからは、破壊の権化を滅ぼすために瓦礫の山を登り、戦った。
王自らが幾度も手を汚した。
だが常に理不尽への抵抗であり、守るための戦いであった。
故に、望まぬ殺し合いを強いるこの戦争には嫌悪感以外を感じることはない。
「私としては遊びで済まない戦いを避けられるならそれで構わないよ。
そんな面倒くさいものはやってられないからね。
かといって相手が女だからって襲われて全く戦わないようだと困るんだけど?」
正直にとりとしてはアーチャーの目的とかは割とどうでもいい。
自分の不都合にならない限りは。
今後の話を切り出したのもそこを確認したかっただけである。異世界の技術の件もであるが。
両者ともそこまで積極的に戦いたくないという姿勢は共通しているが、
その由来となる心情はまるで異なる。にとりはただ単にそんな面倒をしたくないだけなのだ。
なのでアーチャーが使えないのであれば非常に困る。
「そこは安心してくれて構わないよ。マスターを守るのは騎士たるサーヴァントの役目さ。
相手のレディに対しては、ま、うまくやるさ。非殺傷性の兵器もある」
「本当かねぇ?じゃあそこはおいおい見ていくとして、帰り方は?」
そう、そこが重要である。
にとりは生者だ。故に生き残って帰れなければ意味が無い。
「聖杯を使って、というのはあまり期待するべきではないだろうな。
私達がお互い戦争に積極的ではない以上は当然だが、
それを除いてもこんなタチの悪い宝箱に本当に望みのものが入っている可能性に期待するのはね。
だからといって辞退してすんなり家に帰られるほど容易くもない」
「へぇ、ならどうする?結局ダメ元で殺し合いしかないってか?」
にとりは妖怪である。
面倒だし危険だからやりたくないだけで、必要なら殺すことは躊躇わない。
だがアーチャーは首を横に振る。
「聖杯戦争は悪だ。だがそこに関わる者全てが悪ではない。
マスターや私の様に、聖杯自体に望みを持たずに巻き込まれた者はまだいるはずだ。
私としては彼女たちと協力したいところだね。そして聖杯戦争のいかなる要素が悪であるのか見極めたい。
聖杯そのものか、あるいは戦争を取り仕切る裁定者がそうなのか。それとも第三者がこれを利用しているのか。
その上で諸悪の根源を取り除いて、戦争のシステムを解明すれば、
呼び寄せた以上は帰ることも可能…、というのは少し楽観的かな?」
ちょっとおどけた感じで最後の一言を付け足す。
だがその表情とは裏腹に、言葉には口説き文句よりもはるかに強い真剣さがこもっていた。
楽観的としか言えない意見かもしれない。
だが彼は本気でそれが可能であると信じていた。
未来が見通せない故の縋りつき、思考停止ではなく、未来に希望を抱きすべきことをすれば道は開けるという信条故に。
その込められた想いにはにとりもちょっと気圧された。
「……確かに楽観的だろ、それ。かなり。都合良すぎじゃねえか。
それに望んで来る連中だっているんだ。そいつらにとっては遊びじゃねえんだぞ」
「そして私たちにとっても決して遊びではない。楽観的に見えてもね。
そういった手合いには勝つさ。そして味方も必ず見つける。
希望というものは強いのだよ?
世界が滅んでも生き続け、滅びそのものに打ち勝つ程には」
アーチャーはにとりの瞳をまっすぐに見る。
その輝きは、不器用で少し心根が捻じれているにとりには眩すぎるものだ。
視線を逸らす。話題も逸らす。
「ああもう、じゃあ当面それでいいよ。
もうその話はいいから、あんたの機械見せて」
「仰せのままに、レディ。ならお互いに技術交換といこう。
この世界の技術も色々と学べるところが多い。
デートとは聊か趣きが違うが、楽しい時間を過ごそうじゃないか」
一転して口説きモードに戻るアーチャー。
どうやらシリアスさんはそこまで持久力が無いらしい。
すぐこの調子に戻るのは勘弁してくれ、と思わずにいられないにとりであった。
◆
「…あんたの機械技術は確かにすごいんだろうけど、
いくらその技術で作っているからって宝具がヘルメットっていうのはどうかと思うよ」
微妙な表情を見せるにとりの手には一つのヘルメット。
アーチャーのガチャガチャしたパワフルな機械はにとりをして表情をほころばせるものであったが、
宝具はどれかと質問すると何だか悩ましい表情を見せたアーチャーが差し出したのはこれである。
一見すると何の変哲もないヘルメット、しかし彼の世界においては最強を誇った防具の一つである。
正確にはその脇に転がっているドリルも含めてなのだが。
マスターを守るためにも一つ渡しておくのは当然の判断である。だが。
「…ああ、そこは生前色々とやったことの中でもある意味悔いるものだね。
確かにドリルで砕いた破片の保護用には十分頑丈だし、幾度も私達を守ったのも事実なんだが…」
なぜかそこらの兜など比較にならない程、というか説明がつかない程に異常に堅牢で、
それで仲間内で装備するものが増えていき、その逸話が昇華されなんとアーチャーの宝具になってしまった。
ドリル用のヘルメットが、である。
ドリルはフィガロで開発した機械としては傑作の兵器だと胸を張って言える。
しかしこのヘルメットが自分の象徴たる宝具なのだと胸を張って言えるかというと…正直かっこ悪い。
にとりとしても、武骨で強力かつある意味ロマンなドリル自体にはテンションが上がったが、
そのヘルメットだけ手渡されて宝具ですと言われたことには突っ込まざるを得なかった。
何か違う。それにこれを肌身離さず被っていろってか。
紳士として服装にも一家言あるアーチャーとしては割と痛恨の失態である。
万が一穏便に聖杯が手に入って、まともに機能するならもっと品性のある形にするよう願おうか、
とかちょっと考えてしまったアーチャーであった。
【クラス】
アーチャー
【真名】
エドガー・ロニ・フィガロ@ファイナルファンタジーⅥ
【ステータス】
筋力C 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具C
【属性】
中立・善
【クラススキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:C+
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。
戦闘に使用する機械の消費魔力が非常に少なく、また稼働さえすれば一定の威力が保障されるため、
魔力供給が不足している状態でもそれなりの戦闘が可能である。
【保有スキル】
機械知識:B
機械に対する理解。
機械を対象とした騎乗・道具作成・高速思考の複合スキル。
Bランクにもなると、兵器類や未知の技術体系により製造された機械をも速やかに解析し運用できる。
また、アーチャーが十分に手を加えて作製・改造した機械は
もともと神秘を持たないものであったとしてもサーヴァントの武装としての神秘を獲得する。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
魔法:E-(C)
戦闘用の魔術体系。
幻獣の力の結晶である『魔石』により習得したもの。
『魔法』という名称のスキルであるが、魔術師が目指す奇跡とは別物であり、魔術の範疇に入る。
幻想種の力を起源とする魔術であるために神秘の純度自体は高いが、習得度はそこまで高くなく、
更にアーチャークラスで召喚されたことによる制限のため本来はスキルは失われるはずであった。
だがマスターが河童であることによる特殊な補正が生じたため、
対象をカッパにしたり戻したりする『カッパー』の魔法だけは使用可能となった。
カッパ状態となった者は『カッパー』以外のスキル・宝具・武装が使用不可能となる。
カッパ状態でも単純に武器を振るうこと程度は可能だが、本来の神秘や性能を全く発揮しないガラクタとなる。
『カッパー』は標準的な魔術師程度の抗魔力や神秘を有していれば十分に抵抗可能。
【宝具】
『機械装備(マシーナリー)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
アーチャーが所有している機械兵器を『装備』する。
この宝具能力によって装備された機械は、通常の使用方法で発揮される正常な機能とは
全く異なる能力を発揮し、非常に強力な防具として扱われる。
アーチャー以外の人物にも装備させることが可能。
『万難貫き弾く錐兜(ドリル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
『機械装備』で、武装である機械の一つ『ドリル』を頭に装備したときに発揮される宝具効果。
(実際には、ドリルに付属する頭部保護用のヘルメットを被っている)
装備者に対魔力:Aを付与し(魔法防御力255)、
受けたDランク以下の攻撃を無効化、それ以上のランクの攻撃も2ランク分威力を減衰する(防御力191)。
効果は『ドリル』を頭に装備する限り常時発動し、それによる魔力の消耗は無い。
ドリル以外の機械を装備した場合でも強固な武装として機能はするが、
アーチャーの伝承にはドリルを極めて強力な兜として用いたというものが広く伝わっているために、
ドリルのみが特別に宝具として昇華し、強靭な防御効果を発揮するようになった。
【Weapon】
『機械』
フィガロ王国の機械技術により製造された、アーチャーの兵装。
8種類あり、いずれも極めて強力な攻撃力やステータス異常効果、広い攻撃範囲を持つ。
機械の動力源および打ち出す矢などの消耗品の補充は魔力の消費により代替される。
以下の8つ。
・オートボウガン 複数の対象に自動で狙いをつけ、高威力の矢を撃ち出す。
・ブラストボイス 強烈かつ不快な音波を発する兵器。まともに聴くとしばらく正常な行動ができないほど。
・バイオブラスト 広範囲に毒霧を噴射する。
・サンビーム 強烈な光線を発射する。目を晦ませ、さらに光線のエネルギーによるダメージを与える。
・ドリル 戦闘用ドリル。とっても頑丈なヘルメット付き。
・かいてんのこぎり 丸鋸状の刃が回転するタイプとチェーンソーの2種類がある。
後者には何故かホッケーマスクが付属する。神殺しの武器であるとかなんとか(嘘)。
・ウィークメーカー 対象に何らかの弱点属性を付与する。正体不明の機械。
アーチャー自身も原理を理解しているのかは不明。
・エアアンカー 対象に圧縮した空気の塊を撃ち込んでダメージを与える。
撃ち込まれた後に対象が動くと、空気が瞬間的に膨張して体内で爆裂する。動いたら死ぬぞ!
機械はその高い性能に比して非常に燃費が良く、消費魔力は少ない。
特に『ドリル』『かいてんのこぎり』『ウィークメーカー』以外の機械は遠距離攻撃に属するため、
アーチャークラスの補正として燃費が更に向上している。
どの機械も基本的に一つだけ所持していれば戦闘での使用には十分であるため、
それぞれ一つだけしか持っていない。
しかし『ドリル』に関しては、アーチャーのみならずアーチャーの多くの仲間が装備したという逸話が伝わっており、
それ故に無尽蔵に取り出せる。
『さごじょうのやり』
異国の伝説のカッパが用いたという槍。歴とした宝具であり、そのランクはA-。
Aランク宝具に相当する非常に強力な神秘と攻撃力を持つ(攻撃力253)が、カッパが担い手でない限り真価を発揮できない。
カッパ以外の存在が振るった場合はただのなまくらである。
ただし、空中からの急降下攻撃(ジャンプ)に使用すると追加ダメージを与える特性があり、これは非カッパでも有効。
また非カッパでも勢いよく投擲(なげる)すれば本来の攻撃力を発揮する。
アーチャーはランサー適性も有し、そのクラスで現界した場合は槍を武装として所持するが、
アーチャーとして現界している現状ではクラス制限により本来は槍を持てない。
またこの槍はアーチャーが生前使用した経験はあるものの、固有の宝具や武装になるほどの馴染みは無い。
だがマスターが河童であることによる特殊な補正が生じたため、例外的にサーヴァントの武装として追加された。
【人物背景】
砂漠の機械王国フィガロの国王。
圧倒的な力を持つガストラ帝国と表向き同盟を結んでいたが、
魔導の力を持つ少女を匿ったことをきっかけに同盟を破棄し、抵抗組織と手を結び、
再開した双子の弟とともに帝国との戦いに身を投じることになる。
世界崩壊後は、地中に沈んだ自分の王国を救いだし、
元凶である道化師の打倒のために世界中を巡り仲間を探し出す旅に参加した。
かなりの女好きで、女性ならば子供から自分の婆やまで口説かずにはいられない。
だが共に戦った仲間の女性たちに対しては悉くフラグが立たなかった。
王族としての洗練された振る舞いから、軽薄な印象はあまり無いのだが。
ちなみに口の悪い女性がタイプである。
仲間に該当者がいたのだが、まだ幼かったため本気で口説くのは流石に自重したようだ。
【サーヴァントとしての願い】
レディ達に理不尽な戦いを強いるこの戦争を阻止したい。
【基本戦術、運用法、方針】
機械に飛び道具が多い故に最適クラスはアーチャー。
機械は神秘の純度こそ低いものの威力や射程があり、特異な効果を秘めてバリエーションが豊富。
そして何よりも燃費がよく連発が効く。『万難貫き弾く錐兜』の強力な防御もある。
通常戦闘では攻防と応用性において優秀なサーヴァントであり、持久戦にも強い。
だが自分以上に強力な火力・神秘持ちの相手には一転して相性が悪い。
機械は宝具ではないため瞬間火力で負け、『万難貫き弾く錐兜』は平均的な宝具なら威力は落ちれど突破できるためである。
さらにランサーとしての召喚ではないので使い物になる槍を持っていない。取り回しに難のある機械で格闘戦は厳しい。
格上や苦手な相手だろうとどうにかできるような底力が乏しいのである。
カッパ状態は攻撃力だけならその例外にあたるが、機械と『万難貫き弾く錐兜』を代償に差し出すギャンブルである。
安定して勝つ為には、並みのサーヴァント以上に自分の強みを押し付けていくことが必須だろう。
【補足】
『機械装備』の描写は、機械を持つ(手に装備)、
機械に被り物が付属する場合はそれを被る(バイオブラスト・ドリル等を頭に装備)、
無理やり該当部位に括り付けるなどする(胴体に装備、オートボウガン等を頭に装備)、となる。
なので『万難貫き弾く錐兜』は身に着けていてそこまで不自然な恰好をしているわけではない。
身に着けていることが重要なのであって、防御効果は装備部位以外の全身にも及ぶ。
【マスター】
河城にとり@東方Project(『東方心綺楼』以降)
【マスターとしての願い】
ガチの殺し合いなんてやってられない。
帰る。
【weapon】
『機械』『工具』『材料』『燃料』
にとりが作製した機械の数々や、その作製・整備・稼働に必要なもの。
服のポケットや背中の大きなリュックに入っている。
河童の機械は防水仕様が標準である。
具体的に何がどれだけ入っているかは現時点では不明。
『光学迷彩スーツ』
にとりが着ている服。
文字通りの光学迷彩によって身を隠す。透明化と言っていいほどの高性能。
だが光学以外の探知には未対応。またにとり自身は気配遮断のようなスキルを持たないため探知自体は容易。
『スペルカード』
幻想郷における決闘法『スペルカード
ルール』に用いる、得意技の使用宣言用のお札。
だがスペルカード自体に特別な力は一切無い。ただの紙である。
【能力・技能】
『弾幕』『飛行』
妖怪としての基本能力。
弾幕は弾幕ごっこ用の物であり、殺傷能力は無いわけではないが然程強くない。
幻想郷の外は妖怪にとって好ましい環境ではないために相応に劣化している。
『水を操る程度の能力』
河童として水を自在に操作する、にとりの固有能力。
幻想郷の外では劣化する。
『機械知識:D++』
河童は幻想郷における技術者である。
にとりはエンジニアとして優れた能力を持つ。
幻想郷の技術レベルは必然的に外の世界よりも劣るのだが、
それにも関わらず時折明らかにオーバーテクノロジーな産物を作り出す。
【人物背景】
幻想郷の妖怪の山に住む河童。
河童の例に漏れず優れた技術者であり、その技能を活かして生計を立てている。
人間好きだが人見知りで臆病な性格をしている……らしい。
確かにそれらしい言動を見せることもあるのだが、
それ以外にも興味深い技術を見ると暴走したり、
組織行動ができない程に協調性が無く我が強かったり、
人間の盟友を称する割に妖怪として人を殺すことには抵抗が無かったり、
自分が有利な状況では妙に高慢になったり、
悪質な詐欺すら辞さない金の亡者だったり、
と、今一性格や言動が安定しない。
河童という種族が元来そういう性質を持っているのかもしれない。
メタ的には『心綺楼』以降の時間軸からの参戦であり、
あのゲスい性格をベースにしながらも『風神録』『地霊殿』の頃の要素を少しだけ足して
ほんのりマイルドにした感じをイメージしたつもりなのだが
やはりこいつの性格はよくわからない。
【方針】
幻想郷への帰り方を探す。
他の参加者は自分の邪魔さえしなければどうでもいいが、邪魔するなら戦闘自体は辞さない。
最終更新:2015年04月26日 05:24